曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

今年最後の日にはやはりアサギマダラのこと

2017年12月31日 | 日記

今日の花

フォックスフェイス  茄子の仲間です。キツネに見えますか。

 


 今年も大変お世話になりました。私にとって、忙しい時こそ息抜きとして・数少ない楽しみとしてブログを書いています。皆様の応援があればこそ続けてこられたようにも思います。

一年間 ありがとうございました。 


今月はとても忙しくて一度も山の中に入ることができませんでした。今日ようやく時間がとれたので、朝早くから山へ行ってきました。アサギマダラの幼虫調査とキジョランの種を拾いに行ってきました。キジョランの種は少し時期が遅れたため探すのが大変でした。昨年より種も少なくて、拾うことの出来たのは40粒だけでした。そしてアサギマダラの幼虫は数は平年並みにいましたが初齢と2齢がほとんどで大きい幼虫はいませんでした。越冬するには小さめの方がよいのでちょうどよいのではないでしょうか。

これから本格的な冬に向かいますが、生き物たちは新しい命を準備して春に備えていました。

今、外では除夜の鐘が2017年の終わりを告げています。来年もよろしくお願いいたします。

 

 


キジョランの種とアサギマダラの幼虫

新しい命の元です

ウラギンシジミの死

 

深い谷間でこんなところにキジョランは生えています。

キジョランの幼樹

これより上にはもう道がありません。

大きなキジョランは10数メートルの高さまで登ります。

スズメバチの巣

 

 

キジョランの葉裏にいるアサギマダラの越冬幼虫

一番大きな幼虫 3齢

 

 

キジョランの種

 

 

植物も虫も命をつなぐためにいろんな工夫をしています。

 

 


片添えヶ浜の 日の出

2017年12月29日 | 日記

昨日の続きです。夜明け・朝焼け・日の出シリーズは今回で多分お終いです。12月中は日の出写真にお付き合いいただいてありがとうございました。

12月はみかん作りにとってとても忙しい時期なので好きな蝶とか写真のために出かけることはできません。みかんの収穫で朝早くからみかん畑に行くと朝日がとてもきれいなことに気づき日の出の写真を撮り始めました。毎日、朝日の登るのを見ていると日に日にその景色が変わって行くのがおもしろくて仕事の前に朝日を撮ることを始めました。最初はみかん畑からの景色だけでしたが、海に囲まれている大島には美しい朝日を眺めることのできる場所がたくさんあることを思い出して、早朝のひと時に朝日を見るために早起きして出かけるようになりました。今日載せた片添えヶ浜の夜明けは私にとっては初めてのことです。ここにあるリゾートホテルは名前を「サンシャイン サザンセト」と言うのですがまさに名前の通り素晴らしい日の出が見られるホテルです。そのことを売り物にしているかどうかは知りませんが、今の時期でしたら「素晴らしい朝日を見に来ませんか」というキャッチフレーズが使えると思いました。皆さんも素晴らしい朝日を見に片添えヶ浜のホテルに泊まりに来ませんか。(ホテルから宣伝を頼まれたわけではありませんが)

 


片添えヶ浜の 日の出

 

 

 

なぜか注意書きは英語 

私の影

ホテルの紹介

 

 

 

 

 

 

 

 

 マラソン人は何度も目の前を通り過ぎて行きました。声をかけてもいいものか? かけない方がよいものか?

 

 


片添えヶ浜の 夜明け

2017年12月28日 | 日記

今日の花

椿  白卜判が咲き始めました。

 


今年もあと数日となりました。ここのところずっと夜明け・日の出の写真を撮っています。 

海岸での夜明け風景は、大島にはまだまたいいところがたくさんあります。

今朝は片添えヶ浜のリゾートホテル「サンシャイン サザンセト」の前に来てみました。もう少し暗いうちに来るべきでしたが目が覚めるのが遅かったので仕方ありません。冬至の近い今の時期には日の出場所が南に寄っているので、ホテルから見る日の出は海の向こうの真正面になりとてもきれいな日の出が見られます。ホテルに泊っているお客さまも二階のベランダからこの美しい朝焼けを写真に撮っていました。砂浜に沿った遊歩道にはマラソン人もいました。海にはカモの仲間のウミアイサが泳いでいました。とても静かな朝です。わたしは美しい朝焼けが見られて幸せな気持ちになれました。

 


日の出前の片添えヶ浜

 

 

 

 

写真中央の高い山が四国の石鎚山です。

 

振り返るとリゾートホテルがあります。二階の人は海の向こうの朝焼けを見にベランダに出ています。

ダイニングルームでは早くから朝食をとるお客がありました。

窓には朝焼けが映っています

 

海にはウミアイサの群れがいたのでそっと近づいてみました。私に気づくとすぐにおきに向かって泳ぎ去って行きました。

 

さっきの人が帰って来ました。

 

日の出はもうすぐです。

 

 

この続きは、また


昨日のモーニングショウの続き

2017年12月26日 | 日記

今日の花

胡蝶蘭  9月にいただいた胡蝶蘭の花はまるで造花のように咲き続けています。不思議な花です。

 


昨日の続きですが、太陽と雲のショウがおもしろかったので長いこと眺めていました。普段は日の出を見たら撮影をやめて帰るのですが、振り向くとまた撮りたくなり、この日はなかなか帰る決心がつきませんでした。

 

 


いつものみかん畑から

 

景色の中にどうしても生き物がほしいものです。 ヒヨドリが横切って行きました。

ヒヨドリ

 


寒さも忘れる 空のモーニングショウ

2017年12月25日 | 日記

今日はヒヨドリ

早朝のヒヨドリ   ヒヨドリはみかん農家の敵です。大事なみかんを片っ端から傷つけて食べて行きます。ヒヨドリの飛び方は変わっています、数回羽ばたいてはその勢いで羽を閉じて飛んでゆきます。上の写真では1羽だけ翅を開いていますが、他の4羽はカツオブシ状態です。

 


この頃、夜明け、朝焼け、日の出、ばかりですが、なかなか面白いのです。

約30分ほどのショウですが、出演の太陽は毎日同じなのに舞台が毎日違っていて脇役の雲の働きがとてもいいのです。日の出に雲がなかったら毎日同じで面白くないかもしれません。月の上で見る日の出は毎回同じできっと見飽きると思います。今朝の雲と太陽の立ち回りはとても面白くて30分間飽きずに眺めました。感動場面が多かったので写真の数が多くなりました。ごめんなさい。

 


みかん畑からの日の出 前篇

 

夜明け

 

少しだけお日様が見えてきました

ヒヨドリ

 

 

 

 

この続きは次回にします。


飽きもせず夜の明けるを見に行く

2017年12月23日 | 日記

今日の嵩山

冬ですね。海藻のヒジキが干してありました。

 

 


この写真は冬至の前の日12月21日の朝のことです。お日さまがもっとも南に寄った時にどのあたりから出てくるのか確かめたかったので、海面に近いところを選んで見に行きました。今度夏至になったらもう一度ここへきてみたいと思います。瀬戸内海で水平線を見るのはとても難しいことですが不可能ではありません。大島のどこかからそのように水平線から太陽が昇る場所があるのかどうかちょっと気になったのです。あるとすればどの角度で日の出家見られるのか、それは暦の上で何月何日ごろにおこるのか調べてみないと分かりませんがその時の練習になるかと思っていろんな場所から撮って来ました。

 


夜明け前

 

 

暗くて何の鳥かよくわかりませんが、カラスのようです。 

 

 

 

 

写真の中央からやや左の方から日が昇るときには、海からお日様が出てくるように見えるでしょう。

 

 

 

 

 

10時頃雲ひとつない青空となりました。 

 仕事中です。

 

 


今日は 冬至

2017年12月22日 | 日記

今日の花

和スイセン 今年は咲き始めるのがすごく早かったようです。あちこちで見かけます。

 


もう冬至ですね。秋が深まるにつれ、今頃は日に々々暮れるのが早くなってみかんの収穫にも焦りが出てくる頃です。でも、明日から昼間の長さが一日一日と長くなります。冬の寒さが厳しくなるのはこれからですがお日様が帰って来るというのは何となくうれしいものです。

冬至の日にはカボチャを食べるとよいと言ういわれがありますが、私はカボチャの代わりにスイカを食べました。冬至にスイカというのを皆さんもやってみませんか。しかし、今の時期にお店ではスイカは売っているのでしょうか。都会では大抵のものは何でも売っていますからスイカもきっとあるのかもしれません。我が家にスイカがあるのはお店で買って来たものではありません。とても面白いことにみかん畑にスイカがなっていたので11月のみかんもぎの前に持ち帰ったのです。何でみかん畑にスイカがなっているのかと言うと、8月の初めにお手伝いの人たちが来てみかんの摘果をしたのですがその時休憩時間にみんなでスイカを食べました。食べたスイカの種がみかん畑に芽を出して秋に実がなったようです。気温が低く日照も足りないので味の方はイマイチでした。

冬至の風習に柚子湯と言うのがあります。柑橘をお風呂に入れると香りがよくて私は好きなのですがカミさんが嫌いなので普段はできません。でも今夜は許可をとって柚子を少しだけ浮かべました。柚子は和風料理にいろいろ使い道がありますが、我が家では柚子の酢でお寿司を作ります。とても美味しいです。柚子の果汁とか皮は冷凍保存することができるので一年中使うことができます。

 


季節外れのスイカ

日本全国で冬至の日にスイカを食べた人は何人いたでしょうね。 

スイカの糖度  それほど甘くはないですが食べました。 

 


柚子湯

 お風呂場に柚子の香りが立ち込めて爽やかです。

 


嵩山 山頂からの日の出

2017年12月20日 | 日記

 夜明け前に山に登り、高いところから日の出を眺めると、本当に地球を感じることができます。

 


高いところからの眺めは視界が広くていいですね

 

 

ようやく太陽がのぞいてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今朝は雲が多いので夜明けの撮影は辞めようかと思いましたが、山頂まで来てみて良かったです。

 

 


アサギマダラは今朝、南の島で旅立ちました

2017年12月19日 | 日記

今日の柑橘

「赤」と兄弟の「黄」です。  一緒に生まれたのですが味は違います。

 

 


 南の島のKさんより今夜メールが届きました。

送ったアサギマダラ2頭は今日の午前中に人の手を離れ自然の中へと飛び立っていったそうです。

その時の様子を知らせてくださったのでメールの一部をここに掲載させていただきます。

 

     放蝶時の様子

放蝶予定の今日の屋久島の天気予報は最高気温は13℃

一日中曇ということでした。あまり放蝶条件はよくないと

思っていました。

予報は外れて朝から陽光が溢れていました(11時頃から

雲が多くなった)。庭に出てみるとビワの花にアサギマダ

ラの♀が吸蜜に来ていました。

早速、捕獲し、マ-クを付け放蝶しました。この1頭を見

て送付されてきていた2頭も放蝶していいと判断しました。

10時にマ-クを付けた2頭の蝶を満開のツワブキの花の上

に置きました。途端に口吻を伸ばして吸蜜を始めました。

かなりお腹を空かしていたものと思われます。

♀の方は10分後には飛び立っていなくなりました。

少し元気のなかった♂は30分以上も止まって吸蜜していま

したが45分経った時にはもう姿がありませんでした。

 

なおアサギマダラに付けられた標識は下記のようになっていますので、何処かでどなたか見つけられたらお知らせくださると嬉しいです。

♂には「YAKU 12/19 YK-1078」、♀には「YAKU 12/19 YK-1079」

 


 


 


アサギマダラは南の島に無事着きました

2017年12月18日 | 日記

今日の柑橘

オタハイト(赤いレモン)  緑色のレモンが赤く色づき始めています。ミドリと赤い色とのグラデーションが素敵だったので撮ってみました。この柑橘はレモンとマンダリンの交配種だそうです。何年か前に春まで木にならせておいたらカラスが全部食べてしまいました。 ???

 


2日かかってアサギマダラの小包は南の島に届いたようです。そして肝心のアサギマダラは無事に生きていたそうです。明日天気がよかったらマーキングして外に放されることになりました。南の島にはまだアサギマダラの好む花がたくさんあるそうなので生きて行けると思います。これから先、送られたアサギマダラがどうなるか分かりませんが、ここまではうまくゆきました。

 


南の島のイメージです

 

 

この夜明けは大島の風景ですが ・・・