曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

海抜0m その3

2017年07月31日 | 日記

今日の花

オレンジ色のノウゼンカズラはとても暑苦しい感じがしますが、この花は暑さを感じさせません。

 


 今みかんの摘果作業が忙しくて写真を撮りに歩くことができません。7月26日の三番煎じです。海岸の生き物たちを見て歩くのも楽しいです。海中に入るともっと世界が広がって素敵なのですがこの日は海岸を歩いただけでした。

 


伊崎の海岸といきものたち

 

この海岸は岬の先端に近く潮がよく通します。潜ると魚や多くの生き物たちがいてすごく楽しいところです。この海岸で昔82㎝の真鯛を釣ったことがあります。海の幸はみんな美味しいですね。

 

 


海抜0m その2

2017年07月29日 | 日記

今日の花

原種フジバカマ  我が家の庭ではもうこんなに花が咲いています。フジバカマは秋の七草の一つに数えられています。秋の七草とは何でしょう。

 秋の七草とは山上憶良が万葉集の中で読んだ2首の歌が由来とされています。

  • 秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花(万葉集・巻八 1537)
  • 萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八 1538)

萩の花・ススキの穂・クズの花・ナデシコの花・女郎花の花・フジバカマの花・桔梗の花 が選ばれています。フジバカマは中国より薬草・香料として日本に持ち込まれたとの説もあります。当然移入当初は都の周辺で栽培されていたものでしょう。その後全国に広まったかもしれませんが、その時代からの原種フジバカマが野山に残っている所は全国でも少なくて多くは絶えたものと思われます。今、全国各地でフジバカマとして観賞用に栽培されているものは近年原種フジバカマとサワヒヨドリの交配で作られ、栽培が容易で強いので園芸種として普及したもので憶良の読んだフジバカマとは異なります。

 


 海抜0mが意外に好評だったので、没になっていた写真の中から少し拾い出して その2 を作ってみました。2番煎じはあまり美味しくはありませんが、お昼寝の後にでもどうぞ見て下さい。私もお昼寝から起きたらまだ暑いのでこんなことを書いています。

 


海辺の鳥たち

 

 

 

翼が欲しい 

アオサギ

 

私の行く海には誰もいなかったというのはうそです。

家族で魚釣りっていいですね。邪魔をしないよう遠くから眺めました。

 

 


海抜0m

2017年07月26日 | 日記

今日の花

ポドラネア・リカソリアナ (南アフリカ原産)

私に何かご用 ?

二つ目のピンクノウゼンカズラが咲き始めました。3年前にRさんからいただいた花です。ずいぶん大きくなりました。フェンス仕立てにしています。

 


 ここの所、出かけるのは山ばかりだったので、今日は海へ行きました。夏はやはり海ですね。ただ出かけるのが遅くなって家を出たのは午後4時半です。目指す海岸に着いたのはもう5時を過ぎていて潜るにはもう暗いかなと、海の中は夕方になると急に暗くなります。太陽の光が斜めに射してくるとほとんどの光を海面で反射してしまいますので海の中は意外に暗いのです。そして今日の干潮が4時ごろですから、5時過ぎにはかなり潮の流れが早くなっています。波打ち際で写真だけ撮って帰りました。海は生き物の故郷です。

 


海岸のカモメ

 

 

ふと顔を上げると一羽のカモメが私の方に向かって飛んできます。私と目があいました。何か言いたいのでしょうか。

そして、私の側を飛んで遠くへ去って行きました。

 

 


毎年必ず泳ぎに行く伊崎の海岸です。

ここは岬の端っこなので潮の流れが早くて海の中はとてもきれいです。魚も沢山います。

ここら一帯は最近国立公園に指定されました。

 

鹿家の海岸より

 

帰り道

 

私の行く山にはいつも人っ子一人いません。今日出かけた海にも誰もいません。どちらもとてもいいところだと思うのですが、そう思うのは私だけでしょうか。


蓮の花 (岩国レンコン)

2017年07月24日 | 日記

今日の蝶

オオムラサキ

クロヒカゲ

オオムラサキを見に行きました。たくさん飛んでいましたが、残念ながら時期が遅いのできれいな個体は見られませんでした。

 


 岩国はレンコンの産地です。国道から少しそれるとレンコンの植えられた田圃が広がっています。田圃ではちょうど花が咲き始めたところで、思わず車を停めて花を見に行きました。蓮の花が開く時には音がするという説もありますがどんな音でしょうね。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

 Toru Takemitsu, Folios for Guitar 

 


岩国レンコン

 

 

ピンクの花もありました

 

 

白い花が多いようです

 


生命

2017年07月23日 | 日記

今日の花

 

花壇の花 暑くてもますます元気です。

 


 今日はお葬儀がありました。ご近所のおばさんで私がごく小さいころから可愛がっていただき、ごく最近までお付き合いのあった方のお葬儀です。101歳と362日の長寿を全うされた方です。

歳とられてからもとても元気でしっかりした方で90歳を過ぎても長く一人暮らしで頑張っておられましたが、この何年かは施設で元気に過ごしておられました。施設の庭で家庭菜園を営むほどの元気さと気力を持った方でした。5日前でしたか、医師の日野原重明さんが105歳で亡くなられたとニュースで聞きました。日野原先生は100歳を越してからも医師としての仕事を続け、また講演にも出かけられていたと聞いています。100歳を越してまで元気で活躍のできる人というのはすごいことだと驚かざるを得ません。私も昨年70歳代に入りました。意識として残りの人生のことを少しは考えるようになりましたがいかんせん凡人ですから自分のことで精いっぱいです。でも運よくというか100歳まで生きられるとするとあと30年もあります。どんな未来が待っていることでしょうね。今はあまり深く考えないことにしましょう。

今までずいぶん多くの方とのお別れの会に参列してきましたが、100歳を越した方はお二人だけです。一人の方は19世紀の末に生まれ21世紀の初めまで生きられました。3世紀にまたがって生きた方はとても珍しいことではないでしょうか。命というものを考えさせられた一日でした。

 


セミの命

今日、玄関からの歩道にニイニイゼミが落ちていました。まだ夏が始まったばかりというのに、ふと気になって足を停めました。セミは昆虫の中では桁外れに長い寿命を持っています。卵から成虫になって命を落とすまでの期間は何年もかかります。昔はセミは7年間地中にいて這い出してきて成虫になったら1週間で死ぬと言われていましたね。実際は地中で成長する期間は2年から6年くらいが多く栄養状態が良いと早く成虫になり環境が悪いと年数がかかるものだそうです。地表に出てセミになってからの寿命も3週間から2か月くらい生きるものもいるそうで、一週間で死ぬというのは絶食状態で飼育するような場合のことのようです。

翅がちぎられているので鳥に襲われたのかもしれません。身体の一部は蟻がもって帰り無駄にはなりません。

 

アサギマダラの死

アサギマダラは卵から成虫になるのに気候の良い時ならば約一月です。そして蝶になってからの命はずいぶん長くて5か月から6か月生きるものもいます。

この三つの蛹は私の飼育室で生まれた卵から成長して、ようやく今月の半ばに蛹になったのですが、ここの所の連日30℃になる暑さに耐えかねて死んだものと思われます。気候的に無理だったようです。

 

私は仕事柄(みかん作り)畑や野山で生き物を相手に仕事をしていますので、いきものの生と死とに毎日付き合っています。生命を作り出すお手伝いもしますが、何百万の命を取ることもあります。食物連鎖の頂点に立つ人間が生きてゆくことによって自然界の莫大な命が失われています。地球の自然と環境を良い状態で守りたいなら自然との付き合い方をもっと上手にするべきと思いませんか。食べ物はほどほどに、エネルギーもほどほどに、お金もほどほどに、喧嘩もほどほどに、静かに100歳まで生きられたらいいなと思いました。

 

新しい命

キジョランの種を播きました。芽が出て二月です。植物の命は長いです。

 

 

 


今日の果物

仕事から帰って一気にスイカを1/4食べました。水分補給と体を冷やすにはスイカは一番です。

 

 


夏の果物 スイカ

2017年07月19日 | 日記

今日の花

初めて咲きました

昨日の様子

パンドレア  ノウゼンカズラ科パンドレア属の蔓性の植物でオーストラリア原産。3年前にRさんから小枝をいただき挿し木をしました。他に2種類ありますので開花が楽しみです。

 

 


 午前中は曇りで凌ぎ良かったのですが午後には夏空になりました。夏の果物といえばスイカですね。子供の頃にはまだ電気冷蔵庫というものがありませんでした。父の作ったスイカは井戸につるされて冷やされたのを思い出します。冷蔵庫で冷やされた今のスイカのように冷たくもなかったし、甘さも今のスイカほど甘くもなかったのかもしれません。子供には抱えきれないほどの大きなスイカで4つ割にしてさらに横切りして大家族で食べたものです。それはそれで美味しかったですね。

今の世の中は大家族というのは稀で家族は少なく、冷やすための家庭の冷蔵庫には食べ物が満載されているので大きなスイカを入れる場所なんてありません。お店で売っているスイカは一度に小人数で食べきれる大きさにカットして売っています。最近はさらに進んで生ゴミになる果皮の部分は取り除かれて中の赤い果肉だけをパックに入れて売っています。先日我が家でもそんなパックを買ってみました。小さな子供は母親からそんなスイカを与えられているとあの大きな丸いスイカを想像することはできなくなるのではないでしょうか。実際に少し前に私がテレビの中で見た話ですが、若い女性のタレントさんが畑でスイカのできている所を見たことがないらしく芋ほり作業の大変さが話題になっている場面で「芋は土の中から掘り出すのは大変ですね。スイカなんか大きいからもっと大変でしょう。」と言って場をしらけさせました。野菜はみんな土の中に出来るものと勘違いしても笑えないような暮らしがあるのは今の世の中では事実です。

近所のNさんが自分で育てたスイカを届けてくれました。今風なラグビーボール型の小玉スイカでした。我が家には業務用の6畳間ほどの冷蔵庫がありますので子牛ほどの大きさのスイカでも大丈夫です。暑い時には私自身が冷蔵庫の中で体を冷やしているくらいですから。その冷蔵庫に2日間入れておいたのですが庫内の何処へ置いたのか忘れる所でしたが、今日家に帰り着くなり暑さとのどの渇きから頭の中にはすぐにいただいたスイカのイメージが浮かび上がりました。

Nさん、とても美味しかったですよ。またのお越しをお待ちしています。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

 イザイ「子どもの夢」 violin: 南 紫音

Minami  Sionさんて若い人ですね。初めて聴きました。ありがとうございました。


夏は スイカに限る!

 

Nさんとスイカさん、ご馳走様でした。

皆さんはスイカを食べる時に種を出しますか?  私も以前は几帳面に種を出していましたが、ある人が言っていました「スイカは種ごと食べた方が美味しい。」と。最近はわたしも習って種ごと食べることにしました。簡単で確かにおいしくて一気に食べることができます。

 


今日の海と空

 

夕方の入道雲  時期ですね、イワシ船がイリコ用のイワシを獲っています。

 

真上を見上げると日暮れの空を

西に向かって飛んで行きました。

 


ナツアカネの舞うみかん畑

2017年07月17日 | 日記

今日の花

ヤブカンゾウ  ヤブカンゾウの花は夏の暑さそのものです。 

 


 午後3時に、さわやかな気分でお昼寝から目覚めました。気温は30℃を少し超えていましたが風があります。みかん畑に出かけるには少し早いかなと躊躇していました。「そうだ海へ行こう。」と心の中では悪魔がそそのかしています。「今日は海の日じゃないか。」でもまだ水着の準備ができていないのです。去年もどこへ水着を仕舞ったかわからなくなって往生しました。

家の外へ出てみると風が爽やかで意外に涼しいのです。海はまたの日にして仕事に出かけることにしました。途中でビオトープへ寄ってイケマに残った最後のアサギマダラの幼虫1匹がどうなっているか観なければなりません。幼虫は無事に前蛹になっていました。

畑についてみると、赤とんぼがたくさん飛んでいます。多分ナツアカネでしょう。トンボは飛び回るばかりで何処にもとまりませんので、確認はできませんでしたが時期的に見てもナツアカネだと思います。トンボは飛翔が早くてなかなか写真に納まりません。上手く撮れませんでした。

 


ナツアカネ

いまも稼働している伊方原発

 


今日の蝶

ヒメウラナミジャノメ

イケマに残った最後のアサギマダラの幼虫

 

 


夏の海と空

2017年07月14日 | 日記

今日の花

オオカモメヅルの花

コカモメヅルの花

オオカモメヅルとコカモメヅルは旧ガガイモ科の植物で山の中の薄日の漏れる林の中などで見られます。その花は5mmほどの小さな花なので注意しないと気付きにくい花です。カモメヅルの仲間はアサギマダラの食草となりますがキジョランやイケマのように大きな樹になりませんので食草として多くの幼虫を育てることはできません。オオカモメヅルやコカモメヅルは共にヘクソカヅラと葉の形や付き方がよく似ていて馴れないと区別がつきません。花を見るのが一番分かりやすく、オオカモメヅルの花には毛がありませんが、コカモメヅルの花は毛におおわれています。ヘクソカヅラの花は全く違いますので分かりやすいです。

 


 すっかり晴れて暑さもいよいよ夏の到来を感じさせます。梅雨は明けたようですね。畑の仕事は夏草との戦いが始まります。今日はいつものみかん園からの眺めをご紹介しましょう。

四国の上に入道雲が現れ始めました。この辺では昔から夏場に南の空にかかる入道雲のことを「伊予太郎」と呼んでいましたが、今の若い人はそんな呼び方を知らないかもしれません。仕事をしながらも入道雲の成長してく様子を眺めるのは楽しいものです。安下庄湾では周防大島高校の生徒がボートの練習をしているのが遠くからですが見られました。ナックルフォァー・ダブルスカル・シングルスカルなどが浮いていましたが、私も高校生の頃漕いだことがあります。ボートは狭くて不安定です。

 

7月の初めに飼育小屋の中にいたアサギマダラやリュウキュウアサギマダラの成虫や幼虫はすべて外に出して中を空っぽにしたつもりでしたが、しぶとく小屋の中の植物について残っている幼虫を何匹か見つけました。捨てるわけにもいかず庭のキジョランで飼っていましたが蛹になりました。今朝見るとその蛹は何かに食われていました。自然界は食いつ食われつの世界できびしいものです。それでもみんな生きようと一生懸命です。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

 Henry Mancini - Sunflower/I Girasoli - Loss of love 

ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ主演の映画「ひまわり」懐かしいですね。若い時に見たけれどもうほとんど覚えていません。今度見直してみましょう。


みかん畑からの眺め

午前中  入道雲は見られません。

 

午後の眺め

畑に着いた時

午後5時少し前

高校生のボートの練習

竜崎温泉の前で

 

 


生き残ったアサギマダラの幼虫たち

昨日蛹になったばかりなのに何かにかじられてしまいました。

しぶとく生き残ったリュウキュウアサギマダラ

 

 


スティールパン (スティールドラム)

2017年07月09日 | 日記

今日の蝶

コミスジ  最近我が家の庭にはホシミスジがよく来るようになってミスジ蝶の仲間ではホシミスジが一番馴染みになりました、一般的に数の多いコミスジを見るのは久しぶりです。

 


 昨日は三隣亡であったと書きました。運が悪いというと自分の責任逃れになりますが、気持ち的にはついてないなあーという気持ちでした。でも今日は運のいい日です。

午前中にはみかん園の草刈りをしていました。夏場の草刈りは結構きつい仕事ですがやらざるを得ません。みかん園も放っておくと草に覆われてしまいます。そこで少しでも涼しい朝内に草刈りをやりますが、今の時期には草むらや灌木の茂みの中に蜂が巣を作るのです。その巣のある場所を草刈り機で壊してしまうと当然蜂たちは怒りますよね。悪い奴がやって来たとばかり私を攻撃してきます。こんなことが夏の間に何度かあるのですが、刺されることもありますがうまく避けることができる時もあります。蜂の攻撃が早いか私の逃げるのが早いかで決まりますが、今朝は繁みの中の蜂の巣に私の方がいち早く気づき攻撃をかわして逃げました。ラッキーでした。蜂の攻撃をかわすには二通りの方法があります。蜂の攻撃よりも早く気づいた時には素早く攻撃の届かない距離まで逃げるのです。足場が悪くて素早く逃げられない時には蜂の飛んでくる方が速くて刺されることもあります。こちらが蜂に気付くのが遅れて逃げ切れない時にはその場でじっとして一切動かないことです。「お地蔵さんになれ」とひとには説明するのですが、蜂は全く動かないものは攻撃しません。蜂の群れが攻撃して来て顔のまわりや体にくっつこうとして飛び回ってもじっとして動かなかったら刺しに来ません。飛び回る蜂を手で払おうとしたり攻撃状態になってから逃げたりしたら絶対に刺されます。逃げるより蜂の飛ぶ方が速いですからね。でも運の悪いことに草刈り機を振り回していて蜂の巣に全く気が付かないこともあります。そんな時には刺されて初めて蜂の巣の存在に気付くこともあります。今日は私の方がいち早く気づいたものですから事なきを得ました。ラッキーといえばラッキーでした。

 

午後には近くのお寺の本堂で行われたコンサートに行きました。チケットをいただいたので内容もよく分らないまま軽い気持ちで出かけたのですが、面白い楽器の組み合わせの演奏でした。お琴とギターそれにスティールパンが加わった演奏でした。スティールパンという楽器は知っていましたが目の前で演奏するのを聞いたのは初めてでした。そして、休憩時間にちょっとだけたたいて音を出させていただきました。ドラム缶の底をへこませたものをたたくのですがたたく部分によって違う音階が出るような仕組みです。これは面白いと思いました。私は楽器の演奏は大好きで何にでもすぐに飛びつきます。楽器によっては相当の熟練がないと音が出せないものもありますが打楽器はたたけば音が出ます。きっと人間が使い始めた最も古い楽器は打楽器だったのではないでしょうか。演奏者の方にこの楽器はすぐに買えるものですかと聞いてみました。すると、普通の楽器店にはおいてないでしょうとの答えでした。スティールパンの実物を見たのは初めてだったので家に帰ってこの楽器のことを調べてみました。スティールパンはトリニダードトバゴで1930年代に作られたもののようです。要するにドラム缶の底をたたくのですから廃品利用の楽器ですがアコーステック楽器としてはなかなか良い音が出ます。そして正確な音階を出せるというのはなかなかすぐれた楽器といえるのではないでしょうか。見たところとてもシンプルな楽器ですから私にでも作れそうですが正確できれいな音を出すように鉄板をたたき延ばすのはきっと難しいことでしょう。作るより買う方が良いかもしれません。お値段も調べてみました。10数万円から50万円くらいで楽器としてはそれほど高いものではないようです。それから、この楽器が生まれたトリニダードトバゴのことですが皆さんどんな国かご存知ですか。地球では日本の真裏にある小さな島国ですが、私などもちろん行ったことは無いしこれからも行くことは無い国だと思います。早速、ネットを駆使して行ってみました。グーグルマップとかグーグルエースなどのとても便利なソフトで街の景色を画像で見ることができます。トリニダードトバゴを旅したくらい見てきました。スティールパンの音からいろんな夢が膨らみ楽しい一日でした。

 

 


草刈りで出てきたススメバチ蜂の巣

 

5mほど離れたところにも少し小さな別の巣がありました。

刺されると結構痛いですよ。

 


楽器スティールパン

 

 

スティールパンの演奏を聴いてみましょう。

 

トリニダードトバゴって何処にある

ベネズエラのすぐそばにあるとても小さな島国です。みなさんもストリートビュウで町を歩いてみて下さい。楽しいですよ。


周防大島 嵩山の自然

2017年07月08日 | 日記

今日の果物

ヤマモモ 子供の頃はよく食べましたね。1個だけかじってみましたがやはり酸っぱいです。

 


 この頃みかん畑ばかりで山歩きをしていません。みかん畑の中は十分自然豊かでいろんな蝶を見ることができます。でも山の上へ登るとまた違った自然があります。また、山頂付近ではいろんな蝶が集まり面白い行動が見られます。写真に撮れなかった蝶も沢山いました。アサギマダラもその一つで写真には撮れませんでしたがいました。ほとんどのアサギマダラは夏には北国へ行ってしまうものですが、島の中でも比較的涼しい600m以上の山の高いところには北国へ行かなかったアサギマダラが夏越しをしています。7月・8月の暑い盛りの時期にも山頂付近の林の中にはアサギマダラが飛んでいます。アサギマダラは暑さに弱くて30度を超えると苦しいようです。なのに大島では夏越しができるのは何故でしょう。大島の気象条件が良いからではないでしょうか。大島の夏は都市や内陸の町に比べるとはるかに暑さが穏やかで夏の間に32~33℃を超える日はほとんどありません。今日はこの夏で最高に暑いなという日でも33℃程度です。このごろ町では35℃を超える猛暑日といわれる日がずいぶん多くなっているようですが、それに比べると大島の夏は凌ぎ良い暑さです。それは夏の間、周りを比較的温度の低い海に囲まれているからです。山の上は平地より4℃くらい低いですから山頂付近が夏場に最高に暑くても29℃以下ということになります。そして林の中は植物のお蔭でさらに涼しい場所です。それでアサギマダラは無事に夏を越すことができるのでしょう。でもさすがにこの暑い時期には繁殖活動はしないようです。

夏の暑いのが苦手な蝶にヒョウモンチョウがいますが山頂付近では夏眠しないで飛んでいるのをよく見ます。

今日見て歩いた中でもまだ夏が始ろうかという時期なのに秋の花の萩の花が咲き始めていました。ヒヨドリバナも蕾を出しています。季節はどんどん移り変わって行くのですね。でも林の中に入ると緑に浸っている感じでとても気持ちが良かったです。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

Yiruma, (이루마) - River Flows in You 

森の中にいる私にイルマさんのピアノはよく合っているようです。

(スタートボタンをクリックしてから下の写真をご覧ください。) 


周防大島の山々

 

海の向こうに見えるのは平郡島です

山頂付近の森林

この辺りでアサギマダラによく出会います。

植物

蕾の出たヒヨドリバナ

萩の花

 

 

山頂付近の蝶たち

ミドリヒョウモン ♂

スジグロシロチョウ

イシガケチョウ ♂

ミドリヒョウモン

イシガケチョウ

ベニシジミ 夏型

ヤマトシジミ

カラスアゲハ

ツマグロヒョウモン

ミドリヒョウモン

サツマシジミの群れ

ツマグロヒョウモン

オス同士のバトル

 

 

 


お恥ずかしい限りですが今日は三隣亡でした。

山の上の農道であり得ないはずのパトカーに出会いました。車を走らせながら蝶や花があるとその度に車を止めては写真を撮りますのでシートベルトはしていませんでした。

二人のとても若いお巡りさんでしたが、「こんな車のめったに来ないような山の中でも必ずシートベルトはしめてくださいね」と諭され白い紙を一枚いただきました。

家に帰ってみるとまた別のトラブルが起こっていました。とほほ・・・・・