kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

今後のために

2012-03-05 | 陸上競技
金曜日、とにかくバタバタでした。考査2日目ですからそちらの対応も。

この日の午後からは会議を行うことになっていました。本来であれば「はいはい」で終わるような会議です(失礼を承知で書いてます(笑))。しかし、私は思うことがあってこの会議のために準備をしてきました。会議は「報告の場」ではないと思っています。今後の方針や今の現状分析などをきちんと行っていくことができなければ意味がないのです。「うちの学校の在り方」を考える必要があると以前から思っていました。しかし、私のような「普通の者」がどうこういうことは難しいかなという気持ちがあったので会議で発言はしていましたが、立場をわきまえた行動に徹していました。

が、今のままでは何も変わらない。「例年通り」が一番早いし、楽です。特に何かをしなくても良いですから。子供たちのことを見ていたらもっと自分たちがやらなければいけないことが見えてくると思います。その部分が欠落していたら我々の仕事は成立しない。リーダー論をこの場で語るつもりはありませんが「明確な目標」を持っているリーダーと「とりあえずやる」リーダーとでは方向性が間違いなく違います。この部分を踏まえて何かをやるということが大事だと常日頃から考えています。

今のままではダメ。言うのは簡単です。文句を言うだけで何もしないというのは無責任だと思っています。言うからには代案というか今後の「方向性」を示せるものがなければいけない。そのため私が以前から考えていた「教育モデル」についての発表をすることにしました。6年前、京都に県外視察に行きました。このとき「今のままでは商業はなくなる」という危機感を強く感じました。京都では商業高校が消滅しました。学科は残りましたが「商業高校」としての独立高校はなくなったのです。「特色」というものがないままでやっていたら存在意義がなくなってしまうのです。その前から「検定中心主義」については異論を唱えてきましたが、「商業教育の中心」として位置づけられている感じが強く残っていて話をしても伝わらない部分が多々ありました。ここは変えなければいけない。そう思って「身に付けさせる力」を明確に掲げ、授業を作りました。一番やりやすいであろう3年生の「総合実践」です。この内容はかなり優れていると思っています。外部に発表する機会もありませんからうちの学校だけでやっていますが間違いなく「教育モデル」としての基盤にはなると感じています。

その部分を踏まえて今後の方向性について話をしました。この内容は「今後の学校の方向性」にもつながっていきます。これに関してはここで書くことはできませんが(まだ未定なので)、大きな方向転換をしようと思っています。私のような若輩者が学校の舵取りができるとは思っていません。しかし、「理念」や「信念」を持った者が動かない限り何も変わらないのです。今の私ならできると思っています。ものすごいエネルギーを使うことです。今のままの状態でどこまでできるか分かりません。それは「今の自分を保ったまま」という意味です。「大切なもの」を守り続けたまま他の部分にエネルギーを使えるのか?特定の人物だけが多くの仕事を抱えるというのは不可能に近いという感じがあります。しかし、やるしかないと思っています。

この「想い」がどれだけ伝わるか?きれいごとだけを言うつもりはありません。やるからには徹底したい。そのためには「立場」も必要になります。これは周りの人が「やればいい」と言ってくれています。この辺りにも「見えない力」が働くだろうなという予測はしています。それでもやるしかないだろうなとは思っています。何かを変えるためには大きな「エネルギー」が必要となる。やるしかないと。

抽象的な内容ですね(笑)。お許しを。
コメント
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