曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

ゲンジホタルが最盛期です

2022年05月30日 | 日記

 5月10日に家の近くの川で初めてホタルを見つけましたが、今年はその後あまり数が増えませんでした。この時期には殆ど毎晩ホタルのことが気になって、夕方暗くなるころの8時前後に散歩がてら近くの川にホタルの数を数えに行きます。簡単に数えられるほどしかいないホタルですが毎年現れて楽しませてくれます。そして時には車で遠出してホタルの多い所へ行きますが、今年はどうも数が少ないようで少し残念でした。一昨日の土曜日に初めて屋代ダムへ行ってみました。以前より減ってはいるものの一目50匹くらいは飛んでいてホタルの乱舞とまではゆかないものの闇夜の中でのひかりの舞を楽しむことができました。土曜日だったせいかホタル見物の人も多かったです。

 


屋代川のゲンジホタル

 

 


本日 訪問者100万人を迎えました。

2022年05月25日 | 日記

今日の庭の花

庭の花

 


 振り返ってみると、2010年の10月8日にこのブログを始めました。そして本日、11年余りの期間で訪問者が100万人になりました。閲覧数は250万を越えました。

皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
もうやめようと思ったことは何度もありましたが皆様からの応援や励ましの言葉をいただき続けることができました。

ブログを始めたきっかけを思い出してみると、10数年前の当時私は蝶の写真に夢中でした。その蝶の写真を載せるためにブログを開設したことを思い出しました。今でも蝶の写真が中心ですが少しは幅が広がったかなと思っています。

これからも身の回りの自然と生き物たちのことを中心にこのブログを続けてまいりたいと思っていますので、これまで通りお付き合いくださいますようお願いいたします。

 

 


庭にやって来る蝶たち

5日前にマーキングしたアサギマダラはまだ庭にいます。この頃は毎日数頭のアサギマダラが庭にやって来ます。

 

飼育の幼虫たち

ツマムラサキマダラの幼虫

 

シロオビアゲハの幼虫

シロオビアゲハは南国の蝶です。もちろん本州にはいません。

 

安下庄湾の船

練習船がこの数日湾内に停泊しています。


最近の蝶ー4.

2022年05月12日 | 日記

今日のホタル

やはり三脚の威力は違います。夜でもちゃんと撮れますね。

ホタルではないがホタルに似ている虫

この虫はフジバカマの害虫で大発生すると困ります。フジバカマの先端の新芽がみんな枯れてゆくのです。一見ホタルに似ていますがジョウカイボン科の仲間です。この仲間は似たような種が多くて品種名を当てるのは難しく私にはよくわかりません。ムネアカクロジョウカイ又はシコククビボソジョウカイあたりではないでしょうか。詳しい方がおられたら教えてください。


毎日虫の世話に追われています。

 


蝶の幼虫たち

クモツキの幼虫が届きました。

 

シロオビアゲハ

 

リュウキュウアサギマダラ

 

スジグロカバマダラ

 

 

蝶小屋の様子

 


最近の蝶ー3.

2022年05月11日 | 日記

今日のホタル

やはり三脚が必要ですね。脇を固めてカメラが動かないように頑張っても手持ち撮影ではボケボケです。

 


 

 


蝶の好きな花は何だろう。

スイゼンジナ  (Gynura bicolor)  東南アジア原産キク科 マダラチョウの仲間はこの花が好きですが、アゲハチョウの仲間はほとんどやって来ません。

コバノランタナ  (Lantana montevidensis)  この花は冬の間も咲き続けほとんど一年中花があるので蝶の吸蜜源としてとても役に立ちます。

三尺バーベナ  (Verbena bonariensis)  南アメリカ原産 クマツヅラ科・クマツヅラ属 この花はいろんな種類の蝶が好んで集まります。蝶の吸蜜花として優れています。開花期も長いのでいいですね。

 

 

庭の花

ユキノシタ  (Saxifraga stolonifera) 山の中の岩だらけのガレバ一面に大群落生があって今時分には一斉に花をつけます。でも山の中のことですから見る人はほとんど誰もいません。朝霧の中の白い花は素晴らしく私は時々見に行きます。

ピンクノウゼンカズラ (Podranea  ricasoliana) 以前いただいたピンクノウゼンカズラが我が家の庭には3種類あります。

蔓バラウベコマチ  (Rosa ubekomachi )   数年前にいただいて鉢植えで育てていましたが、昨年畑に下ろした途端ぐんぐん蔓が伸びて2m以上になり今年は花がびっしり着きました。咲くのが楽しみです。

 

 

今日の蝶の子供たち

シロオビアゲハが孵化し始めました。

 

リュウキュウアサギマダラ

 

ツマムラサキマダラ

みんな初齢で生まれたばかりです。こんなに小さな幼虫のときに成虫の蝶になったときの姿は想像できませんよね。

 

 


最近の蝶ー2. ホタル初見

2022年05月10日 | 日記

今日のホタル

ゲンジホタル   連休も終わりそろそろホタルが飛ぶ頃となりました。昨日初めてホタルを探しに行ってみましたがなんだかうすら寒くてホタルは無理だなとすぐに帰りました。今日は午後になり暖かかったのでもしやと思って探しに行きました。暗さに目を慣らして15分くらい川辺を眺めていましたが何もいません。帰えろうかと思った瞬間闇の中を光の点がふわふわと漂うのが見えました。
今年初めてのホタルのお目見えです。一点のひかり漂う五月闇  咄嗟のことでカメラの焦点を合わせることができませんでした。

 


 昨日の続きで蝶の写真ばかり載せます。春ですから蝶たちは本当に生き生きしています。交尾をし、そて卵を産みます。当たり前のことですがこれから命が始まるのですね。1頭の♀蝶は100も200も卵を産みますがみんな育つわけではありません。世の中には天敵が必ずいますし、餌も足りるかどうか心配です。これから夏に向かって蝶の幼虫を育ててゆかねばなりません。

 


 

蝶たちの営み

スジグロカバマダラの交尾、上がオスです。

シロオビアゲハは柑橘の新芽に産卵します。南の国ではつる性のサルカケミカンが食草だそうですがこちらでは手に入りません。

リュウキュウアサギマダラはなかなかしぶとく強い種です。

ツマムラはサカキカヅラの新芽に産卵

ツマムラはテイカカヅラにも産卵します。

 

 

 

蝶たちのお休み風景です。

 

屋外のキジョランではたくさんのアサギマダラが越冬しました。

 

吸蜜源として小屋の中に入れている花はみんなピンク系のものになってしまいました。

 

マダラチョウの仲間はみんなそれぞれ異なる植物に産み付けます。同じキョウチクトウ科の植物なのに産卵する植物はそれぞれ決まっています。
スジグロカバマダラはイケマに産卵です。ガガイモでも良いのですがまだ新芽が出ていません。

 

ツマムラサキマダラはサカキカヅラに産卵

 

リュウキュウアサギマダラはツルモウリンカに産卵です。

 

思い思いの花で吸蜜します。

 

蝶たちは興味津々で集まってきます。お皿に入っているのはスナビキソウの花を乾燥させたものです。霧吹きで水を吹いてやるとPAを吸いに集まって来るのです。

午前中のお食事風景

アサギマダラは20頭近くいますがみんな生まれたばかりの蝶なのでまだ交尾をしていません。オスは交尾の準備のためスナビキソウの中にあるPAを摂取しています。

 

久々の魚釣り  釣果は小あじ10匹小メバル10匹、とても美味しくいただきました。

 

 


最近の蝶 ー1

2022年05月09日 | 日記

 立夏も過ぎてよい気候になりましたね。コロナもやや落ち着いたということで多くの方々は連休を利用して久々の旅に出かけられたようです。
わたしなんか普段から休日も曜日も関係ない生活をしているものですから、大型連休にどこかへ行こうという発想は全くありません。毎日毎日生き物の世話をしています。

それでも連休の間にこの素敵な気候に誘われて久しぶりで釣りに行きました。娘と二人で小あじを10匹と小さなメバルを10匹釣り、早速夕飯の食卓には釣って来たばかりの鮮度の良いメバルを煮つけにしていただきました。やはりおいしさは格別でした。

ブログはしばらくお休みでしたが、今の生活は昼間みかんの樹のお世話、植物のお世話、蝶の飼育にアサギマダラの追いかけ、野鳥の調査と、一日中スケジュールに追いかけられるほど忙しくしています。
その中で最近の身の回りの蝶のことを少し紹介しましょう。生まれてくる蝶、産卵する蝶、世話をしながら飽きずに眺めています。

 


冬を無事に越したアサギマダラは毎日次々と羽化しています。

生まれたばかりのアサギマダラはきれいですね。

外に出すときにはマーキングをして放ちます。

ツマグロヒョウモンはビオラに産卵に来ています。

今年はジャコウアゲハが少ないのかあまり見かけません。

 

毎年春になると南国の蝶を送っていただいています。先日に続き二便が着きました。シロオビアゲハとスジカバマダラそしてリュウアサ等々

蝶小屋の中が一気ににぎやかになりました。

 

 


ウミウ

2022年05月02日 | 日記

今日の花

君子蘭    この株はもう30年以上たっていると思います。たいして手入れもしないのに毎年よく花をつけます。丈夫なものですね。

 


 天気が良いので海岸のスナビキソウにやって来るアサギマダラを見に行こうと思い立ち出かけましたが蝶ならぬ鳥の方に目が行ってしまいました。この辺りではウミウはもっとも珍しくないほうの鳥です。しかも一年中いますのでカラスのようなものです。カラスのように人の作った作物を勝手に食べたりはしませんので人から敵意を持ってみられることはありません。かといってかわいい鳥でもありませんので多くの人にとって関心の薄い存在だと思います。漁師さんにとっては多少邪魔になることもあるのかもしれません。

スナビキソウのある海岸に行ってみましたが、例年ならもう飛び回っているはずのアサギマダラの姿はありませんでした。

 


ウミウが岩の上で日向ぼっこをしていました。

 

 

港の中ではウミウはお仕事中です。

 

私がカメラを向けるのが気に入らなかったのか飛び立って向こうの方へ行ってしまいました。

 

 

スナビキソウの海岸

ここのスナビキソウは植えたものですがすっかり定着しました。

 


椿の山を造る

2022年05月01日 | 日記

今日の花

みかんの花  5月は白い花の咲く季節ですね。

 


ご無沙汰でした。

しばらくブログの更新をしていませんでした。桜の花が終わってようやく普通の生活に戻ったと思ったら、珍しい野鳥が近所の丘の森にやって来て鳴くものですから、今度はその野鳥のとりこになって島中を走り回ってその鳴き声を探す羽目になりました。約10日間毎晩出掛けていたものでブログどころではなくなりました。普段の生活では夜に山の中の道を走り回ることなど全くありませんからいろいろ面白い発見があり鳥の声だけでなく珍しい収穫もありました。
そんなことをしているうちに4月も終わり新緑の5月となりました。4月になったらすぐにやろうと思っていた椿苗の植え付けが後回しになり今日ようやく少しだけ椿山に新しい苗を植え付けました。
数年前から始めた椿山を造る計画は進んではいるものの目標の1000本になるのはいつのことやら、気の長い話です。桜の樹と違って椿の木は成長が遅いので立派な椿山になるには時間が必要です。

 


椿苗の植え付け

2メートル間隔で植えていますが先々は隙間が無くなるかもしれません。

 

蜂からいた苗は根をほどかずそのまま植え付けます。

 

昨年植えたものや3年前に植えたツバキは順調に育っています。

 

 

3月の様子です。

パッと散る桜の花と違って、椿の花の時期は長いです。花の時期も終わりこれから成長期になります。