曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

ヤマザクラがようやく咲き始めました

2012年03月31日 | 日記

今日の花

ヤマザクラ

サンシュユ

ヤブツバキ

コブシ

パンジー

ボケ

クリスマスローズ

スズシロソウ

 


 今日は3月の31日、うちの奥さんの誕生日です。

ようやくヤマザクラが咲き始めました。例年に比べると相当遅れていますがいろんな花が一斉に咲き始めました。「今日の花」も載せすぎですが最後のスズシロソウというのは皆さんあまり見たことがないのではありませんか。花が大根の花に似ているのでそのような名前になったようです。春を待っていたように蝶も沢山出てきました。写真は撮れませんでしたが、今年初めてのベニシジミが飛んでいるのを見ました。

 


ルリシジミ

庭を飛んでいました。大きな目がかわいいですね。

 

キタキチョウ

春が来て飛ぶのがうれしくてたまらないかのように飛び回るばかりでなかなかとまりません。

 

モンシロチョウ

 

モンキチョウ

 

ルリタテハ

 

 

斑紋異常のルリシジミ

下のルリシジミの模様が普通です。上のルリシジミは点の数が少ないのがよく分かると思います。

 


みごとな雄の雉

 

 

 

 

 


早春のルーミスシジミ

2012年03月30日 | 日記

今日の花

 

 

 

 


 昨日は、長門峡周辺にルーミスシジミを見に行ってきました。ルーミスシジミ・ムラサキシジミ・ムラサキツバメはみんな近い仲間です。成虫で越冬して樫の木などの新芽が伸び始めるとそこに卵を産み付けて一生を終わります。昨年の夏に生まれたルーミスシジミを去年の秋に何度か見に行きましたがなかなか出合えず春の出現を待っていました。一昨日から昨日にかけてようやく気温が15℃を超えるようになったのでもう活動しているはずだと思い、良い写真が撮れることを期待して出かけました。現地について調査を始めたのですがまだ気温が十分でないのか活発に飛び回っているのはテングチョウばかりでムラサキシジミもいましたがみんなじっとしているばかりで見つけるのに一苦労でした。やがて温度が上がるにつれてルーミスシジミも木の高い所を飛ぶのが見えてきました。いくら待ってもなかなか下に降りてきません。かろうじて5・6m先の枝にとまったのが認められ300mmの望遠でかろうじて確認できるほどの写真が撮れました。良い写真がご紹介できないのは残念ですが初見なので勘弁して下さい。次の機会にはマクロでドアップしてみたいと思っています。

 


山の中の風景

民家の庭に立派な枝垂れ桜がありました。花の咲いているときに眺めたいですね。

大島に住む私にとっては山の中の集落は春の雰囲気いっぱいでまさに桃源郷のように見えました。

ルーミスシジミが住む環境

 


春一番のルーミスシジミ


遥か高い枝にとまるルーミスシジミはこの程度にしか取れませんでした。この後私は萩に所要があって同行の師匠さん達と別れましたが午後になって別の場所に移られたようです。

 

下の2枚は別の場所で師匠が撮られた写真です。やはり蝶への接近は出来なかったとのことです。

 


ムラサキシジミ


ルーミスシジミと同じ仲間で同じような環境にいます。

 

 


テングチョウ

 今年は越冬したテングチョウが何処にもたくさん見られます。テングチョウは面白い生活をします。6月頃新しい世代が生まれますが夏になると夏眠に入り一時期姿を消します。そして秋になるとまた飛び回り活動しますが冬にはまた成虫のまま冬眠します。そして早春に温度が上がって来ると今のようにたくさん飛び回るのが見られるようになり卵を産んで一生を終わります。花で吸蜜する所はめったに見られません。

 

 


まだ早春なのにトンボを見ました。

トンボ屋さんが同行されたので名前も教えていただいたのですが忘れました。今度もう一度聞いておきます。

 


アサギマダラ 旅立つ

2012年03月28日 | 日記

木の実

山の中で目立つアオキの実

 


 いよいよ春らしい気候になって来ました。今日の安下庄の最高気温はなんと18.5℃です。

アサギマダラの旅立ちには絶好の日和ではないでしょうか。実は数日前から天気予報をよく調べて今日あたりを旅立ちの日にしたいと思っていました。期待通り温度は上昇し風もさほどひどくないので心を決めました。部屋からアサギマダラがいなくなるのは確かにさびしいことです。でもいつまでも部屋の中にいると飛翔力も落ちるかもしれませんし、最も怖いのは羽が痛むことです。以前部屋の中で真冬の3カ月間飼育したカバマダラは終いには羽がボロボロになってかわいそうでした。今回のアサギマダラは3月3日に生まれましたので今日で丁度25日間我が家にいたことになります。何日か前にサッシの開いた所から脱走を図りましたがあのときはなぜか帰って来ました。しかし今回は真っ直ぐに空高く舞い上がり風に乗って飛んでゆきました。

嫁さんが出てくるのは早くて5月の初めです。それまで無事に生きながらえてほしいですね。皆さんも心の中で応援してやって下さい。

蝶には悪いのですがマーキングをして放ちました。


アサギマダラの旅立ち


春や春 アサギマダラと 別れの日        蝶調

 

手を離れました。3月28日13時27分06秒飛び立ちました。

見送り

 

雲の中に見える黒い点が分かりますか。

東に向かって飛んでゆきました。

すぐ上の拡大写真です。

 

                           ごきげんよう アサギマダラ君 !

 


アサギマダラ マーキング

こんなアサギマダラを見かけたらご一報ください。

12.3.28   OS.YA    と書いてあります。読みずらいかもしれません。

 


その他の蝶

テングチョウ

今まで撮ったテングチョウの写真にはほとんど花にとまったものがないのですが、今日は梅の花に沢山のテングチョウが来ていたのでラッキーでした。

 

ルリシジミ

 

 

 

 

初見のルリシジミですが全くとまろうとしません。しかたなく飛翔しか取れませんでした。

 

 

 


3月の桜

2012年03月27日 | 日記

近所の野鳥

 

 

 

なんとか飛び立つ所を撮ることが出来ました。連写にセットするのを 忘れていました。あわててシャッターを押し続けたのですが同じポーズしか取れていませんでした。


 そろそろ桜のシーズンになりました。多くの人は桜の季節と言うと花見のことをさすのでしょうが私の場合は桜の苗木の植え付け作業から始まります。もちろん花見も大好きです。例年ですと私の桜シーズンは2月の初めごろから始まります。薄寒桜が一番で咲き始めるころになると苗木が届いてさくら苗木の植え付けもしなければなりません。今年は何時までも寒いので植え付けもまだまだと思っていたら植物は温度の上昇だけでなく日照時間にも敏感なので彼岸を過ぎると急に芽が動き始めました。あわててこの数日植え付けをやっていて、ブログのアップもなかなかできない日が続いていました。

 


 

大島オレンジロードへの植え付け

 

 

 

植え付けの場所は 秋 地区の上の方です。 

今年はお手伝いがいてくれて助かりました。

植え付けしたのは一年生の桜苗木ですから見栄えのする並木になるのに20年はかかります。花見が出来るまで皆さん元気で長生きしましょうね。

 


オレンジロード脇に昨年植えた桜です。

まだひょろひょろのひよっこですが一人前にきれいな花を付けています。

 


阿知須の方に嫁に行った桜を見てきました。

除幕式までしていただき誠に光栄です。

なかなか良い場所をもらって幸せです。

 


ついでに防府の向島にある寒桜を見てきました。

蓬莱桜と呼ばれています。

花の色からすると河津桜に似ています。向島小学校の校庭に植えられたもので推定樹齢90年と言われています。樹高8.8m、枝張東西18.5m、根周り4.5mということでなかなか堂々としていて立派な桜です。末長く守ってもらいたいものです。

 


オレンジロード脇の今盛りの桜

 


うちの枝垂れ桜が嫁に行きました。

友達に以前から枝垂れ桜が欲しいと頼まれていたのですが、ようやくそちらのお庭に引っ越ししました。

 


もう一本お嫁に行きました。

この桜は私がお願いしてこの地にもらってもらいました。小高い丘の上で元野菜畑として使われていた土地です。このような良い土地に植えられた桜はきっと大きな樹に育つと思います。

 


山の端の新月

桜を植えて家に帰りつくころには新月が西の空にかかっていました。

 


梅も良し 桜も良し

2012年03月24日 | 日記

安楽寺の河津桜

薄寒桜はもう終わりましたが河津桜が今頃になって満開です。

 

白梅 と 紅梅

紅梅があまりにも見事だったのでいっぱい写真をとりました。

 

名前が思い出せないのですが少し早咲きの桜です

後ろは嵩山

 


いつものモンキチョウ

 

もう何度かお目にかかっているのですが初めて写真に撮れたテングチョウ

 


レモン畑のアサギマダラの越冬幼虫

 

上2匹は順調に3齢   下の1匹はようやく2齢

 


ベニシジミ終齢幼虫

グリーンにピンクがきれいです。

 


家のアサギマダラ君が行方不明になって大変でした。

 

昼に、今日はためしにフジバカマの新芽を添えてポカリスエットを与えて見ました。よく飲んだようです。

所が、夕方家に帰ってみると部屋の中どこにも見つからないのです。普通飛び回っても必ず最も明るい所へ行ってとまっているものなのですが窓べりにもカーテンにもとまっていないのです。カーテンの裏表と3カ所のサッシの周りをしらみつぶしに探したのですが見つかりません。一昨年カバマダラを沢山飼育した時には見失った蝶が本箱の後ろで死んで見つかったりしたことがありましたので、今日も放っておくと何処かで死んでしまう可能性があると思い隠れている可能性のある所を徹底的に探しましたが見つかりません。もう駄目だと思ってあきらめかけていた時テーブルの端に目が行くとなんとそこにとまっているではありませんか。普段はそんな所にはとまらないものですから見落としていたのです。「騒がせやがって ばかヤロー」と言いたい所ですがまあ無事ならいいか、ということで一件落着でした。

 

 

 

 


アサギマダラはお外へ

2012年03月20日 | 日記

今日の花

ラッパ水仙が咲きました。

 


 今日はお彼岸の中日です。もうすっかり春ですね。
モンシロチョウが飛んでいるのを見ました。

朝10時ごろ部屋の中で飼育しているアサギマダラに餌をやって元気でいるのを確認しました。午後には花にとまったアサギマダラを写真に撮ろうと思って、部屋の中で花の上でいろいろポーズを取ってもらいました。縁側から日の光が入っていたのでサッシの近くで写真を撮っていました。部屋の中から撮ると少し逆光気味になるのでサッシをあけて私が縁側に出て撮ろうとしたときアサギマダラもちゃんと見ているのですね、花からふわっと飛び立って私の横をすり抜けてお外へ飛んで行ってしまいました。しまったと思ってもアサギマダラはもうはるか高い所を飛んでいます。電柱の向こうへ飛んで行ってしまいました。もう3月20日だからあのアサギマダラは何とかやって行くだろうとあきらめかけていました。しばらくお隣の向こうの方の空を飛んでいましたがまた我が家の方へ向きを変えて戻って来たのです。どんどん降りてきて我が家のサッシにとまりました。すぐに補ちゅう網をとって来てそっとかぶせて部屋の中に戻ってもらいました。やれやれです。よく帰って来たねと甘い水をご馳走してあげました。去年のアサギマダラは4月1日に外へ放ちました。今年も暖かい日があれば月末には出してやろうと思っています。

 


アサギマダラと遊ぶ

逃げ出したのはこの直後です。サッシを開けて直射日光で撮ろうとしたときです。

戻ってきます。

庭に帰って来ました。

「まだお部屋で過ごす方がいいぞ。」

アサギマダラって180日くらい生きた記録があるそうですから、急いでお外へ行かなくとも暖かくなってからゆっくり北国を目指して旅に出る方がいいと思います。

また元の花に戻されました。

 


ベニシジミの幼虫

幼虫は大きくなりました。おおかた2cm 近くあります。

 

蛹の方はまだ変化がありません。キジョランの葉に一つ付いていました。

 

 


今日は桜の苗木を植えました。毎年少しずつ植えています。

トンネルを見て何処だか分りますか。新しく開通したオレンジロードです。

 

桜を植えていた時気づいたのですが、カラスのエンドウに小さな幼虫が付いていました。

なんの幼虫でしょうね。持って帰って育てて見ます。

 


我が家のシロ

 

 


今日の歌 

 

 

 


第6回チョウ類保全シンポジウムに参加して

2012年03月19日 | 日記

蝶の標本

 

 

これら蝶の標本は愛媛大学ミュージアムに展示してあるものです。蝶以外の標本やさまざまな展示が当然沢山あるのですが今回は省きます。どなたでも自由に見ることが出来るそうですので松山市へ行かれた折には是非入館してみて下さい。2時間くらいの暇つぶしには最適です。暇つぶしなんて言ったら失礼ですがとても楽しかったです。

 

 


 土曜日には日本チョウ類保全協会主催のシンポジウムが愛媛大学でありました。特別講演が昆虫写真家の「海野和男」さんでしたので、ここの所蝶の写真にとりつかれている私としては海野先生のお話は是非とも聞いてみたいと思い参加した次第です。一時間余りの講演は動画や写真を見ながらのお話でとても楽しくまた勉強になりました。

本番の講演は主に地元愛媛県での保全活動のお話が中心でしたが、広島県で行なわれているヒョウモンモドキの保全活動についても詳しい報告がなされました。

最後は講演者と参加者によるパネルディスカッションで「愛媛県における昆虫および里山環境の保全について」討議されました。保全に関心のある一部の方が絶滅しそうな虫や植物を守る努力をしていますが、環境保全は地域の住民みんなの協力がなければ行なうことができません。また、ボランティアだけでは運動は行き詰まるので行政の支援も必要であるとか。次の世代を構成する今の子供たちにバーチャル世界で遊ぶことより現実の虫や自然にもっと馴染んでもらいたい。そのためには母親が虫嫌いでは困るとか。いろんな意見が出されました。沢山意見が出た中で私が面白く感じたのは、子供たちに昆虫採集をさせなさいという意見とそれは必要ないデジカメがあるから生態を写真に撮るだけでよいというのがありました。更に話が進むと学校教育では一時期昆虫採集は夏休みの宿題からはずされていたそうです。最近はそれがまたしても良いになったとか。虫を捕って来てそれを殺し標本を作ることの中で命というものを考えることが出来るようになるとか。また、行政も予算を組むにあたって経済効率一辺倒ではいけない。道を作ったりダムを建設することで人の生活が得る便利さと引き換えに何が失われるかよく考えないといけない。などなど素晴らしい意見も沢山ありました。

シンポジウムの終了後大学内の生協食堂で懇親会が開かれました。酒を酌み交わしながら愛媛の愛蝶会の方と情報交換が出来て有意義でした。また海野先生をつかまえてカメラのテクニックのことをいろいろ教わることが出来たのはすごい収穫でした。海野先生はみんなにいろんな写真の裏技を惜しげもなく披露して下さいました。教わったことを早く使ってみたいと思っていますがなんせまだ蝶が出てきません。

はーるよ来い  はーやく来い !



日本チョウ類保全協会のご挨拶


海野和男 先生の特別講演

 

なんじゃこのピンボケはと叱られるかもしれませんが実はこれは動画なのです。暗い動画を古いコンデジで撮ったものでシャッター速度1/5sec.ですからゴメンナサイ。私はこの目できれいな動画を見せてもらいました。マレーシアの蝶たちを高速度カメラで撮ったものです。

 




お昼の休憩

大学生協の食堂にて  ニューメニューの「とりそば」を食べて見ました。美味しかったですよ。

 

 

愛媛大学の構内を歩いてみました。春休みなので学生さんはそんなにいません。

シンポジウムの会場


午後の部

 


パネルディスカッション

やはり最初は海野先生に質問が集中しました。

 

閉会後の懇親会

 

 


チョウのお話がいっぱいで堪能して帰りました。  おしまい。

 

 

 

 


防予フェリーの船旅

2012年03月18日 | 日記

今日の花

 

和水仙は12月からずっと咲いています。ぼちぼち終わりかなと思って撮ってみました。二種あります。 

 

早春の椿はいいものです。

 


 昨日土曜日には久しぶりで松山に行ってきました。せっかく遊びに行くのだからいい天気でと願っていましたが、雨は朝早く上がったものの曇り空で肌寒い一日でした。

今日は皆さんを大島から松山までの船旅にご案内いたします。天気も悪くカメラも海用のコンデジの撮影なので画像はよくありませが一時間の船旅をお楽しみください。

(こんな天気の悪い寒い日にデッキに出ている人は私以外一人もいませんでした。)


柳井から来た伊保田発8時30分の三津浜港行き防予フェリーに乗ります。

和田の辺りでフェリーを追い越しました。

伊保田のフェリー乗り場

丁度同じ時刻に情島渡船も着きました。降りてきたのは子供たちばかりです。

町営情島渡船 せと丸

接岸です

乗船しました

大島 伊保田の集落を離れます

客室はご覧の通り

両源田の沖  海鵜が休んでいます

周防大島の東端  瀬戸ヶ鼻

ここは大島と情島との海峡でとても潮の流れの速い所です。潮の流れの速い所は魚のえさも豊富でとても良い漁場です。シーズンにはフェリーが通行しにくいくらい釣り船が沢山出ます。

大島の東端の南側にある片山島が見えます。この島の周囲もよい漁場で何度か釣りに行ったことがあります。この島には捨てられて野生化したヤギが住んでいて近くから見ると大きな樹木以外はすべて食べられていて公園に木が生えているような下草のない光景に驚かされます。

瀬戸の対岸の情島  集落が少し見えます。

怒和島  遠くに見えるのは中島 

 

二神島 

 

大島は遠ざかって行きます。

 

由利島 が見えてきました。  小さな島なのに雲のお帽子をかぶっています。

二神島を通り過ぎます。

大島ははるか彼方へ  松山が近くなりました。

手前の釣島と向こうの輿居島が見えてきました。 もうすぐ三津浜港です。

輿居島の急斜面にあるみかん畑です。 ブルーのネットが掛けてあるみかん畑は南津海かもしれません。この島では南津海が作られています。

松山の工場地帯が見えてきました。

反対側は高浜港の方です。

 

 梅津寺(ばいしんじ)方面、以前はここに小さな遊園地があって観覧車が遠くからでも見えたものです。私も子供が小さい頃はよく行きました。

不景気とは言うものの立派なプレジャーボートがたくさん保管されています。 

 

三津浜港

松山市に着きました。いよいよ上陸です。

 


「なにしに行ったんだ」と気になる方もあるやもしれません。実は蝶々関連です。

やっぱりねー

 


帰りの船が付きました。午後8時30分

 

お疲れさまでした。 


ベニシジミ蛹になる

2012年03月16日 | 日記

椿の花

見事なヤブツバキです。

 


 今日はまたまた悪天候で野外撮影はできません。そこで飼育中のベニシジミに変化があったのでご報告します。前蛹の期間が長かったのですがついに昨日蛹になりました。ピンクとミドリは同時に蛹になりました。これから羽化するまで何日かかりますか楽しみです。

 


ベニシジミ


3月5・6日

餌のスイバを離れて蛹になる場所を探してうろうろし始めました。観察用にピンクとミドリの幼虫2匹をつかまえてべつ容器に入れ脱走しないよう密閉しておきました。

 

 

3月9日

上の2匹がようやく場所を決めて、体を固定するための糸を出し前蛹になりました。

 

 

3月15日

普通の蝶の場合前蛹になるとじきに蛹になるのですが5日間も変化がなく心配していました。15日に夕方見ると2匹とも蛹になっていて安心しました。

グリーンの方

 

ピンクの幼虫

 

 

3月16日

全体の色が黒っぽくなってきました。

 

 

 

蝶になるのは何時でしょうか。冬のアサギマダラは80日かかりましたがこのベニシジミは春も近いことだし2週間から20日くらいでしょうか。羽化の瞬間、殻から抜け出す所をうまく撮りたいですね。


 

 


越冬中のムラサキツバメとムラサキシジミ

2012年03月15日 | 日記

今日の花

 


ブラッドオレンジ (モロ)

イタリアなど地中海沿岸の国で栽培されています 。果皮も血のように赤いのですが果肉も赤みが濃くて紫色のようです。赤い色素アントシアニンをたくさん含んでいます。


 昨日は天気もよく暖かくなりました。常念寺さんとこの越冬ムラサキツバメを見に行きました。ムラサキツバメはサービスが大変よくていろんなポーズをとってくれたのでついつい沢山の写真を撮ってしまい編集が大変でした。ついでに別の所でムラサキシジミも撮って来ました。

海岸道路を走っていると海に沢山の水鳥がいたので行きがけの駄賃に撮ってみましたが少し遠すぎてうまく撮れませんでした。なんの鳥でしょう。

 


水鳥

 


軍艦

 


ムラサキツバメ

 

 

カメラの絞りを絞った時と開いた時の写真の違いを載せて見ましょう。(被写界深度の違い)

最初がf/5.0でシャッター速度1/500secでISO:100の写真です。頭にピントを合わせると羽の後ろの方はぼけがでます。背景も完全にボケて蝶を際立たせることが出来ます。

 

次に絞りをf20.0に絞ってみました。シャッター速度は1/125secまで落ちてきます。ISOも400まで上がりました。シャッター速度もISO感度も許せる範囲です。羽の後ろの方まで見られる程度にくっきりしてきました。

 

羽表を開いて見せてくれました。雄です。

 

 

ハランの奥にもう一匹見えます。

夏だったらこんなにいろんなポーズをゆっくり撮らせてくれることはまずありません。堪能しました。


ムラサキシジミ

 

この蝶は飛翔写真がとても撮りにくい蝶です。少しピントが合っていませんが一枚だけ写っていました。

 


ベニシジミの幼虫

野外を歩いているとスイバの上でベニシジミの幼虫を2匹見つけました。ベニシジミは何処にでも結構沢山いますので気を付けて探せばすぐに見つかります。

緑とピンクはやはりスイバに対する保護色になっています。小鳥に見つからないようスイバにうまく色を合わせていますね。