曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

二月の蝶たち

2012年02月27日 | 日記

今日の花

庭の片隅に十年以上放置されているシンピジュームは今年もけな気に花を付けています。

 

上が昨日、下が今日の花

 

庭の紅梅 今年は遅れていますが だいぶ開いてきました。

春も間近ですね、彩り豊かになりました。 


 ここのところブログの更新ペースが落ちています。

寒いし、天気は悪いし、蝶もいないし、撮るものがなくて全く意欲がわきません。毎晩子供の漫画を2・3冊読んでそのままZZZ・・・・・。

今日は久々で朝から青空です。私が少し浮き浮きするくらいだからきっと蝶も出ているに違いないと思い。蝶の居そうなフィールドへ出かけました。成虫は相変わらずモンキチョウばかりでした。昨年はこの頃にはキタキチョウやベニシジミを見ているのですが今日はモンキチョウ以外には出会えませんでした。

幼虫についてはアサギマダラやベニシジミが元気にしていました。ただ悲しいことに我が家の庭で飼っていたアサギマダラの幼虫は二匹ともいなくなってしまいました。1週間ばかり前に1匹が姿を消したのでキジョランの葉から落ちたのかもしれないと思い木の周りを徹底的に探したのですが見つかりませんでした。昨日残りの1匹がまた見えなくなりました。これも周りに落ちた気配はなくやはり小鳥に食べられたのかもしれません。アサギマダラの幼虫は毒を持っているのでふつう鳥は食べないと言いますがそのことをすべての鳥が知っているかどうかわかりません。うちのかみさんは猫が食ったのではないかと言いましたが私はあり得ないと思っています。山の幼虫はみんな元気だったので何よりです。

写真は今日も相変わらず いきものばかり です。


モンキチョウ ♂

 

 

 

 


モンキチョウ ♀

 

 

モンキチョウの目は緑色ですね。上の写真で雄と雌の違いは分かりましたでしょうか。雌は羽を開くとシロチョウのように見えます。羽表が白っぽくて飛んでいるところはモンシロチョウのようです。


ベニシジミの幼虫


ベニシジミの幼虫は意外に神経質で近くへ寄るとすぐに隠れようとします。顔もなかなか見せません。

隠していますが上側が頭のある方です。

 

正月に産み付けられた卵はまだ孵化していませんでした。

 

食痕のたくさんあるスイバ

 

スイバという植物はみなさんよくご存知ですよね。ベニシジミの幼虫はスイバの葉を食べて成長します。野山ですぐ上の写真のように葉の中に穴があいていたり縁からかじられていたりするスイバを見つけたらそこにはベニシジミの幼虫が必ずいるはずです。青虫の類が嫌いでなかったら葉裏などを探して見て下さい。見つかるかもしれません。幼虫にはピンクの縁取りのあるものと緑だけのものがいます。雄と雌の違いでしょうか。よく分かりません。


今日は暖かだったのでミツバチも沢山飛んでいました。

 

 

 


山のアサギマダラの幼虫


 


 終いに珍しいものをお見せしましょう。なんだか分かりますか。

 

 

 

 

 

 

正解者には みかん1個      ではかわいそうなので一名様に みかん一箱と言うことではいかがでしょうか。

 

ヒント

 


薄寒桜のお嫁入り

2012年02月22日 | 日記

 昨日は我が家に残っていた「興津の薄寒桜」4本がお嫁に行きました。

 我が家の薄寒桜は、明治時代に日米親善のためアメリカに贈られるために作られた桜の苗のうちの1本で静岡県の興津に残されていた桜の木のクローンとして作られたものです。なぜこの1本の桜が興津に残されたのかは分かりませんが、アメリカ行きの桜苗を作った方が記念に一本だけ故郷の興津に残したのかもしれません。

10数年前の2月に東京からの帰りに有名な興津の薄寒桜というものを一度見たいと思い静岡で途中下車して興津に寄りました。その日はあいにくの雨で傘をさして桜の植えてあるみかん山の中腹まで登って行きました。100年近い大木は枝を大きく張り、花で空を覆い隠していました。二月の寒さの中で満開になる不思議さと、本来ならばワシントンのポトマック河畔に植えられていたかもしれない木がこうして目の前にある現実がすごく私の興味を引き深く印象に残りました。

その後、桜好きの私はどうでもあの桜を身近な所に植えたいと思い、木の管理をしている興津の試験場にその木の枝を一枝いただけないかとお願いしてみました。幸いなことに願いがかなえられ枝が送られてきました。その枝をもとにクローンとなる若木を沢山作り現在に至っています。

この度、日米友好の桜100年を記念してこの桜を是非植えたいという方が現れ、我が家の薄寒桜を是非にと言うことで桜の嫁入り話がまとまりました。昨日取りに来られましたが嫁入り先は宇部の方です。木が活着して花を付けるようになったらその場所をご紹介いたしましょう。

 


桜の掘り取り作業

 

 4本ともトラックに積み込まれ、いよいよ出発です。

100年後に私の育てた桜が何本残るか分かりませんが、いつまでも嫁ぎ先で立派な花を咲かせてほしいですね。

 

 


 

薄寒桜の花

 

その他嫁ぎ先の桜

我が家の庭の 行かずの薄寒桜

 

安下庄にある教会の薄寒桜

 

安楽寺の薄寒桜
 

 

 常念寺の薄寒桜

 

 荘厳寺の薄寒桜
 

 

泊清寺の薄寒桜

 

長尾八幡宮の薄寒桜
 

 

安高の道路わきの薄寒桜
 

 

まだまだ沢山ありますが今回の紹介はこのくらいにしてまたの機会にいたします。


 

今日の音楽

 

 私がごく小さい頃祖母はお琴の師匠をしていました。いつも子守唄にお琴の響きを聞いていました。

 

 

 

 


アカタテハ・モンキチョウが飛びました

2012年02月20日 | 日記

今日の花

ヤブツバキと桜

 


 日差しは明るく暖かいのに風は驚くほど冷たいのはどうしてでしょう。

如月はやはりキサラギさむさかな ですかねー。風邪気もあっていっぱい着込んでいます。

 

空は快晴、でも気温は最高7度。 それでも今日は春を感じているのか蝶が飛ぶのを見ました。今年初めてのアカタテハです。枯れ葉が高い所から落ちてくるように舞って地面に降りてきました。止まった場所がよくなかったのですが初ものだけに一応カメラに収めました。これならほかの蝶も飛んでいるかもしれないとみかん畑の方へ行ってみると陽だまりの暖かい畑にモンキチョウが2頭飛んでいました。

海の近くではイワシが浜に上がったらしく鳶がたくさん群れていました。

 


アカタテハ

 

モンキチョウ

 いま 蜜を吸うにはこの花しかありません

 


 


スイバの葉を食べるベニシジミの幼中

皆さんにはお分かりにならないと思いますが、この幼虫は 餌を食べているところがなかなか撮れないのです。

 


今日の音楽

 本日も 「いきものばかり」                             

 

もうすぐ 卒業のシーズン あちこちで若い人たちが歌うことでしょう。

昨日と同じ歌ですが合唱版で送ります。2年前におじさんやおばさんたちも歌いました。

 

 


滝の観音様(十一面観音)のお祭りがありました

2012年02月19日 | 日記

今日の花

庭の薄寒桜が一輪開きました。昨年も寒い冬で平年の開花より10日くらい遅れましたが、今年はそれよりさらに1週間遅れて今日咲いていました。

 


 風邪でしばらくお休みしていましたが、ようやく気力も戻って来て、何か載せようかと編集ページを開きました。

風邪も全快と言うほどではありませんが体調も整いほどほどに動きまわっています。今日は24節季の雨水だそうですが天気はよいのに風は真冬並みの冷たさです。ここのところずっと寒い日ばかりで暖かい日がなく「春を呼ぶ三寒四温はどうした」と言いたくなります。

今日はこの二・三日にあった出来事と本業の蝶の観察をアップしますので、またお付き合いください。

コメント欄にはたくさんのお見舞いをいただきありがとうございました。未だお礼もご返事も書いていません。無礼をお許しください。

 


 昨日は忙しい一日でした。10時半から屋代の滝の観音様のお祭りだと聞いていたので、蝶の師匠をお誘いして出かけてみました。こんな時はお参りすると言うべきだと思いますが信仰心の薄い私ですので関係者の方には申し訳ないのですが好奇心のみで出かけました。観音様はやはりお見通しだったようで私たちが滝へ着く前にお祭りは終わっていました。滝へ登って行く途中でお坊さんや参拝の皆さんが帰って来るのに出会い、もうお祭りは終わったことを告げられました。お接待のお菓子とお餅をいただいてさらに登って行くと誰もいない滝の観音様の前には大きな薪が積み上げられて燃えていました。大変な量の薪で今日中には燃え尽きないのではないかと心配になりました。夕方には誰かが後始末に来るのかもしれません。

 

屋代まではオレンジロードを通って行くと近いのです。

大島オレンジロード

大水瀬・小水瀬 ・かすかに青島が見えます

この道路わきに今年は桜を植える予定です

空気が澄んでいると、この方向に九州が見えます

向こうが笛吹き峠です

 

滝の観音様への参道



「原始の火」 は放射能を出しません。プロメテウスが授けてくれたのはこの火なのです。

しっかり暖まりました。いただいた餅をここで焼いて食べたら美味しかったでしょうが、そのまま家に持ち帰りました。

下に下った時にはもう11時半でした。次は安下庄の「海の市」です。急いで帰りました。

 


2月の 「安下庄海の市」


着いた時には12時を過ぎていて人影も少なく、お店も閉店にかかろうとしていました。

今回は前回よりも盛り上がったそうです。次の3月はもっと沢山のお客さんが集まるといいですね。

 


午後は柳井の「アクティブ柳井」へ合唱に行かねばなりません。

私たちの合唱グループの伴奏をして下さるピアノの先生の教室の発表会があるのです。

ステージでは合唱のフィナーレの盛り上がりのところで、私は風邪による咳が出そうになりました。必死で息をのみこみ曲が終わるまで咳が出ないように胸を締め付けて耐えましたがなんと時間が長くつらかったことか。やはり出演は控えるべきでしたね。

と言うことで、忙しい一日でした。 


 その他にも大変なことがありました。


某放送局の取材もありました。取材の光景をこちらが取材するのも面白いかもとこそこそとカメラを動かしました。

 

 


 

ここらで、本業の蝶の観察記録を


飼育のベニシジミ     春を間近にして大きくなりました。

幼虫が小さい時には葉を食べる時、表皮を残して食べていましたが大きくなると端っこから丸かじりです。

ベニシジミは大変な恥かしがりやで何時も顔を隠しています。

 

アサギマダラの幼虫

滝の観音様の近くにあったキジョランにもアサギマダラの幼虫はいました。

写真を撮る時には形が少しいびつなので死んでいるのかと思って撮ったのですが、よく見ると脱皮の最中でした。貴重な瞬間が捉えられたのです。

これは2齢だと思います。

 


お疲れさまでした、お終いは今日の我が家の猫「ソックス」です。

 

 


今日の音楽

 

 わたしはもしかして  いきものがかり ?

 


ベニシジミの幼虫飼育

2012年02月14日 | 日記

 2・3日前からついに風邪をひいてしまいました。今日は少し回復したので這ってでもパソコンにたどりつかねば・・・・・・・・       (ウソ!)

でも、いつものように夜更かしはできませんので何か簡単にと思い部屋の中の飼育中のベニシジミを撮って来ました。一般の方にはそんなもの見たって面白くもなんともないことですが、蝶の幼虫たちは春に向かって着実に成長しています。もう終齢を迎えている幼虫もいます。相変わらず孵化せず卵のままのもいます。こんな世界もあるということでお付き合いください。

 


ベニシジミの越冬幼虫


大きさ 10mm

4日前に畑のスイバの裏にいたのを見つけ家に連れ帰ったのですが、4日間全く動きません。もしかしたら前蛹になる手前かもしれません。

 

大きさ 8mm   上に脱皮殻のようなものがあります。 下の食痕は食べたばかりの新しいものです。

 

大きさ  12mm      立派な大きさです。終齢だと思います。

 

大きさ  6mm      3齢ではなかろうか。

 

大きさ 3mm       2齢幼虫でしょう。

 

卵は未だ孵化しません。

 

 


アサギマダラの蛹


昨年の12月の半ばに蛹になりましたが、蛹になって2カ月じっと春を待っているようです。あまり変化がありません。

 

昨年の10月に蛹になりましたが寄生虫にやられて死んでしまった蛹です。左の薄茶色のはマダラヤドリバエに寄生されハエの幼虫が出て行ったあとです。右側の黒いのはまだ何も出てきません。春になったら寄生蜂が出てくるかもしれません。何が出てくるか楽しみです。

 


今日は音楽まで手が回りません。WHITNEY HOUSTONが48歳で亡くなりましたね。

 


久しぶりの海

2012年02月11日 | 日記

 今日は本当に久々で海へ行ってきました。海と言っても船で沖に出たのではありません。大潮なので今年初めてのわかめ刈りに潮通しの良い海岸へ行ったのです。わかめは日本では非常に古い時代から食べられていたそうですが、海藻の中でも海苔・昆布と並んで横綱クラスではないでしょうか。私にとっても好物なので一年に2・3度は取りに行きます。春の大潮は夜中の方がよく引くのでわかめ刈りも夜中の2時か3時ごろ起きて夜の海へ取りに行くのが普通ですが今回は昼間の引き潮で行きました。昨年は「夜の布刈」と言うことで紹介しましたが、今年は昼間の風景をご紹介します。

 


 大畠瀬戸の急流が美味しいワカメを育てます。

 大畠瀬戸の真ん中に岩礁が現れます。

砂浜の貝殻
 

 

 

 

 貝殻にはこのように年輪のような線が入っているのをご存知ですか。木の成長と同じように貝も冬には成長が鈍るので年輪のような模様が出来るのです。この貝は線を数えてみると9年は生きていたことになります。

 

貝がらに ぬくもりを見る 春の海      蝶調

 

 

ヒジキの芽 

緑のじゅうたん  アオサ

 

布刈の風景
 

 キラキラと 輝く波間に 若布刈る    蝶調

 


夕暮れの風車

電力会社はいろいろ理由を付けては風力発電を嫌っています。原発を作りたいから。

 

柳井火力発電所

私の住む大島から見える範囲には発電所がたくさんあります。火力発電所が2カ所、風力発電所が2カ所、原子力発電所が1カ所です。こんなに電気を沢山使っているのだとつくづく感じます。

 

海藻を育て、貝を育て、鳥たちを育み、人間にも幸を与えてくれる海の自然を守って行かねばなりません。 

 


今日の歌


アゲハチョウの吸水と 鳴る滝の紹介

2012年02月09日 | 日記

今日の鳥

雉の雄

一番下の写真は車のウインドウ越しに撮ったもので霞がかかっています。

 


 先日から 久賀の延命の滝・奥畑の観音の滝 と紹介しましたが私の住む安下庄にも滝があります。「鳴る滝」と言います。Nさんからコメントで「ナルタキ」はどうしたとご指摘がありましたが、そこはぬかりなくちゃんと写真に撮ってあります。と言っても一昨日雨上がりに行ってきたのですが、なんと言っても55年ぶりに訪ねて行くのですから所在地もはっきりせず子供の時の記憶を頼りに川に沿って登って行きました。川沿いの畑は当の昔に山林に帰っていて杉林や竹やぶの中をかき分けて登って行きました。最初に水音がしてきたので滝かなと川を覗くと小さな滝が現れたのですが子供のころ見た滝はもっと大きかったように覚えています。更に上に登って行くと少し開けて目の前に岩の壁が現れてきました。そうだこれが「鳴る滝」だと昔の記憶がよみがえって来たのです。今の時期は水量が少なくて滝らしくありませんでしたが梅雨時に来てみると立派な滝だと思います。子供のころは今よりだいぶ寒さが厳しかったものと思います。滝が一面氷柱で覆われていたことを憶えています。

観音の滝も5・6年前ボランティアの人たちが道や滝の周辺を整備したと聞いています。また、延命の滝もボランティアの人たちが守っているとのことなので、私たち安下庄もせめて道くらいはきちんとしてあげたいものです。Nさん帰ってきたらやりましょう。


鳴る滝

最初見えてきた小さな滝

元の畑の石垣はまだ残っています

竹やぶの向こうに見えてきました。

今は水が少なくてさみしいです

少し横から眺めてみました

 

以上で大島の3滝をご紹介しました。そのうちに水量の多い滝らしい時の写真を撮ってまた載せます。


昨年撮影した動画の紹介

 2011年7月24日、水の流れているみかん畑の園内道にアゲハがたくさん集まっていました。蝶たちも暑くてたまらなかったのでしょう。ナミアゲハ・クロアゲハ・モンキアゲハなどが入れ替わり立ち替わりで水を飲んでいました。

 

アゲハチョウの吸水

 


今日の音楽


奥畑の 「観音の滝」

2012年02月07日 | 日記

今日の花

 

お隣の庭の梅が一輪咲きました。昨夜からの雨も止み今日はしっとりと春の雰囲気です。

お隣の庭ではクリスマスローズが咲いていました。我が家の庭のクリスマスローズはまだ咲きません。

今年は小鳥が少なくてマンリョウの実もたわわについています。

我が家の梅はもう一息ですがまだ蕾です。

今夜から明後日にかけてまた寒波がやってくるとの予報ですがお手柔らかに願いたいものです。


 安下庄では久々に最高気温が10℃を超えました。こんな日はやはり野山へ行って虫たちの様子を観察しなければと濡れた草木をかき分けて見てきました。いくつか新しい発見もあって面白い一日でした。

一昨日奥畑の保慶の七不思議をご紹介しましたが、当日は「観音の滝」へも行ってきました。山の中で似たような所なので一緒に紹介すると、どちらがどっちと分からなくなると思い別の日にしました。


観音の滝 (2月5日)

 この観音の滝は1月27日のブログで紹介した延命の滝と同じほどの高さがあり大島では一二を争う大きな滝です。先日久賀の知り合いの人にこの滝のことを教えていただいて私は初めて知りました。是非一度見たいと思い場所を教えていただき見に行ってきました。近年にはだれも訪れることがなく道もなくなり荒れ果てていたそうですが、大島地区のボランティアグループの人たちの力で5・6年前に道を切り開き滝の周囲を整備して誰でも訪れることが出来るようになったそうです。

今月の18日に滝の観音様でお祭りがあるそうですので、お近くの方はお参りしてみてはいかがでしょうか。いろいろお接待もあるそうです。私も時間が取れれば覗いてみようかと思っています。

オレンジロードからの入り口

 

車ではいると500mくらいでこの駐車場まで行けます。ただし数台しか駐車できません。

 

川沿いの山道を20から30分歩いて登ります。

 

 

杉木立の中にようやく滝が見えてきます。登り道の途中に何カ所か赤い幟があるので間違いなかろうと思って登って来ました。

 

観音様の仏像は新しく作られたもののようでした。

水量が少なかったけれど、寒波の名残りで滝にはツララが下がり冬の風情がありよい雰囲気でした。滝の高さは約20mくらいでしょうか。

 

 


ここからは今日の写真です。

冬の虫たち

ベニシジミの幼虫と卵

雨にぬれている卵

 

2齢幼虫が一生懸命スイバをかじっています。

 

ついに見つけました。卵からかえったばかりの初齢幼虫を。白い矢印のところにいます。

2mmくらいでしょうか。

 

その他の虫たち

蛾  名前は分かりません。落ち葉の裏にいました。

カメムシ 

カメムシ

 

暖かさに誘われてツマグロヒョウモンの幼虫

 

ツバメシジミの幼虫かと思って連れて帰ったのですがどうも違うようです。春まで飼育してみれば何になるか分かるとは思いますが。幼虫に詳しい方がこの写真を見てくださったら教えて下さい。

 


 

今日の音楽 


キタキチョウの羽化 Eurema mandarina

2012年02月06日 | 日記

キタキチョウの羽化 (昨年の8月23日)


 飼育のキタキチョウがいっせいに羽化しました。上の画像をクリックしてみて下さい。

 

 

蛹の時、体を固定する糸が切れてしまったキタキチョウです。ティッシュペーパーの上で羽化が始まりました。 

  

上のティッシュペーパーの上で羽化したキチョウです。無事に羽を伸ばすことが出来ました。

 

 

午後には窓際で元気に飛び回りました。

 

 山のネムの木にいる幼虫です。

上の蛹は蛹化したばかりです。下の蛹は羽化の前日の写真です。 

 


 野山にいるキタキチョウです。

 

 黒い大きな蝶はカラスアゲハです。

 

 

 


越冬中のウラギンシジミ

2012年02月05日 | 日記

今日の蝶

矢印のところにいます。

ウラギンシジミ ♂

 

 奥畑のオレンジロードからそれて谷沿いに山へ入って行きました。小川の側の石菖の葉の中に白いものを見つけました。すぐにウラギンだと分かり、そっと近づいて冬眠中の所を起こさないようにして撮影しました。なかなかきれいな雄でした。

 

山深く 氷柱の下がる 谷川に 

          ひそかに春待つ ウラギンシジミ    蝶調


 大島地区の奥畑にある「保慶の七不思議」を歩いてみました。このような沢にはキジョランが生えている可能性があるので、見つかればいいなと思い奥の方まで入ってみました。ここへ入るのは初めてです。

 


保慶の七不思議

 

 

 

 

 

 

ここしばらくの寒波は大島にしてはかなり寒かったのですね

 

烏帽子岩

林の中には石垣でできた段々畑の跡が見られます。道も石で丁寧に作られてありました。

 

急な登りのところは石段が築いてありました

奥が深い様子でした。

この分岐点から岩屋観音までは1.4kmあるそうなのでまたの機会にします。

 

 


大島にもこのような山村の風景があります。

 

 

奥畑の田圃の冬風景   立派な石垣です。 


アサギマダラの調査

上3枚の写真はレモン畑の奥にいるアサギマダラの幼虫

我が家の庭先で飼育しているアサギマダラの幼虫

 

1齢から3齢の幼虫は寒さにもめげず、みんな元気でした。

 


今日の音楽

 

冬籠る 裏銀しじみの 春の夢            蝶調