尼崎の整体院です|「かいつう館の日々是整体」 腰痛など慢性の痛みは当院にお任せください^^

尼崎・武庫之荘の整体院です。腰痛・股関節・膝痛、首痛や頭痛など大得意。回数券を必要としない、通えない方のための整体です

背中痛の、スタートが

2012-07-31 07:00:00 | 健康 整体
ちょくちょく来て下さる方。足をざっくり切るケガをされたそうで。傷口はふさがって痛みもなくなったんだけど、背中がバリバリで痛い、と。
こういうこと、よくあります。
ケガでなくても痛い魚の目イボタコなんでもいいのです。足にそういうのがあると、背中がバツバツにはってくることがあるんです。

まともに足をつくと、痛い。痛いので、逃げる。逃げるんだけど・・・
問題は、立って歩く以上、逃げ切れないんです。
逃げて逃げ切ったら、たぶん背中はバリバリにならないんじゃないかなあ、って想像します。
たとえば、いっそ、寝てしまえば、です。倒れてしまえば、です。
でも、歩いているときにそこまで逃げ切れない。
仮に上半身を右にふって逃げるとしても、右に倒れてしまわないためには、どっかでがんばって左に振り戻さないといけないのです。
それがバリバリになるんじゃないか、と思ったり。

今回は、痛い背中にとらわれずに、全身を時間をかけてほぐしていきました。
なぜなら、背中の問題「だけ」ではなく、足からスタートしてる問題だからです。


でも、もしこの方が「足の怪我」のことを申告されていなかったらどうなるんでしょう?
ただの背中痛ですよね。
そして、足の痛みを庇う過程で背中や腰(骨盤も)や、もきっと曲がってますよね。
ということは、「原因」はそれ(体の歪み)、になってる可能性が高いですよね。

だから、「黙って座ればピタリとあたる」式のものよりは、お客さんの話に耳を傾けるほうが誤る危険性が少ないのはないか、と思うんです。
黙ってベッドに寝てもらえれば、歪み具合ってわかります。だけど、わかるのは歪み具合であって、その「原因」ではなかったりします。

体の歪みが痛みの「原因」になりうるのか。そもそも体の歪みの「原因」はなんだったのか。そういう想像も必要になってくることもあるかも知れません。



今日もありがとう。

8月3日金曜日はお休みをいただきます。


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真夜中のスピリチュアル小噺 日本的な感性(笑)

2012-07-31 00:00:00 | 健康 整体
以前に書いた記事
オバケ除けのお札の効果はいかに?と思って聞きました。
「あれからあの部屋のオバケはいなくなった?」
みんちゃん、答えていわく。
「いてるいてる」
「え?なんで?」
「オバケがカミサマのことを好きになっちゃってん」だそうです。
カミサマのことが好きになっちゃって、今は仲良く同居してるんでしょうか?なんだか楽しそうですが(笑)。

だいだい、「そういうオバケ」は良いオバケなんだそうです(苦笑)。で、みんちゃん的には、良いオバケー悪いオバケという分類と、良いカミサマー怖いカミサマ、という分類があるみたいです。話を聞いていると。
良いカミサマー悪いカミサマじゃないところがなんだか日本的かつ真実味があるなあ。
一見、悪いように見えるコワモテのカミサマも、「悪く」はないんだ、と。
言葉の成り立ちからしても「悪いカミサマ」が存在するのは矛盾してますしね。
(神様が悪かったらそりゃ神様じゃないでしょ、という意味で)。

日本的、で思い出したんですけど。以前に西洋のエクソシスト特集を観たときのこと。
「それ」は悪魔で、基本的には「去れ、地獄に帰れ」なんです(テレビでは)。
今は少なくなりましたけど、日本の心霊特集で出てくる僧侶祈祷師陰陽師は、どっちかというと「成仏しろ、神上がりしろ」という方向じゃないですか?
憑霊、悪霊に対してですよ?仏になれ、神様のトコへ行け、って。そういう存在になりなさいよ、って。
そして、そういう存在になれる、というのはもともとカミサマやホトケサマになる因子がある、ということだと思うんですね。
(お猿さんに、人間になれ、って祈祷師は言おうとは思わないでしょ?でも、霊にはホトケさまになれ、って言うわけですよ)

で日本で悪魔くらい強そうな祟り神、怨霊は、って考えてみても。結局は「もとは人間」でしかも非業の死を遂げた同情されるべき存在だったりして。また、地獄に落とされてもいつかは救い出される可能性が日本的な風土にはありますしね(笑)。

絶対悪、という概念がなかったのかなあ、と思います。そこが日本的な良さでもあるんでしょうね。
古代の人々は自然のあらゆるものに神様を見た、ということは本などにも書かれていますが、被害をもたらしてきたもの(たとえば、台風とか噴火とか)にも、「悪いモノの仕業」ではなくて「怖い神様のなさること」だと観・念していたのかも知れません。またはそこに「恵み」を見出す感性?があったのか。

さて。
みんちゃんは、「悪いオバケ」に遭遇したときはどうするか。
「見て見ぬフリ」をします(笑)。目をあわさない、気づいてないフリをする。そのことをその場(オバケが近くにいる場)ではしゃべらない。なんか、見ざる言わざる聞かざる、みたいです。
まさに、日本的な対応です(笑)。これが、今の様々な問題の根っこになってる気もしますが(苦笑)。


たまには、仲の良い二人(笑)。
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痛む原因って、そんなにいくつもあるの?

2012-07-30 07:00:00 | 健康 整体
仕事柄か、親指のあたりが痛い、という女性がこられました。
親指を内側に折り込むと親指あたりに痛みがあるんだそうで。しかも、両手に。

手首、とくに親指あたりですが、硬いところ、痛いところを刺激していって、その痛みは消えてくれました。
腱鞘炎のひどいものと違って、たった1方向だけに対して痛みがある、ということだったのでなんとかなったんでしょうけど。
それだけ傷んでいる筋肉も限られてる、ということなので。

さて、今回のブログで言いたいのは、手首痛と、腰痛とは別個のもの、という無意識の先入観なんです。
指を使いすぎた、とはっきりしているときに、「頚椎がずれてるからですね~」という先生はあんまりいないと思うんです。今回は事実、全身をやっても影響を与えることはできませんでしたが、腕、指まわりをほぐしていくと痛みは取れてくれました。

使いすぎて筋肉が傷んだ、または硬くなってしまった、だけ。なので動かしづらい。動かすと痛みを感じる。
なので、硬い筋肉を見つけてほぐしてあげると、また動かしやすくなる。動かしても痛くない。
というだけのことですね。

そうであるならば、なぜ腰痛のときには、話は大きくなってしまうのか?なんです。
もしかしたら指のときと同じように、どこかの筋肉を使いすぎたからかもしれないのに、やれ骨盤だ腰椎だ足の長さが違うからだ、と悪い点をいっぱい指摘されてしまいます。

でも、可能性としては、指痛と同じように、どこかを使いすぎただけ、そこをほぐしてあげたら取れてしまう腰痛だって、あってもおかしくはないんです。
逆にそういう腰痛に骨盤にアプローチしてると遠回りになる、ということです。


「いや、指は使いすぎて痛くなるけど、腰はそうじゃない。骨盤が歪むから痛くなるんだよ」と言い切る根拠があるのかな、ってことを疑問に思ってほしいんです。
指で起こることは、腰でも起こるんじゃないか。
指はこういう原因で痛くなるけど、腰は別の原因で痛くなるんです!というよりは、「同じ理由で痛くなる」と考えたほうが、ひとつの人体内で起こってることとしては普通のような気もします。

まあ、それが正しい、と断言するつもりもありませんが、ここに書いたように意外と思い込みってあるんだと思いますよ。
腰痛?じゃきっと「骨盤だ」ていう・・・。
そういうこともあるんでしょうけど。
指痛?じゃきっと「頚椎の歪みだ」と言った瞬間にこのお客さんの「職業」は飛んで消えていきます(苦笑)。
「ああ、この仕事だったら、指も腕も使いすぎてるんだろうなあ」と理解できれば、逆に「頚椎」は出てきません(笑)。

この人の普段の生活のことからしたら、「ここに負担かけてるような気がするなあ」と「理解」できれば・・・骨盤だって、でてこないのです。
一般的に、使いすぎ状態に追い込まれるのは、骨よりも筋肉ですから。
(フルマラソンを走りきったときには、足の骨や骨盤よりも、筋肉のほうが使いすぎ状態に置かれていませんか?)

もし、どこに行っても腰痛が変らない、のであれば、単に骨盤など骨に対して行っているアプローチを使った筋肉に切り替えるだけで効果が出るかも知れない、ってことなんじゃないかなあ、と思ったりするわけです。


今日もありがとう。
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ヒントは腰痛になったきっかけ。

2012-07-29 07:00:00 | 健康 整体
サッカーをやっていて腰を痛めた、という30歳のお客さん。
それ以来、病院に行くほどではないレベルでの腰痛はしょっちゅうあるんですって。

マッサージにはしばしば行かれるそうですが、「治る気がしない」ということで今回は整体へ。

いちばん楽な姿勢で座っていただくと、腰がぺちゃんこになった猫背。
ここから反っていってもらうと、腰が痛い。
ここから左右にひねってもらうと、腰が痛い。

マッサージでは気持ちはいいし楽になるけど、治る気がしない、とお聞きしたので、「じゃあ、良くなればなにをしてもいいですか?」と軽い気持ちでお聞きして仰向けだけでやりました。

なかには、マッサージ感覚で整体を受けにこられる方もおられないとは限らないので。マッサージみたいに腰を揉まずにお腹ばっかりやっても良くなったら、それでいいんですよね?と(苦笑)。

腰の(たぶん背面の)マッサージを受けてこられた、でも治る気がしない、のであれば、腰に原因がないと考えるのが近道かも知れないでしょ。
じゃあ、いまさら僕が腰を揉まなくても(笑)。

で、腰以外で考えられるところは・・・と推測していって。
腰痛になったきっかけから、お腹に焦点を絞ってみたんです。

それは短い距離をダッシュして、すぐにターンしてまたダッシュして。これを延々繰り返してターンした瞬間に腰に激痛が走ったんだそうです。
ダッシュしてるとき、それはほぼ息を止めてるか小さくしてる状態。
ここから急激なターンをするために体に急制動をかけて、向きを変える。すぐにまたダッシュ。
こういう「ストーリー」から僕はお腹なんじゃないかなあ、って推測してみたんです。

もし、今、検査をしたら骨盤が歪んでるかも知れないし、足の長さが違うかもしれません。肩の高さも違うかも。
だけど、腰痛になったキッカケには、それらは関係してないと思うんですよ、この場合。
であるならば、「そうなった瞬間には、なにが起こっていたのか?」をベースに考えてそう大きくは外れないと思うんですよね。

たとえば、「掃除機をかけると腰がつらい」というママさんは多いのですが、もしいちばん最初に腰痛になったキッカケがわからなければ、今の「掃除機をかけてるときになにが起こっているのか?」を基準にするんです。
少なくとも、掃除機をかけるーこととー腰痛ーの間には因果関係がありそうだ、というのは見えているわけですから。

今回は一応、お腹だけで結果がでたので、僕もあわてずに済みました(苦笑)。

今日もありがとう。
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締め付けられる感覚・・・背中の張り感

2012-07-28 07:00:00 | 健康 整体
ちょくちょく来て下さる方なんですが、「今回はどうしはったんですか?」とお聞きすると、
下半身のむくみ感、だるさ、とこめかみの痛み。
とおっしゃってベットの上の人に(笑)。

施術中に思い出されたようにおっしゃったのが、
「体全体が締め付けられるような感じがしてたんです」とのこと。
「自分でするストレッチの域を超えてると思ったので」とも。

とにかく、全身を丁寧にゆるめていくしかなさそうで・・・。
施術中に眠ることもできたみたいで、終わったら「緩んだのを感じます~」とおっしゃっていただきましたよ。
頭が締め付けられるように痛い、というのは耳にしたことがありましたが、「全身が」ということもあるんですね。。。

あ、ストレッチと眠りで思い出したのですが。
同じ日に「背中がバリバリと硬くなってて辛い、眠りも浅くなった」というお客さんが来られてました。
どうしたらバリバリがわかるかというと、「腕を後ろにひいたら」なんですね。

で、ね。ストレッチで硬くなったところをじわ~っと伸ばしていくイメージがあるじゃないですか。一般の人はね。
もし、背中が硬くなっていたら、背中を伸ばしてやれば、痛気持ちよかったり、痛かったり、伸びていく感覚があったり、すると思うんですよ。
なので、体を前に曲げて(丸めて)背中を伸ばしてもらったり、手で反対側の肩を抱くようにして背中を丸めるようにしてもらったりしたんですが、「なにも感じない」とのこと。

やっぱり、腕を後ろにひくようにして「背中を縮めると」バリバリ感がきつくなるんですよ。

これ、現象をシンプルに考えたら、背中を縮めると→前側を伸ばすと、バリバリしてる、とも理解ができて、もしかしたら、硬く縮こまっているのは背中ではなくて前なんじゃないの?と推測することができます。

こういうふうに目に見える現象を先入観をもたずに疑わずにとらえると、今までとは違うことが想像できたりして面白いんです。
目に見えてることしか信じない、のは結構なんですが、目に見えてることの解釈が、「先入観まみれ」だったりすることもあるんですね。


今日もありがとう。
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西宮から肩痛で

2012-07-27 07:00:00 | 健康 整体
今日はお休みをいただいております!
二日続けて、西宮から3人さんが、芦屋からお一人が、わざわざ整体を受けに来てくださったんです。
このうち、お二人が紹介の方でした。
西宮から、というと市をまたいでいるので「遠くから」という感覚があるのですが、同じ尼崎でもJR沿線の方がかいつう館に来るほうが「遠かったり」しますよね。どちらにしてもありがたいことです。

西宮から来てくださった方は、なんと、もともとかいつう館の近くのマンションにお住まいだったんですって。
この方もですが、以前武庫之荘に住んでおられて、神戸にひっこされた方も、「武庫之荘が好きなんです」とこちらにちょくちょく来られるんだそう。

武庫之荘って、好かれてますね~。

肩痛で来られた方は、肩痛で特に右側がしんどくなるんだそうです。
楽器をされることがあるからか、3歳と1歳のお子さんがおられて、添い寝とかで半身に負担がかかっているのか。

施術をしていくと「冷えとか血行とか関係あるんですか?」とのこと。
どうしてですか?とお聞きすると、「体がじんわり温かくなってきたから(それまで冷たかったのかな、という意味で)」とのご返答。
受けてる最中って体ってじんわり温かくなる、という人は確かにおられます。

最後に、右を向いたら右の肩のラインが痛い、左に捻ったら右の肩甲骨のラインが痛い、というのを取っていって。
終わってからお金をいただくときに「立ってるだけでもラクになってます~」とにっこりされて帰ってきかれました。


これは余談ですが。
整体とかに行くと「子どもがいるイコール経産婦」ということですぐに骨盤に結びつけたりもします。
だけども、お子さんがいればどうしても片側で抱っこすることが多くなります。僕も経験しましたが、左右均等になるように抱っこすることはあんまりできません。
また、寝るときに赤ちゃんを今日は自分の右側に、明日は左側に、と分けることもしないでしょう。添い寝添い乳もそういう意味では左右バランスよく、というのはムツカシイ。
ここから体の「疲れ方」が左右で違う、ということもあると思うんですね。

で。
育児してる、ということは、産後である確率が非常に高いです。ここで、
「産後だから」あなたは歪んでるんです。という見方もあるんですが。
「育児してるから」あなたのバランスが崩れてきたんです。という考え方もあるはずだと思うんです。

後者だとしたら、「それだけママさんが頑張ってくれてるから」なんですよね。
片側で抱っこして、もう片方で家事をしたりカバンをもったり。
旦那さんの寝返りで潰されないように(苦笑)赤ちゃんは絶対にママの片側で寝かせたり、とか。
その結果から来てるアンバランスなら、「あなたの姿勢が悪いから。体の使い方がなってないから。産後だから」なんていう言葉では片付けられないと思うんです。ママさんの、どこに責任があるの?と思っちゃう。
そういう視点が、どうしても男の先生のほうが多いから、持ちにくいのかなあ。


おうちに戻ればまた大変なことが待っているんでしょうが、また溜まってきましたら、ぜひお好きな武庫之荘に足を向けてみてくださいね。


今日もありがとう。
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産後の症状は、なにがあっても骨盤が悪いの???

2012-07-26 07:00:00 | 健康 整体
明日27日はお休みをいただきます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。

産後3ヶ月のときに、腰痛とか背中や首の症状、手首(や、手そのもの)の辛さ、で来てくださったお客さんなんですが、他にも、「咳をしたら子宮あたりが痛い」というのがあったそうなんです。

それをお医者さんに伝えたら、

「骨盤が広がってるからでしょう。元に戻ったら治るでしょう」というようなニュアンスのことをおっしゃられたそうなんです。
それで「広がったのが元に戻ったかどうか、どうやったらわかるんですか?」と問いかけると、「そういうのは整体とかで」とお医者さんが言われたそうなんです。

ある意味、それは珍しいかも。今では珍しくないのかな?お医者さんが、骨盤の開きを整体で、という言い方をするのって。

ちなみに「レントゲンで確認はしてくれないのですか」と聞くと「そんなことでレントゲンは撮らないもんです」みたいなことらしいです。

骨盤が開いたかどうか、閉まったかどうか、はレントゲンでは確認しないけど、整体にいけばなんとかなるでしょ、ということなんでしょうか?なんか、不思議に思うのは僕だけ?整体師さんはそれを聞くと喜ぶのかな?



さて。実際に骨盤が開いてるから、という可能性もないわけじゃないんでしょうけど。
じゃあ、「咳をしたら痛いのと、骨盤の開きを関係あるのかしらん?」って僕なんかは思うんです。
骨盤が開いていたら、咳をしたら、子宮のあたりが痛いですよ、って話になってるわけですからね。



たぶん、僕ら民間の整体師も含めてなんですけど。

産後ーだから、骨盤は開いているか、歪んでいる「はず」。

骨盤あたりがおかしいーだから、骨盤におさまっている子宮あたりに痛みがあってもおかしくない「はず」。

という考え方が自然と受け入れられてるんだと思うんです。

子宮は骨盤と関係がある。
産後は骨盤がどうにかなっちゃうものだ。

ほ、ほんとなんでしょうか???


それは、痛い「場所」や、産後は骨盤が、という「先入観」もあるんじゃないのかな。



たとえば、咳も続くと、腹筋が痛くなってきて咳をするのが怖くなるときがあります。
そんなときに「ああ、お前、骨盤が歪んでるせいだよ」って言わないと思うんです。
「そうだよね、咳ばっかりしてると腹筋にくるよねー」って言いますよね。普通は。



子宮のあたりだって、腹筋が覆ってるわけです。

妊娠、出産で腹筋に影響をこうむった(たとえば、出産に数時間かかったとします。それは、咳を一晩続けるのと、腹筋に影響を与えるという意味では二アリーだと思うんです)あとに、咳をしたら子宮あたりが→つまり、お腹が痛い、と考えたら



「ああ、腹筋がダメージを受けてるんだろうな」という想像も成り立つと思います。
でも、あまりそういう想像する先生って少ないみたいなんです。
なんでかって?

産後だからあなたの骨盤は悪いんですっ。良いはずないんですっだからです(苦笑)。



それでまた(笑)お腹をせっせとやっていくと、それまで子宮あたりが痛かった動作をしてもらっても(一応、その場では)痛みは消えていました。



本当に骨盤のせいだったかも知れませんけど、そうじゃない可能性だって、高いと僕は思うんですね。
その見極めは、「なにをしたら痛いか」でできます。
単純に「腹筋を使うと子宮あたりが痛い」と考えたら、「ああ、腹筋ね」って話はシンプルになるんです。

いつもいつも、骨盤をワルモノにしちゃ、骨盤ちゃんが可哀想ですよ(笑)。


今日もありがとう。

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妊婦さんの整体もやっています!

2012-07-25 07:00:00 | 健康 整体
金曜日の27日は臨時休業させていただきます。よろしくお願いします。

平日のある日、妊婦さんだけでお二人も来てくださいました。
妊娠7ヶ月の方と妊娠6ヶ月の方。
どちらも腰痛と肩こり(など)。

みなさん、妊婦さんでも行けるところがないか探されてるんですね~。
僕もがんばらなくっちゃ、と改めて思う次第です。

お一人は、福知山のほうからこっちにちょくちょく帰ってくるタイミングを利用して来てくださいましたよ。

もちろん、仰向けでやっていきます。
足、背中、腰、そけい部など。
お腹は揉んだりできないんで、腰をほぐしながら、お腹にはそっと手を当てていきます。



できるところまでは仰向けでやって、あとは座って動いてもらいながら施術をしていきます。
この座って、でも取れる腰痛があるんです。
場合によっては「立って」やることもあるんですが。


産後の腰痛の方には、よくお腹をしているのを書いたりしていますが、さすがに妊婦さんにはそれはできないので、お腹は手を当てるだけ、で主に足の付け根の足側を押えたりします。



完全に取れることもあれば、残ることもあります。そこが自分でも残念なところですが。
今回は、遠方から来られていた方に、まだスッキリしないなにかが残ってたかなあ。うう、無念。
あのあと、少しでも症状が減ってきていたら良いのですが。



妊娠中に腰が痛い、肩がこって気持ち悪い、頭痛がするけど薬が飲めない、などがあれば、少しでもラクになるように頑張りますので、ぜひお声をかけてくださいね。



今日もありがとう。

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耳鳴りへのアプローチは多様であっていい

2012-07-25 00:00:00 | 健康 整体
それほど得意としているわけではないので、ホームページでもあまり書いていないのが、耳鳴りやめまいなんです。うちは「動作分析整体法」というのをやっていて、もし耳鳴りやめまいが「動作」で変化するタイプであれば、改善することがあります。今のところ、改善する率は、半分くらいでしょうか・・・。半分、というのは、もし耳鳴りの方を施術するとしたら、10人のうち5人はまったく変わらない、という意味なんです(汗)。

腰痛とか痛み系だと、施術が終わったときに「なにも変わってない」ことはまずないと思うのですが、それも動作で変化する、という得意分野だからなんですね。
来ていただけたなら全力で施術させていただいてます。ただ、アプローチの仕方は考えなきゃ、とは思ってるんです。


まず、耳鳴りは「痛み」とは違う、という当たり前のこと。動きで変化しない(音の大きさなど)という、「体」の影響の小ささ。聞こえるけれども「鼓膜が震えてるわけではない」という自明の点。などからみても漫然と整体をやって解決するわけではないのでしょう。

もし、僕が施術させていただいて結果がでなければ、違う先生方を紹介させていただくことも多いんです。僕のアプローチでなければ、僕とはまったく違うアプローチをしている先生なら可能性はあるわけですから。←この点は大事だと思うんです。
治療の世界の中で権威があればあるほど、そこで治らなければ「一生、このままだよ。治らないよ、付き合うしかないよ」と軽々しく口にされることがあるような気がするんです。でも、その時点での事実は「その先生の方法では改善しなかった」ということだけがはっきりしているんですよね。じゃあ、違う先生なら?違う方法なら?その可能性を塞いではいけないと思うんです。誰も、他の可能性を否定できるほど、万能じゃないんですから。


たとえば、僕が信頼している歯医者さん。顎関節のズレから耳鳴りがきている可能性もあります。インプラントをしてから耳鳴りがし始めた、という方もおられれば、実際に歯の治療をしてから耳鳴りが減ってきたという方もおられましたよ。
そして、過去に数人をみていただいた、ヒーラー?さん。電話を通しての遠隔で、お二人ほどその場で改善したことがあります。ここに紹介したいのですが、ホームページもなく、またヒーリングが本業でもなく、ご本人さんは携帯電話もお持ちではないので、いつも奥さんの携帯にメールしてるんです。なのでここで奥さんの携帯を公開するのは問題になりますので省略させていただきます。もし、うちに来ていただけたら、その方のことをご説明させていただきますよ。

他には、ユニークな視点で耳鳴りに取り組んでおられる先生も知っています。
僕ら整体師が痛みや症状という「問題を解消する」ことに力点を置いているとしたら、この先生は「問題を、問題でなくする」という世界観を展開されます。
耳鳴りを解消すべき悪の対象、という見方が従来の整体や医療の常識とすれば、「それが悪でも問題でもなかったら」・・・ちょっと世界が変わってきますよね。まず「耳鳴りは鳴っててもいいじゃない」というところからアプローチしていく先生です。耳鳴り専門院ですのに、そこがユニークなところです。僕も文章ではうまく説明しきれません。深すぎて(苦笑)。参考までに、サイトはコチラ
耳鳴りの方も、整体でダメなら、視野をひろくもって探していただくと、別のアプローチから突破口が開けることもあるかと思いますよ。

今日もありがとう。
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お子さん連れ可!整体院です

2012-07-24 07:00:00 | 健康 整体
今週金曜日の27日は臨時休業させていただきます。お子さん連れ可、というより、待ちわびてるふしもありますが(苦笑)。

いつもは、赤ちゃんと一緒に整体に来て下さる方が多いのですが、今回は。
伊丹のほうから3歳のかわいい女の子と一緒に、整体を受けに来てくださいました。
暑い中をありがとうございます。


上にまだお二人のお子さんがおられて、なかなかマッサージや接骨院やに行けるタイミングがなく、と。
そうですよね~わかります。

自由帳とペン、お茶などを持参です。
お茶はよく飲んでましたね。自由帳は出番がなし、でした(苦笑)。

うつ伏せで施術をしているときはまだ慣れてなくてしずか~だった娘さん。
仰向けになったときから徐々に、距離が近くなってきて(笑)。


仰向けで膝を立ててお腹の施術をしているときには、ベッドの空きスペースに上がってきてはすべりおりてみたり、ママの膝の上にのっかってみたりして、楽しそうにしてくれていました。この頃から僕とも遊んでくれるようになってくれましたよ。
頭のほうをしているときは、ママの膝を乗り越えて顔のほうまで進出してきて(苦笑)。

ベッドの上に仁王立ちになって、「見て!」と言ってくれたり。僕が目をつぶって施術していると、ドン!と足音を立てて起こしてくれたり(笑)。あ、本当に寝てませんからね!



最後に座って、動いたときの痛みをとっていきます。
来られたときは主に、首、肩、背中、腰とうしろ全体にしんどさがあったようです。

痛みはとれて、あとは何もしなくてもまだ首のだるさを感じる、ということだったので、それもやっていきました。
背中を真ん中のお子さんに踏んでもらうことがあるんだそうですが、後ろをしてもらうなら、前もねー、とおしゃべりしながら。
くびすじとお腹をして、首のだるいのもとれてきたみたいです。



そんなこんなで一時間とちょっと。
お子さんが眠そうに見えたのであんまりひっぱりませんでした。



今回は、ママさん的には深いリラックスは味わえなかったかもしれませんけど(お子さんが体にのっかってきたりしたので。苦笑)、体のしんどさは取れたみたいです。

こういうとこに行く時間がない、という人の疲れも、こうやってケアしてあげることができたら僕もとっても嬉しいんです。ぜひ、遠慮なくご利用くださいね!





今日もありがとう。

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