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kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

トレーニングと意識

2012-12-08 | 陸上競技
木曜日の練習はトレーニングとしました。朝病院に行く前に朝練。我ながら真面目です(笑)。見ておきたいという気持ちがあります。BOXを使って補強をするのですがやはり意識させておかないといつの間にかこちらが求めている動きとは変わってしまいます。地味な練習ですが結構しんどい。しんどくなるとどうしても楽に楽にという感じで身体が動いてしまいます。強い意志がなければ持っていけません。これは我々の仕事かなと。

午後はウエイトから。女子は少しずつ重りが上がってきています。が、やはり「甘い」部分が目立ちます。絶対に上げてやろうという強い気持ちが感じられません。上がらなくなったら周りが助けてくれるという感覚があります。もちろん補助がなければ危険なのですがそれに依存している部分が強くあります。この状況ではいつまでたっても強くなりません。うーん。

屋外で補強を始める前に少しだけ話をしました。跳躍選手が半年間で飛躍的な伸びを示しました。これは外補強の時に自分で走りにつながるように動きを加えていたからです。これを何度も何度も話しているのですが1年生はなかなか行動に移せません。また、跳躍選手自身もシーズン中に比べると甘さが出ています。これまで通りの部分では不足していくということに気が付いていません。今までやっていて上手くいったからそのままでいいだろうというレベルです。本当にインターハイを狙うのであればもうワンランク上の取り組みをしなければ届かないという感覚がないのです。経験したことがないので当然と言えば当然なのですが・・・。今のままでは中国大会に出場して終わりという感じですね。意識を変えていかなければ戦えません。
また、声を出すことに関しても言われなければ出ません。何度も何度も同じことを言われています。それなりには出るのですがやはり「それなり」です。この状況では先には進めませんね。ここに関しても厳しく話しました。すぐに忘れてしまうのが大きな課題です。継続とか努力というのができない選手が多い・・・。言い続けるしかないのですが・・・。

その後はある程度集中して練習に取り組めました。これも当然なのですが。股関節の曲げ伸ばしで身体を運びます。こちらが求めている動きになかなか近づきません。見ていて思ったのですが地面に力を加えようという意識が低い感じがありました。この部分を何度も言い続けることに。これまでやってきている事と何かが違うわけではありませんが、内面的な意識の問題です。この部分が不足しているので地面に力を加えることができない。→結果的に前に進まない。股関節の伸展と屈曲(ようは曲げ伸ばし)だけを意識していた感じがあります。このタイミングに合わせて力を加えなければ前には進まないと思います。というか進みません。軸足が曲がってしまって力が逃げてしまうというのがあります。ちょっと意識的に取り組ませました。

加えて見ていると歩き方が本当に酷い。腰が落ちて足を擦るような歩き方をします。この状況で走りを変えていくのは非常に難しい。全体に話をすることと各自に状況を伝えていきました。これも意識していけば必ずできるようになります。きちんと重心移動を意識しながら歩けばそれも練習になるのです。しかし、疲れているからという感じで適当に歩くとこれは歩くだけ。意識すればできることをやらない選手が本当に強くなれるのか。自分自身のために努力できるかどうかです。こちらが「やりなさい」と言ったことを最低限やってもらわないと先には進みません。逆に言うと「まーいいや」と思ってしまうくらいの意識レベルなのです。最終的には自分たちに返ってくる。ここを分かってもらいたいのですが・・・。

本気になるというのがどのレベルなのか。まだまだ必死になる部分がありません。なんとか変わってもらいたいですね。
コメント
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