曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

オオムラサキの雌

2013年07月31日 | 日記

今日の花

真夏には鬼百合のこの燃えるような色が似あいます。田んぼは緑が濃くなり細い葉が風になびいて水面のさざ波のように揺れていました。

 


 7月も今日で終わります。長かったような短かったようなどちらにしても今日で終わります。昨日までの数日はこの時期にしては珍しく天気が不安定で涼しい日もありました。でも今日は朝から晴天で暑くなりそうな気配だったので、仕事は早く済ませて山へ行こうと考えていました。こんな天気だったらきっとオオムラサキの雌は出てくると信じていつものクヌギ林へ行ってみたのです。クヌギ林に着いてそっと近づいてみるとオオムラサキは一杯います。よしよしとカメラを構えて見て回ったのですがみんなオスばかりでシャッターを押す気にもなりません。高いところを飛ぶ蝶がいるとあれは雌ではないかと気になり追いかけてみたりしましたがとまってみるとやはりオスだったりしてなかなかメスは見つかりません。オスとメスは同数いるはずなのにメスが見つかりにくいのはなぜでしょうね。夕方山の山頂に行ってみるとオスのオオムラサキはいっぱいいます。でもそういうところにはメスはいません。メスも食事はしますのでこのようなクヌギ林で待っていれば絶対現れるはずです。蚊に刺されながら1時間くらい待っているとついに飛んできました。比較的新しい個体です。羽裏には多少の傷があるものの縁の破れはありません。写真に撮るには十分きれいです。チャンスとばかりいっぱい写真を撮りました。
私としては珍しく補虫網を持ってきました。なぜかというと家にメスを連れ帰って少しばかり飼育用の卵を産んでいただこうかと思っていたのです。 でも今日の雌はまだ若くてきれいだったので捕獲するのはやめにしました。この雌は自然の中でまだまだたくさんの卵を産まなければならないからです。今度よれよれの雌がいたら連れて帰ります。

先日からゴマダラチョウの幼虫20匹を育てた鉢植えのエノキは一時丸坊主になっていましたがもう枝枝の先から新芽を吹いていますもう2週間もするときっと緑を回復することと思います。自然界はうまくできていますね。このエノキの木が回復したらこれで秋にオオムラサキが飼えるという魂胆です。

ここの所毎日ゴマダラチョウの蛹から蝶が羽化しています。残る蛹はあと4つになりました。観察していてわかったのですがゴマダラチョウの羽化は早朝早い時間帯に行われます。昨年大量に飼育したウスイロコノマチョウの羽化は7時から7時半ごろがほとんどでした。アサギマダラの羽化はあまり時間が決まっていません。蝶の種類によって違いますね。

この数日は蝶関連の記事がなかったのですが7月の締めはオオムラサキの雌が撮れて満足です。

 


今日の音楽

●バロック音楽特集25

カンタータ199 アリア
Bach - Cantata 199 - Aria 'Tief gebuckt und voller Reue'  歌:Magdalena Kozena

http://www.youtube.com/watch?v=x2EG1x9qarE


朝のすがすがしい気持ちで聴きました。バロックはいいですね。(私の偏見ですが) 


ようやくオオムラサキの雌に会えました

初めは雄ばかりです

 

 

この時です。羽裏の白い新しい個体が飛んできました。この時期には雄はみんなすれていて羽裏も白い鱗粉は落ちて汚くなっています。

雄のような紫色のない茶色の雌が現れました。体も雄よりは一回り大きいようです。ラッキー !

ラッキーと思った瞬間飛び立ちました。またしばらく忍の一字で現れるのを待ちます。もう蚊に刺されて手足はぼこぼこです。

 

カブトムシはどうでもいいです。

高い木の上に止まっているのもいます。

 

 

また現れました。さっきのと同じ個体かどうかは分かりません。今度はクヌギの低い位置に止まってくれました。

普通に見ると羽全体が茶色に見えるのですが光の角度によっては少し紫色が現れます。

きれいな雌ですね。お尻も大きく張っていて良いお母さんになりそうです。

 

標本マニアなら迷わず捕獲するでしょうが私はきれいな蝶を捕まえる気にはなれません。動画も撮ってありますからまたいつかアップします。

 

明日から8月です、また海に行かねば。

 


安下庄の青田祭り 御田頭祭後半

2013年07月29日 | 日記

 先日7月18日に安下庄で行われる夏祭り御田頭祭のことを紹介いたしました。その時のブログで紹介したのは私の住んでいる集落での祭りの風景でどこにでもあるような田舎の祭り風景でした。でも今日紹介する祭りの後半は私の町ならではのもので何処ででもやっている祭りとはちょっと違います。何処が珍しいかというと神輿が海を船に乗って帰るのです。その神輿の乗った御座船を皆が浜へ出てかがり火をたいて迎えるのです。昔ほどの賑わいはありませんが今でもその習慣は守られています。いま、安下庄には田んぼはほとんどないのにこのような青田祭りがずっと守られているのは不思議な気がします。写真の枚数が多くなってしまいましたが是非ご覧になってください。

今回はお祭りの雰囲気を知ってもらうには写真よりも動きと賑わいの音声の入った動画の方がいいと思い写真の合間に動画を沢山撮って後で編集してYouTubeに乗せようとたくらんでいたのですが失敗しました。音声の録音のスイッチを入れるのを忘れて撮ったのです。動画自身はまあまあに撮れているのですがお祭りの無声映画はなんにしても面白くありません。また来年挑戦してみます。

 

青田祭りとは虫追いの祭りで江戸時代からずっと続いているそうです。私の子供の頃は我が家にも田んぼがあって田植えを手伝っていた記憶があります。今の田植機で植えるのと違って多くの人が並んで後ろに下がりながら手で1本1本植えていたものです。7月の初めごろ田植えが終わり旧暦の6月15日にこのお祭りが行われていました。15日ですから大潮です。鹿家の浜から神輿が船に乗せられるのですが大潮でないと具合が悪かったのでしょう。今は時代が時代ですから祭りは日曜日に行われますがそれでも大潮に最も近い日曜日に行われています。ところが今年は7月の14日にお祭りがありました。この日は小潮です。どうしてだろうと不思議に思っていたら次の大潮の日曜日が参院選挙と重なったからだったのです。選挙が行われようと祭りが遠慮することはないのにと思いましたがそうもいかないのでしょう。

 

私は鹿家の港から船に乗って出発した神輿を追って陸路を追っかけました。(パパラッチです)

八幡様のある庄の港まで50数枚一気に行きますのでご覧になってください。

 


神輿は鹿家の港から出発です。

私は6時ごろ港へ着きました。

神輿はもう船に乗っているのに時間合わせでしょうか、神主さんたちがなかなか現れません。
私も暇なもんだからアオサギなんか撮って遊んでいました。

 

今のデジカメはオートフォーカスの機能がすごいですね。空を飛ぶアオサギにぴたっと合います。

 

沖で待機している船もあります。

私が待ちくたびれているとようやく皆さんが現れました。

神主さんは船に慣れていらっしゃらないようで。

ようやく出発の準備ができたようです。

出発は6時41分でした。

鹿家の沖で5回まわりました。

やがて遠ざかってゆきます。

竜崎を回って安下庄湾に入ります。私は急いで車に戻り安高へ向かわなければなりません。

 

安高に神輿船は入ってきました。

安高の皆さんがお迎えしている前で3度回りました。浜で神輿を迎える時に火を焚きますがこれを「ごっそう火」と言います。

 

 

次は原・古城の港へ入ってゆきます。

港の中は狭いので一回りで出てゆきます。

 

次は和戸・西浦・真宮の港に入ります。

船が港を出てゆくと私はまた来るまで追いかけます。

 

三ツ松へは私の方が先に付きました。

ようやく神輿船が現れましたが港の中へ入って来ません。今日は小潮なので中まで入れないとのことでした。

ようやく薄暗くなってきました。

 

 

 

八幡様のおひざ元 庄の港

私は先回りで庄の港へ、ここでもたくさんの人が神輿の帰ってくるのを待っています。

子供たちは神輿なんか興味ありませんよね。

 

三ツ松を出た船は大泊まで行って帰ってきました。

みんな神輿船の方へ行きます

ようやく神輿は船から上がりました。

みんなは次の神輿が上がってくるのを待ちます。

 

これから地元の人たちが神輿を担いで長尾八幡宮に納めてお終いです。

ドキュメンタリー映画「船で帰る 神輿」をお見せできなかったのは残念です。

 

 

 

 


トロピカルフルーツ

2013年07月28日 | 日記

今日の花

昨日あまりにも暑かったのでちょっと山へ行ってきました。野山で目にした花です。

 


これはなんでしょう ?

 


 今日は朝からしとしとと雨が降っています。こんな時期に珍しいなと思いながらも、みかんにとってはとても良い潤いで少し楽ができそうです。でもテレビをつけてみると山口県は大変なことになっていると報道していました。ここも山口県だけどこちらで降った雨は20mmくらいで水害など想像もできません。被災地の人たちの無事を祈るばかりです。

昨日も山でオオムラサキを探したのですが出会えませんでした。林の中で出会ったのはキタキチョウ・ヤマトスジグロシロチョウ・ホシミスジ・ジャノメチョウなどです。キタキチョウがきれいだったので少し撮って帰りました。

 

すぐ上の写真は見てすぐわかる方はなかなかのグルメですね。日本では比較的珍しい果物です。キタキチョウの後にご紹介いたします。

 

コマダラチョウの幼虫は日ごとに次々と蛹になりそして蝶になって巣立ってゆきます。今日最後の幼虫が前蛹になりました。 


キタキチョウ

薄暗い林の中でもキチョウの黄色はよく目立ちます。

 

 

 

 

ホシミスジ

 

 

ジャノメチョウ

 

林の中で少し暗くて上手く撮れていません。


初めにお見せした丸い果物はこれです


 

屋久島産のパッションフルーツでした。 

 

アサギマダラのマーキングが縁で知り合った屋久島にお住いの蝶ファンの方からいただきました。そして、この果物のおいしい食べ方が手紙に書いてあったので好奇心の塊の私はすぐに試してみました。よく御存じの方もいるかもしれませんが、下をご覧ください。

 

まずパッションフルーツの上部を切ります。すると内部の果肉と種が見えます。

バニラアイスクリームを準備して

中にアイスクリームをしっかり押し込みようくかき混ぜます。

そしてスプーンですくってつるんと飲み込みます。種があるので噛みません。

パッションフルーツの果肉の甘酸っぱさと冷たいアイスクリームが良くマッチして何とも言えない美味しさです。確かにこれはお勧めですね。皆さんもやってみてください。またこの果物は強い香りを放ちます。頂いた箱を開く前からトロピカルな香りが漂っていました。

 

 

 

 


続 夏の海と空

2013年07月27日 | 日記

 今日は7月23日にアップした沖釣りの後篇です。翌日すぐに続きを載せる予定でしたが観察していたゴマダラチョウが羽化したものですから記事はそちらを先に出してしまいました。離れてしまって誠に申し訳ありません、お時間に余裕の方は7月23日のブログをもう一度見て今日のブログを続きとしてご覧ください。海の景色は夕方になるにつれてどんどん変化してゆきます。そのあたりを今日の後半でご覧になってください。

この日は家で夜のバーベキューパーティーの準備をして待っている友人がいるので早々と帰りましたが昔の私なら日が暮れるまで沖で粘るのが常でした。星空を眺めながら船を走らせることもしょっちゅうだったことを思い出しながら帰港しました。


 


今日の音楽

 浜辺の歌 (歌)スーザン・オズボーン

http://www.youtube.com/watch?v=wjGbeG53Ftw

 

(らんらんさんアップが遅くなりました。すみません)


釣りの始まり

この灯台のある瀬のまわりで釣ります。潮の流れに乗せての流し釣りなのでまず潮上に登ります。

この辺からスタートです。

 

二流し目で中アジ(40cmクラス)が釣れました。

深田サルベージの大きなクレーン船が通り過ぎてゆきます。

つながった二つの島は愛媛県の由利島です。

またタモ網が出ました。

魚の姿が見える時がなんともうれしいですね。

黄色のストライプが見えるのはハマチです。ハマチは出世魚ですから大きさによって名前が変わってゆきますが、このサイズですと1.5kg位ですのでこの辺ではヤズと言います。

2匹の一荷でした。

貨物船が近くを頻繁に通って行きます。

一流しするとまた潮上に登ります。

日は少し西に傾いて空の様子も変わってきました。

当たりが遠のいたので帰り支度を始めました。

皆さんお先にー。

草を食べつくした山羊は海藻まで食べるそうです。

魚はイケスに移します。

なかなかいいアジでしょう。このサイズはまだ中アジで50cmオーバーの大アジになると1kgを超えます。

ちなみに私の釣果はこのイワシです。本日のメインゲストの方がしっかり大物を釣ってくださったのでめでたしめでたしと言うことでした。

皆さんイワシをバカにしないでくださいね、この釣りたてのイワシを裂いて刺身にして生姜醤油で食べると絶品です。

ということで釣りはお終いです。この日私は釣りはそっちのけで写真を撮りました。

港の中の波止では釣り人がこれから釣りを始めるところでしょう。ご夫婦でしょうか、そんなことはどうでもよいのですが船から写真を撮っている私に旦那さんは手を振ってくれました。私も応えてOKサインを出してエールの交換です。

 

夜は仲間みんなでバーベキューパーティーを開き、海の幸を肴に大いに盛り上がり楽しいひと時を過ごすことができました。

 

 

 

 

 

 


夏型の黒いゴマダラチョウ

2013年07月24日 | 日記

 今朝羽化したゴマダラチョウ2頭をいっぱい写真に撮って放ちました。自然の中では近接撮影などめったにできませんが生まれたばかりの蝶はまだ飛翔力が弱くてあまり飛び回りません。手に乗せたり花に乗せたり私の思うままのポーズで写真が撮れます。今日の写真は全てやらせのようなものですから面白い写真ではありませんが生まれたばかりのきれいな蝶の姿を記録することはできます。そのつもりでご覧ください。

 


生まれたばかりのゴマダラチョウ

 

餌用に取って来たエノキはすっかり枯れてしまいました。

 

蝶の種類によってはどうしても手に乗らないものもあります。ゴマダラチョウは比較的簡単です。 

 

成長が遅れたのかまだ幼虫も残っています。エノキに止まらせてみました。 

 

庭に連れ出しましたが、今庭にはあまり花がありません。 

 

ゴマダラチョウがこんな花に来ることは多分ないのではないでしょうか。ゴマダラチョウはクヌギの樹液などを吸います。 

 

2頭目の蝶です。 

 

外に連れ出すとすぐに高い木の枝に飛んでゆきました。 

 

夏型のゴマダラチョウは黒がとてもきれいでした。撮影に付き合ってくれてありがとう。 

 

 


ゴマダラチョウが羽化しました

2013年07月24日 | 日記

夏姿の嵩山

嵩山は濃い緑に覆われています 

 


 簡単に速報いたします。昨夜9時ごろにゴマダラチョウの蛹を見ると薄い緑色だったものが羽の部分だけ黒くなっていました。明日の朝は羽化が見られるぞと楽しみにしていましたが、今朝5時半に起きて勇んで飼育室に行きましたがまたもや残念ゴマダラチョウは2頭とも羽化していて羽も伸びきっていました。この2頭が最初ですし残りが沢山いるのでまだたのしみは十分にあります。この2頭は7月の18日の朝蛹になったので6日目に羽化したことになります。早いですね。

早いと言えば、時々紹介していたクローバーについていたモンキチョウの幼虫も一昨日羽化しました。餌が足りなかったのかやや小ぶりな雌でした。


どのチョウもなかなか羽化の瞬間に立ち会うのは難しいですね。ホシミスジ・今回のゴマダラチョウみんな夜中に羽化してしまいましたし、モンキチョウはちょっと席を外した間に羽化してしまいました。

 


今朝羽化したゴマダラチョウ2頭

7月24日

 

 

 

 7月23日

 

 

7月22日

 

 

7月18日

 

 

 


7月22日 モンキチョウ羽化

 

まだうまく飛べないので落ちてしまいました

 

 

 


夏の海と空  

2013年07月23日 | 日記

今日の花

 

 

 


 7月20日久しぶりで沖釣りに行きました。狙いは大アジ・鯛・ハマチなどです。これらの魚はみんな同じ道具で釣ります。疑似餌の付いた針ですからエサはいりません。私は10年前に釣り船を手放すまでは趣味と言えばほとんど釣り一本でした。およそ30年も釣りに打ち込んできました。だから大概の釣りは経験していますし大物・小物なんでも釣ってきました。今でも釣りの話となると何時間でも飽きません。今回は島の端っこの方に住んでいる友人の誘いで出かけたのですがメインゲストは他にいて私はどちらかというと当て馬みたいなものですから釣りの方はそこそこにして写真をしっかり撮ってきました。 昔釣りに夢中だったころは写真など考えたこともありませんでしたが今から考えると写真に残しておきたかった素晴らしい自然の光景がどれほど沢山あったことかと少しは悔やまれます。例えば、釣りに出るのは朝が早いのですが4時ごろ港を出て満天の星を眺めながら暗闇の中を船を走らせます。こんな時間には町で暮らす人はみんな寝ているのだろうなと思いながら朝のすがすがしい空気を吸いながら闇の中を走るのです。漁場に着くころには東の空がうっすら明るくなりやがて気が付くと空の星は姿を消しています。時には海鳥がたくさん出迎えてくれますし、大きな魚がイワシなどの小魚を海面に追い上げて突然海面がバシャバシャと波立つさまはまさに感動ものです。アジサシの群れが上空から魚を取るために海面に突っ込んで行く様も壮観です。大きなイルカの群れに出会ったこともあります。渡りの途中のシギの仲間が何十万羽も海面から飛び立つさまはそれはすごいものです。船が何万匹ものハマチの群れに囲まれたこともあります。黒い蝶がひらひらと海を渡ってゆく光景も見ました。ぼんやりと船を操船していて3mものサメに衝突しそうになったこともあります。

あの頃カメラを携えていたら面白い写真がいっぱい撮れたと思いますがみんな遠い過去のことです。今日は釣りはそっちのけで海と空と船の写真を撮りましたので海に行った気持ちを味わってください。

 


片島沖の釣り場へ

 

由宇の漁港

 

向こうに見える岩山は鯛が峰です。

 

いつも蝶を探しに行く鯛が峰はここです。

この海岸にはクロツバメがいるかもしれません、後日見に行きます。

広島の船ですね。こんなところまで来るなんて

鯛が峰が遠くなってきました。

片島に近づいて来ました。この島には昔放たれた山羊が野生化して増え問題になっています。草はほとんどありません。

岬のように見えるのが屋代島の東の端っこです。その右に見えるのが諸島です。その間に見える島は愛媛県の津和地島です。

諸島の右側は怒和島でしょう。

本当にいつ来ても草は生えていません。

見えました山羊です。

ここにもいます。

四足は崖でも上り下りできるのですね。

沖の瀬が見えてきました。

ようやく漁場へ着きました。

この灯台のある瀬のまわりは大アジ・ハマチ・鯛などが釣れます。磯の際へ寄れば1kgクラスのイサキもつれるそうです。夏のイサキは美味しいですね。

 

続きはまた明日にしましょう。夜更かしはいけませんね。

 

 

 

 


 


ホシミスジ 公園に

2013年07月22日 | 日記

 ホシミスジは7月20日の深夜に羽化していて羽化の観察はできませんでした。5時ごろ私が起きて見に行ったときにはもう飛べる状態だったのです。この日は午後に沖へ魚釣りに行くことになっていましたので、ホシミスジは午前中に外へ出してやらねばならないので10時ごろ港のそばの橘グリーンパークへ連れて行って放つことにしました。グリーンパークにはユキヤナギやシモツケソウ・コデマリなどの食草が植えてあり仲間も沢山います。このホシミスジが余生を過ごすのにはよい環境だと思います。

 


橘グリーンパーク

中には児童公園があり向こうに見えるのは橘病院と養護施設さざなみ苑です。

左がシモツケソウ 右にはナンキンハゼの花が咲いています。このホシミスジはここのユキヤナギを餌にして飼育しました。

さあお行き! 君は今日からここで暮らすのだよ

 

飛び立ちました。

 

お別れの前にもう一度指に止まっておくれ !

 

達者でな ! 

 

ホシミスジの飼育は終わりました。 さあ、午後は久々の魚釣りです。 

 


ホシミスジ 羽化

2013年07月20日 | 日記

 今朝は少し早起きしてホシミスジの羽化を見ようと思っていました。私としてはやや早起きで5時前に飼育室へ行ってみるともう蛹から出てぶら下がっていました。しかも翅は伸びきっています。「しまった昨夜のうちに出てしまったのか」と少しがっかりでした。覆いを取るとすぐに飛び始めましたが、餌が足りなかったのでしょうすごく小さいのです。ても、無事に成虫になれたのだからめでたしということにしましょう。

 

ゴマダラチョウの方ですが、あまりうまくいっていません。16日に山から掘り取って来たエノキは2日くらいは元気だったのですが18日の猛暑で萎れ始め、19日にはほとんどの葉が萎れて、今朝見ると萎れた葉は茶色に変色し始めています。昨日までは多少元気な葉もあり餌になっていたのですが今朝の状態ではもう餌にはなりません。しかたなく山へ行って元気なエノキの枝を切ってきました。エノキは大変水揚げが悪くて長持ちがしません。ゴマダラチョウの幼虫たちはもうみんな終齢になっていますのでそれほど多くのエサ入らないと思うのですが、一昨日から幼虫の脱走がひどくなってだいぶ数が減ってしまいました。それでも18日の朝見たときにはすでに蛹になっているのが2匹とその日の午後に前蛹になったのが1匹いました。19日の朝には前蛹も蛹になり蛹の数は3個になっています。最初20匹いた幼虫は19日の朝には蛹を含めて14になりました。そして今朝は13匹とさらに減っています。蝶の幼虫は蛹になる時に育った場所でなくて他の場所へ移動して蛹になることが多いのでこの7匹たちもどこかで無事に蛹になっていることと思います。できるだけ放っておきたいところですが残りの幼虫は枝が枯れて環境が悪くなったので飼育室の方へ隔離しようかと考えています。ということで、飼育室で残りのゴマダラチョウは成虫になるまで飼育します。今月の末か来月の初めにはきれいな成虫が見られることでしょう。

モンキチョウの方はもうすぐ羽化すると思います。


 


今日の音楽

 ヴェルディ 「椿姫」より     「乾杯の歌」

 

http://www.youtube.com/watch?v=hFbJJ29513E

 

ホシミスジ君が無事に成虫になりました。皆さんも一緒に乾杯してください。


ホシミスジの羽化

7月20日

今朝最初に見たときにはこの蛹の殻にぶら下がっていました。撮影の準備をしている間に飛び立ってしまい初期の写真は撮れませんでした。

 

7月19日

目がはっきり見えるようになりました。もうすぐ羽化です。

 

7月18日

 

 


ゴマダラチョウの様子

 18日に初めて蛹の姿を確認しました。

 

2匹目の蛹です 

蛹は見事にエノキの葉に擬態していますね。 

 

 前蛹になるための場所を決めたようです。

午後には前蛹になりました。 

 

この日はまだエノキの葉が元気でした。 

 

19日になると葉がかなり萎れてきました。 

脱走しようか悩んでいるのでしょうか。

もっといい餌がないかなあ 

 

 


畑のパセリにいたキアゲハの幼虫

パセリは丸坊主です。

 


安下庄の青田祭り 御田頭祭

2013年07月18日 | 日記

 

 7月の14日の午後、倉庫で仕事をしていると笛や太鼓の祭り拍子が聞こえてきました。60歳を過ぎてからは神輿盛への声もかからなくなりこの祭りとも縁がなくなっていました。手元にカメラがあったので祭りの風景でも撮ってみようかと通りに出てみるとちょうど先頭の神輿がやって来たところでした。懐かしくなってカメラ片手に神輿についてゆきました。子供の頃にはこの祭りがすごく楽しかったのを思い出します。私の集落では私が子供の頃には子供の数が多かったので男の子は小学5年生と6年生のみが参加できて小さい子供はまだ出る幕がなかったように覚えています。でも、今は少子化で子供の数が少なくて男の子は幼稚園まで含めた全員参加のようです。

このお祭りは田植えの終わった直後の青田祭りで例年ですと7月の20日前後の大潮に行われてきました。今は安下庄には田んぼはほとんどなくなっていますが今でも夏のお祭りとして守られています。神輿は長尾八幡宮を朝8時に出発して西から東へ向かって各集落を回り夕方には東の端の鹿家の集落まで行きます。そこからは神輿は船に乗って海岸沿いに各集落を回りながら夜の8時に長尾八幡宮のある庄の港まで帰ってゆきます。

子供の頃は父親が夜になると八幡宮の下の海岸まで神輿のお迎えに連れて行ってくれたものです。当時は祭りというと現在のようなことはありません。町中の人が出てきたのではないかというほどの賑わいでした。夜店もたくさん出ていて子供心にはそれが目当てだったのかもしれません。

今は集落によっては神輿を担ぐ人がいなくって軽トラに神輿を積んでパレードをするところもあります。

家の前で祭りの一行を撮ってみたのですが、夕方になって神輿が船に乗ってお宮へ帰るところも撮ってみようと思い立ち、鹿家の港まで行きました。その夜の部はまた別の日に紹介します。今日は私の住んでいる塩宇でのお祭り風景です。

 


今日の音楽

夏の思い出

ソプラノ :鮫島有美子

http://www.youtube.com/watch?v=3un5Hz-E0b8

 

いい歌ですね。誰にでも夏はきっと良い思い出があると思います。子供の頃の小さな感動、青春時代のときめき、遠い夏の日の思い出は大事にしまっておきましょう。


安下庄の御田頭祭

 

先頭は長尾八幡宮の神輿です。昔の神輿に比べるとずいぶん小ぶりになりました。

今はこんな小さな子供まで祭りに参加しています。

 

菅原神社の神輿です。

何処かのお孫さんでしょうか。

みかんの集荷場で神事が行われます。

塩宇青年会の文字が見えますがいつの頃からか青年会という組織はありません。活躍しているのは老人会の方です。

次の引き渡しの集落から神輿のお迎えが来ました。軽トラで運ばれます。

 

参拝に集まった人たちにはアイスキャンディーがふるまわれます。

私も1本いただきました。

昔はこの広場に人がいっぱいになっていましたが今はこんな風に人も少なくなりました。

最近ではこの集落で小さな子供のいる風景を見ることはほとんどなくなりました。連休で町から帰っている人たちでしょうか。

ここでの神事も終わり次の集落へ神輿は渡されました。軽トラで運ばれてゆきます。

神輿は出てゆきこの集落での祭りは終わりました。

皆さんご苦労様でした。

 

蝶や虫を撮るのは慣れているのですが人を撮るのはまだまだ苦手です。それでも時にはイベント紹介もしなくちゃあと思って頑張ってみました。