曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

夏の砂浜に

2019年08月30日 | 日記

今日の花

アジサイ  墨田の花火と言うアジサイですが、いま我が家の庭に咲いています。この所の雨続きを6月の梅雨と間違えたのでしょうか。最近の雨は梅雨の雨よりひどいと思います。

 


 今日は8月30日、長かった夏休みが終わりを迎えていて宿題に追われていたころのことを思い出します。私は子供の頃から何事も早めにやるタイプではなく、お尻に火が着かないと始められない性格でした。70を越えた今もその辺は変わりませんね。大人になって少しは賢くなっているはずですが、何度失敗しても懲りないのは遺伝子に書いてある性格のセイだと諦めています。ただの言い訳かもしれません。

月末だから何か書かなきゃあと思い、無理やり写真を引っ張り出してみました。今年の夏の思い出の様なものです。貝殻って過去の生き物ですね。化石ほど昔ではありませんが貝殻を見た瞬間に過去の時間を感じます。過ぎ去った過去は貝殻が残るように思い出として記憶の中に残ります。

 


砂浜に落ちていた貝殻

 

 

 

 

 

 

 

誰もが持っている記憶の中の一つ一つの思い出みたいではありませんか。


2019年周防大島花火大会

2019年08月17日 | 日記

 昨日ご紹介しました周防大島花火大会のフィナーレの写真ですが、スライドショウにまとめましたのでご覧ください。全画面表示にしてご覧いただけると迫力や臨場感が増します。このごろはいろんな出来事を動画で見ることが多いのですが瞬間の画像を楽しむため敢えてスライドショウにしてみました。

 


  

2019年周防大島花火大会

 

 

いかがでしたか、花火をスライドショウでゆっくりその瞬間を味わって観るのも悪くはないと思うのですが。

 

上のスライドショウがご覧になれない方はYou tubeの動画でご覧ください。

下のアドレスをクリックしてください。そして、全画面表示でご覧になると迫力があります。

https://youtu.be/pFi93mqjpok

 2019年周防大島花火大会


2019年 安下庄花火大会

2019年08月16日 | 日記

今日の花

タカサゴユリ  あちこちでこの花が咲いているのを見かけます。我が家の庭にも勝手に咲くようになりました。

 


 お盆が終わり、夏も過ぎ去ろうとしています。

私の町安下庄では8月16日の夜ご先祖様が帰られるのを送る精霊流しと花火大会が昔から続けられています。以前は精霊流しの灯篭は漁船で沖に運ばれて、安下庄湾一面に浮かべられ、その光景は素晴らしいものでした。波と風に従って少しづつ沖に広がって行く様は先祖様の霊が名残を惜しみながら去って行くようでお盆の行事のクライマックスとなっていました。別れの寂しさを打ち消すように夜空には花火が広がり、ドーンというその爆発音は生きてゆくみんなの明日を励ましているようにも感じました。

今は海洋汚染の問題もありますので灯篭を沖に流すことはやめて、港の中に浮かべています。昔のような風情は無くなりました。その代り花火大会の方は盛んになり、島の外からもたくさんの方が見に来られるようになってとても賑やかです。県内には花火大会は相当の数が開かれていますが大島の花火大会は涼しい海の側でゆったりと眺められる環境の良さからも人気の花火大会です。ただ花火の終わった後は皆さんいっせいに帰途につくので、ただ一か所の島の出入り口である大島大橋は大変な混雑になるそうです。地元住民の私たちには関係のないことですけどね。

私が写真を撮るようになって10年余りですが、打ち上げ花火は是非写真に撮ってみたいものの一つです。そして花火は近くから見てもいいし、遠くから眺めるのもまた趣があります。毎年この日が近くなると今年は何処から撮ろうかと悩みます。やはり撮影の場所は大事で花火の印象はがらりと変わりますからね。昨年は、竜崎温泉のある岬の先端から安下庄の街と嵩山をバックに普段眺める花火を裏側から眺めてみました。一昨年はずっと遠くからで、嵩山の山頂展望台から安下庄湾に浮かぶ花火を撮りました。その前の年は高台にある友達の家で同窓の仲間とビールを飲みながらの花火見物でした。嵩山の中腹にある我が家の景色の良いみかん畑から眺めた年もあります。

今年は来客がありましたので、遠くへ行くことは考えていませんでした。お客様の中に高齢の方(97歳)がおられたので車いすを使って行けるところに限られていました。それで我が家から海の方へ下って一番近い所と決めていました。200mほど下ると港に出ますが荷揚げ場にはもう車と人とであふれていました。それでも隙間を探して岸壁近くまで出て場所を確保することが出来ました。たくさんの人ごみの中で花火を見るのもそれはそれで良いものです。子供の声や感嘆のつぶやきなども花火大会らしさを盛り上げます。写真を撮るシャッター音はそれをしない人にはわずらわしいものです。それで人ごみの中で写真を撮るのは本当に気が引けます。多くの人がスマホをかざすことには皆さん寛容ですが、三脚を立てて写真を撮っています、という姿勢は受け入れてはもらえません。私もできるだけその辺は気を付けているつもりです。趣味ですから人に迷惑をかけないようにね。

安下庄の花火大会も最近はだんだん規模が縮小されています。最盛期には10000発以上の花火を上げたこともありますが、最近は4000~5000発ではないでしょうか。花火の美しさ・楽しさ・感動などは、やはり打ち上げる花火士さんの腕がものをいうのか、花火の順序や構成にかかっています。今年の花火の特徴は、大島だからと言うのでしょうかみかんの形に開く花火がたくさん入っていました。オレンジ色の光の粒が楕円形に開き上に緑の葉を表す緑色の光の粒化がうまく並べられていました。光の粒を爆薬できれいな形(みかんの形)に開くのはきっと難しい技ではないかと思います。そして、花火大会で大きな感動をみんなに与えるのはフィナーレの盛り上げ方ではないでしょうか。小ぶりなものから始まって、横に開き、上下に花火を散らし、彩りを豊かにして、最後は超大型の花火を上空にあげて爆発の轟音と共にすべて終わります。キラキラと輝きながら最後の火の粉が消えてゆき、全てが終わりました。そして自然に周りから拍手が沸き起こり、私も感謝の気持ちを込めて手をたたきました。

人々は帰路につき、お盆が終わりました。わたしも夏が静かに終わろうとしているのを感じました。

 


今年の花火 (2019年周防大島花火大会)

 

 

港の夜景

港の岸壁は人で埋まっています。

道路わきは露店が並び人ごみと共にお祭り気分を盛り上げています。

 

お祭りは終りました。

私たちがいた港の荷揚げ場、東の山には大きな月が登ってきました。花火のために月も登るのを遠慮してたみたいでした。

夜の嵩山

 


台風10号は極近くを通過しましたが事なきを得ました

2019年08月15日 | 日記

今日の蝶

カバマダラが羽化    昨日今日と忙しくて蝶小屋を覗きに行っていませんでした。台風も無事に通過して行ったので夕方小屋を覗きに行くと沢山のカバマダラが天井にくっついていて驚きました。

 


 今回の台風10号は早い時期から西日本に上陸するだろうとの予想でしたが、予想はきわめてよく当たり豊後水道に入ってきました。そして台風の中心は佐田岬を越えて瀬戸内海に入ってきましたが、台風の中心が大島の近くを通過していたはずの午後1時ごろには風もなく雨もほとんど止んで「いったいどうしたの?」と言う感じでした。台風というものは中心部分よりも進路の右側に100kmくらい離れたところの方が雨風共にひどいものです。今回は台風の中心部分がこちらにやって来たおかげで大した被害を受けずに済みました。とても幸運でした。

昨年の台風の進路は東日本の方に偏っていたように思いますが、今年は今までの台風の進路を見ると西日本よりの様な感じがします。本格的な台風シーズンはまだこれからですから9月が心配ですね。次々と西日本に向かってくるようだといつも無事とは限りません。いくら準備はしていても、自然の力は私たちの及ぶところではありませんので、是非お手柔らかにお願いしたいものです。

 

こちらは被害もなくすみましたが、怪我をされたり大きな被害を受けられた方々には心よりお見舞い申し上げます。

 

 

 

 

 

 


挿し木苗の植え替え

2019年08月14日 | 日記

今日の花

銀梅花  この花は6月15日の写真でその時いただいたものです。地中海の原産だそうですが、見るのも初めて・挿し木も初めてと言う植物でした。6月にいただいた時にすぐ密閉挿しで挿し木苗を作りましたが、うまく行くかどうか心配でした。

 


 早朝はみかん畑の台風対策に追われましたが、やがて雨が降り始めて畑の仕事はできなくなりました。午後には家まわりの鉢物を作業場に取り込み、一応台風への準備は終りました。鉢物を取り込んだついでに挿し木苗を植え変えようと思い付き、ポットに被せてあったポリ袋を取り除いてみると6月に挿した植物は枯れずに緑のまま生きていました。砂から取り出してみると立派な根を張っています。挿し木は成功です。新しい根をしっかり伸ばした挿し木苗を肥料分を含んだ培養土に植え替えます。あとは普通の植物を育てるのと同じで毎日水を与え、時々肥料を追加してやれば成長して行きます。今は10㎝ばかりの小枝も数年したら立派な木になり花を咲かせてくれることでしょう。気の長い話ですが生き物を育てるのは楽しみもあります。銀梅花でも今はネットで検索して、購入すれば数日もしないうちに立派な鉢植えの木が届くと思います。皆さんならどちらを選びますか? 私は3年待ちます。

今日はみかんの実生苗の植え替えもしました。こちらは銀梅花のように3年待つというようなわけにはゆきません。柑橘の場合、運が良くて10年ですが、20年待つことも良くあります。植物との付き合いは気の短い人には向かないかもしれませんね。

 


密閉挿しの挿し木苗

 

6月15日に挿してそのまま放置しておいたものです。

 

これはニワトコの挿し木苗です。ちょうど2か月でいい状態に発根しています。

 

銀梅花はどうでしょう

枯れてはいないようです。

 

全員元気なようですね。

いい根が出ています。

 

培養土に植え替えです

 

左の2鉢はポリ袋を破って外気に当ててしばらく置こうと思います。これだけ根があれば肥料も少しづつ与えてゆきます。少し成長してから植え変えても大丈夫です。

 

銀梅花は秋に種ができますから種を播いて増やすこともできます。今回は挿し木がうまく行ったので種を播いて増やす必要が無くなりました。

 

 


73回目の誕生日

2019年08月10日 | 日記

今日の太陽

摘果作業中にふと空を見上げると太陽の周りに虹色の輪がかかっていました。何年か前の私の誕生日にはきれいな彩雲が見られました。今日は太陽の暈が現れて祝福してくれたようです。

 


 誕生日と言ってもこの歳になると子供の時の様な大した喜びもありませんが、まあ無事に生きて来たなとと言った感慨はあるものです。

「誕生日冥土の旅の一里塚目出度くもあり目出度くもなし」一休禅師の歌をお借りしますとこんな風になりますが、一里塚は目的地が近づいているのを示して、旅の終わりが近いのは確かですよね。それはそれとして、今年の自分への誕生祝いは手軽なところで海へ行ってきました。誰もいないいつもの砂浜ですがことしは猫が迎えてくれました。そして私と遊んでくれました。とても若いオスですがどこかの飼いネコなのでしょうね、目と目が会うと向こうから進んでやって来ました。とても人懐こいネコです。私が海に入ると波打ち際までやって来て私を待っています。

最近は昼間の太陽のもとでは海へ行けなくなりました。目を患っているので紫外線がちょっと怖いのです。それで日が沈んでから海に行きます。日暮れ時の海もきれいでいいですけど、自分の人生と重なるようで多少の寂しさもありますね。太陽の光が燦燦と降り注ぐまっ昼間の海が懐かしくもあります。

 


日暮れ時の海辺

 

ネコのお出迎え

 

 

 

 

 

チョットだけ海に入って来ます。

 

海面からの眺め

 

海に何時までもはいられません。日が暮れてきました。

ネコ君 さようなら。また遊ぼうね !

 

 茜雲月は東に日は西に

 

 


台風が通り過ぎました

2019年08月07日 | 日記

今日の花

アフリカ原産のポドラネア属ピンクノウゼンカヅラ     朱色の普通に見るノウゼンカヅラは中国原産です。

 


 台風8号は6日の午後九州に上陸し北に向かって駆け抜けていきました。大した被害もなかったようで良かったですね。

台風が日本に上陸するようになるともう秋ですね。7日の今朝は空模様が変わっていました。夏がこのまま去って行くことはまだ当分無いでしょうが、少しづつ秋の気配が感じられるようになってくることでしょう。

 


秋の気配が感じられる 空

 

 

 

夕暮れ

 

 


5月に行った佐合島のことを思い出しました。

2019年08月06日 | 日記

今日の絵

この絵「図案対象」は最近のNHKの日曜美術館の再放送を見て初めて知りました。

 


 今日は台風が九州を駆け抜けてゆきましたね。広島で行われていた74回目の原爆の日の式典も雨の中で行われていました。テレビを見ながら戦争のことを思い、今年5月のゴールデンウィークに佐合島へ行ったことを更に思い出しました。あの時は佐合島のことを4回くらいで書くつもりでしたが、二回書いただけで結論まで書くことが出来ず心残りとなっていました。何故佐合島へ行ったのかと言う所まで触れていませんでしたので、今日そのことについて書いておきたいと思います。

佐合島は太平洋戦争の末期に戦死した画家「久保克彦」の生まれたところです。NHKの日曜美術館の再放送を2月頃偶然見て久保克彦の絵と彼のことを知りました。久保克彦のことはここで詳しくは書けませんが、彼が美大の卒業制作として画いた大作「図案対象」を初めてみて感動しました。その時の気持ちが彼の故郷の佐合島へ行ってみようとなったのです。彼が生まれ育った島、そして彼が無念の戦死により眠っている島が佐合島なのです。

 


佐合島 3.

 

空にはミサゴが舞っていました。

わたし

もうこの島に二度と来ることは無いかもしれません。

 

戦争の記憶は誰からも薄れてゆくことでしょうが、時には思い出さねばならないことがありますよね。

 

図案対象 久保克彦(1936年)

 


毎月一度、徳山の眼科へ治療に通っています

2019年08月05日 | 日記

今日の港

徳山から電車とバスを乗り継いで帰ってきました。7時半です。もう日は暮れていますが今の時期にはまだ明るいですね。冬の通院では徳山ですでに日が暮れて家に着いた時にはもう夜です。

 


 左目に加齢性黄斑変性の症状が出てもう2年になろうとしています。月に一度徳山の眼科病院に通うようになって23か月が経ちました。初め頃は徳山の街のことはよく知らなかったので街を歩くこと自体が新鮮で楽しかったものです。でももう2年も通うと駅から病院までの道はほとんど通り尽くし、しかも往復を考えると40回くらい歩いていますので道路や建物そして公園などみんな覚えてしまいました。初めて歩いた時には周南市役所が新しくでき始めたところで目隠しがされていて工事の車などでごった返していました。今回見ると最後の工事の駐車場も出来上がりすべて完成しているように見えました。なかなか立派な庁舎です。

周南市は街路樹の美しい街ですが、今は夏の真っ盛り、イチョウの緑が木陰を作り街の中を歩いていてもそれほど暑さを感じませんでした。イチョウの木には銀杏が見えました。

 


真夏の街路樹

 

 

 

新築の周南市役所

表玄関

 

このイチョウが秋になると黄金色に染まるのですね。

 

 


真夏ですね

2019年08月04日 | 日記

今日の花

マリールド   マリーゴールドの花弁にはヘレニエンと言う物質が含まれていて、これは目の薬として用いられています。

点眼により体内に入ると、網膜上でエステル分解を受けてキサントフィルに変換され、薬理作用を発揮する。キサントフィルの共役二重結合部が網膜の色素上皮で酸素の担体として働き、網膜で好気的代謝を促進する。暗所で稈体細胞のロドプシン合成と錐体機能を促進することで視力を向上させる。と言うことでよく分りませんが、目に効くのだそうです。キサントフィルの一種ルテインがマリーゴールドの花弁から作られていますよね。私も毎日ルテインを飲んでいます。

 


 大暑の最中、毎日暑いです。海へ行きたいところですが、明日が目の治療の日なので海に入ることは自重しなければなりません。夏らしい海と空を眺めて我慢しましょう。

 


みかん畑からの眺め

 

 

四国が全く見えませんね。