曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

パセリの花にキアゲハ

2014年06月30日 | 日記

今日の花

ヒメジョオンの花があちこちで目立ちます。ベニシジミはヒメジョオンが好きです。

 

 


 今日で今年も半分終わってしまいましたね。皆さんの今年の前半はいかがでしたか、私の半年はあまりぱっとしませんでした。後半に期待しましょう。 

キアゲハが畑のパセリにしょっちゅうやって来ます。パセリの花にはその他いろんな虫が寄っています。この所、何処へも出かけられないので家の周りで写真を撮ることが多いですね。家の周りにはアゲハ蝶がいっぱい飛んでいるのであまり撮る気がしないのですが幼虫が面白かったので撮ってみました。青虫の嫌いな方は下の方は見ないでください。

 


キアゲハの産卵

 

産み終わったらすぐに卵を撮りにパセリの側へ行きました。

近くにいた蟻がすぐやって来て卵を取ろうとしました。

卵はパセリの花に強くくっついていて蟻は剥がすのをあきらめました。何とか卵は無事でした。

 

キアゲハの幼虫

 

みんなキアゲハの幼虫です。初齢から終齢まで模様が次々と変わって行きます。

 

パセリの花のお客さん

 

蟻は遠慮なくカメムシの上にあがって何やら調べていました。

ありさん こんにちは !

 

 

我が家の猫 シロ

私がパセリの側で写真を撮っているのを暇そうに眺めていました。

 

 


ヒメアカタテハ

2014年06月29日 | 日記

今日の花

港の側の公園に行って見ると、ビヨウヤナギの残り花がまだ少し咲いていました。

 


 今年の梅雨はそれほど多くの雨は降りませんが曇り日が多く、なおかつ中国からの黄砂のせいか視界が悪くて最近は海の景色がほとんど撮れませんでした。今日の写真は6月の24日に撮ったものですが珍しくでた青空で遠くまで見渡すことができたので新しい広角レンズを使ってみました。いつもの我が家のみかん畑から見下ろす海の景色です。新しいレンズの10mmは以前からよく使っている15mmの広角よりもはるかに広く取り込むことができます。まだ撮っていませんが空の写真にもいいかもしれません。

最近我が家のランタナの花が咲き乱れています。この花は沢山の蝶を呼び寄せる力があるので家の周りにたくさん植えているのです。ヒメアカタテハも毎日たくさんやって来ます。

 


みかん畑からの景色

Canon EFS 10-18mm を使ってみました。 

 


ランタナのヒメアカタテハ

 

 

我が家の周りに度々南国の蝶カバマダラがやって来ることは最近書きましたがこの蝶は遠目に見ると似ているのではっとすることがあります。飛び方は全く違いますけどね。

 


平家ホタル

2014年06月28日 | 日記

今日の花

紫陽花も色あせてきましたね。代わりに夏の花のトウワタが咲き始めました。

 


 10日ぶりのアップです。しばらくお休みしていました。写真は毎日たまるし、前回のカバマダラは書きかけのまま放ってあるし毎日今夜こそと思いながら潰れていました。夏至の頃は夜明けが早いので夜更かしがかないません。でも今夜はどうしても書かねばならない出来事がありました。大したことではありませんが私にとっては驚きと言えることでした。家の前のみかん畑に平家ホタルがいたのです。この何年かゲンジホタルのことは時期になると必ずブログにアップしていますが平家ホタルのことを紹介できるのは今日が初めてではないでしょうか。私の家の周りでは昔はホタルと言えばほとんど平家ホタルでした。なぜか家の側にある巾20cmくらいの側溝に沢山いてわざわざよその人が見に来るほどでした。子供が小さいころにはそのホタルを20くらい虫かごに入れて寝室につるして楽しんだりしました。ところが20年くらい前に役場が道幅を拡張するためでしょうかそのホタルの棲家の側溝を壊してコンクリートのU字溝を入れて蓋をして暗渠にしてしまいました。それっきり平家ホタルは出なくなりました。今日平家ホタルを家の近くで見つけて懐かしかったので連れて帰って写真に撮りました。撮影の準備が整ったところへ携帯が鳴り写真を撮りながら電話の話もしなければならずいい写真は撮れませんでした。でも20年ぶりの平家ホタルのいい記録にはなると思います。

もう一つ、越冬してきたゴマダラチョウの幼虫がずいぶん前に7齢になりながらいまだに蛹になりません。終齢になってもう一月くらいになります。久しぶりで写真に撮ってみると体の色が少し黒ずんでいます。なんだか嫌な予感がしますが早く蝶になってほしいものです。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

武満徹
「明日ハ晴レカナ、曇リカナ」 ショーロクラブ

 

武満 徹さんの歌は好きです。「晴カナ」を聴いた後続けていっぱい聴きました。 


20年ぶりの平家ホタル

 

平家ホタルはゲンジホタルに比べると身体が小さくて光の色も少し違います。発生の時期も異なりゲンジが5月の末から6月の初旬なのに平家ホタルは6月の末から7月の初めごろです。20年から30年前にはこの時期にはしょっちゅう夕方から鯛を釣りに出かけていました。麦わら鯛と言って産卵後で美味しくはないのですがよく釣れるのです。夜になって鯛をぶら下げて家に帰ってくると勝手口の周りにはいつもホタルが飛んでいたことをよく覚えています。

 


心配なゴマダラチョウの幼虫

 

 

 


昨年周防大島にやって来たカバマダラの物語

2014年06月18日 | 日記

今日の花

 

みかん畑の側に植えられたガクアジサイ。ブルーがきれいですね。

 


 ここしばらく忙しかったので野山に行っていません。そろそろゼフィルスのシーズンになったので行ってみたいところは沢山あるのですがどこも車で数時間かかるところばかりでちょっと見てくるというわけに行きません。

ゼフィルスの仲間は周防大島にはクヌギに付くアカシジミとミズイロオナガはいますがそのほかはまだ見つかっていません。山にはイボタが沢山自生しているのでウラゴマダラシジミはいるのではないかと数年前から探していますが見つかりません。ウラナミアカシジミも見つかるといいなとは思いますがまだお目にかかれません。いろんな種類のゼフを見ようと思えばやはり中国山地の中央部まで行かねばならないので一日仕事になります。この時期は天気が良いと柑橘の薬剤散布に草刈り、梅の収穫もそろそろということでなかなか時間が取れません。雨が降ると作業場で南津海の出荷・弓削瓢柑の選別と荷造りなどミカン農家は年中暇なしです。

今朝は昨日からの雨が降り続いていますがこんな時でもギフチョウの生態観測くらいならできるので合羽を着て山へ行ってこようかなと考えています。1週間ごとに成長の具合を観察に行っていますが今週はまだいっていないので心配です。みんな無事に蛹になっていればよいのですが、4月に産み付けられた卵が天敵をかいくぐってどのくらい残って成長することができたか、最終的に蛹になれたのはどのくらいか、さらに来年の春無事に羽化できる蛹は何パーセントか、とても興味があります。山口県のギフチョウは年々少なくなって絶滅に向かっているようですが何が原因なのか見てみたい気がします。

今日は写真を準備して5月にアップする予定だったカバマダラの越冬の結末を載せてみようと思います。説明文など記入には数日かかるかもしれませんがとりあえず写真だけアップしておきます。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

プッチーニ 《蝶々夫人》 「ある晴れた日に」 マリア・カラス

歌詞が対訳になっていてよくわかりました。マリア・カラスさんの歌いいですね。


オペラシリーズはいろいろ送っていただいていますが何が来たか私も覚えていません。気にしないでください。いい音楽は何度聞いてもよいものです。

 


南国よりの飛来蝶 カバマダラ

昨年の7月に我が家の周りで繁殖しているカバマダラを見つけました。3年ぶりのことでした。晩秋までは家の周りで飛び回っていましたがさすがに12月の末には多くの蝶と同様に成虫を見ることはできなくなりました。それでも家の周りのトウワタの葉には卵が残されまた幼虫も大きいものから小さいものまでいろんなステージのものが残されていました。今までの記録には本州での越冬例はありません。この卵や幼虫たちがここ大島で冬を越して次の春に再び繁殖を始めることができるかどうか非常に興味深いことです。4年前には3月まで蛹が生き残っていたのを観測しましたが4月には羽化できませんでした。今回は12月末に飼育用として11匹ほど幼虫を室内に取り込みその他は野外でそのまま観察してゆくことにしました。その経過を一部ご紹介します。

 


 5月4日に最後まで残っていた越冬カバマダラ(室内飼育)が死にました。室内飼育は暖房なしです。室内温度は5℃から15℃程度でした。

その他の冬を越した(室内飼育)カバマダラたち

一番きれいに羽化したカバマダラも死んだときはこのように

翅はくしゃくしゃでしたが一時は元気でした。

上の4頭(室内飼育)が冬を越して羽化しましたがすべて不完全羽化でした。

 


昨年の8月3日、カバマダラが我が家の周りで確認された時の様子です

 

こんな状態が秋まで続きました。7月にすでにオレンジ色の蝶が家の周りを飛んでいるのを見ていましたがまさかカバマダラだとは思わなかったので確認しませんでした。8月の3日に初めて確認した時にはすでに相当な数のカバマダラが飛び回っていてここで1世代以上繁殖していたものと思われます。天敵が多いことも観察されましたが順調に繁殖して12月まで成虫が家の周りを飛び回り迷蝶と言うより普通の蝶のようでした。

 


 12月末より観察開始 カバマダラは大島で越冬できるか

1月の寒さの中、庭のトウワタで育っているカバマダラの幼虫

 

 

 

 


1月・2月次々と蛹になりました

 

無事に蛹になるものとうまくいかないものとがありました。正常な蛹になれたものの体内にヤドリバエの感染があって死滅するものが多かったのは興味深いことでした。 

 


3月 羽化が始まりました。

 

このカバマダラは弱々しく少しだけ飛ぶことができました。

ギフチョウと一緒です。

この1頭が一番ましな形で羽化しました。オスです。

 


羽化と同時に墜落

飼育箱の高い位置で蛹になっていたこのカバマダラは羽化の時に床に墜落していました。それで私は死んだものと思っていたのですが数日して触ってみると生きていたのです。

羽化途中で力尽きてしまいました。

 


3月24日に墜落していたカバマダラです。生きていたので餌を与えると少し元気になりました。

羽化不全のギフチョウと一緒に食事です。

5月3日の朝には食事をしましたが、夜には動かなくなっていました。こんな体て飛ぶことはできませんでしたが40日間生きました。

他の3頭は20日から30日間生きました。こんな状態なので交尾と産卵までは行きませんでした。今回も4年前と同様春に次の子孫を残すことはできませんでした。

 

 


ウラゴマダラシジミ を見に行きました

2014年06月13日 | 日記

 久しぶりに先輩で蝶の師匠であるのIさんと皇座山へウラゴマダラシジミを見に行きました。ウラゴマの発生状況は沢山と言うほどではありませんがそれなりの数を確認し安心しました。きれいな写真を撮るためにはもっと早い時期に来るべきだったようです。もう多少磨れたものが多くて写真意欲がわきませんでした。その他の蝶のなかでは今年初めてのアサギマダラを多く撮りました。

 


皇座山の蝶

ウラゴマダラシジミ

 

飛翔写真はほとんど撮れませんでした。 

 

ジャコウアゲハ ♀

(10mm広角レンズ) 広角で接近して撮ると周りの環境も写真に入っていいですね。

 

 

アサギマダラ ♀

(10mm広角レンズ) 

 

ツマグロヒョウモン

 

 

コジャノメ

 

ルリシジミ

 

 

アサギマダラ ♀

このアサギマダラは雌ですがかなり古いものです。南の方から飛んできたものかもしれません。

 

アサギマダラ ♂

フジバカマの苗にきていました。前の写真の雌に比べてこの雄はきっと生まれたばかりです。この谷のどこかで最近生まれたものと思われます。

今の時期にフジバカマには花はありませんがアサギマダラの雄はよくやって来ます。匂いに惹かれるのでしょうか。

新芽の所に口吻を差し込んでいるのをよく見ます。樹液が出るのでしょうか。 

この春4月になって産み付けられた卵から育ったアサギマダラの蛹。4月の末に小さな幼虫が4匹いましたが見えるところに残ったのはこの1匹です。

 

イボタについていた幼虫

 

イボタガの幼虫   成虫もなかなかきれいです。

すごい角ですね。食べようと近寄った小鳥もたじろぐかもしれません。

 


ゴマダラチョウの終齢幼虫

2014年06月11日 | 日記

今日の花

 

紫陽花の季節ですね。最近は西洋種や品種改良で派手な花の紫陽花が店の店頭にたくさん見られます。でも、私は原種に近い山アジサイなどが好きです。

 


 この数日天気が良くないためおもしろい写真になりません。それでも毎日撮るだけは撮っています。なかでも庭のエノキについているゴマダラチョウだけは天気が悪くとも撮れるので毎日撮って変化を見ていますが、昨日の幼虫はしぐさが面白かったのでアップしてみましょう。青虫毛虫の類は大嫌いと言う人がよくいますが結構かわいいものです。

先日買った広角レンズも使う場面がなかなかないのですが試し撮りはしています。今まで使っていた15mmと比べるとかなり広く写ります。

 


今日の音楽 (サガハマさんより)

「The Rain/久石譲」


サガハマさん有難うございました。京都には長く住んでいましたが宇治の方まではなかなか出かける機会がなく三室戸寺へは行ったことがありません。久石さんの曲はみんな好きです。

 


ゴマダラチョウの終齢幼虫

 

ゴマダラチョウの越冬幼虫は5齢で冬を越します。落ち葉の下で越冬した幼虫は4月の半ばにエノキの幹を登って来てエノキの新葉を食べて2回脱皮して7齢で蛹になります。この幼虫は7齢です。蝶の仲間では5齢で蛹になるものが多いのですが7齢まで行くのは珍しいことです。鹿の角みたいな角があって面白い顔をしています。

顔を左右に振っているのはエノキの葉の表面に糸を張っているのです。

 


10mm広角の威力

10mmといっても今回使った私のカメラ(EOS M)はフルサイズではないので35mm換算では16mmになります。

白木山山頂から大島の中央部を撮る

昨年の写真 (7Dの15mm)

 

同じく昨年の写真 (18mm)

 

6月7日に撮った新しい広角の写真 (10mm)

日の沈む前で逆光がきつくて上手く撮れていませんが大島の中央部がそっくり島らしく入っています。周辺部のあおりもそれほど目立ちません。

 

 


雨 と蜘蛛の巣

2014年06月08日 | 日記

今日の花

雨に濡れた君子蘭の花

 


 今日はギフチョウの調査日なので早起きして山へ行ってきました。往復120キロは朝の散歩にはちときついのですが日曜日の早朝は道が空いていて走るには楽です。でも今日は面白い写真がないので、先月雨の日の朝に撮った蜘蛛の巣の写真をアップします。これから梅雨も本格的になってきますので こんな雰囲気もいいかもしれません。三脚なしでしかも蜘蛛の巣が風に揺れるのでピント合わせに苦労しました。

どこかの壁紙のサンプルにこんな写真があったので同じように撮ってみたのです。



今日の音楽 (らんらんさんより)

Chopin:24の前奏曲作品28 第15番 変ニ長調
「雨だれの前奏曲」

 

 


雨の日の蜘蛛の巣

 

 

梅雨時の壁紙にいかがですか。 


アカシジミを撮りに行きました

2014年06月07日 | 日記

今日の花

白木山山頂の花

 


 昨日羽化したゴマダラチョウは私の飼育部屋に一晩泊めてあげました。(私が無理やり引き留めてとまってもらたのです。) 朝のチェックアウトの前にいつものように少し撮影会に付き合ってもらいました。この時には自然界の蝶と違って私の好きなように撮影できるのです。10時過ぎに飛び立ってゆきました。

 

夕方天気が良くなったので白木山の山頂にアカシジミを撮りに行きました。アカシジミは昼間はあまり飛び回ることはありませんが、夕方6時ごろに最も活発に活動します。盛んに木の上を飛び回るので静止した姿を撮ることはできません。2匹か3匹が絡み合って飛ぶことはありますが卍飛翔と言えるものではありません。今年初めての飛翔写真であまり上手くいきませんでしたが夕方にしては沢山の蝶をとらえることができました。

 


最初に昨日の続きでゴマダラチョウの撮影会です。

朝部屋の中でカーテンに止まっていました。

庭に連れて出ての撮影

「もうこれくらいでいいだろう」「面倒見てくれてありがとう」と言って、この直後大空へ飛んでゆきました。

 


昨日ホワイトサポテの葉の上で生まれたカラスアゲハの幼虫。

少し大きくなったような気がします。

葉の端が少しかじられているようです。(幼虫の下の方)

 


ヒオドシチョウ

我が家の庭に珍しい蝶がやって来ました。多分初めての蝶ではないでしょうか。

あっという間に飛んで行ってしまいました。

 


ネットの中のもう一匹のゴマダラチョウ

前蛹になるのかと思えばまだまだのようです。

 


夕方5時半ごろから白木山へ出かけました。

 

ルリタテハがテリトリーを張っていました。

 

クロアゲハがアザミに

 

栗の花に何か・・・・・  蝶ではないようです

 

栗の花にヤクシマルリシジミ

 

こちらは普通のルリシジミ

 


今日のお目当てのアカシジミ

樹の高いところばかり飛ぶのでなかなか狙いにくいのです。被写体が小さいのでオートフォーカスは使えません。それにどこから現れるかわからないので予めピントを合わせておいてもなかなかうまくいきません。今日は結局上手く撮れたものは一枚もありませんでした。

アカシジミを撮っている時に、このピンボケは違う蝶が割り込んできたのです。ヒオドシチョウとアカタテハです。2頭が絡み合っていました。

 

 

 


カラスアゲハ

これも突然近くへやって来たのでカメラを向けたのですがピントが合っていませんでした。せっかくきれいな蝶なのに残念です。あっという間に逃げ去ってしまいました。

連写でたった2枚だけ撮れたカラスアゲハ

 


最後はモンキチョウの♀

草の間を低く飛びます。

 

久しぶりの蝶の撮影でたくさん撮ってしまいました。ここまで見てくださった方はほんとにご苦労様でした。

 


ゴマダラチョウの羽化

2014年06月06日 | 日記

今日の花

 


 早起きしてゴマダラチョウが羽化するのを待ちました。昨夜の蛹の変化を見ていると羽化は早朝だろうと予想して準備をしていました。6時ごろから10分おきに変化を見ていたのですがちょっとの間側を離れているうちに羽化が始まり完全な撮影はできませんでした。よくあることです。

生まれたばかりのゴマダラチョウのきれいな姿をお楽しみください。なかなかシックな模様ですね。

 


今日の音楽  

らんらんさんより 微笑みの鐘  西村由紀江(「Smile Best」より) が送られてきましたが削除されていたので代わりに西村由紀江さんの曲を載せました。

西村由紀江/六月の風に抱かれて

 


羽化前の蛹

少しずつ変化してゆくのが分かりますか。

 

用事があって離れたのですが、帰ってみると羽化は始まっていました。数十秒の差で間に合いませんでした。動画も撮りましたのでそのうちにアップします。

羽化後2時間です。完成しました。

 


カラスアゲハ

今日はもう一つ面白い変化がありました。先日ホワイトサポテの木にカラスアゲハがやって来て数個の卵を産み付けました。その卵が今朝孵化して幼虫になりました。ここまでは普通の変化で当たり前のことですが、問題はこれから始まります。ホワイトサポテの木をご存知の方は少ないと思いますが、ホワイトサポテは原産地がメキシコでミカン科の常緑樹です。ミカン科のホワイトサポテならアゲハの幼虫が育つかもしれません。この木でアゲハの仲間を育てる実験例はまだあまりないのではないかと思います。外敵に幼虫を取られないようにネットをかけて様子を見ています。

生まれたばかりのカラスアゲハの幼虫は卵の殻を食べていました。ネットを外すことができないので見にくいですが仕方がありません。

 


エノキに残っているもう1匹のゴマダラチョウの幼虫です。

明日には前蛹になりそうです。


ゴマダラチョウ羽化近し

2014年06月05日 | 日記

 昨日今日と2日続けて雨です。庭の鉢植えのエノキについているゴマダラチョウの蛹に変化が見られました。蛹の付いている枝を切り取って来て瓶にさして羽化の撮影準備をしました。明日の朝には羽化すると思います。

 


ゴマダラチョウの蛹

夕方、羽の色がやや黒ずんできたのが分かりました。

 

9時過ぎには翅の模様も見えてきました。

 

今夜はこれを最後の撮影にします。

 

 この続きはまた明日。