腕のだるさ

あるお客さんが、西宮のほうから塚口の病院に行った帰りに、「今日、空いてる？」とお電話をくださり施術させていただきました。うちに来るだけだとちょっと遠いけど、ついでなら、ってこともアリです(笑)。

前回は首痛、首コリだったんですが、今回は両腕のだるさ、重さ、つらさ、でした。
パソコンでの仕事が多いのと、両手に買い物袋をぶらさげて帰ることが多いのと、とおっしゃっていました。

時間があるなら、全身を触っていきますよ。お客さんは「腕のだるさ」しかおっしゃってないんですが、かといって腕だけを施術したら、腕が軽くなったぶん、相対的に他が重く感じられる可能性もでてきますし。

それに、腕が重く感じられる、ということは、体のほかの部分が(すでに疲れていて)腕の疲れをカバーできなくなってる可能性もあると思うんです。体の他のパーツが助けてあげられる状況だと、腕の負担もうまく分散されていき、そのぶんは腕の疲れも減るだろうし、減った間に回復することも可能です。

だけど、体のほかの部分が、カバーしてあげることができなくなっていたら？腕の疲れは腕にまんま残ったままになっちゃいます。なぜ腕の疲れでもアチコチをするかというと、体全体のキャパを増やしてあげたいから、でもあるんです。体のあちらこちらの疲れが抜けてパワーを回復してくれば、腕の負担を体全部でカバーしていくことができるようになってきます。

これらをした上で、最後に腕を念入りにやっていきます。
疲れ、だるさ、重さ、は「痛み」とは違うんですが、体を動かしてもらうと、、、痛みと同じようにその疲れ、だるさ、重さがさらにきつくなることがあるんです。
そしたら、「体のどこを使うと、腕の重さがひどくなるか？」をチェックしていくことで、「どこが原因になっているだるさなのか」が見えてきます。そこから後は早いです(多分。苦笑)。

腕のだるさも、体のだるさも、首のだるさも、↑同じ発想をしていくと、見えてきます。
体って、パーツごとに違う治療法があるわけではなく、同じ原理が貫いているのでは、、、なんて思ったりする所以です。

今日もありがとう。