曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

生き物たちは春から夏へ変わって行きます

2015年05月19日 | 日記

今日の花

イングリッシュ ラベンダー

 


 春に目覚めたゴマダラチョウの幼虫たちは次々と成虫になって行きます。次の世代を産むために。

コツバメの幼虫が蛹になりました。コツバメは一年に一度しか繁殖しません。コツバメは蛹のままで来年の春まで過ごします。

オオムラサキも一番早いものが今朝大きな蛹になりました。蝶になるのももうすぐです。

今朝は昨夜の雨のせいか少し寒いようでした。でも、夕方になって気温が上がったのでホタルを見に行きました。数匹飛んでいました。



 今日の音楽 (らんらんさんより)

BEN E.KING - STAND. BY.ME 

When the night has come
And the land is dark
And the moon is the only light we'll see

夜がやってきてあたりは暗くなってしまった
ただ月だけが 僕らが見ている ただひとつの光

No I won't be afraid, no I won't be afraid
Just as long as you stand, stand by me
それでも僕は 恐れたりしない 怖がることなんてないんだ
ただ君が僕のそばに いてくれる限りは

So darlin', darlin', stand by me, oh stand by me
Oh, stand, Stand by me, stand by me

だからねえ そばにいて
今僕の そばにいてほしいんだよ
僕のそばに 君がいてほしい

If the sky that we look upon
Should tumble and fall
All the mountains should crumble to the sea

見上げればいつもそこにある空が
たとえ崩れ落ちてきたとしても
たとえば山が 海の中に崩れ落ちてしまったとしても

I won't cry, I won't cry, no I won't shed a tear Just as long as you stand, stand by me
僕は泣かない 泣いたりしない 涙なんか 流したりしない
ただ君が僕のそばに いてくれる限りはね

And darlin', darlin', stand by me, oh stand by me Oh, stand now, Stand by me, stand by me
ねえ だからそばにいて 今僕の そばにいてほしいんだよ
そばにいて そうしてほしいんだよ 僕のそばに 君がいてほしいんだ

Darlin', darlin', stand by me, oh stand by me
Oh stand now, stand by me, stand by me.

ねえ だからそばにいて 今僕の そばにいてほしいんだよ
そばにいて そうしてほしいんだよ 僕のそばに 君がいてほしいんだ

Whenever you're in trouble won't you stand by me, oh stand now, by me
Oh stand by me, stand by me, stand by me

たとえ何があっても 僕のそばにいて
今僕の そばにいてほしいんだよ

 


ゴマダラチョウの羽化

さあお外へ出よう。おいで!      大空を思う存分飛びなさい。

この後、空高く舞い上がりました。

 

成虫になるのが遅れているオオムラサキ

一番のオオムラサキの蛹

 

コツバメも今朝蛹になりました。

コツバメの蛹は枯れ葉の裏などについて来年の春までこのままの状態で過ごします。ギフチョウと同じで一年の大半を蛹で過ごすタイプです。

 


暖かい夜はホタル日和

 ホタルの光を撮ってみました。

草の上にいたホタルが飛び立った瞬間です。細かく点滅しながら光を放っているのが分かります。

 


わたしは今の時期はとても忙しいのです。南津海の収穫は終りましたが、弓削瓢柑はまだ収穫しています。これから暑さが増すとともに弓削瓢柑や冷たく冷やした南津海が美味しくなります。

弓削瓢柑の収穫

弓削瓢柑の白い花が咲いています。

 

 

 


庭のメジロが無事に巣立ちしました

2015年05月17日 | 日記

今日の果物

バナナです。でもただのバナナではありません。石垣島のバナナです。一昨日いただいた時には緑色でしたがもう黄色になりました。

 


 今朝6時ごろ玄関の扉を開けると目の前のメジロの巣から何か落ちました。雛が落ちたのかと心配でじっと見ているとしばらくして親が飛び立ちました。よかったよかったと思いましたがなぜ親が落ちるのだろうと思い直してそっと巣の真下まで移動して見上げると雛が巣の外に出て側の枝に止まっているのです。それで親が落ちた理由が分かりました。親は自分の方に私の注意を引こうとしたのです。小鳥がよくやる偽傷の一種でしょう。1羽でも雛が巣の外に出たということは巣立ちも早いなとその時思いましたがまさかお昼までに全員巣から出てゆくとは思いませんでした。

お昼前にカミさんが巣を見上げて親が今いないから巣の中を覗いてみようといいました。脚立に乗って覗くと巣は空っぽだといいました。まさかこんなに早く巣立つとはとびっくりしました。でも5羽の雛は無事に飛んで行ったのでしょう。めでたしめでたしということでした。午後になると巣の真下を歩いてももう巣には何もいないのだと思うとさみしい気がしました。この2・3週間は巣の下を通るたびにそっと見上げてメジロの無事を確認していました。巣のある1本だけ剪定をしないでおいたのですがもう切ってもよいでしょう。

 


メジロの雛の巣立ち

尾羽がまだ伸びきっていませんね。そして目の周りがまだ白くなっていません。

 

周りの木にメジロのつがいがいました。子育ての期間中に2羽が同時にいるのは初めてです。

一瞬のことだったのでピントが甘いのが残念ですが初めて2羽が近くに来て一緒に写真の中に入りました。

 

下からでは分からなかったのですが脚立を持ってきて上からのぞくとみごと空っぽでした。

巣の中はきれいで清潔に保たれていました。この中に5匹の雛が入っていて10日間暮らしたのに汚れは全くありません。親はすごいですね。

 


オオムラサキの幼虫が前蛹になりました。

一昨日見失ったのでもう蛹になったかと思っていたらまだ前蛹でした。

 

その他の幼虫

 


初ホタル・大きくなったメジロの雛

2015年05月15日 | 日記

今日の花

庭の芍薬が咲きました。

 


 昨日で南津海の収穫がほぼ終わりました。今年の南津海の作柄はやや不作というところです。来週から発送を始める予定です。

今日の午後はすごく蒸し暑くなりました。夕方知り合いの所で「蒸し暑いねー」といいながら話していたのですが、私が「こんな日はホタル日和だよね。でもまだ早いかな。」というと、彼が「昨夜3匹飛んでいたよ。」 と言っていました。今日は5月の15日だしまだ蛍は早かろうと思いましたが日が暮れるとカメラを提げて家の近所の小さな川へ行ってみました。家から50メートルほどの所の川で、川と言っても幅1.5mほどの溝のような川ですが毎年蛍が出てきて私を楽しませてくれます。もちろん乱舞するほどはいません。いつもはせいぜい数匹程度です。今日は初めてにしては多くて5匹もいました。何の撮影準備もしていないのできれいな写真は撮れませんでしたが証拠写真になればと少し撮ってきました。

玄関前の楓の木で子育てしているメジロのことです。最近親は巣の中へ入れなくなっています。きっと雛がだいぶ大きくなっていることと思われます。今朝親がいない隙に脚立を立てて巣の中を覗いてみました。親が帰ってくるといけないので素早く写真を撮って傍を離れました。前回撮った時には生まれたばかりで毛も生えていなくて丸裸で目も開いていませんでした。でもみんな無事に育っているようでウグイス色の毛も生え始めていて小鳥らしくなっていました。前回覗き込んだ時には雛は4羽だと思ったのですが今日見ると驚いたことに5羽の雛がいました。もう一息です、カラスに見つからねば良いのですが。一日のほとんどの時間、親は巣の側にいて雛を見守っています。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

 Blues Man - B.B.KING Live at Montreux Jazz Festival


B.B.KING ジャズ華やかなりしころのアメリカのジャズを支えたギターの巨匠。ひさびさで聴きました。


今年初めてのホタル

 

 

例年ですと5月の末ごろから見られるようになるのですが今年は早いのでしょうか。

 


庭の楓の木で子育てのメジロ

 

 

巣は雛でいっぱいになっていました。こんな状態でも数日前の台風のときは雛の上に追いかぶさるようにしていました。

 

メジロって眉があるのですね。知らなかった!

 

 


コツバメの幼虫

2015年05月11日 | 日記

今日の花

最近度々登場していますが、今庭で元気に咲いているのはこのポピーとバラだけです。

 


 4月の下旬に山に生えている馬酔木の新芽に付いているコツバメの卵をたくさん取ってきました。とても小さい卵ですがコツバメのよくいる所で探せば比較的簡単に見つかります。産んだばかりの新しい卵は薄いブルーの色の卵で拡大してみると表面はトラスト構造になっていて複雑できれいです。数日すると白くなり透き通ってきます。ところが発育がそこで止まってなかなか孵化しません。毎日孵化するのを待っていたのですが2週間たっても孵化しないので何か問題があったのでしょう。それでコツバメについては諦めかけていたら1匹だけ知らぬ間に孵化して4齢にまで大きくなった幼虫が見つかったのです。コツバメというのはシジミチョウの中でも小さい方のチョウですから幼虫も小さいのかと思っていたら意外に大きいのです。15mmはあるでしょうか驚きました。コツバメは年に1回の繁殖で今の幼虫はもうすぐ蛹になりますがギフチョウと同じで蛹のままで来年の3月まで過ごします。蛹状態で生きてゆく間はエネルギーの消耗は少ないとは考えられますが期間が10か月にも及ぶとその間の消費栄養も蓄える必要があるのでしょう。だから幼虫が大きいのかもしれません。餌として馬酔木の葉を食べますが小さな蝶の割には沢山の葉をたべます。孵化直後の初齢から観察できなかったのは残念ですが1匹でも無事に成虫になってほしいものです。

 


見つかったコツバメの幼虫


 

コツバメの食痕   こんな食べ跡が見つかったらよく探してくださいコツバメの幼虫が見つかるかもしれません。

 

コツバメの卵  孵化しませんでした

 

馬酔木の葉をモリモリ食べるコツバメの幼虫

 

コツバメという蝶を見たことのない方のために成虫の画像を載せましょう。

とても地味な蛾のような蝶です。でも春になると一番先に出てきて春だけにしか見ることのできない蝶なので蝶ファンにとって貴重な蝶です。 


ウラゴマダラシジミの羽化

2015年05月10日 | 日記

今日の花

トベラの花     久しぶりで港の講演へ行きました。トベラの花にはアオスジアゲハやミカドアゲハがよく集まります。

 


 昨日1頭目のウラゴマが羽化したので次の蛹が今日羽化するだろうと思いました。今日は天気が良いので南津海の収穫に忙しいためウラゴマに付いているわけにいきません。羽化の瞬間を撮影しようとタイマーを設定して1分ごとに撮影するようにしておきました。

 


ウラゴマダラシジミの羽化

 

午前8時4分に羽化したようです。

 

 

 


オオムラサキの幼虫がずいぶん大きくなりました。長さは今7㎝くらいあります。

 


ウラゴマダラシジミが羽化しました

2015年05月09日 | 日記

今日の花

ギンリョウソウ    森の妖精のようです。

 


 今年初めて飼育のウラゴマダラシジミが今日羽化しました。もう少し先かなと思っていたのでびっくりしました。でもきれいです。

 


生まれたばかりのウラゴマダラシジミ


 

 

翅を少し開いてくれました。ブルーがきれいです。

 

もう1匹の蛹  明日には羽化するかもしれません。

 

 


ようやくメジロの雛がかえりました。

2015年05月08日 | 日記

今日の花

このバラは我が家の玄関先にあります。もしかしたら私より年寄りかもしれません。私が子供の頃物心ついた時にはこの位置にありました。私の父は若いころバラが好きだったと聞いているのでたぶん父が若いころ植えたものではないかと思っています。

 


 今日の夕方カミさんがモミジの木にかけているメジロの巣を見上げて親鳥がいないと言いました。お昼頃まではずっと巣の中に親鳥がいるのを見ていたのでいないとなると何か変わったことが起きたのだと分かりました。親鳥がいないのをいいことに早速高い脚立を持ってきて中を覗いてみようということになりました。カミさんを先に登らせると確かに雛がいるとのことでした。私はすぐにカメラを持ってきて中の様子を写真に撮りました。生まれたばかりの雛が4匹いました。メジロの雛を見るのは初めてです。まだ目が開いていないので覗き込んでも親だと思うのかみんな口を開けて餌をねだります。

 

 


メジロの雛

メジロの抱卵に気づいてから2週間経っています。この数日カミさんと心配していました。何かの理由で卵は孵らないのではと。 

 


 その他、蝶の幼虫


ゴマダラチョウの蛹  エノキの葉に擬態しています。

 

ギフチョウの2齢幼虫

 

ニョイスミレを食べるメスグロヒョウモンの幼虫

 

 


南津海(なつみ)・弓削瓢柑(ゆげひょうかん)のおいしい時期になりました

2015年05月05日 | 日記

今日の果物

 

南津海

5月になると南津海が食べごろとなります。5月から7月にかけて食べられる初夏のみかんです。暑い日とかお風呂上りには冷蔵庫で冷たく冷やして食べると格別です。

 

弓削瓢柑

弓削瓢柑は柑橘の仲間の中では珍しい縦長の形をしています。レモンのように黄色で縦長なのでイメージ的には酸っぱそうですが酸味は強くありません。爽やかな甘さが特徴です。

南津海・弓削瓢柑ともにこれから美味しくなる果物です。

 


 連休が明けたら南津海の収穫になります。冬のみかんの収穫に比べて収穫作業は暑くて汗をかく日もあります。それでもみかんの花の香りに包まれて新緑の中での作業は気持ちの良いものです。

今日、ゴマダラチョウが初めて羽化しました。

 


ゴマダラチョウの羽化

 

 


飼育中の蝶の幼虫

2015年05月04日 | 日記

今日の花

芥子はいろんな花をつけます。もう何十年もかってに庭に生えてくるのですが一つ一つみんな個性があって咲くのが楽しみです。

 


 冬の寒さに耐えてきた蝶の幼虫や卵たちは4月になってからは急に成長を始めました。毎日その成長ぶりを観察するのが楽しみです。春になり早いものは蝶になって飛んでゆきましたがまだ成長の途中にいるものがいますので今日は紹介します。

 


オオムラサキとゴマダラチョウの幼虫

オオムラサキとゴマダラチョウの幼虫は3月の末から4月の初めに冬眠から起きてきました。冬の間地面の落ち葉の裏に隠れて越冬しますが餌となるエノキの新芽が出始めると目覚めて木に登ってきます。ゴマダラチョウの方が成長が早いです。もうほとんど蛹になりました。5月中にみんな成虫になります。オオムラサキは成長が遅れています。蝶になるのは6月になってからです。

オオムラサキの幼虫

この幼虫が一番遅れています。

オオムラサキもゴマダラチョウも顔はとてもよく似ています。幼虫は成長して大きくなる時に脱皮をしますが、おもしろいことに顔はお面を外すように体の部分とは別に脱ぎます。

 

ゴマダラチョウの幼虫

オオムラサキの幼虫とゴマダラチョウの幼虫の区別の仕方は背中の突起の数を見ればわかります。ゴマダラチョウは1対しかありません。

 


その他の幼虫・卵

ウラゴマダラシジミの蛹

ギフチョウの初齢幼虫

コツバメの卵

 

 


大根の花にアゲハチョウ

2015年05月03日 | 日記

今日の花

庭のポピーが花盛り

 


 この数日ツツジの花に集まるアゲハの仲間を紹介しましたがナミアゲハはツツジよりも大根の花が好きなようでここへ来ると沢山のナミアゲハが集まっています。

 


ナミアゲハ


2頭のアゲハが絡み合って飛ぶときは恋愛行動の場合が多いようです。上の写真では左の蝶がオスで右側がメスです。アゲハチョウの場合オスとメスとでは模様の違いはほとんどなくて雌雄の判別はしにくいのですが背中をメスの方に向けて誘っているのがオスです。なぜ背中をメスの方に向けるのかはわかりませんがこのような行動をよく見かけます。鳥の求愛には雄が自分の美しさを雌にアピールするものがよく観られますがアゲハもメスの気を引くために自分の羽の美しさを見せるのでしょうか?!?

アゲハの場合1頭のメスが沢山のオスを引き連れて飛んでいる光景もよく見られます。

 

ずっと吸蜜している方がメスです。オスはメスの気を引こうと周りを飛び回っていました。 

 


弓削瓢柑にアオガエル

弓削瓢柑の収穫をしているとアオガエルが実に乗っていました。私のことにまったく無頓着です。