曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

大島の海の風景 -3

2012年08月30日 | 日記

今日の花

純白のムクゲってちょっと珍しいかな。

 

    楚々として  隠れるように  白木槿          蝶調

 


 8月もあと1日となりました。友達と話しても「今年の夏はとにかく暑い。早く秋がこないかなー。」との声が結構沢山ありました。私もそう思っていましたが、8月が終わりそうになって見ると夏が行くのがちょっぴり惜しいというか残念というか・・・・・。7月と8月の写真を振り返ってみるとまあいい夏だったじゃないかなと思っています。


7月と8月でアップできなかった写真の中から大島の自然の紹介になりそうなものを拾ってみました。まあ普段と変わりません。

 


7月8日


朝早くから鹿野へ出かけました。

 

7月18日


日本丸

 

7月21日


沖家室の橋


地家室


アカテガニ

 

7月31日


夕方大規模農道(大島オレンジロード)を軽トラで走っていると今年生まれのウリボウ君がいました。シッポがかわいいですね。     はいさようなら !

 

8月02日


同じく大島オレンジロードの橋の手すりに鳶がとまっていました。軽トラでそっと近づきウインドウ越に撮りました。

大島の農道って野生動物にとってくつろげる所みたいです。めったに車が通りませんからね。

 

8月13日


みかん畑より 日暮れ

 

8月16日


この日は夏らしい空と入道雲がきれいでした。

 

8月20日


防予フェリー

 

8月22日


横見の海岸にはいつもウミネコの群れがくつろいでいます。1羽だけ羽の色が違うのがいますが幼鳥でしょうか。


ウミネコの側をアゲハが飛んでいました。

 

 


 明日の晩、8月31日の夜7時から9時までの東京テレビの番組の中で私の撮ったみかん畑から眺めた瀬戸内海の風景がテレビの背景に使われるそうです。私の住んでいる町では東京テレビの番組は見ることができませんが見れる方はこのブログでよく見る安下庄の風景を探してみて下さい。ただし、番組の中でその風景が写されるのはたった3秒間ですからよそ見をしちゃダメですよ。


 今日の音楽

http://www.youtube.com/watch_popup?v=sGewxPDEfjY&vq=medium

 

初めて聞く歌です。堀川 麗美さんのことも初めて知りました。どうもありがとうございました。

 

 

 

 

 


ゴイシシジミ

2012年08月27日 | 日記

今日の花


嵩山の山頂に生えていた檜扇

 


 久しく蝶の写真が出来ず海ばかり載せていました。

今日は少し変わった蝶を特集してみます。ゴイシシジミです。ほとんどの蝶は幼虫時代に植物の葉を食べて成長しますがこの蝶は日本で唯一の肉食の蝶です。餌は竹や笹の葉に付くササコナフキツノアブラムシやタケノアブラムシなどです。成虫はやや薄暗いところを好み竹や笹の葉にとまっていることが多いです。活動も午後から夕方にかけて活発になります。この蝶は止まっている時に翅を開くことはほとんどありません。そこで羽の表側を撮ろうと思うと飛翔の姿を撮るしかないのですが普段住んでいるところが薄暗いところでなおかつ飛びまわるのは夕方と来ていますのできれいな飛翔写真がなかなか撮れません。7月から8月まで2カ月通って撮りましたがどうしてもきれいな飛翔写真がとれません。自然の光では足りないので補助光を考えなければだめみたいです。苦労して翅表を撮ってみても黒っぽいばかりで模様もありません。

翅裏はシマウマみたいで面白い模様ですね。

 


ゴイシシジミの飛翔

 

 

 

休息中やアブラムシの出す蜜を吸っているゴイシシジミ

アブラムシの出す甘い汁を吸います。

 

 

 

 

 

 

 

ほとんど日が暮れてから寄ってみたらみんな集まっていました。フラッシュ光です。 

 

 

 

 

 

 


今日の音楽

http://www.youtube.com/watch_popup?v=wyHBbg_uFkw&vq=medium#t=116

 

ギターの好きな友達に送ります。 

 

 

 


大島の海の風景 -2

2012年08月25日 | 日記

今日の花

秋の気配

青栗を見るともうすぐ秋が来るんだなと感じます。

 

     青栗や 夕日に染まる ときを待つ            蝶調

 

照れまんさん、青栗ってやはり夏ですか ?  それとももう秋に ?


  「いつまでも 暑いですねー」

蝶の写真がまったくできません。飛んでいるのは真っ黒いアゲハばかりでこの暑い中でカメラを向ける気にもなりません。

今日も海の写真です。しかも46枚全部ボラの飛び跳ねる写真です。暑さしのぎにぼーっと海を眺めている気分で見て下さい。

以前ボラの飛ぶ写真を数枚載せたことがあると思いますが、今回は本格的に撮ってみました。

数日前の夕方久賀側の国道を走りながら海を眺めると夕凪の海にボラの作る水紋があちこちに見えました。急ぐ旅ではなしと車を止めて道路わきの堤防に肘をついてカメラを構えました。近いところで50m、遠いところは300mくらいです。300mmを付けて狙ってみましたが夕方なのでやや暗くてもう少し光が゛欲しい状態でした。クレー射撃の要領で何処から出るか判らない的を待ちます。出てきたらジャカジャカ連写です。30分くらい遊びましたが何百枚撮ったでしょう。夕方ですから私の背後を車がびゅんぴゅん走って行きます。アホカーって言ってるでしょうね。

ということでしばらくお付き合いください。

 


ボラ (鰡・鯔・)

向こうに浮か島が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

海面からボラの頭がのぞいたところはどうしても撮れませんでした。飛びだしてから気付くのですから無理ですね。

 

 

 

 

 

 

珍しくこちらを向いています。

 

 

 

高い跳躍です。

 

 

かなり遠くを撮っているのですが、着水した時のしぶきが面白くっていっぱい撮りました。

 

 

 

 

 

 

お疲れ様でした  !!

 

クジラのブリーチングほど迫力はありませんが、ボラもやはりクジラのように遊んでいるのですかね。それとも、ボラは本当は鳥のように空が飛びたいのかもしれません。

 

もう一つ撮りたい魚があります。トビウオです。きれいですよー !!!

 

 


今日の音楽

 

 http://www.youtube.com/watch_popup?v=QO3AlJT2GjM&vq=medium

 

キャスリーン バトル って案外かわいい声ですね。らんらんさん

 

曲が短かったので海と関係ありませんが豪華な顔触れをもう一つ挙げさせて下さい。

http://www.youtube.com/watch_popup?v=1IStkuzilAQ&vq=medium

 

 

 

 

 


日本アワサンゴを見に行ってきました

2012年08月23日 | 日記

今日の花

この百合は野生化して何処にでも咲いています。原産地は何処の国か知らないけど日本の夏の空に似合いますね。

 

 


 今日8月23日は24節季の処暑だそうです。暑さも峠を越して涼しくなるころだそうですがなんのなんの残暑は居座っていてまだ姿を消しそうにはありません。夏の間に写真はいっぱい撮りためていますが暑くて編集する気になれません。花火大会などは1300枚くらい撮りましたので捨てるのが大変です。ブログもなかなか更新が出来ませんでした。


そこで、今日は涼しさを求めて海中散歩でも楽しんでみませんか。

近年周防大島の近海には日本アワサンゴの大群落があることが知られるようになって話題になっています。私も海にはよく潜りますがまだ見たことがないので友達を誘って見に行ってきました。

ちゃんとした水中写真用のカメラでないので良い写真は撮れませんが雰囲気くらいは感じ取れるかと思います。一緒に潜ってみましょう。


とほほ・・・カメラも買って3年めですがパッキンがダメになったのでしょうか水が入るようになりました。海中で撮っているうちにモニターが映らなくなりがっくりきました。でも撮った写真はデータとして残ったのでやれやれです。


 


地家室の海

 

海岸の生き物

とげの付いた牡蠣(子供のころはこの牡蠣のとげにどれだけ泣かされたかしれません)

ヤドカリ

石に穴をあけて住み付くなんて

この牡蠣の上に転んだら恐ろしいことに

この時期にまだヒジキがありました。

この辺ではセトガイと言いますが・・・  一般的にはなんて言うのでしょう。食べ頃になるには8年から10年かかります。海の資源は大事に育てないといけません。

海のゴキブリ 船虫   魚釣りの良い餌になりますがすばしっこくて捕まえるのが大変。

いよいよ海中へ  ただの素潜りです。

浅瀬の海藻

漁師さんの入れたカゴが入っていました。

小さなメバルが目の前を横切って行きました。

時々顔をあげてみないとね、何処にいるのか分からなくなります。

近すぎですね。

この辺にはあまり大きな魚はいません。

カジメでしょうかクロメでしょうか

見慣れぬ縦じまの魚

べらの仲間か?

カワハギの子供  こっちを向いてくれません。

岩礁は沖へ続いています。

友人は若い頃潜水の仕事もしたことがあるそうで素潜りで10m以上軽く行けます。

私は5mくらいが限界でしょうか。耳抜きが上手く出来なくてダメなのです。だから飛行機も苦手としています。

 

本日の目的の日本アワサンゴです。


周防大島の観光目玉にとの思惑もあるようですが、一般の人にはちょっと向かないかもしれません。ただイソギンチャクの群れがゆらゆら揺れているようなものですから。

 

 

魚は少なくてこのスズメダイばかりです。メジナもいましたが私の前を素通りでした。岩陰に隠れて写真を撮っていると40cm級のクロダイが岩陰から出てきましたが私と目があったらあわてて逃げて行きました。

イシダイの子のサンバソウです。こいつは人懐っこくて私のカメラの方へどんどんやって来てシャッターチャンスを待っていたら近づき過ぎて撮れなくなってしまいました。連写が出来ないのがつらいところ。

 

 

私が先に上がり彼が帰って来るのを待っています。 

 

岬から50mくらい沖に岩が出ていますがその外側の水深5mから10mのところに日本アワサンゴは沢山いました。

今の時期は水温が高く海水の透明度はあまり良くありません。サンゴの産卵も間もなく始まることでしょう。

まだ暑いのでもう一度海に行きたいと思っています。今度は何処にしよう 

 


今日の音楽

http://www.youtube.com/watch_popup?v=X6ymVaq3Fqk&vq=medium

 

 

単調なギターの音がけだるい夏の午後にぴったりです。

海の中では音は聞こえます。何の音かといわれると答えにくいのですが宇宙のように静寂の世界ではありません。おまえは宇宙のことを知っているのかといわれると行ったことはないので想像するだけですが。子供のころはしっかり勉強して宇宙へ行くんだと考えていたこともありました。生まれるのがもう2・30年遅かったら行けたかもしれませんね。最初に戻りますが海の中では無重力世界のように上も下もない感覚になれます。また、子供の頃よくやりましたが海底まで潜って体が浮き上がらないようにお腹の上に石を載せて海の底で寝そべるのです。魚たちが私の上を泳ぎ、遠い海面がキラキラと光っていて、その更に上には宇宙のような別の世界があるのだと思うととても不思議な感覚にとらわれました。

素敵な音楽をありがとうございました。Route 66はロスアンゼルスでちょっぴり走ったような気がします。残念ながらサンタモニカへは行けませんでしたけとね。

 


大島の海の風景

2012年08月17日 | 日記

 

 


 
2012/01/02  嘉納山より

 


2012/01/03  嵩山

 


2012/01/03  源明山

 


2012/01/08  みかん畑より夕暮れ

 


2012/01/12  冬の瀬戸内海  四国大津の朝霧

 


2012/01/17  白木山より

 


2012/01/22  練習船 大成丸

 


2012/02/10  川鵜の群れ

 


2012/02/11  ワカメ採り

 


2012/02/18  平郡島

 


2012/04/04  春の大しけあと

 


2012/04/04  安下崎

 


2012/04/14  帯石観音のさくら

 


2012/04/23  安下庄湾を埋める朝霧  海水が冷たいので海面に霧が発生します。

 


2012/04/27  春もたけなわ新緑がまぶしい

 


2012/05/03  文殊山より

 


2012/05/05  ツツジにアゲハが沢山来ます。

 


2012/07/17  日本丸が停泊

 


2012/07/17  周防大島高校のボート部

 


 

 

 

 

 

 


瀬戸内海の 海景色 

2012年08月16日 | 日記

 毎日、私は瀬戸内海の景色を眺めながら仕事をしています。 島影の形は変わりませんが空の色・雲の流れ・日の傾き・風の作る風紋・季節によってさまざまな風景を見せてくれます。いつもカメラを手元に(軽トラの中)おいていますのでふとシャッターを切りたくなるのです。


順序には何の意味もありません。整理していて出てきたものを載せただけです。

 


みかん畑


2007/11/07   15:08


2007/11/07   15:09

日没


2007/10/18   17:30


2007/10/18   17:33

夜明け


2007/08/14   5:32


2007/08/14  5:33

安下庄湾


2007/08/10  11:19

安下庄湾の夜明け

2007/08/09  5:23

広島方面


2007/08/10  11:03

みかん畑より


2006/08/08  15:26


2006/08/08   16:59


2006/08/09  17:36 


2006/08/23   18:48


2012/08/16   12:49


2012/08/16   12:48

早朝の安下庄湾


2008/08/15  6:09


2008/08/15   6:10

大島東部


2010/11/04  11:22


2010/11/04   11:21


2008/08/14   12:29

立島の夕焼け


2008/9/03   18:10


2010/11/15    12:08


2008/07/24    18:35

秋の気配


2009/11/03    9:57

 

 

 


今日生まれた蝶

2012年08月14日 | 日記

今日の花

日に日に鳳仙花の花が賑やかになって行きます。袋に入っていた種を全部播いたのが失敗でした。半分か三分の一くらいにしておけば良い株になったのでしょうに。

 


 今日は飼育中のウスイロコノマチョウの世話で一日の大半が費やされました。まず部屋の大掃除から始めて、次は餌のジュズダマの鉢の交換、古い鉢から新しい鉢のジュズダマに幼虫を移転するなどで半日かかりました。その間に蛹の羽化がありアカタテハとクロコノマが生まれました。だいぶ前のことですがカラムシの葉にアカタテハが産卵していたのでその枝を持ち帰りテーブルの上に活けていたのですがウスイロコノマの方にかかりっきりでアカタテハの方は放ったらかしでした。餌が足りなかったのでしょうかなり小ぶりですがきれいに羽化しました。丁度近所のおばさん達が集まっていたのでアカタテハを手に載せて見せてあげると、みんな「まあ きれい」と驚いていました。皆さんこんなに近くで蝶をまじまじと眺めたことはないと言っていました。手に載せて裏表をしっかり眺められるのは羽化した直後だけです。

午後には餌用の新しいジュズダマの株を5株ほど取って来ました。でもこの新しい株も2日と持たないでしょう。

幼虫たちは早いものから蛹になり始めました。それでもまだ1cmにも満たない小さな幼虫もいます。

 


アカタテハの羽化


 

 


コノマチョウの羽化


 


チョウ過密な飼育小屋


だんだん餌が乏しくなる    おとっつあんは大丈夫か

狭いぞ狭いぞ

ちょつと覗いてみよう

ユーモラスな顔

つぎつぎと前蛹に

気の早い蛹

テーブルの上の迷子ちゃん

 

かわいそうなジュズダマ

 

奥の方がとり変えた新しい餌のジュズダマ

 

夜にはもう新しいジュズダマの方へ移っています

この株が明日の晩には丸坊主です。

 

コンビニの母さんは孫がこんなにいっぱいになろうとは思いもしなかったでしょうね。

もちろん私もこんなことになろうとは・・・・・・・

 


今日の音楽

 

http://www.youtube.com/watch_popup?v=0MSFy1V0Oak&vq=small

 

8月15日の意味がこの頃だんだん薄れてきています。あの時代を生きてきた人たちがだんだん少なくなり、私たちのように戦後に生まれた世代が大半を占めるようになりました。その人達の子供が生まれまたその子供が生まれ多くの人から意識が薄れて行くのは自然なことなのでしょう。

 

戦争もしかりですが、この頃思うのは政治家というのはいつの時代も反省をしない種族なのですね。今、政治家を選ぶのは私たちですからもっと厳しい目で見なければなりません。反省しない人たちがまたぞろぞろと出てくる選挙も近いことでしょうからね。

 

 


ウスイロコノマチョウの里親を募集しています

2012年08月12日 | 日記

今日の花

軽トラで走りながら見つけた秋の花。とっさに窓から撮ったのでピントがあっていません。ごめんなさい。


オミナエシ 何でお前は 女郎花           蝶調


 


 

 先月の25日でコンビニで見つけたウスイロコノマチョウの飼育のお話をいったん閉じました。

最初の母さんウスイロコノマチョウが産んだ31個の卵は30頭が無事に成虫になったことを皆さんに報告しましたがそれで終わったわけではありませんそれから後のお話もあるのです。飼育箱の中で30頭の子供たちはすぐに交尾をして箱の中のいたるところに卵を沢山産み付けました。

とても数え切れないほどの卵に不安を感じていましたが、不安が的中して大変なことになって来ました。卵は次々と孵化して幼虫になって行くのですが最初はよかったのです。初齢や2齢の幼虫の時は餌の量も大して要らずぼんやり眺めていたのですが、早く孵化したものはどんどん大きくなるしジュズダマが丸坊主になると餌を探して放浪するものが出てくるし、飼育箱の網などで孵化した小さな幼虫は最初から餌にありつけず網の目をくぐって外に出たりで飼育に使っている部屋は大変なことになりつつありました。

昨夜は3時間くらいかかって床やガラス窓・テーブルの下・飼育箱の外側などあらゆる所にいる幼虫を拾ってはジュズダマの葉に載せ換える作業をやりました。中には何日も餌に在りつけていないと思われる幼虫もいて頭ばかり大きくて身体がやせ細っているものも結構見られました。やはり放っておくのもかわいそうで一匹ずつ拾っては葉の上に載せる作業は大変でしたが数時間かかって全部載せ替えました。5・60匹はいたでしょうか。

飼育箱の中の食べつくされたジュズダマの鉢を新しいものと入れ替えるのも幼虫の数が多すぎて大変でした。古い丸裸になったジュズダマから新しい木に残っている幼虫をすべて移さなければなりません。

なんてバカなことをやっているのだと自分自身に呆れながらもやり始めたものは仕方がないと今のところ頑張っています。チョウの飼育をしている人に声をかけたら少しもらってくれることになりました。そうだ、里親を探そうと気が付きまして何人かに声をかけてみました。

今日はこのブログでも呼びかけてみようかと思い書いています。

「ウスイロコノマチョウの幼虫を飼育してみようという方はいませんかー。」

お孫さんや子供さんの夏休みの自由研究にもなりませんかねー。

餌になるジュズダマの草か萱などが手に入れば飼育は難しくありません。

少しでも飼育してみようと思われる方はこのブログの左側の下の方にメッセージという項目があります。そこからメールが送れますので送り先などを書いてメールをして下さい。すぐに幼虫をお送りいたします。

 

蒸し暑し 夢にも出るか 蝶の子ら          蝶調 

 


ウスイロコノマチョウの飼育箱

今日の状態

 

 


餌にありつけず放浪する幼虫たち

 

頭ばかり大きくて体は小さく何日も餌を食べていないのでしょう。

 

 

飼育箱から這い出した所

 

 

キャスターの下で蜘蛛の巣に引っ掛かっている幼虫

蜘蛛の巣を取り除いて葉の上に載せるとすぐに食べ始めました。よほどお腹をすかしていたのでしょう。

 

この幼虫は3mmくらいしかありません。孵化したばかりでしょう。餌のないところで孵化して餌を求めて床を這っていたものと思われます。

 

テーブルの下

 

サッシの上を歩く幼虫

 

運良く餌に恵まれて終齢にまで成長している幼虫

 

 

運悪く餌のないところで生まれたばかりの幼虫

 


その他

ジュズダマの花

次に餌として使うジュズダマの鉢

庭に出したジュズダマの鉢に付いていた幼虫  3時ごろの写真

夕方までには姿を消しました。足長蜂が狩りをして持って行ったのでしょう。

 


本格的な飼育をされる方は卵から始めないと意味がないかもしれませんが現在の所お送りできる卵はございません。

幼虫を飼育して成虫にして次の卵を手に入れる方法もありますので考えてみて下さい。

 

 

 

 

 


鹿野の山奥 氷見神社の大杉

2012年08月10日 | 日記

今日の花

庭の鳳仙花が咲き始めました。どなたかから鳳仙花のリクエストがありました。

 

触れないで そっと眺める 鳳仙花              蝶調

 

 


 先週の金曜日に鹿野へ行ってきました。もちろん目的は蝶ですが、初めての所なので見るものみんな珍しく楽しい一日でした。この頃は出かけるというと大概山奥の方でして人気もなく日本にもまだこんな所があるのかと驚くばかりです。

鹿野の集落から山道を10キロくらい入った所に秘密尾というとても小さな集落があります。谷あいに数軒の家があって今でも何軒かには人が住んでいるようでした。周囲10キロの範囲には集落はありません、山と森ばかりです。夜になるとどんなに暗いでしょうね。

その集落のさらに奥に氷見神社があります。斜面には長い石段が刻まれていて大きな樹に覆われた森を登って鳥居を三っつくぐって行くと少し開けた所に小さな社があります。その社の前に大きな杉の木が2本立っていました。一本は上部3分の1くらいが枯れています、おそらく落雷によるものでしょう。この2本の大きな杉は根周りから推測して樹齢1000年はあるのではないでしょうか。巨木に寄りかかり、樹皮に触れてみて、その長い年月を推し量ると生命の不思議さに感動させられます。

生命の神様はいろんな生き物を作っては壊し作っては壊しを数十億年繰り返してきましたが66年前の今日8月10日に私を誕生させました。創造の神様が途中でスイッチを切られなかった所を見るとまあまあの面白い人生だったのかもしれません。感謝しています。出来れば最後まで見て下さいねってお願いしたいものです。

 


氷見神社

 

1本目の大杉

2本目の大杉

某テレビ局のスタッフの人たちがやって来てこの穴のあいたカエデの木を撮影していました。こんな木を撮って何が面白しのでしょうか?????

 

 

アカガシの大木

この日の目的はこの木の生えている所でした。キリシマミドリシジミという蝶がこのアカガシに付くのです。でもキリシマミドリシジミはついに姿を見せませんでした。

 

周囲の森  山の中には石垣の跡が見られこの辺も昔は人が耕していたのでしょう。

枯れ木に穴が開いています。キツツキの仕業か

谷間のせせらぎ  とにかくここは涼しいのです。(熊がちょっぴり怖いけどね)

 

森の中の蝶

この蝶は残念ながらお目当ての蝶ではありません。ムラサキシジミです。

コミスジ

 

こんな山をいくつも越えたところです。


ついでに鹿野にある有名なお寺を一つ紹介しましょう。待ち合わせの時間に30分くらい早く着いたので暇つぶしにお寺を一回りしてきました。

 

漢陽寺

 

 

お寺の庭への水の取り入れ口周辺

昔の風景がそのまま続いています。

 


今日の音楽

 http://www.youtube.com/watch_popup?v=BtmtZHeCDbo&vq=medium

 

「てぃんさぐのはな」と言う言い方を初めて知りました。と言うことはこの曲も初めて聞きました。

沖縄の歌は聴いててやさしく響きます。 

 

 

 去る人を そっと見守る てぃんさぐぬ花               らんらん


オオムラサキ

2012年08月06日 | 日記

 明日はもう立秋です。

台風のせいでしょうか秋の風が感じられます。

四国の上に巨大な入道雲が出来ていましたがその上には絹雲がたなびいていました。

今日は夏の蝶オオムラサキの飛翔を載せてみます。


      夏空に オオムラサキの 羽音聞く        蝶調

 


銭臺山の山頂を飛ぶオオムラサキ

 

 

 

オオムラサキ ♂

オオムラサキの雄は夕方になると山頂付近に集まります。そして縄張りを作り他の蝶が入って来ると飛び回って追っ払いその場所を守ろうとします。身体全体の姿や羽の色も美しいと思いますが飛ぶ姿がまたいいのです。上手く撮れてはいませんがオオムラサキの飛ぶ姿を見たことのない方は写真から想像してみて下さい。

 

クロアゲハがテリトリーに入って来ました。

 

向こうからやって来ます。

 

オオムラサキ同志の争いもあります。

 

 

別の場所で

 

クロアゲハがやって来ました。

 

 

 

アカタテハがテリトリーに入って来ました。

 

オオムラサキの飛翔はまさに空中戦をする戦闘機のようです。

 

7月29日と30日の撮影ですがオオムラサキは翅がだいぶ傷んでいます。来年はもっと早い時期に挑戦してみましょう。


今日の音楽

 http://www.youtube.com/watch_popup?v=QeQCb5uyIFY&vq=medium

 

残念ながら私はこの映画を見たことがありません 。