曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

オオムラサキ・ゴマダラチョウがエノキに登ってきました

2015年03月31日 | 日記

今日の花

2本のコブシ(辛夷)

 

 

20年くらい前に実生のコブシの木を2本いただきました。2本とも同じものと思って庭に植えたのですが花が咲き始めてみるとそれぞれの花が微妙に違うことに気が付きました。ひとつは白木蓮のように花弁が丸っこくてもう一本はシデコブシのように花弁が細くて枚数が多いのです。雄蕊の色も違います。

 


 ギフチョウを飼育しているネットボックスの中には鉢植えのエノキが2本入っています。このネットボックスはもともとオオムラサキを飼育する目的で作ったものでギフチョウには貸してやっているようなものです。毎日ギフチョウの方ばかり見ていたので気づかなかったのですが今日注意してみるとオオムラサキやゴマダラチョウの幼虫が根元の落ち葉の中から出てきてエノキの木に登っているのが見つかりました。よほど注意しないと見えない幼虫ですから気が付かなかったのですが何日も前から出て来ていたのかもしれません。成虫になるとゴマダラチョウよりオオムラサキの方が大きいのに越冬幼虫はゴマダラチョウの方が大きいのです。これからエノキの新芽が広がると葉を食べてどんどん大きくなります。楽しみですね。

イボタの木に付いているウラゴマダラシジミの幼虫もずいぶん大きくなりました。1㎝近くになったので見つけやすくなりました。

 


越冬から目覚めたオオムラサキの幼虫

 

 

 

目覚めたばかりのゴマダラチョウの幼虫

エノキの新芽が広がり始めました。

 

飼育用ネットボックス

ギフチョウが山桜にとまっています。

 

庭のキジョランでアサギマダラが今朝蛹になりました。

蛹になったばかりの時は緑色に透き通っていてとてもきれいです。寄生虫に感染していないことを祈ります。

これから気温が上がると約2週間で蝶になります。

 

 


染井吉野がようやく咲き始めました

2015年03月30日 | 日記

今日の蝶

今日は6頭になりました。

 


 今日は山のギフチョウも出てきたとの知らせがありました。いよいよチョウの世界も春本番です。今日見かけた蝶はツマキチョウ・モンシロチョウ・キタキチョウ・ベニシジミ・テングチョウ・アカタテハなどです。ツマキチョウを3月に見るのは初めてです。

でも、悲しいこともありました。冬を越してようやく蛹になったアサギマダラのひとつがヤドリバエに感染しているのが分かりました。これも昨日の死んだ蛹同様残念なことです。

私の住んでいる大島は温暖ですが春が少し遅れます。ニュースでは各地で染井吉野が5・6部から満開が近いことを報道していますがこちらではようやく咲き始めたばかりです。

 


ヤドリバエの感染したアサギマダラの蛹


昨日までは緑色で透き通っていたのに黒い斑点が内部に現れてきました。寄生したヤドリバエの幼虫が蛹の内部を食べているのです。

 

死んだ蛹   今日は全体が黒くなりました。寄生蜂によるものかもしれません。

 

終齢の幼虫がキジョランを離れ脚立の上を這っていました。お節介をしてこの幼虫は元のキジョランに返しました。

 

この幼虫はこの葉で蛹になるかもしれません。

 


私の植えた桜並木

次の土日が見頃でしょう。私はいませんけど。

 

おまけにもう一枚

完全に開きました。椿を草花の様に咲かせるのも面白いですね。


挿し木の椿が咲きました

2015年03月29日 | 日記

今日の花

薩摩紅

挿し木して2年目です。最近、私のブログに椿の挿し木についての検索がよく入ってきます。椿のシーズンだからでしょうか。

 


 今日、レモン畑のアサギマダラを見に行ったら大変なことが起こっていました。蛹のまま頑張って冬を越したアサギマダラがついに死んだのです。まだ原因は分かりませんが、とても残念です。その他の幼虫たちは皆元気です。

 


越冬したアサギマダラの幼虫たち

翅の模様まではっきりしたのに身体が茶色になってきました。もう春なのに羽化できませんでした。

仲良く一枚の葉を食べています。

この幼虫は順調に前蛹になりました。

暖かくなったので食欲も旺盛です。

 


春の花は黄色

 

同じ所にこんな花もありました

 

 


ギフチョウ

ボックス内に吸蜜用の山桜を入れてみたのですがあまり気に入らないようです。

 

 

 


桜と蝶

2015年03月28日 | 日記

今日の蝶

今年初めてのアゲハチョウが出ました。

 


 数日寒い日が続きましたが、今日は一気に春の陽気に包まれました。きっと20℃は越えたのではないでしょうか。我が家の犬小屋の所に羽化したばかりのナミアゲハが止まっていました。3月中にナミアゲハを見たのは初めてです。今日はお昼頃から山へ行きました。出会った蝶はテングチョウ・ルリシジミ・モンシロチョウ・キタキチョウ・ルリタテハ・アカタテハ・コツバメ・ミヤマセセリ・ムラサキシジミ・ナミアゲハ・ギフチョウなどです。数日前からヤマザクラが咲き始めましたが満開に近い桜の木も見られるようになり染井吉野もちらほらと開き始めたようです。

 


ヤマザクラ

 

 

品種名は分かりませんが早咲きの桜です

 

 

染井吉野

この調子なら染井吉野の満開は来週の土日でしょうね。その頃はいつものように京都へ花見に参ります。

 

 


山桜が咲き始めました

2015年03月26日 | 日記

今日のアサギマダラ

一番上の写真、この春の蛹2個目です。うまく行けば4個目になっていたはずですが10日ほど前に前蛹になった幼虫2匹は蛹になれず死にました。中の写真、昨年の11月に蛹になってそのまま冬を越した蛹ですがなかなか羽化しません。下の写真、4齢になったばかりです。

 


 山桜の花がちらちらと見え始めました。例年より少し遅れている気がします。染井吉野と違って先に葉が出るので花の色より新葉の色に染まります。昔私が海彦だったころには山桜の花を見るとメバルを釣りに出かけていました。この時期になるとメバルが荒食いするのです。メバルのことを春告魚とも呼びます。今はギフチョウが私に春を告げます。

 


山桜の花

 

 

 


何もない一日

2015年03月25日 | 日記

今日の花

ムスカリ

 

Viola

 

ラッパスイセン

 

スミレ

 

カンアヤメ

 

 


 今日の一日は朝一番で庭の花を撮って歩くことから始まりました。 

他には一日中、面白いことは何もありませんでした。蝶たちにも何の変わったこともありません。

 


空白

 

 


春の海

2015年03月24日 | 日記

今日の安下庄湾

大潮でしょうね。潮がよく引いています。

 


 海もすっかり春の雰囲気になりました。春の大潮は潮干狩りに行きたくなります。磯へ行くと海の幸がいっぱい取れます。ワカメ・ひじき、ナマコ・サザエ・たこ・ウニ・・・・・。以前は海が7割に山が3割くらいが私の遊び場でした。10年前に蝶を始めてからは海へ行く機会が少なくなりました。今日も海を眺めながら山へ行きました。でも意外に気温が上がらず期待した蝶は出ませんでした。家で飼育のギフチョウの写真を撮ってお終いです。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

 アラベスク第1番 ドビュッシー 


らんらんさん有難うございます。Aldo ciccoliniさんのピアノまだ続きますね。楽しみにしています。


私の住む町は瀬戸内海の島で南を向いているので普段目の前に見える島々は愛媛県です。今日は島の反対側を走っていると広島県の島々がよく見えまたので写真に収めて帰りました。

西から東に目を移して行きましょう。今の時期海の水はとても冷たくてよく透き通っています。海水中のプランクトンなどが少ないのでしょう。

この方角だとしまなみ海道が見えそうですね。でも見えません。

 

もっと詳しく見るとこんな風です。

 


山でまったく蝶に合えなかったので、庭のギフチョウをお見せしましょう。

 

生まれたばかりです。

ナミアゲハやキアゲハにも似たような配色がありますがギフの模様はいいですね。

この雌の模様は完璧なOリングです。

メスはカンアオイが気になるようです。しきりに調べていました。

 


白い花

2015年03月23日 | 日記

今日の花

春の花と言えばわたしには黄色がまず一番に浮かびます。その次が桃色です。白い花と言えば5月の花のイメージが強いのですが皆さんはどう感じますか。

 


 今日はまた少しだけ寒さが戻ってきました。昨日仕事中に汗をかいたのでセーターを脱いで仕事に行ったら風が冷たくて我慢ができなくなり家にセーターを取りに帰りました。この寒さは数日続くとの予報です。桜の開花が2・3日遅れるかもしれません。内心喜んでいます、私としては桜が遅れてくれた方が良いのです。京都の花見が来月の5と6日と決まっているので花が散ってないことを祈っています。

昨日は山から見た海の景色を春霞と書きましたが、ニュースでは九州・山口でPM2.5の濃度が極めて高かったと話していました。春霞と言えば響きがいいのにPM2.5と言うとおもしろくないですね。それでも今日はすっきり晴れました。

 


夕方の海と空

鉄の鳥が3羽岩国基地へ向かっていました。

 

 


今日の幼虫 

ゴマダラシジミ

イボタの木の新芽を芯まで食べています。

お食事が終わりました

何処へ行くのでしょう。食後の散歩でしょうか。

 

 

 

 


アサギマダラの春近し

2015年03月22日 | 日記

今日の蝶

テングチョウは成虫越冬です。冬でも暖かい日にはどこからともなく出てきて飛び回ります。そしてよく地面に降りて日の光をいっぱいに浴びるため羽を開いてとまります。今日は他にキタキチョウとルリシジミが飛ぶのを見ました。

 


 アサギマダラの幼虫がみんな大きくなりました。防鳥ネットで囲ったキジョランに付いている幼虫は正月以来1匹も減ることなく全員無事に春を迎えようとしています。良かったですね。中でもよく無事に冬を越せたと思うのは11月30日にすでに蛹になっていてそのまま4か月間蛹で過ごしたアサギマダラがいることです。今日見ると羽の色が黒ずみ始めていました。もう数日で羽化するかもしれません。蛹のままで越冬したアサギマダラを見るのは初めてです。

 


蛹で冬を越したアサギマダラ

目が黒くなり羽の模様が見え始めました。下の写真は3月11日のもので初めて目や触角に色が付き始めたものです。

 

その他の幼虫たち   

終齢が多くなりました。

幼虫には白っぽいタイプと黒っぽいのとがいます。

 


みかん畑の上から海を見下ろすといかにも春らしく霞んでいて四国の方は全く見えません。

下に柵のようなものが見えますがイノシシ避けの柵です。