尼崎の整体院です|「かいつう館の日々是整体」 腰痛など慢性の痛みは当院にお任せください^^

尼崎・武庫之荘の整体院です。腰痛・股関節・膝痛、首痛や頭痛など大得意。回数券を必要としない、通えない方のための整体です

「否定」を否定する整体(なんじゃそりゃ)。

2012-04-25 15:00:00 | 健康 整体
まったく別の方の股関節痛の施術をしているときに、いろんなお話を聞かせていただくことができました。
でも、ここでは股関節痛の話はのぞいて、整体をする際の、考え方というものについて書いてみたいなと思いますです。

あるところでは、「骨盤も歪んでる。ひとつひとつ、良いクセを実行していきましょう。こうやって歩くようにしてくださいね」とアドバイスをされたそうなんです。
でも、その歩き方だと股関節が痛いんですね。で、次の機会にそれを言ったら笑っておられて強制はされなかったようなんですが。

僕は、痛いときには、痛いことはしないでね。とお伝えしています。
これが正しい、ということではないんですよ。僕の整体のスタンスはこうなんです、という話です。

物事は、複雑に考えるよりも、シンプルにまたは極端に考えると、意外な視点を得ることができるみたいです。
たとえば、足の裏に魚の目がある。歩くと痛い。だから庇って変な歩き方になっちゃう。骨盤も歪むでしょうね。だけど・・・

このときに、魚の目があって痛いままなのに、「きちんと歩くように」って指導はしないと思うんです。そんな指導されても不可能です。この時点でまっすぐ均等に歩くことで魚の目が早く治るか?庇って歩くほうがまだ早く治りそうですよ?
ちゃんとした歩き方をするタイミングは、魚の目がなくなって歩いても痛くなくなってから、じゃないでしょうか?
もう痛くないのに、クセが残ってて変な歩き方になってる。このときに、その指導は意味をもってくるんじゃないかと思います。

この方は、まだ股関節が痛いんです。痛いままで、まっすぐ、キレイな、そういう歩き方を指導しても不可能だし、ムリをさせることでこじれてくることがあります。

肘を傷めたピッチャーが、痛いせいで本来の投球フォームが崩れてきた。このとき、従来の、あるべき、美しい投球フォームで投げること、に改善の芽があるでしょうか?


話をシンプルにすると、骨盤の歪み、姿勢、キレイ、云々というのは「痛くなくなってから」手をつけることなんじゃないのか、って思うんですね。

アゴが痛くて、うまく噛めない。これを、「うまく噛むようにすることでアゴの痛みを治そう」・・・ってだからうまく噛むもなにも、噛むと痛いんだってば!
腰が痛くてまっすぐに伸ばせない、前屈みになっちゃう。これを、「その前屈みのクセをやめましょう。まっすぐに伸ばしましょう。正しい姿勢があなたの腰痛を改善します」・・・ってだから、痛いから曲がってんの!

少なくとも、僕は、自分が痛いときに進んで痛いことをーそれが正しいとされることであってもーしようとは思わない。
だから、人にもすすめない。
そして、自然界にも、痛いときに痛いことをするような法則は見受けられない。

これは整体の技術や理論ではありませんけどね。こういう見方には「否定」はなく「救い」があると思いませんか(笑)。
だから、好きなんです。僕は、僕のやってる整体が(照)。

いつもありがとう。

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もうひとつの股関節痛

2012-04-25 07:00:00 | 健康 整体
紹介で来られた方で、大阪からのお客さん。50歳台です。「騙されたと思って」と紹介されたとかなんとか・・・(爆)。
あるとき、股関節にギクッと来てからどんどん痛くなり、、、今では病院の先生に「手術して人口関節にしたほうが早い」と診断されたんだとか。ただ、別のお医者さんが「2,30年でまた手術することになることがあるから、70歳台でもう一度手術することを考えたら、少しでも先延ばしにしたほうがいいのでは」という意見もいただいたそうで。

この方は、ベッドに座っていただいたらもう足裏を床から浮かせられないほど、でした。
手術したほうがいい、というのは関節のはまりが浅くてどうの、ということらしく、実際に股関節を動かしてもらうと、股関節そのもギッギッとずれていくよ違和感があるとおっしゃっておられました。

施術は主に仰向けで。
痛い側の股関節やお尻の骨あたりもですが、重点的にはその側のソケイ部内側。
指が入っていかないくらいのゴリゴリ状態。
そこを緩めては股関節を動かしてもらい、またほぐしては動かしてもらい、、、を繰り返していくうちにどんどん改善してきましたよ。ついには、「動かせる~」と。
あとは座った状態からの股関節の調整。

一通り終わってから、立って足をあげてもらうと
「わっ、足が上がるようになってる!」ととても驚いておられました。
あとは、、、これがもつかどうか。僕も気になってます。このブログがアップされてるころにはまた後日談がわかるかなあ。。。仮に戻ってても希望はある、ということですけどね。

知り合いの方で70歳前後の女性がいるのですが、この方は最初は杖をついていて、後半では両方で杖をつくようになって、、、最後の最後で決断されて人工関節にされたんです。これがとてもよかったみたいで、今はさっさと歩いておられます。
手術ってすごいもんだなあ、と思ったりもするんです。なので、手術を否定してるわけじゃないですからね?


最後の手段、としてうちを選んでほしい、とは全然っ、思ってませんが(爆)。西洋医学でまだ見ていないところとして、筋肉が残っているのでそこもやってみてからまた考えてみる、というぐらいの感覚で来ていただけたらいいかも知れませんね。


今日もありがとう。
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