曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

大曲の花火を観れば夏の果て

2022年08月31日 | 日記

今日の空

雲の峰   今年の8月は入道雲の見られる日がとても少なかったです。今日は午後のひと時8月最後の入道雲が見られました。

 


 私の好きな8月も今日で終わりです。そして夏も今日限り、明日からは秋モードに切り替えましょう。

コロナ7波はなかなか収まりそうもありませんね。それでも今年は中止されていた行事があちこちで再開され人の動きも元に戻りつつあるようです。中でも自粛されていた夏のイベント花火大会が復活し始めたのは嬉しいですね。地元の花火大会も規模縮小ながら再開されました。そして全国の花火大会の中でも規模内容共に一二を競う素晴らしさの大曲の花火大会が今年再開されるのはすごく楽しみにしていました。8月27日開催当日秋田迄行けるはずもなく生中継のテレビを予約録画して待機していました。今日はYou tube にも今年の紹介動画が載っていましたので紹介します。

 


大曲の花火【いざないの街♪フィナーレ 10号玉30連発特大スターマイン】サプライズ花火 Omagari Fireworks 2020 4K 2022年「大曲の花火」開催を願い

 

 


刻々と姿を変えてゆく積乱雲

2022年08月22日 | 日記

今日の花

名前が思い出せないけど山へ行くと良く咲いています。

 


 夏になって今年は何故か一度も素敵な入道雲に出会えていません。毎日とても暑いけど暑いだけでは入道雲はダメなんですかね。今日はみかん畑の草刈りをしながら時折手を休めて海の向こうを眺めます。午後の日差しを受けてそれほど大きくない入道雲が白く輝いていました。今年の夏は入道雲の写真はほとんど撮っていなかっなあと思いつつ、仕事中も傍に置いてあるカメラのシャッターを切りました。草刈りの手を休めるたびに姿が変わっていきます。そして日が沈んでくると夕日に赤く染まって来て、最後は雲のてっぺんだけが輝き、やがてすべての景色が黄昏てゆきます。日中の酷暑も和らぎ心地よい一日の終わりがやって来ます。何事もなく一日が終わるのはとてもいいことなんでしょうね。

同じ風景ばかり並べてみましたがすみませんね。田舎では時間がゆっくり流れるものですからそれを感じ取ってください。

 


午後の入道雲 (みかん畑より)

 

 

 

 

練習船 もう何日もここに停泊しています。

 

 

 

 

 

 

雲頂に本日最後の太陽のひかりがあたり反射しています。町にも船にも明かりがともり始めました。

 


夏の果物 あなたはスイカ派それともメロン派

2022年08月21日 | 日記

今日の花

昨夜の雨に濡れた花

 


 今年の夏はとても蒸し暑い日が多いと思いませんか。そして私たち農家は暑くても毎日野外での仕事ばかりです。早朝か夕方の暑さの和らいだ時間帯に出かけるようにしますがそれでも身体を動かすたびに上着もズボンも汗でびしょ濡れになります。家に帰るとまずシャワーで汗を流してから失われた水分補給をします。冷たい飲み物で直接水分補給するのもいいですが、冷たく冷やした夏果物が一番ですね。夏果物は体を冷やし水分補給と疲労回復の果糖の糖分を補給してくれます。特にスイカはいいですね。大好きな果物の一つです。そんなわけで昔は毎年大きなスイカを作っていました。最大で1個18キログラムのスイカができたこともありました。20キロを目指していたこともありますがあまりにも大きいと冷蔵庫には入らないし切ればすぐに食べなければならないしでカミさんから大きいスイカは嫌われていました。そんなわけで近年は家でスイカを作るのはやめました。

メロンはやや手がかかるので作ったことはありません。いただいて食べるくらいでちょうどいいのではないでしょうか。いただき物だと結構珍しい品種が食べられたりしますしね。

夏はやはりスイカが好きですね。

 


スイカ

 

 

スイカは11度くらいあればまあまあです。

 

メロン

夕張メロンも富良野メロンも果肉はオレンジ色ですね。甘いです。

あなたはどちらがお好きですか。


反田ネクタリンを食べたことがありますか

2022年08月19日 | 日記

今日の果物

反田ネクタリン   ソッタネクタリンと読みます。

 


 夏はやはり夏果物が美味しいですね。夏果物の中でも桃の仲間は芸術品的な素晴らしい果物です。見た目良し、食べておいしい、香りもよいものがあります。しかも最もおいしいのは熟して収穫してほんの数日の間ですね。柑橘やリンゴのように丈夫で長持ちの果物は冷蔵庫の中に入れておけば数カ月は持ちます。桃の仲間は果肉が柔らかく衝撃にとても弱いので取り扱いも慎重に行わなければなりません。私たちみかん作りにはとてもできないことですね。柑橘以外の果物もいろいろ植えて(リンゴ・梨・葡萄・ビワ・柿・栗・ブルーベリー・その他いろいろ・熱帯果樹も)作ったことはありますが桃だけはやったことがありません。つまり桃類は買って食べるか頂いて食べるかですが毎年よく食べる果物です。桃という果物は特に贈答用によく使われますね。反対に贈答にはあまり使われない果物はスイカです。夏果物としてスイカも大好きなのですが贈り物としていただいたことはほとんどないような気がします。贈り物としてはメロンが一番多いですよね。スイカよ頑張れと応援したくなります。桃の話がしたかったのにずれてしまいました。今日は私が毎年いただいてお気に入りの反田ネクタリンについて紹介したいと思います。

反田ネクタリンは1970年代に山梨の故反田義雄氏が自分の桃園で偶然実生の桃の木から発見した新種の桃でした。周りの桃と違い果実の表面に毛がなくネクタリンの特徴を備えていました。ネクタリンと言えば多くの品種は果肉が黄色いものが多いのですがこの反田ネクタリンは桃と同じ果肉が白でした。それで桃とネクタリンの交雑と考えられます。この新種のネクタリンは非常に糖度が高く15度から20度にも達します。1980年に品種登録がされましたが1998年に有効期限は切れています。1990年代に反田義雄氏と知り合うことができましたが共に育種家としの気心が合って以後深く付き合うようになりました。そのような訳で毎年美味しい反田ネクタリンを頂いています。

反田ネクタリンの熟期は8月上旬で出荷期間は10日間くらいだそうです。全国的な生産量はよくわかりませんがネット上で販売されているところは少ないようですし、どこか果物専門店に行けば手に入るのかもしれません。とても貴重・希少な桃です。日本には桃の優秀品種が沢山ありますので消費者のみなさんはネクタリンにはあまりなじみがないのかもしれません。量販店でもネクタリンはあまり見かけませんね。だから桃とネクタリンの違いをよく知っている人は少ないのかもしれません。

ちょっと素敵な果物ですから紹介させていただきました。

詳しいことが知りたい方は  http://www.hinshu2.maff.go.jp/vips/cmm/apCMM112.aspx?TOUROKU_NO=40&LANGUAGE=Japanese  をご覧ください。専門家向けですけどね。

 


反田ネクタリン

 

 

 

桃とネクタリンを比べてみましょう

反田ネクタリン

 


2022年 安下庄花火大会

2022年08月16日 | 日記

今日の花

高砂百合   この花は完全に野生化しましたね。

 


 コロナウィルスの感染拡大が始まって以来各地で多くの行事が中止になってきました。安下庄でも長く続いてきたお盆の締めくくりとしての16日の花火大会も2年続けて中止されました。今年は規模を縮小して夜店も無しでコロナ対策の元に実施するということでしたので、花火好きの私も家の二階から一人で花火を眺めることになりました。静かな花火大会を雰囲気だけでも皆様にも味わっていただけたらと動画に撮ってみましたが、しばらく花火を撮っていなかったので感が戻らぬまま撮影も終わってしまいました。まさに花火ですね。

安下庄ではお盆の花火大会が終わると夏も終わったなという気になります。収穫の秋に向かって我々農家はこれから頑張らねばなりません。もうすぐ210日を迎えますが、大きな災害に会いませぬようと祈っています。

 


星が好き ホタルが好きで 花火好き  わたしってよほど光物が好きなんですね。

 

2022年花火大会


空高く 秋の立つ

2022年08月15日 | 日記

今日の花

水連   帯石観音の庭たくさん咲いていましたがアオサギよけのネットが残念でした。

 


 お盆も終わりましたね。夏が行き秋が忍び寄る頃となりました。日中はまだまだ30度超えの日々が続きますが夜が涼しくなりしのぎよくなりました。いま虫の鳴く音も聞こえています。

秋来ぬといまだ感じぬ蒸し暑さ 空の青さに驚かれぬる  今日は空に向けてシャッターを切りまくりました。  瑠璃の空掃き跡白し箒雲  秋を感じるのはやはり少し寂しさが入りますよね。
子供の頃には「お盆をすぎたら海へは行くな」と言われて寂しかったものです。秋って本当はいい季節ですけどね。

 


朝から空ばかり見てました

日の出前

みかん畑から

 

嵩山から

 

嵩山の蝶

 

今日もアサギマダラには会えませんでした。今年はアサギ少ないのでしょうか。


蝶小屋の クジャクチョウ

2022年08月11日 | 日記

今日の花

マンデビラ   ピンクが咲き始めました。

 


 このひと月の間クジャクチョウの飼育で大変でした。クジャクチョウはタテハチョウの仲間ですが北の方に生息する蝶なので西日本に住んでいる私たちは普段見かけることはできません。そこで卵をいただいて自分で育てるしかあの美しい成虫の姿を見ることはできません。夏の北海道へ行けば普通に見ることはできるかもしれませんが、コロナはあるし年取るとだんだん出不精になってこの3年間ほとんど旅行らしいことはしていません。北海道へ蝶を見に行くなんて今の私には不可能です。7月にいい話が来ましてクジャクチョウの卵と生まれたばかりの幼虫が送られてきたのです。これは大事に育てなければなるまいと毎日餌の取り換えと糞の掃除など細心の注意でお世話をしてきました。普段からいろいろな蝶を育てていますがとても楽なものと手のかかるものがいます。このクジャクチョウは育てるのが少し面倒な方です。特に幼虫の食べる餌となる植物がこの辺りには無くてあらかじめ自分で栽培して準備をしておかねばなりません。その餌となる植物がとても厄介な植物で葉や茎にトゲがいっぱいあってそれが皮膚に刺さると激痛がします。そこで枝葉を切って来て餌を与える時にはゴム手袋をしなければなりません。こんな植物ってめったにありませんよね。名前くらいは皆様ご存じかもしれませんが「イラクサ」と言います。イラクサという植物を初めて扱ったときとげが刺さると痛いということは知っていましたがどれほど痛いかは知りませんでした。それで手袋をしないで掘り取った株を根元の方から注意してそっと持ち上げたのですが葉の一部が腕に触れたのです。その瞬間はチクリと痛かったのですが痛みはだんだんひどくなり、腕全体がしびれてきてその痛みとしびれは半日以上続きました。それ以来「イラクサ」を触るときには必ずゴム手袋をするようになりました。イラクサとはそんな植物なのです。そんな植物を食べる幼虫とは本当にあきれるばかりですが飼育しようと思えば仕方のないことです。

朝に晩に餌を取り換えながら蛹になるのを待ちました。そしてついに1週間ほど前から羽化が始まり美しいクジャクチョウが次々と誕生を始めました。クジャクチョウはもともと北海道などやや寒冷な所のものですからこちらの夏は過ごしにくいかもしれません。熱帯系のスジグロカバマダラやリュウキュウアサギマダラと同居ですから少しかわいそうです。どのくらいの期間生きられるかわかりませんが暑さに耐えて頑張ってほしいです。

 


クジャクチョウとその他の蝶

羽化したばかりの時は手にも乗ります

 

 

 


76回目の 誕生日を迎えました

2022年08月10日 | 日記

今日の花

ディエゴの花

 


 最近は生年月日を書くとき1946年生まれと書くのが恥ずかしいことがあります。21世紀生まれの人たちがもう沢山いる中でつくづく古い人間になったものだと感じています。後期高齢者という古い人間のグループの中に入りますが私たちの年代は戦争が終わってから生まれ平和な時代を生きてきました。とても幸せなことです。

今日は平和で穏やかな一日を過ごすことができたことに深く感謝しています。また多くの友人からお祝いのメッセージをいただきましてありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

今日は、生命の故郷海へ行きました。先祖が海から陸へあがって生活するようになってから幾久しいことですが古い記憶が残っているのでしょうか、海は大好きです。
魚のように泳ぎたいところですが今日のお昼にコロナワクチンの接種をしました。看護師さんから運動は控えるようにと言われましたので海水に浸るだけで諦めました。
コロナが早く普通の風邪になってくれるといいですね。

 


近所の海岸(ここには夫婦池という地名が残っています。子供のころから良く泳ぎに来たものですが、その頃にはまだつぶれかけたため池がありました。)

 

 

いい年の爺さんが何やっているのでしょうね。

 

鳥のように空を飛びたい魚もいます。(ボラ)

 

静かな海

 

 

穏やかな一日が終わりました。

 

誕生日のおご馳走

好物です。


みかん創りの秘かな愉しみ 8/06

2022年08月06日 | 日記

今日の蝶

クジャクチョウ   今クジャクチョウの幼虫をたくさん飼育しています。途中トラブルもあり全員うまく育つわけではありません。それでも出来るだけ多く蝶になってほしく一生懸命お世話しています。

 


 久しぶりで柑橘の紹介です。北半球の日本では今真夏で柑橘類はシーズンオフですね。早出しのハウスミカンがお店に並ぶくらいでしょうか。お店に並ぶその他の柑橘は外国からの輸入ものが多いです。外国からと言っても主に南半球の柑橘生産国から入ってくるものが主ですよね。昨日お店で南アフリカ産のピンク・グレープフルーツを2個買ってきました。わが山本柑橘園には100種以上の柑橘類がありますので世界で作られている主な柑橘のうち半分くらいはあります。グレープフルーツも我が家には何品種かありますが、今年初めて結実したグレープフルーツを市販のピンクグレープフルーツと食べ比べてみました。

グレープフルーツという柑橘は文旦の仲間でそれほど甘味は強くありません。そしてみかん類のように剥きやすくもないので丸のままの実を赤道切りで半分に切って果肉をスプーンですくって食べるのが一般的な食べ方でしょうか。きちんと剝いて食べないと気のすまない方もおられると思いますがグレープフルーツは中袋が柔らかいので剥くと手がべちゃべちゃになります。今日は切ってスプーンですくって食べることにしました。以下をご覧ください。

 


我が家のグレープフルーツの成っている様子

 

 


冷蔵庫で冷やしておいて、さあ食べましょう。

 

市販のグレープフルーツ

 

我が家のグレープフルーツ

 

半分にカットしましょう。

果肉の色が全く違いますね。

 

お味はいかがでしょう。写真ではお伝え出来ないのが残念です。

糖度計で糖分を測ることはできますが、他人の感じるお味は糖分だけでは決まりません。

 

ピンクグレープの糖度は8.5度ですね。

我が家のグレープフルーツは8度でした。

我が家のグレープフルーツはピンクグレープより酸味が低く食べやすい味でした。

 

食べ終わったものを見比べるとわかりますが、我が家のグレープフルーツはピンクグレープより中袋が柔らかくすくいやすかったです。

 

グレープフルーツはやはり夏の柑橘ですよね。まだまだ残暑の続くこれから美味しく食べられます。6月・7月はなんといっても弓削瓢柑です。8月・9月はジューシーなグレープフルーツはいかがでしょうか。水分補給とビタミン補給で暑さを乗り切りましょう。

 


今日もまた嵩山へ

2022年08月02日 | 日記

今日の花

オニユリ   夏の花ですね。アゲハチョウがよくとまります。

 


 先週もアサギマダラを探しに山頂にやって来ましたが出会えませんでした。そして今日もいませんでした。いつもアサギマダラがやってくる場所にはアオスジアゲハがやって来て産卵活動をしていましたが、アサギマダラと違ってアオスジアゲハは飛ぶのが素早く写真に撮るのはとても難しい蝶です。あまりうまく撮れませんでしたがご勘弁願います。

ついでに展望テラスにていつもの瀬戸内の風景を撮ってきました。今日は誰もいませんでした。いつ眺めても素敵な風景ですよね。朝の日の出風景、夏の入道雲、星の瞬き始めるころ、などなど同じ風景でもいろいろに撮れるのは楽しいです。

丁度お昼になったので急いで山を下って行きました。(いつものように車です。)  帯石観音を過ぎてもう少し下ったところで前にリュックを背負ったハイカーさんを見つけました。一瞬こんな日に歩くのは暑いだろうなと思っていた時に向こうも振り向いてラッキーとばかりに手を挙げてきました。案の定「下まで乗せていただけませんか」とのことでした。私は帰り道ですからどうぞと乗せて下って行きました。話を聞くと嵩山山頂からの下り道であることと展望テラスからの眺めが素晴らしかったと話してくれました。彼にとって今までに見た海の景色の中では最高であったと感動していました。どこから来られましたと聞くと関東だとのことで、最近わたしが嵩山で出会う観光客は関東の方が多いようです。どうしてでしょうね。先週の人も神奈川の方でした。
次に行きたいところは竜崎の巌門だと言われたので近くまで送り届けました。帰りのバスは2時40分だとのことでしたが間に合ったかなあ。

 


いつもの嵩山展望テラス

 

 

安下庄の全景

 

四国の上に小さな入道雲

 


アオスジアゲハの産卵

 

うまく育ってほしいですね。