曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

河津桜 が咲き始めました

2019年01月29日 | 日記

今日の花

河津桜  以前道路わきに植えた河津桜が1本余ったのでみかん畑に仮植えのつもりで植えておきました。その後何処へも持ってゆく機会がなくて畑の中で大きくなってしまいました。今では幹が20㎝ほどになっています。例年だと2月の中旬か下旬に咲き始めるものですが、暖冬の今年は薄寒桜の開花が異常に早かったのと同じでとても速いです。

 


 しばらくぶりで椿山へ行ってみました。千本椿の椿山を作るつもりだとこのブログでも何度も書いていますが植えた椿はまだ20本余りで千本には程遠いのです。現在苗木は200くらい作っていますのでもう20年もすれば椿山ができる予定です。そして100年後には立派な椿山になるでしょう。

 


つばきの花

 

 


今日のアサギマダラ

暖かい日が続くので次々と羽化します。

今朝も1頭羽化して6頭目です。元気の良い2頭は里子に出しました。飛べない蝶は我が家で世話をしています。

 

 


キジョランの種

2019年01月27日 | 日記

今日はキジョランの種蒔きについて

キジョランの実から種を取り出して、プランターに播きました。

 


 昨日はアサギマダラの食草のキジョランの実についてご紹介させていただきました。キジョランの木を育ててもなかなか実がなることは珍しくて実物の実を見たことの無い方が多いと思います。山の中の自生地へ行ってもキジョランは蔓性で高い木などに絡まってかなり高いところまで伸びてゆきます。自然に生えているキジョランに実がなっていても遥か高い所に付いていて手の届くようなものではありません。そのようなことで私は毎年実が割れて綿毛の付いた種が落ちてくるころを見計らって拾いに行きました。その拾ってきた種を鉢に播いて苗を作ってきました。今年は知人からキジョランの実を2個いただいたのでその実から種を取り出して播いてみようと思っています。キジョランの種は乾燥しすぎると発芽率が悪くなるようです。また実の中に長く置いてカビを生えさせると種が死んでしまうこともありますので早めに土の中に入れて程よい湿度を保った状態で春を待つ方が良いと思います。それであまり遅くならないうちにと、昨日種を播きました。充実した良い種だと100%近い発芽率が得られます。今日は種の取り出しとプランターへの播種に付いてご紹介します。

 


キジョランの実から種を取り出す。

 

自然のままでしたら乾燥で白い綿毛は開いて風に乗って遠くまで運ばれるのですが、私の所では実を容器の中に入れておいたので湿って綿毛は開きませんでした。 

自然の中でも飛んで行って地面に落ちた後は白い綿毛は種から自然に外れます。

種を播く時に綿毛は不要なので取り除きます。

綿毛と一緒に捨てたのは種がぺちゃんこで充実してないものです。

 

もう一個の実からも種を取り出します。 

一個の実に入っていた種の数は96個でした。最初の実は99個入っていました。

 種は保存するときは乾燥しすぎないようにしておきます。

 

種の播種

普通の培養土に播きますが、発芽した後もしばらくそのまま成長させますので土の底の方へは基肥を入れておきます。 

私は3㎝間隔くらいで播きますが種が少なければもっと広く播く方がいいでしょう。このプランターには50粒の種がまいてあります。

約1㎝くらい土を被せます。種は軽いので水を撒くと浮いてきて土の上に出てしまうこともありますので、上に出てきた種が乾燥しないよう埋め戻すことも大事です。

 

 

 5月半ばには発芽し始めます。

本葉が2~3枚になれば小さなポリポットなどに1本づつ植え替えます。

7月になれば根もよく伸びています。

夏の間は乾燥させないように気を付けます。キジョランの自生地は沢などの常に湿りのあるところです。

 大きな本葉が出るようになったら鉢を一回り大きくします。

そして夏の間に施肥と灌水を怠らなかったら、秋までに草丈40センチくらいで葉が8枚から10枚くらいの株に育ちます。

秋にはアサギマダラの幼虫を1匹くらいは育てられる株になります。

地面に植えるには40~50㎝以上になってから植えた方が後の育ちがいいようです。

種や苗が欲しい方はご連絡ください。少しくらいならお分けできます。

 

 

 


キジョランの実

2019年01月26日 | 日記

キジョランの実

キジョラン(鬼女蘭)はキョウチクトウ科の蔓性の植物でアサギマダラの食草となる。自生地は山間の谷間の水の流れに沿った所にあることが多い。鬱蒼とした所より程よく光の入る谷間を好み、古い株になると木の幹や竹を伝って10m以上の高さまで伸びてゆき、伝った木の上部で蔓の枝を大きく広げるようになる。

 


 私のブログにアクセスされる方の中にキジョランに関することで訪れることが結構多いようです。近年旅をする蝶として有名なアサギマダラに関心を持つ方が多くなり、アサギマダラの食草のキジョランにも興味を持つことが多くなったからでしょうか。キジョランと言う植物は朝鮮半島の南部と日本の関東以西の地域で沖縄までの温暖な地域に自生しています。と言っても、町の中や人里の周辺で見かけることは少なく、どのような植物か知らない人が多いと思います。

山の中でキジョランの株を見つけても実のなっている所はなかなか見られないものです。同じキョウチクトウ科の蔓植物のガガイモやイケマなどではよく実の付いたところが見ることができます。何故かキジョランは実をつけにくい性質があるのでしょうか、実際に実を付ける株はめったにないものです。昨年は何が幸いしたのか知人の所の植えたキジョランが沢山の実を付けました。その実をいただいたのでキジョランの実と種のことを紹介しましょう。今日はそのキジョランの種を鉢に播きました。

少しマニアックなことなので興味のない方にはここでお帰りいただいて結構です。

 


 

キジョランの花から実がなるまで

キジョランの花はとても小さいのです。

 

 

キジョランの幼果

うまく受粉した花が花弁を落とした後残ります。晩秋のことです。

 

冬を越し春になり、実が少しづつ大きくなり始めました。

 

 

実はとても大きくなり、12月半ばには熟して、実は縦に割れ始めます。

このよく熟した実をいただきました。

 

 

 

しばらく置くと実は開いて来ます

 

種がぎっしり詰まっています。ひと鞘に何粒入っているか楽しみですね。

 

 


冬の蝶が舞う 暖かく穏やかな一日

2019年01月25日 | 日記

今日のアサギマダラ

上の蛹は羽の模様が出来てきました。明後日には蝶になります。下の幼虫は明日蛹になるでしょう。羽化したアサギマダラは3頭ともみんな元気です。

 


 ブラッドオレンジの様子を見てきました。ようやく果皮に赤みが射しはじめてブラッドオレンジらしくなってきました。内容を調べるため二果ほど持ち帰り、輪切りに切ってみましたが果肉に含まれる赤い色素はまだ十分とは言えませんでした。もう一月以上樹上に置きたいですね。ブラッドオレンジは3月か4月になるとそのまま食べても美味しいのですが、やはりこのオレンジの持つ赤い色素を使った加工品が素晴らしいです。そのまま絞ったジュース、果肉と果皮を使ったマーマレード、果汁を使ったジェラートなど他の柑橘にない特徴を持っています。ジャム屋さん、ジェラート屋さん、イタリアンレストランなどからの引き合いがあります。我が家ではカミさんや娘がオレンジケーキを焼いてくれますが、私の大好物です。これから鳥害を防ぐために防鳥ネットを被せます。

みかん畑でそんなことをしているとみかんの木の間を蝶が飛んでいました。珍しいですね、冬の蝶ムラサキツバメです。この蝶は成虫越冬する蝶ですが、少し暖かい日には飛び回ることがあります。太陽の光を翅に垂直に受けて日向ぼっこをしていました。この蝶は越冬するのに何頭かで寄り添って集団越冬をします。今日のムラサキツバメは暖かい日差しに誘われて飛び出したのでしょうが、夕方にはちゃんとみんなの集まる場所に帰ります。不思議ですね。

午後には空を見上げるたびに青い空に幾筋もの白い線が引かれていました。ずっと眺めているわけではありませんが、しばらくするとまたさっきと違う線が引かれていました。飛行機雲のできやすい気象状態だったのでしょうね。

畑から帰ってくると仕事場の前に見慣れぬネコが座っていました。真っ黒なネコです。面白いですね目だけが遠くからでもはっきりと見えるのです。とても毛並みの良いネコだったので何処かの飼いネコかもしれません。やがて我が家のシロネコが出てきてそのクロネコを追いかけて行きました。

 


ブラッドオレンジ

 

 

ムラサキツバメ

 

 

飛行機雲

 

見慣れぬクロネコ

 

 

いきものはみんな暖かいのが好きですよね。


初物 ワカメ

2019年01月24日 | 日記

今日の花

白藪椿  京都日向大社の参道で拾った種から生まれました。

 


 4日前が満月でした。大潮なので海へ行ってみたいと思っていましたが、なかなか時間が取れません。今日の干潮は午後5時半です。この潮で海へ行くには今日が最後です。でも、5時半と言えばほとんど日没の時間です。海へ行ってももう暗いでしょうが、それでも行けば気がすむような気がしたので出かけました。

冬の海岸は夏と違いますが別の意味で楽しいものです。海の植物の海藻が生えているからです。なぜか海藻が好きで小学1年から6年まで毎年自由研究は海藻のことでした。それで小学生の頃は海藻について何処に何があるのかとか種類は何種類くらいあるのかとかをよく知っていました。そのせいか、今でも海岸を歩くのは好きです。砂浜は歩きやすいのですが何もないのであまり歩きません。岩の重なり合う磯とかゴロゴロ大きな石で埋め尽くされている浜辺が大好きです。子供の頃は石から石へとぴょんびょん飛ぶように歩きましたが、今はそうは行きません。乗った石が動かないか滑らないかを確かめながら歩きます。でも5時半は少し遅すぎました。海の中は一層暗くて何も見えませんでした。ワカメを一株だけ拾って帰りました。ワカメの語源は芽ですからやはり若いものが美味しいのですね。一株のワカメは夕飯に湯通しして食べましたが歯ごたえもよくとても美味しかったです。今の時期ですと酢橙が使えますので最高です。

 


夕暮れの海

 

この海岸が今日の目的地です。石や岩が多く潮通しの良い場所です。

 

海岸に降りる階段には星が落ちていました。なぜこんな所に。

 

ようやく水際まで下りてきましたがやはり暗いです。

それでも馴れた海ですからあちこち見て歩きました。(自撮りもだいぶ慣れました。)

すぐに日も沈んでしまい、引き上げた方が賢明です。

美味しいものは少しだけあればいいのです。

 

湯通しすると色は一変し茶色のワカメは若々しい緑に変わります。

海が育てたワカメを山が育てた柑橘酢橙とお醤油で食べます。この組み合わせの素晴らしいこと。海の側で暮らす幸せでしょうか。

 

この一皿のために冬の海へ行く


1000年後の夢

2019年01月24日 | 日記

今日の花

菜の花  明るい日差しに黄色い花。 先日薄寒桜の花が咲いていたことを書きましたがすでに菜の花も負けじと咲いています。海岸沿いの道路に沿った空き地にたくさん咲いていました。海の側はやはり暖かいのですね。

 


 昨年も同じ桜のことを書きましたが、エドヒガンと言う桜の品種があります。山桜の一種ですがとても長生きのできる桜です。その桜は日本各地に有名な古木があり、推定では1000年以上経っているのではないかと言われる樹があります。そのような桜は1000年もの間人が守ってきたから生きながらえたのかもしれませんが、桜の木自身もそのような長い時間を生きる力を持っていたということです。私が桜の木を植えはじめたのは32年前ですが、その頃は単純に桜と言えば染井吉野に限ると思っていました。染井吉野が今のように全国に植えられたのは明治以降のことらしいので、古い時代から和歌に詠まれたり、時代的に有名な花見の宴は染井吉野ではないのですね。そんなことも桜を植えはじめたころは気が付きませんでした。最近では、どこでも染井吉野に偏り過ぎていることへの反省からヤマザクラを植えようという運動もおこっているようです。それに習ったわけでもないのですが私もソメイヨシノを卒業して植える桜はいろんな品種に移って行きました。

今日苗木屋さんに依頼して作っていただいた桜の苗木が入荷しました。今年はほんの少しだけです。10本くらいとお願いしてあったのですが来たのは8本でした。この桜は運がよければ1000年後も生きて花をつけているかもしれない桜ですから、植える場所をよーく吟味しなければなりません。私はもちろんいませんが、私の子孫や人類自体がいないかもしれません。人類がたった1000年くらいで滅びるとは考えられませんが、1000年後の世界や地球がどのようになっているか想像するのは難しいですね。SF小説などでは人類はやがて宇宙へ出てゆき、太陽系から銀河宇宙へそしてさらに遠い銀河までも広がって行くことも書かれたりしますが、どうでしょう。桜の木は1000年生きる可能性はありますが、人類が1000年で宇宙へ出てゆく夢はいかがなものでしょうか。「明日と言う日が無くてもわたしは木を植える」というのがありますが、1000年後が無くてもわたしは桜の木を植えたいのです。

 


届いた桜の苗木

 

いきなり山に植えるわけにはいかないので、今日はとりあえず畑の中に仮植えをしました。

 

もうすぐ 桜という千年の時を刻む時計が動き始めます。機械はできた瞬間から壊れることへ向かって進んで行きますが、いきものは違います。成長と世代交代を繰り返して行きますからね。

 

 

 

 


夜の町で寒行の人たちに出会いました。

2019年01月23日 | 日記

今日の蝶たち

 昨日またアサギマダラの羽化があり3頭になりました。今度生まれたのはオスでしたが、羽化がうまく行ってほとんど完全な形で生まれました。蛹から脱皮することは大変なエネルギーの要ることなので途中で事故のあることも多ないので、なんとか無事に生まれると本当にうれしくなります。2頭目の時のように前足に爪が無くて蛹殻にどうしてもうまくつかまれないで必死でもがいている時に私は手助けができません。ついに蛹から落下してしまったのですがそれを拾い上げても、もう完全な羽の形を保つことはできませんでした。飛べない体になったのです。生きれるだけは生かしてやりたいので餌のやり方を工夫しています。今日は椿の花を分解して花弁の根元の蜜のあるところを露出して与えてみました。与えるとすぐに吸蜜管を差し込んだので多少は蜜を吸うことができたのかもしれません。

 

いつものようにお皿に砂糖水を入れて3頭に飲ませました。

 

 


 今年は冬は暖かいと何度も書きましたが、12月に少しだけ寒い時期がありましたがこの冬に我が家ではまだ氷が張ったのを見たことがありません。20日に大寒になりましたが寒の内という気がしません。それでも今日初めて町で日蓮宗の寒行の行列に出会いました。太鼓をたたき念仏を唱えながら街を歩いて行きます。先導の人は今でも提灯を下げていました。この寒行は寒の入りから始まり、寒の明ける立春で終わります。毎年のことですが、この時期になると日暮れ時から太鼓の音が聞こえてきて、わたしなんか今が一番寒い時期なんだなあとの感慨に浸るのです。そして立春がもうそこまでやって来ているのを感じます。

 

信者の皆様 大変でしょうが頑張ってください。皆様は安下庄の東の端から西の端まで片道2~3kmを毎晩往復されます。

 

 


いきもの

2019年01月22日 | 日記

今日の月

十六夜の月  山の端が明るくなり十六夜の月がのぞいて来ました。

 


 今朝、正月以来3頭目のアサギマダラが羽化しました。羽化の瞬間は見ていませんがしっかり蛹殻にしがみ付いていてきれいに羽が伸びたようです。今日一日はまだ飛べませんが明日のお昼頃気温が15度以上になれば飛ぶでしょう。低温時の羽化では筋肉の発達が不十分な場合がしばしばあります。一昨日の2頭目は翅の展開が不完全でしたが同時に前足の爪が欠けていたので物につかまることができません。蝶にとってどぶことも大事ですがものにつかまることができないのはまたきびしいですね。

秋に生まれた蝶がすべていなくなってからしばらくは蝶たちの面倒を見る必要がなくなっていたのですが、この頃暖かいものですから次々と羽化が始ってしまい、また毎日お世話をしなければならなくなりました。

 


無事に羽化できました

 

この時、蛹の殻にしっかりしがみついていないとうまくいかないことがあるのです。

 

15℃以上あれば何とかなります。20度以上欲しいところですけどね。

 

先に生まれた2頭はこんな風に。 前足に爪のない蝶は床を歩くことしかできません。

 

昨日の食事時です。

 

今朝のお食事

 

何を餌とすればよいかいろいろ試しています。


医者通いをいかに楽しく過ごすか

2019年01月21日 | 日記

今日の機関車

大畠駅の裏に止まっていましたが、何の機関車でしょう ?  保線用の機関車でしょうかね。大島大橋の下を通過して行く船、何も起こらないことが大事ですよね。

 


 加齢性黄斑変性を発病してもう一年半になります。最初はびっくりしましたが、今はもう慣れてしまったというか、あきらめようとしているのか、眼科医に通院することも普通のことになりました。症状は一進一退で今現在はそれほどよくありません。お医者さんの治療方針に従ってまた眼球注射を始めることになりました。注射も6回目となると馴れてしまい、初めのころほどの怖さは無くなりただ薬が効いてくれることを祈るばかりです。

病院通いと言うのは別に楽しいことではありませんから、せめて行き帰りの道中くらい楽しくやって行きたいものです。最初は何も知らない周南市を探検することから始めましたが、一年以上になりますと街歩きだけでは飽きてしまいます。四季の移り変わりも十分に楽しんできました。最短の時間で医院までたどり着き、また出来るだけ早くお家に帰ることを目指してきましたが、今日は今までと少し違いました。家からのスタートにバスを使って出かけることとなり、乗り換え時間のロスがすごく大きいことが分かっていました。田舎の交通機関は大変不便で本数は少ないし乗継がスムースに行かないのは仕方のないことです。どこでどのように時間つぶしを楽しむか、行きあたりばったりですが普段できないことなどが出来たらいいなと心に決めて出かけました。

 


山陽線の大畠駅で下り電車に乗ります。すぐには電車は来ません。

 

 

 

徳山駅に着いて、どこかでお昼ご飯を食べようと思いましたが、どこへ行けば美味しい食事にありつけるかまるでわかりません。

看板に誘われてオジサンには少し場違いなお店に入りました。

失敗でしたね。

 

まだ時間があります。お腹が膨れると少しゆっくり過ごしたいですね。駅前の図書館に入りました。

この頃の若い人たちは自撮りというものをよくやっていますね。私らの世代では考えられないのですがちょっとだけやってみました。

本を読んでしばらく過ごせました。

 

昼休みも終えて、そろそろ医院へ向かわねばなりません。駅前を出発すると100円バスが止まっているのが見えました。いつもはひたすら街の中を歩くのですが、今日は時間にもゆとりがあります。バスに乗ってみようと思い付き、運転手さんに行きたいところ病院の名を告げて見ましたが、この町の人ではないのか病院のことは知らないようでした。バスは病院の近くにはゆかないようでしたが、とにかく乗ることにしました。出発までに5分くらい待っている間に乗客は3人になりました。大きな旅行鞄を持った人が私に動物園の方に行きますかと聞いて来たので私はさも地元の人のように自信たっぷりな言い方で「ハイ 行きますよ」と答えました。その旅行者は安心したように乗り込んで来ました。別にだましたわけではありませんし、バスの行く先は本当のことですから。そして私は一区間だけバスに乗って降りました。

 

降りたらまたいつものように街の様子を眺めながら歩きます。街路樹は葉を落とした冬姿で街の中はとても明るく見えました。冬至から一か月たちますから陽射しも高くなり晩秋よりも明るいのです。きれいに掃除された歩道にはもう落ち葉はありません。

 

 

無事、眼科医院に着き治療を受けました。帰り道はさすがに夕暮れです。

 

帰り道は途中からカミさんが拾ってくれました。

次の通院は2月の末ですが、何かいいことがありますようにと願っています。

 

 


大寒に入った今日 またアサギマダラが生まれました

2019年01月20日 | 日記

今日の花

庭の白梅が今日初めて1輪咲きました。   紅梅の方は1月の10日頃にはすでに咲いていました。

 


 まったく暖かい大寒ですね。午前中細かな雨が降っていましたが、少しも寒くありません。

お昼頃には日が射して部屋の中も暖かくなったので先日生まれたアサギマダラにエサを与えようと飼育の部屋に入るともう次の蛹が羽化したところでした。よく見ていると少し様子がおかしいのです。蛹から出た後は足で蛹殻にしっかりとしがみ付いて翅の伸びるのを待つのですが、前足をしきりに動かすのですが足が物にかかりません。翅がまだ伸びきらぬうちにとうとう落ちてしまいました。翅はまだ固まっていないので地面に落ちるとくしゃくしゃになります。すぐにピンセットを使って蝶の体を救い上げましたが、やはり前足に異常があるようで足を物に引っかけることができません。後ろ足をタオルに絡ませて何とか羽を下にたらすことができました。このまま翅がうまくかたまってくれれば飛べるかもしれませんが翅の伸び方にも異常が見られるのでおそらく飛ぶことはできないかもしれません。低温状態で羽化するとなかなか正常な羽化が出来ず飛べないことが多いものです。筋肉も十分に発育せず飛ぶ力がないものもいます。

 


午前中の羽化

 

どうも翅の伸び方に異常が見られます。その上、前足の先の爪のような所がうまく働かないと物につかまれません。

 

先日生まれたアサギマダラ

 

食事の済んだところです。

 

この蝶は気温が高ければ飛べます。

部屋の中は20度有ります。

 

 

今夜はいい月夜でしたね