曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

みかんの収穫

2018年11月30日 | 日記

今日の鳥

アオサギ

みかんの収穫作業の途中、道路にアオサギが立っている所に出くわしました。飛び立とうとはしません。私はカメラを構えて軽トラで近づきましたが逃げようとする気配はありません。悠々と車の前を横切りましたが飛び立ちませんでした。もしかしたら怪我をしていたのかもしれません。

 


 大島の80%くらいは水道が通水されたようです。良かったですね。

今みかんの収穫をしています。収穫のお手伝いをしてくださる方々は岩国方面から来られます。収穫時期までに橋の通行規制が解けなかったらどうしようと心配していたのですが、橋が自由に通れるようになってほっとしています。天気も良く、仕事ははかどっています。

 

 

 

 

最近、みかん畑はみんなこのような柵で囲まれています。イノシシからみかんを守るためです。私たちは檻の中で仕事をします。

 

 


モミジはなぜ色づく(紅葉)のでしょう

2018年11月29日 | 日記

今日の柑橘

我が家で生まれた新しい柑橘です。名前はまだありません。美味しいかどうか、味もよく分りません。

 


 自然の中には不思議なことか沢山ありますね。モミジの葉は散る前になぜあんな風に赤や黄色になるのでしょうか。私たちが葉を落とす前のモミジの木を眺めると美しいと感じますが、樹にとっては何の意味があるのでしょう。毎年のことですが葉の色が変わって行くのを見ると写真に撮りたくなります。

 


お隣のおじいさんはモミジが大層好きでした。自分で接ぎ木したモミジが庭や畑にたくさん植えられていました。と言ってもわたしがまだ子供の頃のことです。

 

ずっと昔、風となったおじいさんは満足しているでしょうか。今ここは空き家です。おじいさんの代わりに私が楽しんでいます。

 

赤は危険の色、本当にそうですか。

 

のびのびと育った姿は美しいと思います。

 

彩と造形の妙

 

安芸の宮島は紅葉の名所ですが、わたし紅葉の時期に訪れたことはありません。近いところですし一度行ってみたいものです。

周防大島には紅葉の名所と言えるところはありません。残念なことです。でも、モミジの木で素晴らしい風格のある木の生えている所は知っています。今頃山の中で誰にも見つめられることもなく、錦に彩られた葉を静かに散らせていることでしょう。

 

 


イチョウ並木の徳山へ行ってきました

2018年11月28日 | 日記

 

今日の橋

昨日大島大橋の補強修理の検査が終わり、安全が確認されたとのことで昨日の午後より橋の通行規制が解除され、以前のように自由に通れるようになりました。

長かったですね。

 


 一月に一回、徳山の眼科の医院に通っていますが今月の予約日は11月15日でした。その日は午後の診察なので1時ごろ家を出る予定にしていましたが12時少し前に緊急放送があって強風のため橋が全面通行止めとなったのことでした。その頃は10時ごろになると毎日のように通行止めとなっていましたので、15日には徳山行は諦めました。その日行けなかった分を今日ようやくお医者さんとこへ行けたのです。11月ももう月末なので街路樹のイチョウも終わっているものと思っていたのですが、思いの外きれいでした。小雨の降るあいにくの天気でしたが黄金色の街路樹を眺めながら街の中を楽しみながら歩いて来ました。

 


皆さんも徳山の町を一緒に歩いてみませんか

 

徳山駅から北の方に向かって出発です。駅前広場の工事はまだ終わっていません。

御幸通りを北へ向かって歩きます

市役所まで来ました

紅葉のきれいなナンキンハゼはもう丸坊主にされ冬姿でした。

 

 

帰り道

プラタナスも切られていました

新しく完成した市役所

ここにあった旧市役所は姿を消していました

この通りは桜です

スズカケもいいですね

徳山駅に戻ってきました

 

 去年もまったく同じような写真を撮っています。去年のイチョウと今年のイチョウはどちらがよかったのでしょうね。そんなことより落ち葉のお掃除が大変でしょうね。落ち葉用のごみ袋が木の根元においてありました。

 


オーロラ写真家 中垣哲也氏の講演

2018年11月21日 | 日記

今日の大島大橋

貨物船の衝突で傷んだ部分の補強ができたので風による通行止めの規制も緩和され、気軽に島外へ出かけることができるようになりました。嬉しいですね。

 


 今日は宇部の文化会館で開かれた写真家中垣哲也氏の講演へ行ってきました。中垣さんはカナダの北部やアラスカを中心にオーロラや極北の自然を写真に撮っていらっしゃいます。特にオーロラにおいては素晴らしい写真を撮っていて、それを全国各地で紹介されています。今回私は初めて沢山の写真を大スクリーンで見せていただくことができました。本当にすばらしい写真を見せていただき大いに感動しました。現場でのご説明を聴くごとにあたかも自分が極北の地に立っているような気持にさせてくださいました。簡単には行くことのできない、見ることのできない写真を見せていただきありがとうございました。

ご存知のようにオーロラは地磁気の関係で地球の南北の極地でしか見ることができません。しかも毎日同じように空に現れる物でもありません。こんな素敵なオーロラの写真を撮るためにはずいぶん通われてチャンスを待たれたことと思います。そんなことを考えると一枚一枚の写真はすごく貴重なものですし、それを多くの人々に見ていただくことは素晴らしいことと思います。いつの日かチャンスがあったなら中垣さんに大島でも講演をしていただけたらと思っています。今回中垣さんにそのことをお願いしたら再来年の秋なら可能だとのご返事をいただきました。それまでに中垣さんはまた新しい素晴らしい写真をたくさん撮って来てくださると思いますので楽しみです。再来年大島でこのような講演会が開催出来たら大島近隣の方はぜひ見に来てください。

 


宇部文化会館にて

落ち葉も進みすっかり晩秋の雰囲気でした。

 

宇部文化会館内の会場

少し早く着いたので私も会場準備のお手伝いをさせていただきました。といっても椅子を並べただけですけどね。


講演が始まりました


 

2時間の講演の後、会場での撮影が許されましたので中垣さんの写真を一部紹介させていただきます。

このような写真を見せていただいたのですが、講演の中では写真を動画のように編集されて時間とともに画像が動き変化して行く様がよく分ります。

 

オーロラ以外の風景写真

 

 

中垣さんの活動紹介です

九州での講演から山口県に来られました。

 

講演が終わりました。

いつの日か大島でと約束してくださいました。

 

私も死ぬまでに一度でいいから オーロラを見たいものです。

 

 

 


晩秋の公園

2018年11月19日 | 日記

今日の花

つばき  椿の好きな友人からいただいた実生の小さな苗からこんな花が咲きました。

 


 みなさま、しばらくのご無沙汰でした。

貨物船が橋に衝突した事件からもう一か月になろうとしています。水道の断水と橋の通行規制で島の住民の生活は困窮を極めています。橋の補修工事も何とか進んで来月の初めには普通に通れるようになるそうです。そして待ち焦がれていた水道の回復が来月の8日頃との発表がありましたが、これでようやく元の生活に戻れるのでしょうか。一貨物船の不注意で島の人たちはひどい目に遭いました。でも人の生死にかかわるようなことが無かったのは幸いでした。辛かったことも時がたてば笑い話になるかもしれません。沢山の友人や知人の皆様からお見舞いをいただきましたし、橋や水道の復旧のために働いてくださった方々にも感謝したいと思います。皆様からの応援の心ありがとうございました。

 

大島にとっては大変な事件ではありましたが、季節はいつも通り移り変わっています。今日は久しぶりで港の公園に寄ってみました。木々はすっかり秋の装いでした。住民のネコ達は橋の騒動とも関係なくのんびりと一日を過ごしているようでした。

 


彩の公園とネコ

港の公園

嵩山の紅葉も麓まで下りてきました。

夏中赤い花をつけていたサルスベリもこんな風になっていました。

クロガネモチの赤い実は小鳥たちを待っているのでしょう

スズカケの実はいつも仲良く二つ

ドングリのみが実るのに2年かかるのをご存知ですか

 

公園の住民

毛並みの良さと人なつっこさ お前は本当に野良かい ?

 

これもミケネコと言うのでしょうか

そんな所で水を飲まなくてもても と言いたいところですが、島のみんなが水に不自由している時ですからねえ。気を使っているのかな。

 

みんな余計な仕事が出来て大変だねえ、私らは関係ないけど。