kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習をする

2009-05-09 | 陸上競技
テスト週間に入っていますが練習をしました。部活第一主義だとは思っていません。練習後には4~5時間程度の勉強を学校でさせます。各自で頑張れというつもりはありません。商業系に関しては質問にも応じます。工業の3年生で簿記を選択している者もいるので指導できます。家で友達同士で集まって勉強会やるのとは全く違います。効果は高いと思います。

さて、練習ですがいつもより量を少なくして短時間で終われるようにしました。とはいっても長かったですが(笑)。いつものパターンで練習をやっていたら自然と長くなってしまいます。今日のように暑い日に炎天下で練習をしているとそれだけで疲れてしまいます。気をつけなければいけません。1名地区大会が終わり暑くなってきた位から貧血のような症状が出ています。疲れもあるでしょうから数日間休ませる事にしました。無理はさせたくありません。

練習の前半はショートスプリント中心。疲れが残る中、ほとんどの者が動いていた気がします。先日から動きの修正を加えている男子、まずまずです。元々ダイナミックな走りをしていたのですが、ドリル等をやっているうちに武器となる部分が影を潜めてしまっていました。昨年の秋位から何度も話をしてきましたが、なかなか修正できませんでした。県選手権で思っていた以上に走れませんでしたから本人もショックだったようです。思い切って大幅に動きのポイントを変えました。それにより本人の動きに力強さが戻りました。競技に対して決して手を抜きませんからはまれば一気だと思います。

練習で地区大会で100と200の上位を争った学校の選手達と一緒にポイント練習をやることになりました。利害関係が100%ありますが、お互いを意識しながらやってきて強くなって来た部分があります。力が同じくらいの他校の選手と一緒に走ることで試合と同じような力の発揮ができます。互いにかなり意識します。どちらか一方が強くなるのではなくどちらもが強くなって中国に行きたいですね。

競り合いの中で男子の動きが少しずつ変わっていきます。男子のトレーニングパターンは女子とは若干変えるほうがいいのかなと最近感じています。1人で見るので同じような練習になりますが、やはり個に応じた練習形態があると思います。前述の男子、ポイントを変えただけでかなり動きとスピードに変化が見られます。最近はポール選手(短距離選手?)に差を付けられていましたが、ここ数日は互角に渡り合っています。この辺りは見ながら指導していくしかないのでしょうね。

この辺り、最近ようやく見えて来た部分です。以前から「現場で見る事でしか分からないものがある」と教わってきましたが、その本当の意味が見えて来た気がします。それでも目指す指導者にはまだまだ届きませんが…。

男子には練習前に色々と話をしました。余裕を持つ事の本当の意味を理解させる必要があると思ったので。女子と男子は違うと思っています。男子は女子をカバーするくらいの余裕を持てなければいけないと思います。「やってあげている」という気持ちがある限りは余裕は生まれません。女子が活躍する事で男子は何を感じるのでしょうか。私が伝えたいことが理解してもらえれば男子は更に力が発揮出来るようになると思います。期待したいですね。

女子の練習に関してはまた別に…。
コメント
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