曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

アサギマダラの蛹化 Parantika sita

2012年01月31日 | 日記

今日の柑橘 (山本柑橘園)

ネーブル・オレンジ (ワシントンネーブル)

ネーブルオレンジの特徴はおしりの所におへそのような小さな房が集まった所のあるオレンジで、種の無いのが普通です。最近はネーブルも輸入されたものが多く国産のものはわずかしかありません。最近は輸入オレンジとしてネーブルオレンジとバレンシアオレンジがひとくくりでスーパーなどでは売られていますが、ネーブルの出回る時期とバレンシアの出回る時期は違います。オレンジ類の中ではネーブルは早生種です。ネーブルオレンジは果皮を剥くのが困難ですが味よし香よし種なしの3拍子揃っていて柑橘の王と言ってもよいのではないでしょうか。世界でもバレンシアに次いでたくさん作られています。

では、ネーブルオレンジは何処で生まれどのように広がっていったのでしょう。現在世界で作られているネーブルのもとになる品種はワシントンネーブルと言われるものでブラジルで発見されてアメリカに伝わりワシントンネーブルと名付けられたものです。しかしブラジルのものよりもっと前の品種は数世紀前よりポルトガルやスペインにあったということです。

5月ごろ完熟になるまで木にならせておいたネーブルオレンジはすごく美味しいです。

 


 今日は朝かなり冷え込みました。お昼すぎても気温は8度くらいまでしか上がりませんでしたがモンキチョウが飛んでいました。最近モンキチョウ以外の蝶が飛ぶのを見ません。この辺にいる蝶でモンキチョウが最も寒さ無に強いのでしょうか?今日は写真を1枚も撮りませんでした。

 


 

昨年の秋、動画の練習で撮ったアサギマダラの幼虫が蛹になる瞬間です。

 

アサギマダラの蛹化 Parantika sita

 

この動画の元ファイルは1.84ギガバイトもありYOU TUBEへ送るのに3時間もかかりました。動画編集ソフトが要りますね。


ベニシジミの若齢幼虫

2012年01月30日 | 日記

今日の柑橘 (山本柑橘園)

八朔

ハッサクは馴染みのある柑橘ですがこの頃は生産量が落ちています。好みが分かれる柑橘で好きな人は大好きですが食べるのが面倒だからと多くの人から敬遠されています。3月ごろまで木にならせておくと甘みも強くなり美味しいのですが寒さの心配や落果の心配があるので早取りする農家が多いのは残念です。

ハッサクは1860年ごろ広島の因島で恵日山浄土寺の境内に偶発実生として生えたものです。文旦類とみかん類の交雑ではないかと推測されています。明治時代以降まず広島で広まり、戦後は和歌山をはじめ全国に広がりました。

 


 今日は昨日より少し寒くて飛んでいる蝶はいませんでした。一月の初めからベニシジミの観察をしていますので今日も卵に異変はないか観察に行ってきました。今まで見つけた幼虫はみんな3齢くらいの大きい幼虫でしたが今日は初齢の大きいのかまたは2齢になったばかりくらいのとても小さい幼虫を見つけました。

 蝶の幼虫の生態など少しマニアックすぎて面白くないかもしれませんがこんな世界もあるということでご覧になって下さい。動画の撮影練習を今日もやっていますが、マクロで微細な所を撮るのは手持ちではとても難しいことがよく分かりました。幼虫は2mmから3mmくらいです。


ベニシジミの幼虫

餌のスイバをかじっています。毛の生え方から見て2齢かもしれません。

私が側に来たのを感ずいたようで食べるのをやめました。

 

ベニシジミの若齢幼虫

 

 家の中で飼育している幼虫

かじっています。

 

ベニシジミの幼虫

 

1月の初めに産み付けられた卵はまだ孵化していません。


 

家の中においてあるスイバ。 この中には少なくとも5、6匹は幼虫がいるはずです。3月の初めにはベニシジミの成虫が出てくるでしょう。

 


今日のミュージック 

 


クレメンティン と モンキチョウの吸蜜

2012年01月29日 | 日記

今日の柑橘 (山本柑橘園のクレメンティン)

クレメンティンの幼木

 先日から毎日クレメンティンに関するアクセスがたくさん入って来ます。おそらくクレメンティンを食べてみたい方やクレメンティンを植えてみたくて苗木を探しているものと思われます。今の時期ではクレメンティンの果実はもうほとんどないと思います。山本柑橘園でもほとんどありません。苗木をお探しの方も今年はたぶん無理ではないでしょうか。委託苗はあるかもしれませんが苗木屋さんが余分を作っているとは思えません。山本柑橘園でもクレメンティンは今増植している所ですので今年は苗木をたくさん作る予定にしています。 苗木のほしい方は来年まで待つしかないと思います。果実については6月ごろ南半球の柑橘産地から輸入されますのでそれを買ってみればよいかと思います。ヨーロッパからの輸入は害虫の問題があるので難しいかもしれません。

 


  先日からの寒波は通り過ぎたようで、今日は天気もよく気温も9.1度まで上がりました。モンキチョウがたくさん出てきてしきりに吸蜜していました。

昨年は蝶の飛翔写真に挑戦してみましたが、今年は蝶の生態を動画で撮ってみようかと考えています。練習がてらいくつか撮って来ましたので早速アップしてみました。今日は固定焦点のレンズだったのでズームアップが出来ませんでした。ズームレンズの使い方も練習しておかないとと思っています。動画の撮影はまだ慣れないので難しいです。

 

 


 

モンキチョウの吸蜜

モンキチョウ

モンキチョウの飛翔

 

 


 先日もナナホシテントウの交尾の写真をアップしましたが、やはり動画の方がリアリティーがありますね。なんだか微笑ましくもあります。

ナナホシテントウの交尾

 


今日は音楽はお休みします。


安下庄 海の市

2012年01月28日 | 日記

今日の柑橘 (山本柑橘園)

ブラッドオレンジ (モロ)

 ブラッドオレンジは地中海で生まれ、おもにイタリアで作られている柑橘です。シチリアかマルタが発祥の地ではないかと考えられています。この柑橘は果皮や果肉にアントシアニン色素をもっていて血のように赤い色が出ることから名づけられたのですが、品種によって赤みに大きな差があります。上の写真のモロと言う品種は果皮はそれほど赤くないのですが果肉は濃い赤色というかムラサキに近い色をしています。山本柑橘園ではジャムの原料に使っています。その他日本で栽培されている品種にタロッコ・サンギネリ・マルチーズブラッドなどがあるが大きな産地はありません。私の感覚では生果で食べてもそれほど美味しくないのでジュースか加工品に向いていると思います。

 

 


 今日は港の側にあるグリーンパークで「海の市」が開かれました。近くまで用事で出かけたのでカメラを持ってぶらりと寄ってみました。

 


 安下庄 海の市

そこそこの人出でしたがまだ宣伝が足りないのか地元の人ばかりで島の外からのお客さんはまだ少ないようでした。

 


 

 今日の音楽 

 


延命の滝 と ゴマダラチョウの幼虫

2012年01月27日 | 日記

今日の柑橘 (山本柑橘園)

せとか

 

 清見にアンコールをかけ合わせてできた口之津37号と言う品種に更にマーコットをかけ合わせてできた品種が「せとか」です。せとかの兄弟に「麗紅」と言う品種もあります。清見は日本で作られた品種ですが「アンコール」・「マーコット」はアメリカで作られた品種です。特性としては、甘さが強く、中袋がとても薄く、種がないので食べやすい、大きさが200gから300gと手ごろで、優れた性質を持っています。昨日デコポンの人気のことを書きましたが、最近ではこのせとかが人気の主役になりつつあります。お店でも柑橘の中で最高級品として扱われているようです。私の好みから言わせてもらうと香りが好きになれません。アンコールやマーコットなどはヨーロッパ系の人たちには好まれるのかもしれませんが香りに独特の癖があってなじめないところがあります。

 


 寒さが少し緩んできましたが朝は霜がしっかり降りていました。寒さが3日続いたので滝へ行ってみようと思い立ち、久賀にある延命の滝へ行ってきました。延命の滝は落差が22mの小さな滝ですが大島の中では有名な滝です。最近はボランティアの人たちが荒れていた周辺をきれいに整備して公園のようになっています。桜や楓がたくさん植えられて春や秋には訪れる人を楽しませてくれるでしょう。

お目当てのツララはほとんどありませんでした。私の子供時代にはこの滝ではありませんが近くにあった小さな滝でもツララが見事に下がるようなことが度々ありました。やはり温暖化しているのでしょうね。

 


延命の滝

延命の滝の場所は久賀地区にある地図の赤い所です。もっと大きく撮ってくればよかったのですが。

 

 

延命観音様の祭ってあるところ

 

滝の周辺

元は田んぼだったのでしょう。

 

久賀の町が少し見えます。

 


ゴマダラチョウの幼虫

帰り道に、オレンジロードの側に生えていた榎の根元を探して見たらゴマダラチョウの幼虫が落ち葉の中に隠れていました。


ゴマダラチョウ

 

うまく隠れているでしょう。ちゃんと分かりましたでしょうか。見つけるのはとても難しいのです。

ゴマダラチョウとオオムラサキは非常に近い種類で幼虫はとてもよく似ています。こんど、オオムラサキの幼虫を探してきてお見せしましょう。

 


練習船 大成丸

もう1週間くらい安下庄湾に停泊しています。

 


今夜の月

今日は三脚で撮ってみました。

 

 

 


最高気温5.6℃最低気温-3.6℃ ベニシジミの幼虫

2012年01月26日 | 日記

今日の柑橘 (山本柑橘園)

不知火 (通称 デコポン)

「デコポン」いい名前ですね。親しみがあり形を想像させてとても覚えやすい名前です。でも柑橘としての正式名称は「不知火」と言います。不知火は国の果樹試験場の口ノ津支場で1972年に交配されて作られました。清見に中野3号ポンカンの花粉を交配してできたものです。果頂部に凸があり特有な形をしています。デコポンは皮は剥きやすく中袋も柔らかく昔の中晩柑の甘夏・八朔・イヨカンなどと比べると格段に食べやすい柑橘で、しかも糖度は14~15度もあり甘さにおいても群を抜いていました。ただ欠点と言えば生育段階で乾燥に会うと酸がきつくなり酸っぱい柑橘になってしまいます。味に多少ばらつきがあるのが欠点として惜しい所です。

最近は技術の進歩で新品種の出てくるペースが速くなり私たち専門家でも覚えきれないほど新しい柑橘が生まれています。デコポンは新品種のトップとして世に出たのですがより優れた品種も現れてきていますし、生産過剰になりつつあるので値段もだいぶ安くなりました。

 


 大寒ってよく当たっていますね。ますます寒くなり、今日は昨日よりもっと寒い一日でした。それでもお昼頃には天気もよかったのでベニシジミの卵と幼虫を見に行ってきました。以前見つけておいた卵は見つかりませんでしたのでもしかしたら孵化したのかもしれません。

 


ベニシジミ (昨年の春に撮ったもの)

 

幼虫

スイバの葉裏をかじっています。

 


今は新月ですね。細い三日月が山の端に沈んでゆく所です。地球からの反射光で満月のように見えます。

手持ちではきれいに撮れませんでした。

 


 

 


大寒に桜咲く (薄寒桜)

2012年01月25日 | 日記

今日の柑橘 (山本柑橘園)

ミスキョウコ (山本柑橘園で生まれた品種)

 柑橘の育種を始めたころできた品種で、母親がイヨカンです。花粉親はアメリカの品種ミネオラで双方の特徴は引き継いでいますが欠点が多く没になる所でしたが、色のきれいさと他の柑橘にない風味を持っている所から選外佳作として名前を付けて残しました。経済栽培品種にはなりえませんがマーマレードにすると美味しいものが出来るし、家庭果樹園栽培にはあっても面白いかもしれません。皮が少し硬くて剥きにくいのと種が入るので食べづらいのですが4月ごろにはとても美味しく食べられます。

 

 


 

 今は一年で一番寒い時期という意味で24節季の大寒に当たります。昨日から急激に温度が下がって暖かい大島でも氷が張りました。でもその寒さの中で、私の植えた「薄寒桜」が梢の先にあっちに一つこっちに一つと咲き始めました。満開になるのは2週間後くらいでしょうか。この桜は以前にも紹介しましたが、明治時代にワシントンに贈られた桜のうちの一本なのです。送られる桜は静岡県の興津で作られたのですが、この薄寒桜はなぜか1本だけ興津に残されたのです。今年はアメリカに桜を贈ってから丁度100年だそうです。その記念行事もあると聞いています。満開になったらまたご紹介いたします。

 

 


 

薄寒桜

 

 

 


 

大島にも珍しく氷が

このツララはアサギマダラの繁殖地の谷あいにできていました。

 

霜柱や氷

 

 

 

 


 

寒さが厳しいので蝶の幼虫たちがどうしているか観に行ってきました。

アサギマダラの幼虫

寒さにしおれているキジョラン

 

ベニシジミの幼虫  

スイバの葉裏にいます。もう3齢でしょうか。

観察用に家に1匹連れて帰りました。

 

 


 

 車で走っているとまた蒼鷺さんに出会いました。車のままそっと近づいて見ると片方の羽を怪我しているようでした。道路から家の庭にある鯉の池を狙っているようでしたが、池は全て網で囲ってあり鯉を取るのは無理だと思います。羽の具合が悪くてあまり飛べないのかもしれません。

 

助けてあげたいと思いましたが、私には何もできませんでした。

 

 


桜の苗が届きました。

今年は一昨年開通した南周りの大島オレンジロードに植えようと思っています。この苗は寒桜の一種で「河津桜」と言います。薄寒桜と同じ2月に咲く桜です。吉野桜と混植して2月と4月の2回花見が出来たらいいなと思っています。

 

 

 

 

 


昨日もクレメンティンの検索がいっぱい来ました

2012年01月24日 | 日記

今日の柑橘 (山本柑橘園)

河内晩柑

 文旦の血をひく自然雑種で、約100年前に熊本県河内芳野村の西村徳次氏の裏庭で発生したものです。大きさは500g前後で果汁は多く種も少なくて食べやすく、日本のグレープフルーツと呼ばれることもあります。熊本の河内町の一帯と天草で主に作られていたが現在では愛媛県で最も多く作られるようになっています。5月から6月・7月ごろが最もおいしいので夏の柑橘として最近人気が上昇しています。ただ困ったことに各産地が地域特産となるようにそれぞれが異なった名前で販売しているので消費者にとって大変紛らわしくて全く同じ品種なのに別物と勘違いしていることもあります。河内晩柑のことを天草では天草晩柑と呼び愛媛では美生柑とか宇和ゴールドとかジューシーオレンジなどの呼び名が使われ、高知県では特産の文旦にちなんで夏文旦と呼ばれています。愛称を付けることは悪いことではありませんが、物の名前は一つにしたいものです。私も河内晩柑の名前を初めて知った時には大阪の河内地方で生まれた柑橘と勘違いをしていました。河内音頭の河内の方が熊本の河内よりも有名ですよね。山本柑橘園では次々と新品種が生まれていますが名前を付ける時に地域名は入れないよう気を付けています。地域名が入っているとその他の産地では面白くありません。それでこの河内晩柑のようなことになるのでしょう。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 


寒いから お休みです

2012年01月23日 | 日記

今日の柑橘 (山本柑橘園)

イヨカン (宮内イヨカン)

 イヨカンは山口県で生まれました。1887年、山口県阿武郡東分村の中村正路氏の園で見つかりました。6年後に「穴戸みかん」と名付けられましたが、愛媛県松山市の三好保徳氏がそのみかんの優秀性に目を付け苗木を購入し松山で自ら増殖普及に努めました。その結果愛媛県でたくさん作られるようになり、地域特産として世間で「伊予みかん」と呼ばれるようになりました。その後愛媛県産の普通のみかんと呼び名が混同されるので、「イヨカン」と呼ぶようになりました。山口県では穴戸みかんと呼んでいましたが市場で伊予みかんの名がが通るようになり本家の山口県でも伊予みかんと呼ばざるを得なくなりました。現在作られているイヨカンは1952年に松山市の宮内正義氏の園で発見された新系統の品種「宮内イヨカン」です。種が少なく減酸が早くて甘く感じられ従来のイヨカンより優れていました。昭和50年台からしばらくは優れた柑橘として市場でももてはやされましたが清見・デコポンなどの新品種が出始めるとだんだん首位の座を譲らざるを得なくなり、現在は生産量もかなり落ちています。

 


 

 

 

 


冬のモンキチョウ・その他

2012年01月22日 | 日記

今日の柑橘  (山本柑橘園)

早生みかん(ワセミカン) 興津早生

昨日に続きみかんのお話をいたします。日本の温州みかんが世界に誇れる柑橘であると書きましたが、何時ごろ何処で生まれたのかご存知ですか。江戸時代の有名な話に、紀伊国屋文左衛門が嵐の海をのり越えて江戸へみかんを運び大儲けをしたと言う話があります。その時のみかんは今の温州みかんではなく紀州みかんと言われる小さくて種がありとても甘みの強いみかんでした。江戸時代には温州みかんはすでにあったらしいのですが当時はお家大事の時代ですから種がないということは忌み嫌われたとのことであまり普及しなかったようです。明治以降一気に広まって行くのですが、温州みかんが生まれたのは本当は何時でしょう。歴史的に確証となるものは何もないのですが柑橘の研究者として偉大な業績を上げられた田中長三郎博士の見事な考証によって、鹿児島県の長島で400年から500年前に偶発実生として産まれたと推定されています。なぜ長島が発祥の地と推定されるかと言うと長島には樹齢300年と推測されるみかんの古木があります。その木は原木ではありません。接ぎ木なので何代目かの可能性が高いのです。江戸時代より以前には原木があった所からいっきに遠くへ運ばれることはほとんど無かったろうと考えられます。特に長島は島ですから100年・200年移動がなくても不思議はありません。ということで、温州みかんの故郷は鹿児島県の長島と言うことになっています。もう一つの根拠に中国との交易がこの長島あたりで行われていた説があります。交易船で中国のみかんの早橘あるいは槾橘などがもたらされてその種から発生した可能性があります。外国では温州みかんのことをサツマ・マンダリンと呼びます。

早生みかんはみかんの木の枝が突然変異したことによって枝変わりとして生まれました。熟期が早く中袋が薄く甘さも強い優れたみかんです。代表的な品種に福岡県で1915年ころ生まれた「宮川早生」があります。その宮川早生の子供に興津早生と言う優れた品種が生まれています。   山本柑橘園ではこの2品種を中心に完熟栽培で美味しいみかんを作っています。

 


冬の虫たち 第二弾です。

 今日は午前中天気が良くてお昼頃には気温が12度くらいまで上がりました。この天気ならきっと蝶が飛んでいると思ってみかん畑へ行ってみました。つかの間の温みでも虫たちは活発に動いていました。紋黄蝶などが飛んでいるともう春がやって来たようです。大寒と言うのに。ウラナミシジミもまだ活発に飛んでいました。ベニシジミの幼虫もスイバの新芽を食べていました。アサギマダラも気温が上がったのでキジョランの葉を食べていました。

 


モンキチョウ ♀

モンキチョウの飛翔

 

 

 


ウラナミシジミ

 

 


ベニシジミの卵と幼虫

 

 


アサギマダラの3齢幼虫

 

 


その他の虫たち

 

 


練習船が2隻

 


今日暖かいので梅が咲いていないか探してみましたが、今年は開花が遅いですね。みんな固い蕾でした。