kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

試合前の刺激

2010-07-28 | 陸上競技
28日、インターハイ前日の調整練習をしました。総合開会式の関係でメイン競技場も補助競技場も使えません。3時以降使えるということでしたが混雑することが予想されましたし、翌日の試合の流れを考えると午前中の早い時間帯に身体を動かしておきたいという気持ちがありました。そのため別会場にある練習用の競技場に行くことにしました。9時開場だったのですが明日のことを考えて8時前に競技場に到着しました。本当はこれでも遅いくらいですが…。

競技場に着くとなぜかよく分からないですが開門して練習ができる状態となっていました。なんだかよく分からないですがかなりラッキーです。ほとんどの学校は9時に合わせてくるのでしょう。当然ですが。すぐにアップを始めさせました。その瞬間ザーというスコールのような雨…。グランドは水浸しになりました。rinaは運良く全く濡れませんでした(笑)。コンデショニングとドリルが終わる位にはかなりの選手が集まってきましたが、混雑を避けてアップができたので効率が良かったですね。室内練習場を使ってドリルをしていましたが、他県の選手が前回りをしたり横になってクルクル回っていたため待ち時間がありました。いやーこんなところでクルクル回るんだなーと感心しました(笑)。周りは全く気にしない。

スパイクを履いて流しを始めた頃にはかなり多くの学校が集まっていました。ジョグ等を始めようと動き始めて少ししたらまたもスコールのような雨と雷が鳴り響きました。会場は大騒ぎ…。前が全く見えないくらいの雨でした。これにより一時中断。仕方ないですね。
雨が止んでからいつも通りの流れで走りました。流し終了後、ショートを数本走りました。遠くから見ていましたが動きもスピードも悪くなかったですね。タータンでの走りが不足している感じがあったので少し心配していましたが問題なし。

その後はスタブロからの加速段階の確認。最初はしっくり来ませんでしたが後半はスムーズに加速ができていました。こちらも安心。本人は最初イマイチで不満げでしたが私としては悪くないなと思っています。こういう場所に来るとどうしても周りを見てしまいます(rinaはほとんど見ていませんが(笑))。他者との比較で自分は走れていないという思い込んでしまいます。今回は本人の感覚として「全快ではない」と感じたのかもしれません。最近はかなり動いていますから納得できない部分があるのかなと。スピードはあります。問題はありません。

最後に1本刺激を入れて終了。こちらもかなり動いていました。全力で動くのは日曜日以来です。少し重く感じても仕方ないと思います。スピードが出ていたのを自分も実感していたと思います。走っているレーンに選手が数人留まっていて接触するんじゃないかと慌てていきましたがrinaが自分で判断して避けて走りました。本当に力がついてきた選手はこちらが思う以上に冷静だと強く感じました。本人も「動いている」というのが分かったようです。良い動きです。そこで練習は終了。必要以上はやりません。

インターハイを決めた時点で何も満足はしていません。今回のインターハイは参加するためではなく戦いに来たのです。自己ベストを更新して57秒40を出すためにやってきました。大きい大会で記録を更新するというのは簡単なことではありません。でもそこだけを考えてやって来ました。冷静に大会を迎えます。うちにとって初めてのインターハイ。戦いたいと思います。
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地区合宿~選手の取り組み~

2010-07-28 | 陸上競技
合宿ではかなりトラブルが発生したため練習が円滑に進まない状態となりました。今回は女子短距離の指導を任されていたのですが、練習開始時にトラブル対応のためそちらに時間を取られてしまい他校の選手に迷惑をかけることになりました。情けなくて情けなくて…。この事がどういう意味なのか、どれだけの迷惑・不快な想いをさせているかを分かっているのか。そこまで説明しなくても人の気持ちを感じ取る事ができないのか…。

若干テンションが低く、問題対応に時間を取られていたらうちの選手が他校の選手に動きの指導をずっとしていました。基本的な動きを繰り返し繰り返し指導していたのでしばらく選手に任せておきました。楽をしているというのではなくこういう機会を大切にしたいなと思っていました。
私が指導しているというのもありますが、積極的に関わっていく姿勢が見られました。合宿の中心にいて自分達がみんなを動かしているというのを実感したはずです。こちらが伝えたいことが理解できてくると行動自体も全て変わってきます。私が言い続けてきた事が本物になってきているなと感じましたし、伝わらない者との差が大きいと痛感しました。

走力云々ではなく取り組む姿勢が群を抜いていました。意欲の問題です。ここは評価できます。ここのレベルでできるチーム状態としてはなかなかないと思います。やる気を失う反面、きちんと理解していく事の大切さを強く感じました。きちんと理解させることのできない自分の力の無さが情けないとも。どれだけ力があっても「心」が無ければ意味はないのです。厳しいようですが指導をする気は出てきません。差が激しいほどその気持ちも強くなります。

選手は気持ちを切り替えてしっかりと取り組めていました。3年生は特に良かったですね。通常なら練習どころではない。集中力を保てるかどうか分からない状態です。事態を深刻にとらえられない者であれば「練習すればいいや」くらいで適当にできるかもしれませんが、3年生は大きなショックを受けていた中での練習でした。そこを切り替えてできるというのは立派だと思います。2年生は「辞めたい」と泣き崩れて一言も話せない者もいました。やはり練習での集中力も低下していると感じました。何のために合宿に来たのか…。本人に非はありませんが切り替えないといけない部分です。普段ならかなりキレる所ですが抱えているショックを考えると仕方ないなという部分もあります。それでもやるしかないのですが。

合宿中はrinaも練習に参加しました。もちろんメニューが一緒というわけではなく、インターハイに向けての刺激としての参加です。他の選手にも与える影響は大きいと思います。ドリルを指導したり、手本を見せたりと色々と手伝ってくれました。
ここ最近スピードが上がっているという感じがありましたがショートを走ってもかなり走れるようになっていました。感じ的には非常に良いですね。初日250mを走らせましたがここ最近誰とも競った事がありませんでした。今回はsakiが前半からかなりのスピードで入ったためカーブで接触。危険な状態でスピードを緩めました。それにより最後まで競ることに。良い練習になったと思います。
最終日は150mを4本走らせましたがこれもよく走れていたと思います。3本目までは高いスピードを維持していました。他の者がrinaに刺激を与えながら走ることができたのは大きいですね。

精神状態としてはよくありませんでしたが、きちんと全体を引っ張っいくことができたと思います。しかし、もっと効率よく練習できたのではないかと…。非常に気が重い合宿となりました。このままチームを置いてインターハイにいかなければいけないというのは…。辛い。
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