曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

椿が咲いていました

2011年11月29日 | 日記

今日の花 

 今日も11月の末とは思えないくらい暖かい一日でした。蝶も最後の秋を楽しむべくいっぱい飛んでいましたが珍しくカメラを持たずに出かけたもので一枚も撮りませんでした。お昼に家の周りを一回りして花を撮りました。変わり映えのない花ばかりですがなんとなく秋らしかったので載せてみます。中でもかわいい椿が咲いていましたが初めて見る花なのてちょっと感激しました。

 


初めて咲いた椿

11月26日の「今日の花」の3番目の蕾が咲いていたのです。

 

 


庭の紅葉

 お隣の 紅葉借景 誰のもの


作業場の壁を覆う蔦

 省エネの 役目はたせり 蔦紅葉


その他

 

 

 

 


落花生(ピーナッツ)の掘り取り

2011年11月28日 | 日記

今日の花

 

 

先日スミレの種の写真ばかり載せましたがみかん畑で花を見つけました

水仙の咲くのが早いですね

 


 昨日落花生を掘り取りました。ピーナッツは作ったものが一番美味しいと思います。千葉のピーナッツは日本ではブランド物でよくいただくこともありますが断然我が家のものが美味しいと思います。作ったピーナッツは殻の中にほとんど隙間がないほど詰まっていて特に煎りたては香りと甘さが何とも言えないくらい美味しいのです。だから友達や知り合いにも種をあげるから一度作ってみませんかとよく勧めます。また、1粒の種から100粒以上のピーナッツがとれるのも嬉しいですね。私はお酒の中ではビールが一番好きでピーナッツはおつまみに欠かせません。生のピーナッツの塩茹でも悪くはありませんがやはり殻付きで煎ったものが一番好きです。かみさんが文句を言いながらも煎ってくれますが我が家の煎り方はオープンを使って130度で80分から90分くらいでしょうか。冷めるまでの余熱もかかります。

今年は14粒の種を播きました。一粒の豆は1メートル四方位に広がりますから14粒と言っても結構広い面積が必要です。

ある雑誌に「ピーナッツご飯」というのがとても美味しいと書いてあったのでやってみようと思っています。9月には「枝豆ご飯」を何度か食べましたがこれもなかなか美味しいものでした。これは梅干しを一緒に入れて炊くのですがさっぱりしていていくらでも食べられます。

ピーナッツの食べ方をネットで検索してみるとやはり千葉の方のサイトが多かったようです。



落花生の掘り取り


緑色の茎から土に向かって細い根っこのようなものが伸びています。この先端にピーナッツの殻があります。

茎をだんだん引き上げるとピーナッツの殻が続々と現れてきます。

一株をひっくり返しました。

一粒の株はこんなに広がります。

14株の落花生は軽トラに積むとこれくらいあります。

この株を根っこを上にして1週間ほど干します。それから実を取って土を落とすためよく水洗いして、干して出来上がりです。この干した実を食べたい時にオープンで煎ります。

 

今日は生の実を塩茹でにして食べました。

 


今日の蝶

ウラギンシジミ ♀

 

アカタテハ

 

ヤマトシジミ ♂

 

 

 


ツマグロキチョウ と キタキチョウ

2011年11月26日 | 日記

今日の花

 

 

 

上の椿4種は友人のA氏からいただいた椿ですが名前が分かりません。今度聞いておきます。

 

琵琶の花

 

 


 

 今日は珍しい蝶を見つけました。ツマグロキチョウです。大島で見たのは初めてです。この蝶はカワラケツメイを食草にするのですが大島では今までにカワラケツメイを見たことがありません。私が知らないだけで何処かにあるのかもしれません。それともどこかから飛んできた迷蝶かもしれません。

何処ででもよく目につく黄色い蝶はキタキチョウです。今日はたまたま両方を撮ったので比較のために載せておきます。家の近くで撮ったキタキチョウですがパソコンで編集してて気になったことがあります。この蝶は前羽の裏側に褐色の模様が濃く出ているのです。一般的に前羽に褐色の模様が出るのはミナミキチョウに多い現象なので珍しいなと感じていました。もしもミナミキチョウだったらすごい迷蝶になるのですがそんなことはほとんどないのでキタキチョウの斑紋異常ということでしょう。翅の表は秋型の特徴の模様でした。

 

 


 

ツマグロキチョウ

ツマグロキチョウの飛翔

 

 

 


キタキチョウ

10日ばかり前に撮ったキタキチョウ

 

 

今日家の近くで撮ったキチョウ(キタキチョウ)

前羽の表に黒い縁取りがほとんど見られません。秋型の特徴です。

 

以前キタキチョウの羽化を特集したことがあります。リンクしておきましたので見て下さい。8月23日なのでキタキチョウは夏型の模様をしています。黒い縁取りがくっきりと大きく付いています。

 

参考までにミナミキチョウの写真をお見せしましょう

今日私の撮ったキタキチョウはミナミキチョウに似ているでしょう。

 


その他の蝶

ヤクシマルリシジミ♀

 

モンシロチョウ

 

ウラギンシジミ

 

ムラサキシジミ

 

ムラサキツバメ

 

その他

 

木の実

いかにも秋らしい色合いです。

 

 


銀河丸

2011年11月23日 | 日記

11月21日

ランタナの花と蝶

家の周りに植えてあるランタナ  もちろん蝶を呼び寄せるために植えてあるのです。

ウラナミシジミ

ウラナミシジミは南方系の蝶でこの辺では越冬できません。冬は南の方で越冬して春以後繁殖を繰り返しながら北上してきます。中緯度より北の蝶は厳しい冬を蛹や幼虫や卵で過ごすため秋には早々と姿を消しますが南方系のヤクシマルリシジミやウラナミシジミそして昨年までいたクロマダラソテツシジミなどは秋の遅い時期まで見られます。越冬準備をしないからかもしれません。

今日は暖かくていい天気でした。


11月22日

今日はかなり寒くなってきました。昨日まではいろいろ飛んでいた蝶もめっきり減って来ました。ウラギンシジミも木の葉の裏でじっとしています。

沖には久しぶりで練習船「銀河丸」が湾内に停泊していました。いつものみかん畑からの写真です。

寒さで飛べないウラギンシジミ

 

竜崎温泉の向こうに停泊している銀河丸

昼間と日暮れ時

 

伊方原発のある佐田岬

安下庄から見た伊方原子力発電所の夜景

 


11月23日

朝から雨になりました。でもお昼には止んで曇り空です。なぜかカラスが空に集まって外は賑やかです。

夕方沖を眺めるとまだ銀河丸は停泊していました。

 

写真に写っているのはほんの一部です。たくさん集まっているときにはこの4・5倍いました。みかんが美味しくなる11月から12月にかけて毎年沢山のカラスが安下庄に集まって来ます。

 

銀河丸

 

ついでに沖を行く貨物船(立島の側)

 

 


今年のボジョレーヌーボーを味わいましたか。

酸味と苦みがキリリとして私は好きでした。

 

 


雨にぬれた 庭のバラ

2011年11月20日 | 日記

今日もスミレの種

 

 


 この頃は週末に決まって雨が降ります。普通のサラリーマンの方はお気の毒にと思いますがどうでしょう。曜日の無い私にとっては何時雨が降ろうと気になりませんが、行楽客相手のお商売の方もつらいでしょうね。

もうこの時期になると天気が良くても蝶の数が少なくなっています。ましてや2日も続けて雨が降ると撮るものがないので仕方なく今日は庭のバラを撮ってみました。ブログの世界でも花の写真を撮る人は圧倒的に多いと思います。すごく上手いなあと感心する人もいますが多くの人はきれいな花に助けられているようです。私も後者の部類で誰が撮っても花はやはりきれいです。写真の出来はともかくこのバラのことを紹介しましょう。
我が家の玄関前に植えられているバラですが我が家が建てられるよりはるか前からこの場所にありました。私より年上ではないかと思います。私が物心ついた時にはあったように記憶していますし、私の父が若い頃バラが好きでよくバラを植えていたと母から聞いたことがあります。でもこのバラを父が丹精込めて手入れしていたかというとそんな姿は見たことがありません。私の代になってもほとんど手入れをしたことはないのに春と秋にはいつも知らぬ間に花を付けています。虫にも強く病気にもならないほんとに丈夫なバラです。びっくりするほどきれいでもありませんがバラはバラで咲いているだけで華やかさはあります。
雨の中で少しうつむいていましたが雨を少し振るって撮ってみました。

 


 

少し絞りを変えてみましょう

 

何処までピントを合わせるかどの辺からぼかすかキャリアが浅いのでなかなか見当がつきません。

 

 

 

 

 

 


補虫網の中の シロ

2011年11月19日 | 日記

今日の花

ツマグロヒョウモンの幼虫に餌として与えるために山から撮って来たスミレの株がいつの間にか花を付けて気付かぬうちに種になっていました。

開いたばかりです。

更に開いて40個くらいの種が見えます。

皮がはじけて種をできるだけ遠くまで飛ばします。はじける瞬間を見たかったですね。

床を見ると1m以上遠くまで種は散っていました。

 


 今日は朝から雨は降るし写真も撮るものはないしお休みかなと思っていたのですが、夕方みかんの作業場へ行ってみると猫のシロが私の蝶用の補虫網の中に入って寝ていました。シロはよく変な場所で寝ていたりします。面白いのは白いものが好きで補虫網も白いのが気に入ったのかもしれません。近くにカメラがあったものですから遊びで撮ってみました。白いものは写真に撮る時結構難しいものです。場所が倉庫の中で明るさが十分でないのでいろいろ試してみました。

シロは雄ですがイケ面ではありません。多少不男でかわゆくないのですがやることがしばしばおかしいのです。


フラッシュをたくと緑色の目になります。人の顔が赤目になることがありますが猫はたいてい緑です。ためしに赤目補正の機能を使ってみましたが何の変化もありませんでした。赤目補正は緑の目には効かないことが分かりました。

 

次はフラッシュをたいた場合とたかない場合の比較です。

やはりフラッシュがない方が見た眼に近い色に撮れます。ISOが3200でもこの頃は粗くなった感じはありません。

 

 

 

 

上はフラッシュで下はフラッシュなし

 


以前載せたことがあるかもしれませんがシロは変な所へ入りたがります。猫はかんきつ系のにおいが嫌いだとよく言いますが山本柑橘園の猫どもは全く気にしません。

私と遊びたいために我慢しているのでしょうか。

 

 

 

 


ヤドリバエ に寄生されたアサギマダラの蛹

2011年11月18日 | 日記

山本柑橘園のみかん

 

 


 

 先日からアサギマダラの蛹が寄生バエに食われて死んだことを書きましたが、昨日その正体を捕獲しましたので今日は写真をお見せします。アサギマダラの蛹から4匹のウジが出てきました。ヤドリバエの種類はまだ同定されていませんがマダラヤドリバエかもしれません。このヤドリバエは幼虫に直接卵を産み付けるのではなく食草のキジョランの葉裏にたくさんの卵を産み付けアサギマダラの幼虫に食べさせて幼虫の体内に入るのです。アサギマダラの幼虫も4齢から終齢になると体も大きくなりキジョランの葉を一日で一枚くらいはすぐに食べてしまいます。この時体内に入るものと思われます。卵はすぐには活動しないらしく幼虫はそのまま蛹にまでは順調に成りますが、蛹化するとすぐにヤドリバエは活動を始め内部を食べつくして1週間くらいで成熟幼虫になり蛹の体内から外へ出て地面に落ちて土の中にもぐりこみ蛹になります。その後10日から2週間くらいでハエになって出てきます。親のハエはイエバエと似ていて私たち素人には見わけが付きません。

 

 


 

マダラヤドリバエの幼虫

蛹から成熟した幼虫が出始めたので感染した蛹にビニール袋をかけてハエの幼虫を逃がさないようにしておきました。

アサギマダラCとDはもう出てしまっていたので蛹Eにビニール袋をかけたところ一つの蛹から4匹のヤドリバエの幼虫が出てきたのを捕まえることができました。

 

アサギマダラの蛹 E  (ヤドリバエの幼虫が出たあと)

ビニール袋の中にヤドリバエの幼虫が落ちていました。

幼虫が乾燥しないようにすぐに他の土を入れた植木鉢に移しました。

すぐに土の中にもぐりこみます。今度はこの幼虫を飼うことになりましたが、命は大切です。このウジたちが無事にハエになるのを見守りましょう。アサギマダラの幼虫の死を無駄にしないために。

 

夏にアオスジアゲハに寄生したヤドリバエとは種類が違うようです。


11月18日

昨日土の中へもぐりこんだヤドリバエの幼虫をどうなったか掘り出してみたら、もう蛹になっていました。

 

 


 

これまでの経過

11月10日

 

Aは卵から家の中で飼育したもので感染の気配はなく順調に成長しています。

B・C・D・Eは終齢幼虫を山から連れ帰ったものです。

 


 

11月11日

CとDが蛹になり、そして、Eが前蛹になりました。CとDには何やら影が見られます。

 


11月12日

 

 

 

Eも蛹になり全てが蛹になった所です。でも、CとDには2日目で早くもはっきりと黒い斑点が現れました。

 


 

11月13日

 

健全だと思っていたBにも4日目にして影が出てきました。

結局山から連れ帰った4匹は全てヤドリバエの幼虫に寄生されていたことになります。

健全なのはAだけとなりました。

 


 

11月14日は写真がありません。

 


 

11月15日

蛹Aは今日中に羽化しそうです。

お昼前には羽化しました。上3枚目写真の矢印のところにヤドリバエの幼虫が見えます。

 

 


 

11月16日

私のいない間にCとDから幼虫が出て行ったようです。出た幼虫は何処へ行ったか見つかりませんでした。

 

この後11月17日のことは最初に書いてあるとおりです。


11月18日

Bの蛹は他の蛹と変化の仕方が違っています。ヤドリバエの場合は黒い斑点が見えたらすぐに全体が変色して蛹が死んだのが分かりますがBの場合は1週間以上たっても緑色が残っています。何かに規制されているのは確かですがまだよく分かりません。

 

 


秋の好日 アサギマダラの旅立ち !

2011年11月17日 | 日記

 一昨日羽化した雌のアサギマダラは昨日お昼過ぎに飛び立って行きました。ツワブキの蜜を少し吸って後、アサギマダラ特有の優雅な飛翔で去って行きました。

 


羽化したばかりの美しいアサギマダラ

 

 

 

 

 

 


無事に旅立ったアサギマダラは運がよかったのです。その他の仲間はみんな寄生虫に食べられて死んでしまいました。

右の蛹はまだ生きているのかもしれませんが黒い斑点が内部に見えています。

 

 

 


ムラサキツバメ と ムラサキシジミ

2011年11月16日 | 日記

 昨日羽化したアサギマダラの雌は今日飛び立って行きました。早く素敵な雄に出会えるといいのですが。幸運を祈りましょう。

先日、ムラサキシジミを特集した時に今年はムラサキツバメがなかなか見つからないことを書きましたが昨日の朝にはレモン畑の周りでたくさん見つけました。この畑の奥には樫の木がたくさんあってムラサキシジミとともに生息に適している場所なのでしょう。ムラサキツバメは日本に生息するムラサキシジミ亜族3種(ルーミスシジミ・ムラサキシジミ・ムラサキツバメ)の中では一番大きくて唯一尻尾があります。

 

 


 

ムラサキツバメ

 

向こうを向いているのがムラサキツバメ

こちらを向いているのがムラサキシジミ

 

 


 

ムラサキシジミ

こんな感じで草の上で日向ぼっこをしています。よく見ると遠くからでも紫色が点のように光って見えます。

ムラサキシジミには尻尾がありません。

ムラサキシジミの飛翔

 

 


 

その他の蝶

 

イシガケチョウ

 

ウラギンシジミ ♀

 

チャバネセセリ

 

テングチョウ

 

 

 

 


アサギマダラの蛹

2011年11月15日 | 日記

 今日アサギマダラの♀が羽化しました。

他の蛹はみんなだめのようです。寄生蜂かヤドリバエにやられています。今日は時間がないので今朝撮った写真だけ紹介しますが詳しい経過は後日まとめて載せようと思っています。

 


 

数日前の蛹

黒い斑点が見え始めた蛹があります。

 

 


 

今朝の蛹

黄色に変色したものはもう内部を食われて死んでいます。

 

右側の蛹は大丈夫だと思っていたのですが黒い影が現れてきました。

 

 

今日羽化するはずの健全な蛹

 

参考までに健全な蛹の写真をお見せします。

蛹化後数日たった状態ですが、緑が透き通った感じです。

 


 

お昼に帰ってみたらもう羽化していました。


最近メスは珍しいですね。