火曜日、この日も予定通りの補強。特別変える必要はないと思っています。
練習よりももっともっと大事な業務があったので練習の前半は選手に任せました。ここ数年もっとも苦手な業務を任されています。適材適所という意味では間違いなく不適所です(笑)。基本的に勢いでやるタイプなので細かい作業は苦手。これは周知のとおりなのですがなかなか上の人には認知されません。言っても仕方ないですが私を使うならもっと違う場所がいいと思いますね。まー難しいでしょうが。愚痴はこれくらいにして(笑)、大切な業務を実施。滞りなく終えることができました。一安心です。
それから練習へ。うちの練習の基本は「身体づくり」を重視しています。年間を通してこのスタイルは変えません。継続的に練習していかなければいけないと思っています。うちのような普通のチームが戦っていくためにはこの部分です。前日から書いていますが「スピード」を意識した補強にしています。これは何のためにやるかを考えた末の結果です。男子はウエイトトレーニングをすると喜んでやります。ウエイトは目に見えて重量が上がっていくから楽しいのでしょう。それが競技に使えるようになるかどうかは別問題です。高校生段階でどこまでウエイトをやるのかというのは分かりません。これは師事している方とも何度も話をしています。「これが正しい」という練習はないのでやはり試行錯誤だと思います。やっていくしかありません。
とにかく速く前に進むというのを補強でも意識させました。接地時間を短くしてとにかく前に速く進む。身体がコントロールできない者は上に浮いてしまいます。これでは意味がありません。こちらの狙いは「前に」です。この部分を見落としてしまったら何のための練習か分からなくなってしまいます。走練習もですがこの手の練習こそしっかり見て細かいところまで指示を出さないといけないと思いますね。後半は少し時間に余裕があったので体幹中心の補強を実施。基本的な腹筋と背筋です。ここがきちんとできないといけません。
その中で前日にテレビでやっていた補強を実施させてみました。世の中の流行は「体幹補強」です。様々なスポーツで言われ続けています。前日は水泳の萩原智子選手の取り組みが紹介されていました。オリンピックに出場後引退。結婚してもう一度競技復帰。もう一度オリンピックを目指すことにして一から練習を再開。日本トップに戻ってきました。ある程度の可能性が出てきたところで「病気」が発覚して手術。競技どころではなくなったようです。病名を聞いた時には頭が真っ白になってその瞬間から「水泳」ということを考えることさえなくなったと。女性として大きな岐路に立たされていたのですから・・・。
手術後、冷静になれる時が来てふと「水泳」が頭に浮かんだということでした。手術してから数か月、プールに入る。この日の練習は200mだけ泳いでいいという条件付き。数か月泳ぐことができずやっとのことでプールに入る。この時気持ちがどのように動くかを本人も分からないままプールに向かったとのこと。結果は「もう一度オリンピックへ」という想いがわきあがったとのこと。飛び込み台に立ちゴールのほうを見ると「日の丸」が掲げてあった。それを見た瞬間、もう一度日の丸を背負って泳ぎたいという考えしか浮かばなかったと。本当にすごいことだと思います。「心」が強いだけでなく強い気持ちがあるからだと思います。絶対にやり遂げてやるという強い気持ちがあるからその瞬間「やってやる」と思えたのだと。
腹筋にメスを入れているので足を動かすことができない。体幹の筋力は0に戻っていたとのことでした。それを強化していくことは半端ではない覚悟と決意が必要になると思います。それでも萩原選手は「楽しい」と口にしていました。結果、短水路で自己ベスト&日本記録更新。オリンピックへの可能性が出てきたということでした。そのプロセスでは「今までやっていなかったこと」を中心に実施したという報道でした。その内容が「体幹補強」です。詳しくは書きませんが私が考えているような体幹トレーニングをかなり実施している様子でした。鍛えるだけではなくそれを使えるようにするという部分に重点が置かれていました。大きなことです。「もっと強くなれる」と感じながらの練習です。充実感もあるでしょう。未知なる自分の可能性への挑戦。0からのスタートだからこそ感じれるのかもしれません。学ぶものがありますね。
一生懸命に取り組む選手はやはり美しいと思います。それが「想い」を伴っているのだから当然輝きます。うちの選手もこれくらいの強い「想い」をもって取り組んでもらいたいですね。全てが自分のためであり、その「想い」ですべては変わっていくのですから。
午後はひたすら働く。翌日練習を見たいというだけでひたすら働きました。4時間は休まず働いたでしょうか。春休み?そんなものはありません。生徒だけです。我々はきちんと働いているんですよ(笑)。勘違いされそうなので一応書いておきますね(笑)。
練習よりももっともっと大事な業務があったので練習の前半は選手に任せました。ここ数年もっとも苦手な業務を任されています。適材適所という意味では間違いなく不適所です(笑)。基本的に勢いでやるタイプなので細かい作業は苦手。これは周知のとおりなのですがなかなか上の人には認知されません。言っても仕方ないですが私を使うならもっと違う場所がいいと思いますね。まー難しいでしょうが。愚痴はこれくらいにして(笑)、大切な業務を実施。滞りなく終えることができました。一安心です。
それから練習へ。うちの練習の基本は「身体づくり」を重視しています。年間を通してこのスタイルは変えません。継続的に練習していかなければいけないと思っています。うちのような普通のチームが戦っていくためにはこの部分です。前日から書いていますが「スピード」を意識した補強にしています。これは何のためにやるかを考えた末の結果です。男子はウエイトトレーニングをすると喜んでやります。ウエイトは目に見えて重量が上がっていくから楽しいのでしょう。それが競技に使えるようになるかどうかは別問題です。高校生段階でどこまでウエイトをやるのかというのは分かりません。これは師事している方とも何度も話をしています。「これが正しい」という練習はないのでやはり試行錯誤だと思います。やっていくしかありません。
とにかく速く前に進むというのを補強でも意識させました。接地時間を短くしてとにかく前に速く進む。身体がコントロールできない者は上に浮いてしまいます。これでは意味がありません。こちらの狙いは「前に」です。この部分を見落としてしまったら何のための練習か分からなくなってしまいます。走練習もですがこの手の練習こそしっかり見て細かいところまで指示を出さないといけないと思いますね。後半は少し時間に余裕があったので体幹中心の補強を実施。基本的な腹筋と背筋です。ここがきちんとできないといけません。
その中で前日にテレビでやっていた補強を実施させてみました。世の中の流行は「体幹補強」です。様々なスポーツで言われ続けています。前日は水泳の萩原智子選手の取り組みが紹介されていました。オリンピックに出場後引退。結婚してもう一度競技復帰。もう一度オリンピックを目指すことにして一から練習を再開。日本トップに戻ってきました。ある程度の可能性が出てきたところで「病気」が発覚して手術。競技どころではなくなったようです。病名を聞いた時には頭が真っ白になってその瞬間から「水泳」ということを考えることさえなくなったと。女性として大きな岐路に立たされていたのですから・・・。
手術後、冷静になれる時が来てふと「水泳」が頭に浮かんだということでした。手術してから数か月、プールに入る。この日の練習は200mだけ泳いでいいという条件付き。数か月泳ぐことができずやっとのことでプールに入る。この時気持ちがどのように動くかを本人も分からないままプールに向かったとのこと。結果は「もう一度オリンピックへ」という想いがわきあがったとのこと。飛び込み台に立ちゴールのほうを見ると「日の丸」が掲げてあった。それを見た瞬間、もう一度日の丸を背負って泳ぎたいという考えしか浮かばなかったと。本当にすごいことだと思います。「心」が強いだけでなく強い気持ちがあるからだと思います。絶対にやり遂げてやるという強い気持ちがあるからその瞬間「やってやる」と思えたのだと。
腹筋にメスを入れているので足を動かすことができない。体幹の筋力は0に戻っていたとのことでした。それを強化していくことは半端ではない覚悟と決意が必要になると思います。それでも萩原選手は「楽しい」と口にしていました。結果、短水路で自己ベスト&日本記録更新。オリンピックへの可能性が出てきたということでした。そのプロセスでは「今までやっていなかったこと」を中心に実施したという報道でした。その内容が「体幹補強」です。詳しくは書きませんが私が考えているような体幹トレーニングをかなり実施している様子でした。鍛えるだけではなくそれを使えるようにするという部分に重点が置かれていました。大きなことです。「もっと強くなれる」と感じながらの練習です。充実感もあるでしょう。未知なる自分の可能性への挑戦。0からのスタートだからこそ感じれるのかもしれません。学ぶものがありますね。
一生懸命に取り組む選手はやはり美しいと思います。それが「想い」を伴っているのだから当然輝きます。うちの選手もこれくらいの強い「想い」をもって取り組んでもらいたいですね。全てが自分のためであり、その「想い」ですべては変わっていくのですから。
午後はひたすら働く。翌日練習を見たいというだけでひたすら働きました。4時間は休まず働いたでしょうか。春休み?そんなものはありません。生徒だけです。我々はきちんと働いているんですよ(笑)。勘違いされそうなので一応書いておきますね(笑)。