曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

3日目の アサギマダラ

2012年03月05日 | 日記

今日の花

庭の薄寒桜

 

桜の隣の白梅
 

今朝も春らしい柔らかな雨が降っています。雨にぬれても冷たさを感じさせません、薄寒桜も梅も次々と花を開いています。

 春を呼ぶ梅と桜が咲き競う     咲き競う梅と桜が春を呼ぶ

同じ言葉でも並びを変えると意味が変わるものですね。

照れまん師匠どんなもんでっしゃろ  ???


 今日は24節季の啓蟄です。虫たちが冬の眠りから目覚める頃です。蝶の蛹も羽化し始めるでしょう。成虫越冬の蝶たちは飛び回りたくてうずうずしていることと思います。楽しみですね。

現在のように人が自然と離れて社会を作って暮らしていると啓蟄と言うような言葉は実感がないだろうと思います。街の中では虫は少ないし、いても気づかない人が多いのではないでしょうか。私のように仕事場が野山という人はごく少数派です。それでも昔は虫のことなど全く関心がなく、虫がいつ出てきて何時死んでゆくなどなどということはほとんど気付かないことでした。写真を通して虫やその他の生き物を見つめるようになって生き物の命にすごく興味を持つようになりました。命は次々と生まれて行きます。そして次の世代を残して死んでゆきます。ごく当たり前のことですが何処にでも感動のドラマがあって驚かされることばかりです。

3月3日に羽化したアサギマダラに今日初めて餌を与えました。ポカリスエットに少し砂糖を足したものです。どれだけ飲んだかは分かりませんが吸蜜管を伸ばしてしきりに餌のしみこませたティッシュをつついていました。しばらくして見に行くと食事はすんだのか草に移ってぶらさがっていました。

以前一月の初めに羽化したカバマダラを3月半ばまで80日間ほど暖房のきいた家の中で飼育したことがあります。もう半月生きてくれたら外へ出すことが出来たのですが力尽きて羽もボロボロになって死んでしまいました。この度のアサギマダラは春が来るまでもう少しですからなんとか頑張ってもらいたいと思います。

 


羽化3日目のアサギマダラ


 

ついでに大きくなったベニシジミの幼虫
 

 


我が家の猫


蝶の撮影を終えて私が作業場へ入って行くと、猫たちはまだストーブにあたっていました。

 

やはりストーブは いいにゃー !

 

幸せな奴らです。

 

でも1週間ほど前にシロはこの倉庫の中で大ゲンカをしたらしく、朝ここに来てみると床一面にシロの綿のような毛が飛び散っていて掃除をするのに大変でした。シロの毛はとても柔らかくて喧嘩をする時には綿のように飛び散ります。その時の怪我がまだ完全に治っていなくて毎日傷をなめています。

ソックスはあまり喧嘩はしません。仲良しになるかまたは一目散に逃げます。