曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

柑橘の話-2

2019年12月19日 | 日記

今日の椿

我が家のオリジナル椿

 


 今の時期には仕事場で、毎日々々みかんに囲まれています。そして、12月になると本格的な柑橘のシーズンに入りいろんな種類の柑橘が食べごろを迎えています。その中で昨年もこのブログに載せた「雛あかり」について紹介します。前回の文旦に比べるととても小さい柑橘で種類的にはみかんの仲間です。

 


雛あかりの結実状態

 

こんなに小さなみかんです。

剥いてみましょう

果皮がとても薄いのです。

甘さを示す糖度は頓なものでしょうか。

15度は柑橘の中では甘い方ですね。

 

毎晩のように一人で試食会をしています。その他の柑橘。

左端のやや黄色い柑橘は初めて食べる柑橘です。

種はほとんどなく、果皮は柔らかく剥きやすい、中袋はとても柔らかくてそのまま食べられます。糖度が13度以上あれば申し分ありません。

 

次々と新しいみかんができるのは嬉しいですね。


毎年ここで紹介している文旦

2019年12月15日 | 日記

今日のモミジ

庭のモミジは赤いものはほとんど散ってしまいましたがこの黄色く色づくモミジが最後まで残りました。

 


 我が家で生まれた文旦のことですが、もう何年もこのブログで紹介しています。いまだに名前がありません。今年は沢山なっているので多くの人に食べていただけるかと思います。そのためにも名前を付けなければいけませんね。今の時期には温州みかんと言う優れものがいるので文旦なんか食べる人はいませんよね。皮は厚いし剥きにくいしゴミは出るしでよほど決意しないと食べられません。それでも私は文旦のさわやかさが好きなので1個剥いで食べてみました。甘いだけでなく酸味と苦味が程よく調和してとても爽やかです。

文旦系の柑橘が好きでこの文旦を食べてみたい方は申し出てください。コメントでもメールでも結構です。

 


我が家の文旦

こんな感じでなっています。

ほとんど球形で満月のお月様のようでしょう。

それでは食べてみましょう。

 

果汁の糖度を計ってみましょう。

13.5度ですね。12月でこの塔℃ですから2月・3月になったらもっと甘くなります。

 

ちなみに酸はどのくらいでしょうか、酸は家で簡単に測るのが難しいので柑橘試験場で測っていただきました。0.89%でした。酸っぱくはありません。

 

 


暖冬の12月 知らぬ間に山の木々は色づきました

2019年12月11日 | 日記

今日の花

この二鉢の椿は同じものでしょうか。気になっています。

 


 最近、みかんの収穫などで忙しくて山の方へ行ってみる間がありませんでした。今朝1時間ほど暇を作ってアサギマダラの幼虫調査に行ってきました。山の方ではすでに終わっていると思っていた紅葉がまだそれほど散っていなくて意外にきれいでした。ヤマモミジ・ウリハダカエデ・イチョウ・コナラ・ハゼなどが色づいていました。

 


山の装い

 

 

イロハモミジ

 

イチョウ

 

スズカケ

 

山の木々

 

ウリハダカエデ

 

庭のモミジ

 

信州からの便りではもう一面は雪だそうです。こちらはまだまだ秋が去ろうとしません。

 


私のまわりの生き物たち

2019年12月10日 | 日記

今日の花

我が家で今年初めて咲いた実生の椿と山の藪椿を比較してみました。左が藪椿です。右が実生の椿です。

藪椿  日当たりの良いみかん畑でもう藪椿が咲いていました。この藪椿は早咲きで毎年みかんもぎの時期には良く咲いています。

 


 毎日、仕事の合間に生き物たちを見て歩いています。今年の12月はとても暖かいのでチョウもいろんな蝶がまだ飛んでいます。珍しい野鳥にも出会いました。野鳥は私と出会うとすぐに飛んで逃げてしまうのでなかなかいい写真が撮れません。数日前に車で走っていると鷹に出会いました。最初はハイタカかなと思ったのですがかろうじて撮れた写真から判断するとノスリのようでした。野鳥のことは詳しくないので間違っているかもしれません。今日は我が家の庭の高い木の上からスマートな鷹が飛び立ちました。急いでカメラを取りに行きましたが、その時はすでに遥か彼方の空の上でした。判別は難しかったのですがハヤブサのような飛び方でした。

庭のバラにヤクシマルリシジミが数頭やって来ていました。バラの新芽に産卵するためですが、今から卵を産んで冬の寒さが来るまでに間に合いますかね。ミナミキチョウは7頭生まれましたがみんなほとんど飛びません。キタキチョウが葉裏で越冬しているのと似ています。ミナミキチョウもこんな寒い所へ連れてこられて戸惑っているのかもしれません。アサギマダラはみんな南の国に向かって飛んで行きましたが、カバマダラは南へ向かうことが出来ないので仕方なく寒さに耐えています。

 


まず鳥からです

私の前を逃げてゆく鷹ですが、何でしょう。

ノスリではないかと思います。?

 

またまた逃げられました。

ハヤブサのようです。

今日もいい天気です。

 

椿

 

バラの木にヤクシマルリシジミ

産卵しています。

 

カバマダラ

トウワタに付いているカバマダラの幼虫

 

昨夜生まれたミナミキチョウ

 

山の中のキジョランには越冬するアサギマダラの幼虫がいました。

山のキジョラン

 

みかん畑のクレメンティン

山の木々がようやく色づいて来ました

 

日々好日、生き物たちと共にゆっくり時間が流れています。


今日はみかんもぎの応援隊が10人でした。

2019年12月08日 | 日記

今日の花

またまた椿  

 


 みかんの収穫にサポーターの方たちが来てくださっています。地元の方もいますが岩国や山口市から来てくださる方もいます。皆さん朝早く暗いうちから家を出て来てくださいますが、私も準備のため日の出前にみかん園に行きます。この時期にはみかん園で日の出を迎えますが、東の空が明るくなり山の端から太陽の光りが射しはじめる瞬間は一日の始まりを感じるとともに、もう一つ私たち人間も宇宙の一部分であることを実感します。この感覚は昔海へ釣りに出かけていた時にも感じていました。まだ真っ暗な早朝満天の星空を見上げながら港を出てゆきます。しばらく暗い海の上を走るうちに周りが薄明るくなりいつのまにか星の数が減っています。東の空が色づいて来て、そんな時地球が回っているのが実感されました。大自然の中で夜が朝に変わって行くときの変化を体で感じ取るのは街の暮らしではとても難しいことと思いました。

 


今日の夜明け

 

モルゲンローテ(朝日)を楽しむ


みかんの収穫

 

お昼時にはすっかり晴れてとても暖かい日でした。

  

仕事を終える時には快晴でした。

 

 


生き物たち(アサギマダラの幼虫)

 

命を終えたもの

 


12月ですがいろんな生き物がまだ活動しています。

2019年12月06日 | 日記

今日の手

傷口がふさがりました。表皮のはがれた部分の右側の所に直径6ミリメートルの穴が開いていました。深さ1.5㎝くらいで手の甲を貫通するまでは行きませんでした。お医者さんは穴を切り開いて中のごみを丁寧に取り出してくださって、あとは傷口を針で縫い付けてこれで良しと言うことでした。手は腫れることもなく、化膿することもなく順調に治って行きました。10日目に糸を抜きましたがその後は何も治療することはなく、昨日傷口を覆っていた瘡蓋が自然に取れて、無事に元の手に回復しました。

破れた組織を元のように修復する力はすごいですね。

 


 生命って地球上で(?)生まれて40億年近い歳月をずっと生き続けているのですね。自分自身を含めていろんな生き物を見つめるのはとても楽しいことです。仕事の合間に家の周りをぐるぐる回って生き物たちの様子を見て歩き写真を撮っています。今日は特別に南国の蝶たちを紹介しましょう。

 


ミナミキチョウ

 黄色い蝶の仲間の中にキタキチョウとミナミキチョウと言う蝶がいます。とてもよく似ていて飛んでいるのを見ただけでは区別がつきません。でも名前の通りでキタキチョウはおもに北の方に住んでいます。ミナミキチョウはおもに西南諸島の方に住んでいてここ大島などにはいません。

ミナミキチョウの蛹です

 

 

カバマダラ

カバマダラの幼虫

 

10月に庭のキジョランに産み付けられたアサギマダラの子供たち

 

 庭の木々

 

 

空と太陽 

 

 

今日はこんな一日でした。


行く秋を惜しむ紅葉、来る冬に向かって咲き始めた椿

2019年12月03日 | 日記

 昨日は久しぶりでまとまった雨が降り、そして今日は急に寒くなりましたね。みかんの収穫はお休みして荷造りです。家の周りを歩いて紅葉を見てきました。今年は9月に台風が来て海から潮風を巻き上げたのでモミジの葉が傷んでしまい素敵な紅葉は見られません。毎年この時期にちょっとだけ紅葉を見に行くのですが今年は諦めています。

 


家の周りのモミジ

 

蜘蛛の巣に捕らえられし楓の葉まだ行くなと引き留められしか

 


白椿

赤い椿より白椿の方が早咲きのような気がしますがどうなんでしょうね。白椿は10月から咲いていてもう8種くらい咲いて咲き終わったものもあります。赤い椿はまだ4種くらいで咲き始めたばかりです。我が家にはまだ100種もないので何とも言えませんが。

 

 

 白椿地に落ちてなお美しき

 

 


良い天気がつづきみかんの収穫は順調です。

2019年12月01日 | 日記

今日の果物

アボガド   フェルテと言う品種です。友達の所でなった実をいただきました。お店でよく見るアボガドは濃い茶色か黒っぽい色ですね。ハスと言う品種で世界的にも沢山作られていて主流の品種です。

私の家にも何種類か植えてありますが木が小さくてまだ実を付けたことがありません。私はアボガドが好きですから植えてある木が早く実をつけてくれないかと待ち遠しく思っています。

 


 12月にはいりましたが、今日も暖かくていい天気でした。7名のお手伝いの方が来られて収穫は大層はかどりました。今日のような穏やかな日は小春日和と言ってもいいのでしょうね。

 


準備の都合上夜明け前にみかん畑に行きます。

日の出の頃はよく晴れていました。

 

 

お日様が完全に顔を出していよいよ一日の始まりです。

 

 

みかんの収穫の仕事が始まりました。

 

 

 

 

 

今朝は愛媛県の方は霞んでほとんど見えません。