曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

椿の挿し木

2017年04月27日 | 日記

挿し木の椿

椿の小枝は挿し木で簡単に発根して苗を作ることができます。そして面白いことに挿し木をしたその枝にその年に花を咲かせることもできます。3月から4月にかけて挿し木の椿に可愛い花が咲きました。まとめてご覧に入れましょう。

 

(季節を問わず、私のブログへ検索でやってこられるのでとても多いのが椿の挿し木という言葉です。不思議です。)


挿し木の椿の花

 

 

 

 

 

 

こんなに小さな木に2輪の花をつけるなんてすごいですね。

 

 

 

雨の日に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして椿の苗をたくさん作ってどうするのかと思われるかもしれませんが、実は椿のお山を作りたいと思っているのですよ。

我が家の山に何千本もの椿を植えられたらいいなと思っています。何年先になるかわかりませんが椿の山ができたら見に来てください。

 


みかん園の改植

2017年04月26日 | 日記

元のみかん園(グーグルマップより)

 この写真は2016年の4月にみかん園を上空から見たものです。今はグーグルさんのお蔭で世界中どこでも上空からの写真を見ることができるようになりました。みかん園をこうして見ると樹の大きさや何本植わっているか一目でわかります。私のみかん園でも全ての園地の状態を見るのに、グーグルさんの画像を利用させていただいています。

今年はこの写真の園地の中で古くなった大きなみかんの木をすべて抜根して新しい品種の若い木に植え替えました。みかんの木は上手に育てれば100年でももてますが、木の大きさが4~5mにもなりますので収穫や普段の管理作業が大変になって来ます。今後私も齢をとってきますし、作業のお手伝いに来てくださる方たちも同様に齢をとられます。高いところでの作業は危険でもありますしきつい仕事となります。そこで、植え替えてしばらくの間は収穫量が少なくなりますが、少しでも作業が楽にできるよう若い木に植え替えることにしました。もちろん植え替えの際は、古い品種から最新の新しい品種に変えています。山本柑橘園で長年働いてくれた約100本の定年間際の老木に退職していただき、若い600本の新入社員にこれから働いてもらうことになりました。

 

 ここしばらくはその植え替え作業が忙しくて趣味のブログはお休みしましたが、一昨日ようやく植え替え作業が終わりましたのでまた再開いたします。仕事がどんなに忙しくとも時間を作り、桜の花を追いかけ、春のチョウを探しに、また旅に出かけたりで、仕事ばかりの日々を送っていたわけではありません。ブログネタは一杯たまっています。

 


2月かに始めた伐採から4月の植え付けまで

 

古い木の抜根から始まります。こんな風にして新しいみかん園が生まれます。

 

 

みかん園は更地になりました。

 

 

新しくやって来る若いみかんの木のために土壌改良剤などを

深く耕します。

 

 

苗木の植え付けです

 

 

 

大きな苗木の移植もやります。

もう一月して、新芽が出揃うと樹姿もにぎやかになります。

春の芽が出て枝が伸び、7月には2回目の夏芽が伸びてきます。そして9月には秋の芽が伸びてさらに木が大きくなります。

這えば立て 立てば歩めの 親心

 

 


2017年 春の京都ー10

2017年04月12日 | 日記

今日の花

屋代ダム公園の桜  今年は桜の花が遅かったですね。京都では(3日・4日)ほとんど咲いていませんでした。代わりに大島の桜をご覧ください。今年は染井吉野と山桜がいっしょに咲きました。

 


 「春の京都」シリーズは今日でお終いです。毎年京都の春を紹介させていただいていますが最後まで掲載できたのは今年が初めてのことです。いつもは5・6回載せると途中で終わっていたのですが、今年は友達に励まされて何とか最後まで行き着くことができました。大型連休も終わった今季節はすでに初夏となっています。春のお話はすでに旬が過ぎていますが、今年は最後まで頑張ろうと心に決めていたので大変遅くなりましたが最終回をお付き合い下さいませ。

昨年、伊藤若冲の生誕300年記念として相国寺で伊藤若冲展開かれました。前期の方は見ることができませんでしたが、4月には後期展が開催されていたので京都見物の最後として相国寺承天閣美術館へ行きました。

 


相国寺承天閣美術館

 

 

昔の仲間と楽しく2日間を過ごしました。仲間と一緒に歩いていると50年の歳月は感じられません。

夕方、京都駅のデパートでお土産を買って京都に別れを告げました。新幹線の中では、楽しかったので秋にも来ようとの言葉もありました。


2017年 春の京都ー9

2017年04月11日 | 日記

今日の花

薔薇  フランス料理には薔薇が似合うかも

 


 今年の「春の京都」では食事に少しだけ凝ってみようということになり、食事のお店をいろいろ探しました。結局選んだのは初日のお昼は嵯峨野の湯豆腐、夕飯は料亭左阿弥で京懐石、二日目のお昼はフランス料理店ラ・ポルト・ド・ヴェルテでランチをということに決まりました。普段の食生活から考えるとかなりゴージャスな選択ですが、仲間からは「良きにはからえ。」の太っ腹な返事をもらっていたのでこのようなメニューになったわけです。今日は普段滅多に口にしないフランス料理が食べられるので楽しみにしていました。

 


京都のフランス料理店 ラ・ポルト・ド・ヴェリテのランチ

 

前菜です(いろんなハーブが)

満足そうな顔ですね。食事は美味しく楽しく食べなくちゃぁね。

 

季節のスープです。

 

お魚料理(高知で捕れたコロダイ)

 

肉料理(フランス ペリゴール産フォアグラ)

 

デザート

 

お店の雰囲気 

私たちの宴の跡

ご馳走様でした。美味しかったです。

以前ヨーロッパへ行った時にフランスに5日間いましたが、その間一度も美味しい料理に出くわさずがっかりでした。私の口に合わなかっただけなのでしょうがあちらの味付けや料理はあまり美味しいと感じませんでした。でも京都のフランス料理は十分満足のゆくものでした。

ラ・ポルト・ド・ヴェリテのことをもっと詳しく知りたい方は 表題の所をクリックしてみて下さい。お店のホームページにアクセスします。


2017年 春の京都ー8

2017年04月10日 | 日記

今日の花

馬酔木 白沙村荘の庭にはたくさん植えられていました。

 


  銀閣寺への道のわきにある白沙村荘は気付かない人も多いようですが、学生時代にはこの近くに住んでいたものでよくここの庭へ入ったものです。時にお金がある時には庭を眺めながらお抹茶をいただいたりしてリッチな気分になりました。

ここは大正・昭和時代の近代日本画家橋本関雪が自ら設計し造園した広大な庭園に囲まれた屋敷で、1913年から61歳で亡くなる1945年までここに住んで活動していたそうです。銀閣寺の前のこの辺りは一面の田圃であったようですが、今では信じられない気がします。庭園は日本画家が自らの感覚で作ったもので四季折々の美しさを見せています。個人のお家とは信じがたいスケールです。

 


白沙村荘

 

北門 入口

瑞米山

ハナワサビでしょうか ?

瑞米山を南側から

存古楼

倚翆亭

如舫亭 

持仏堂

美術館

存古楼

庭園には各所に石造美術品が配置されています。平安時代のものから江戸期にいたる石造美術品を橋本関雪が収集したものです。

 

 

外に出ると銀閣寺道です。この道は学生時代にどれほど歩いたかしれません。

疏水のわきに植えられた桜は橋本関雪の植えたもので、関雪桜と呼ばれていたそうです。今年は残念なことに咲いていません。

銀閣寺は観光客ですごい人ですが、ここはとても静かです。


2017年 春の京都ー7

2017年04月09日 | 日記

今日の花

ショウジョウバカマ  善水寺にて。何年か前に京都の南の浄瑠璃寺・岩船寺を訪れたときこの花がたくさん咲いていました。その時には名前が分からず写真に撮って帰り、後に調べてショウジョウバカマと分かりました。今では我が家の庭にもあります。

 


 二日目の朝、最初の訪問先は琵琶湖の東岸栗東の近くの善水寺と決まりました。名神高速道路で行きます。機動力がないとなかなか行くことはできません。私は初めて訪れる所で楽しみでした。春の観光客でごった返す京都の市内に比べるとここはさすがに静かです。本堂の中ではお坊さんがとても詳しく案内してくださいました。ここは天台宗のお寺で国宝の本堂は叡山の根本中堂と同じ様式で建てられていました。内には沢山の仏像が安置され見事です。本尊の薬師如来さまは扉の中に安置され普段はお顔を拝することはできません。何年かに一度御開帳があるとのことでしたが次の御開帳がいつになるかはまだ決まっていないそうです。

桓武天皇が御病気の際ここの池の水を汲んで病気平癒を祈りその水を献上されたところ、御病即ち平癒されたことから善水寺との名前をいただいたそうです。

 


岩根山 善水寺

 

駐車場から入ると鐘楼があります

元三大師堂

若いころに左から読んで大三元と読みました・・・・・

屋根の反りがきれいですね。

この本堂は国宝です。

善水由来の水をたたえる池です。

撮影は遠慮くださいとのことですがあまりの見事さに一枚だけ撮らせていただきました。閉じられた扉の中に薬師如来さまが安置されているそうです。

みんなでお水をいただきました。

素晴らしい本堂です。

六所権現さまです。

 

近年は滋賀の方へよくまいります。琵琶湖のほとりで一日つぶしたいところですがお昼ご飯を京都の市内で予約してあるのですぐさま京都へ帰りました。

次は、銀閣寺の近くの白砂村荘です。


2017年 春の京都ー6

2017年04月08日 | 日記

今日の花

 

オダマキ  可憐な花ですね。宿の庭に咲いていました。

 


 春の京都二日目の早朝です。私は旅に出るといつも宿で朝早く目が覚めます。朝食までの間に近所を散策するのがとても楽しみです。昨年と同じ宿に泊まりましたので、昨年の散歩道と反対方向へ歩いて山の方に行きました。山道をどんどん行くと銀閣寺の裏の大文字山へつながっています。山道を歩くのは大好きですから時間があればどこまででも歩くのですが今日は後の予定があるのでそうもゆきません。ほどほどに歩いて引き返しました。そして山科毘沙門堂へちょっとだけ寄ってみました。例年のような桜は全く咲いていませんでした。

 


朝の散歩

昨年と同じ宿です。

 

昨年は下へ向かって歩いたので、今年は山の方へ向かいました。

雙林院

茅葺の古民家がありました。

この辺で引き返しました。

 

山科毘沙門堂

ここは桜の時期、モミジの時期にはすごい人出です。でも今日は朝が早いので誰もいません。

すてきな椿です。

 


2017年 春の京都ー5

2017年04月07日 | 日記

今日の花

染井吉野   何万枚の花弁は役目を終えました。

 


 食事の後は夜の観光に出かけます。みんなタフですね。

朝6時に起きて、10時に京都へ着いて、山登りをして、寺社の散策をして、なおかつ食事の後で夜の観光に出かけるなんてまだまだ元気でしょう。仲間はみんなそれほど京都が好きなんです。

夕方円山公園を通り抜けて登ってきましたが、夜の帰り道は下りでとても楽でした。こんな時間になっても、公園の中は昼間と変わらぬ賑わいでした。名高い枝垂桜はほんの少ししか咲いていませんでしたがライトアップの中で見るとそれなりにきれいです。

桜で有名な寺院ではライトアップをして夜間の拝観もやっているのですが今年は咲いていない桜を見てもしようがないのでそれはやめて、昨年も行った将軍塚へ登って、青龍殿の大舞台から京都の夜景を眺めることにしました。

 


夜の円山公園

 

移植された枝垂桜も枝振りが大分回復してきました。

花見の宴は意外に若者が多いのですね。

いもぼう平野屋本店です。

 

 


将軍塚の青龍殿

 

大舞台は空いていました。

北の方角です。黒いところの上側の丘が吉田山です。

光りの中に暗いところがありますが、あそこが御所の森です。

もっと南へ眼をやると、最も明るい四条通と河原町のあたりです。

大舞台にはガラスの茶室があります。昼間見たことがないのですが、カラスの茶室は太陽の光を浴びている方がきっと美しいのではないでしょうか。

街の灯りとライトアップの光りで最初は月が出ているのに気づきませんでした。見上げるとよい月でした。

 

 大舞台と違う所に、京都の南方向の見える所があります。

京都タワーが見えていて、京都駅の付近です。

 

しっかり遊んで、予定よりかなり遅れて宿に着きました。これで一日目が終わります。 

 


2017年 春の京都ー4

2017年04月06日 | 日記

今日の花

著莪(シャガ)の花

 


 2時に嵐山で湯豆腐をいただいたのに、もうこれから夜の部の宴です。5時半の予約は少し早いのですが欲張り爺さんたちは食事の後で京都の夜景も楽しみたいのです。少し早く着いたので、まだ咲いていない八坂円山公園の枝垂桜を眺めながら、公園を抜けて料亭左阿弥へ向かいました。

花はなくとも円山公園はいつもの人出でした。若い人の着物姿が目立ちます。着物姿で京都の町を歩くのが流行っているのでしょうか。

左阿弥は円山公園のさらに奥にあって、東山の麓で木々に囲まれた静かなたたずまいです。歴史的にも古くもとは寺院の一部でしたが、嘉永2年(1849年)に料亭になって現在まで残っています。今夜はみんなでゆっくり京懐石をいただきます。

 


花はなくとも賑わう円山公園

 

夕日に ほんのりピンクの枝垂桜

デザートカフェ長楽館

 

公園を抜けて緩やかな坂道を登ります 

この奥が長楽寺です

更に行くと左阿弥が見えてきました

一年ぶりに京都に集まることができたことを祝して乾杯

見た目に美しく、旬の素材を活かした、やさしいお味に舌鼓を打ちました。

あっという間の2時間でした。宴の跡

女将さんの笛の音が流れていました。

女将さんは外まで見送ってくださいました。 またのお越しを・・・


2017年 春の京都ー3

2017年04月05日 | 日記

今日の花

椿  孔雀

 


 「嵐山へ行くなら嵯峨野の森嘉の豆腐が食べたい」と誰かが言い出したので、私も食べたい食べたいと。お昼は湯豆腐と決まりました。嵯峨野と言うお店です。店に入ったのは1時を過ぎていたのでちょうど良いかなと思ったのですが、お茶が出ただけでお料理がなかなか出てきません。40分くらい待たされました。そして土鍋は水から焚き始めるのですからずいぶん待たされました。午後には人との待ち合わせもあったので待たされるのは辛かったです。でもお豆腐はとても美味しかったです。

食事が終わると人との待ち合わせ場所の松尾大社へ行きました。松尾大社はお酒の神様として知られています。

 


昨日の続きですが、大悲閣から下って帰り道は渡し船に乗らず歩きました。

 

渡し船はロープを引っ張っています。

ヒドリガモが近くで撮れました。

渡月橋は人・人・人です。あの橋を渡って大覚寺へ戻ります。

いつもよりは人が少ないですね。桜がまだ咲いていないからでしょうか。

1本だけしだれ桜が咲いています。あの桜は有名な料亭「京都吉兆」の桜です。

最近、京都には人力車が増えましたね。

湯豆腐の店「嵯峨野」です。

 

お料理がなかなか出てきません。待ちくたびれました。(3800円です。)

 

食事の後はお酒の神様松尾大社です。

全国の造り酒屋から寄進された酒樽です。皆さんはいくつの銘柄を飲んだことがありますか。

相生の松 縁結びの御利益があるとか。

 

次回は八坂の円山公園です。夕飯を予約している料亭が公園の奥にあるからです。