曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

毎晩 ホタルの写真に挑戦

2012年05月31日 | 日記


 ここの所毎日、日が暮れて暗くなるとカメラを持って出かけます。夜の蝶を撮りに行くのではありません。

ホタル狩りです。

暗い所で写真を撮る難しさをつくづく感じています。皆さんもやってみませんか。

 


 5月29日

 


5月30日

 


5月31日

 

 

今年は何処へ行っても数が少なくて乱舞する所は全く撮れません。しかたなく1匹を撮ってみますが上手く行きません。

何処かいい所を知りませんか。

 


今日の音楽

 http://www.youtube.com/watch_popup?v=0X1xqwzGAXw&vq=large

 

 

(選んだ人 らんらんさんのコメント)

動画は、2010年にロン・ティボー国際コンクールで2位(当時18歳)になられた時のものです。(成田さんの動画がこれしか見付からなかったです)

今回は、エリザベート王妃国際音楽コンクール(バイオリン部門)で2位に入賞されました。


今年は日本の若い音楽家の活躍がすばらしいですね。エリザベート国際音楽コンクールにおいて作曲家の酒井健二(34)さんがグランプリに輝きヴァイオリンで成田達輝(20)さんが2位入賞されたそうです。





今年初めてのホタル

2012年05月28日 | 日記

庭の花

今こんな花が咲いています。 

 


 土曜日に知人からホタルが出始めましたとの情報を得たので昨夜近所の(家から50m)川へ見に行きました。1匹光っているのが見えたのですぐにカメラを取りに帰り今年初めてのホタルを撮影しました。何の準備もなくカメラだけ抱えて行ったので手持ち撮影になり画像はみんなひどいものですがご紹介します。

写真撮影が趣味の方はホタルを撮りに行くことはよくあることと思います。私もこの時期になると毎晩のように撮影に行きますが普段の撮影とまったく違うのでほとんど失敗ばかりです。昨夜は最初に見つけた1匹の側に座り込んで撮っていたら遠くからもう1匹がこちらに飛んできて側に寄って来ました。暗闇の中で相手を探すのにやはり光は役に立っているのですね。よく分かりませんが、草の上で光っていたのが多分雌でその光に吸い寄せられるようにしてやってきたのが雄ではないかと思います。やがて二匹は次第に近寄り一緒になったようです。恋路の邪魔はやぼですから早々に引き揚げました。

闇夜の中でわずかな光を頼りにピント合わせをするのはなかなか難しいです。その光もずっと光っぱなしならばまだよいのですが明るくなったと思ったらすぐに消えてしまうのです。手持ちですから次が光るまでに手は動くしホタルは這いまわるし思うようになりません。シャッター速度も手持ちではあまり遅くはできないし、結局ボケボケの写真ばかりですが初ホタルなので載せてみました。写真マニアの方はホタルシーズン到来ですからご準備を。

 


初ホタル


 

だんだん近寄って来て2匹はついに寄り添いました。

最近、この近所の川ではいつも数匹くらいしかホタルを見ることはできません。子供のころには乱舞するほどいた記憶があります。毎年絶滅の心配をしているのですが、この交尾が成立すれば来年もまた蛍が見られるでしょう。

 

 

上の写真はみんな多少トリミングと明るさ修正をしていますが、一枚だけそのままの写真を載せておきます。少し補助光を使った方が上手く撮れますが昨夜は何も準備がなくてこんなものです。三脚も必需品ですね。

 

 


今日の音楽

 

今忙しくて自分で曲を選ぶ余裕がないので、音楽はらんらんさんにおねがいしています。どんな曲が来るでしょうね。楽しみです。

 

 http://www.youtube.com/watch_popup?v=s8bBJF44wYA&vq=medium


越冬アサギマダラの旅立ち

2012年05月21日 | 日記

今日の花

 

 

上の二つの花は何でしょうか ?

 

答え   

 上の花は小輪咲きのダリアで名前をブロンズハート サイレンティアと言います。5cmくらいの小さな花ですが接写で大きく撮ってみました。花弁の付け根に二葉のようなものがありますが雄しべでしょうか。

 下の花は紫根(むらさき)の花ですがとても小さな花で3~5mmくらいしかありません。紫根は根っこから紫色の染料がとれます。面白いのはいつも二つの花が対で咲くことです。そして丸い種が2個ならんでできます。写真は大きく拡大したものです。

 


 このアサギマダラは昨年の暮れに産み付けられた卵から年末に孵化し、幼虫は初齢・2齢のままで今年の寒い冬を山で越しました。四月になって観察用に我が家に連れ帰ったのですが、昨日の夕方家に帰ってみると羽化し立派な成虫になっていました。

こいつは正月の2日に山へ観察に行った時に 初めて見つけた幼虫ですが卵から生まれたばかりでこの時期の幼虫としては異例に発育の遅いものです。他の幼虫は冬を迎えるまでにほとんど2齢以上になっています。無事に越冬できるのかどうか気になる幼虫でした。

今、ギフチョウとミドリヒョウモンの幼虫を飼育しているのでそちらが気になっていてこのアサギマダラの羽化する所は見逃してしまいました。 

 

 

 


アサギマダラ ♀

1月2日の初齢幼虫

卵の殻が見つかりませんでしたがおそらく孵化して数日の幼虫です。こんなに遅い時期に孵化した卵はいつ産んだのでしょうか。

 


4月13日の観察   

ようやく3齢でしょうか、上の1月2日の写真に写っている幼虫は4~5mmですが今日の状態は101日経ってようやく15mmくらいです。

 


4月16日

山へ観察に行くと運良く大きい幼虫と小さな幼虫が同じ葉の上にいました。大きい方は終齢です。小さい方は3齢になったばかりのようです。

 


4月18日

この日、上の3齢幼虫と下の終齢幼虫を家に連れて帰りました。

 

この大きな幼虫は家ですぐに蛹になりましたが、2日目には黒い斑点が蛹の体内に現れてやがて数日で体をヤドリバエに食べつくされました。昨年の秋に生まれた幼虫はかなり高い確率でヤドリバエに感染していました。

 


5月20日夕方  羽化したばかりのアサギマダラ

4月18日に連れ帰った2匹のうち小さいほうの幼虫がこのアサギマダラになりました。

 


5月21日   旅立ちの日

 

 

 

いよいよ旅立ちです 

 


マーキング

美しい羽根に字を書くのはかわいそうですが、安下庄で生まれたこの蝶がこれから夏に向かって何処まで北上するのか知りたい気持で書かせてもらいました。まな板のコイの心境なのでしょうか字を書く時には死んだようになって全く動かなくなります。マーキングを始めたころにはつかみ方が悪くて死んでしまったのかと心配しました。でもマーキングの最中にバタバタ暴れまわるよりは傷付くことがなくて蝶も私もお互いに楽で良いのです。

秋に南下する蝶の調査は沢山の人が行いますのでデータも多いのですが北上する蝶のマーキングは例が少ないのでこの蝶が何処まで北上するのか、もしも分かったら素敵ですね。

北海道まで行くアサギマダラもいます。

この蝶を見つけたら是非ご一報をください。捕獲して確認をされたらそのまま放してやって下さい。

この蝶は雌ですから秋にはその子供たちが南下して帰って来ることでしょう。それを待っています。

 

外へ持って出ましたがまだ死んだふりをしています。

 


今日の音楽

 

 http://www.youtube.com/watch_popup?v=HxwSvFbdGHs&vq=medium

 

http://www.youtube.com/watch_popup?v=pS3d9DgqDhA&vq=medium


ホオジロの子育て 最終回

2012年05月17日 | 日記

今日の花

庭の花 バラと芍薬

 


 5月16日 お昼過ぎにホオジロの巣を見に行きました。巣は空っぽでした。前日雨の中で見た時はまだまだと思ったのに。無事に巣立ったのか、それとも何かに食われたか?  気になって空の巣をようく調べてみましたが全く痛んでいませんでした。多分無事に巣だったのでしょう。その時、近くをホオジロの親鳥が私の気を引こうとしてピーピー鳴きながらあっちこっちと飛び回るのです。ひな鳥たちは巣を離れたけどまだ近くにいるなと思いました。親鳥に免じてこのまま引き下がろうと雛を探すのはやめました。

念のため日の暮れる直前にもう一度行ってみましたが、雛たちはもう巣へは帰っていませんでした。5月7日に初めて見つけた時には口ばかりで目もまだ開いていないようでした。あれから10日目もう飛べるようになったのです。すごい成長ぶりですね。途中何にも襲われることなく無事に巣立ったことを喜んであげましょう。

これでホオジロの子育ての報告はお終いです。

 


お昼過ぎ

鳴きながらあっちこっちへと飛び回るのです。

ほおも白いけど、太くて白い眉の方が特徴的ですね。

 


同じ南津海の畑にて面白い虫を見つけました。名前が分かりません。

 

面白い顔をしています。

 


前回載せたサクランボの木です。赤く熟れた実は一つもありませんでした。

 


念のため暗くなってもう一度巣を見てきました。

 

 

親鳥に雛たち よかったですね。


今日の音楽

 

http://www.youtube.com/watch_popup?v=sc75lKs2v1c&vq=small

 

 

 

 

 


ホオジロの雛 その2

2012年05月15日 | 日記

5月の果物 サクランボ

この写真は5月12日の朝です。よその家のサクランボですがあまりにもきれいだったのでつい写真をとりました。サクランボって昔作ったことがありますが熟れる端から鳥に取られてほとんど食べた思い出がありません。このおうちのサクランボは網もかけてないのによくぞ無事にこんなにきれいに熟れたものだと感心しました。

今日、5月15日にホオジロの写真を撮りに行ったら実は一粒もなくただの緑の木になっていました。「やはりね。」と納得しました。

 


 この度のホオジロは珍しく観察しやすい所に巣をかけているので毎日見に行っています。

しかも場所が南津海の畑ですから畑全体がネットで覆われているので、カラスやタカなどの大きな鳥に襲われる心配はありません。ただ私が毎日カメラを持ってそばまで行くので親鳥が子育て放棄をしやしないかと心配していました。でも雛たちは日ごとに成長している様子で親鳥の仕事ぶりは分かりませんが順調のようです。

まだ途中経過ですが4日分をご報告します。

 


5月12日

 

 


5月13日

 

 


5月14日

雨になりました。巣の上に屋根になるものはありません。どうしているかなと気になって見に行きました。

 


5月15日

今日も雨です。雨に濡れながらじっとしていました。でも、ずいぶん大きくなって親と同じ模様の翅に覆われてきました。飛べるようになるまであと一息。

親鳥たちがんばれー

 


 

 

 

 

 

 


南津海畑で いまホオジロが子育て

2012年05月11日 | 日記

 

前回載せたホオジロの巣があれからどうなったかご報告します。

 

 この時期に、みかん畑の中では小鳥の巣が良く見つかります。卵があったり、雛がいたり、空っぽだったり。何かいる時にはそのままそっとしておきますが、多くの場合そのまま小鳥の巣のことは忘れてしまいひと月くらいたって次に見た時には空っぽで何もいないことがほとんどです。今回は5月7日に見つけて以来時々寄ってみるようにしています。順調に育っているようですのでご安心ください。

 


5月7日

 

この時は3匹かと思っていました。

 

 


5月10日

 

巣の中に親鳥がいました。私が近づくと側の草むらで偽傷をやって見せましたが私は目もくれず雛の写真を撮りに行きました。

かーさんの言いつけを守ってじっとしています。

 


5月11日

 

羽も生え始めていて小鳥らしくなっていました。

私がカメラのシャッターを切っているとかーさんが帰って来たと勘違いしたのか1羽が大きな口を開けて餌をねだり始めました。

全員口を開けて私に餌をねだっています。青虫をとって与えてもいいのですが、ホオジロのかーさんに「子育ての邪魔をしないで!」と怒られそうなのですぐに退散しました。

 

最初3匹だと思っていましたが良く見ると4匹です。

 


この続きはまた後日

 


今日の音楽

 

 http://www.youtube.com/watch_popup?v=0zzB8GXl9KQ&vq=medium

 

http://www.youtube.com/watch_popup?v=tSxeV0MpbcY&vq=small


南津海の収穫が始まりました。

2012年05月07日 | 日記

 

 

今日の花

5月の花ポピーです。一重の花・八重の花、赤から白までいろんな濃さで咲きます。どんな花が咲くかとても楽しみな草花です。

 


 5月は我が家「山本柑橘園」にとって第二の農繁期です。もちろん一番忙しいのはお歳暮シーズンの12月ですが、初夏のみかん南津海の収穫と販売が始まる5月は年末に次いで忙しい時期となります。ブログにかかわっている暇はなくなりますのでしばらくはお休みとなるかもしれません。

それでも、蝶の写真だけは休まず撮るつもりです。 


南津海畑の動物たち

小さな動物たちが子育てをしています。

 

ネットの上に来てはらはらしている親鳥

餌の虫を咥えていますが私たちが巣の側にいるので一時退散 

 

5月9日のこと 


 

南津海の収穫

今日から収穫が始まりました。いつものメンバー8人です。

 

 


南津海(なつみ)

 

南津海(なつみ)ってご存知ですか。5月から7月ごろまでが食べ頃の初夏のみかんです。1978年に山本柑橘園で生まれました。現在全国で生産されている南津海の量はおそらく1000トンくらいになったのではないかと思います。韓国・台湾・中国などでも試作されているようです。ヨーロッパへも伝わりました。世界中の人が食べて喜んでくれたらとてもうれしいです。

 

 

 


 

山本柑橘園では5月中旬から7月まで全国に送り出しています。

数量に限りがありますが、購入ご希望の方は左サイドバーのメッセージを使ってお申し込みください。宅配にてお送りいたします。

山本柑橘園

〒742-2805 山口県大島郡周防大島町東安下庄 2240-1

 

 

 


今日の音楽

http://www.youtube.com/watch?v=RCH1ljUAClA&feature=related

 

 

 

 


文殊山 と ミヤマカラスアゲハ

2012年05月03日 | 日記

今日の花

朝出がけに見ると、昨夜からの雨で花の終わった牡丹の葉に水滴が付いていました。

 

 


 世の中ゴールデンウイークで遠出された方も多いかと思います。わたしは曜日に関係のない生活をしているものでG.W.など無縁ですが、午前中仕事が出来なかったので人並みに ちょっとだけ出かけてみました。もちろん島の中です。オレンジロードを走って行って文殊山まで行ってきただけのことです。雨上がりで気温が上がっていなかったせいか文殊山には蝶の姿をほとんど見ることが出来ず寂しい限りでした。それでも帰り道に2か所でツツジの花にミヤマカラスアゲハを見つけることが出来ました。共に目の前で10秒間くらい姿を披露してくれただけです。設定やアングルを考えている間はありません。クレー射撃で機関銃を撃つようにひたすらカラスアゲハに向けてシャッターを切り続けるのです。そんなものであまり良い写真はありませんでした。 

 


ミヤマカラスアゲハとツツジ


ミヤマカラスアゲハ - その1

 

ミヤマカラスアゲハ - その2

 


新緑の 大島オレンジロード



嵩山


雲をまとった白木山

 

 

文殊山 からの眺め


柳井市方面


岩国・広島方面


このグループの人たちは文殊山から尾根伝いに嘉納山から源明山を縦走して笛吹き峠までだそうです。

 


今日の音楽

 

 http://www.youtube.com/embed/BAdqPc00zu4?html5=1&autoplay=1&vq=medium

 

 

 


4月に出会った蝶

2012年05月01日 | 日記

 5月になりました。

今、風薫る新緑の季節は一年の内で最も素敵な時期ではないでしょうか。

蝶を求めて野山を歩き回る私にとっても一番うれしい時期です。

 

 

今日のブログは4月の蝶をまとめてみようと思います。手間のかかることなのでしばらく工事中になるかもしれませんがご勘弁をお願いします。


4月の蝶

 今年も昨年に続いて寒い冬でした。例年だと2月に咲く梅や寒桜の花がひと月近く遅れて咲きましたが 、染井吉野は1週間程度の遅れで咲いたようです。蝶の世界はどうでしょう。出てくるのが早いルリシジミやベニシジミは大島では3月にはかなりあちこちで見られるのですがことしは出るのが遅かったようです。代表的な蝶のモンシロチョウやアゲハチョウも一般に見られるようになったのは例年より10日くらい遅かったようです。本来なら見つかってもよい蝶がいまだに見つからないものが沢山あります。春の蝶として人気のあるギフチョウも3度探しに行きましたが見つけることはできませんでした。

 

 

 


ミヤマカラスアゲハ

 4月28日


ミヤマセセリ

4月12日 

 


コツバメ

4月12日 


アゲハチョウ 

4月16日


ムラサキシジミ 

4月18日 


クロコノマチョウ 

4月16日 


キタキチョウ 

4月12日 


スジグロシロチョウ 

 


ルリタテハ 

4月6日 


キタテハ 

4月12日 


ベニシジミ 

 4月25日


ヒメウラナミジャノメ 

4月26日 


ヒメアカタテハ 

4月24日 


アカタテハ 

4月6日 


モンシロチョウ 

 


ツマキチョウ

4月26日 


ツマグロヒョウモン ♀

4月23日 

ツマグロヒョウモン ♂ 

4月28日 

 


スジグロシロチョウ 

4月26日 


アサギマダラ 

4月26日 


スジグロシロチョウ

4月29日 


モンキチョウ ♂ 

4月27日 

モンキチョウ ♀ 

4月25日 


ヤマトシジミ ♀ 

4月27日 


イシガケチョウ

4月29日 


ルリシジミ ♂ 

4月4日 

 

ルリシジミ ♀ 

4月18日 

 


ルリタテハ

4月27日 


アゲハチョウ 

 


テングチョウ

4月4日 

 


飼育ベニシジミ 

4月6日 

 

 

 


今日の音楽 

 http://www.youtube.com/watch?v=LpQ-GTSCs4s&feature=related