曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

今年のマーキングアサギマダラ

2013年11月29日 | 日記

 

 11月もあと1日を残すのみとなりました。今年最後のアサギマダラを見たのは11月の13日だったでしょうか。毎年のことですが10月の中旬ごろに最も数が多くなり11月に入ると急に少なくなってきます。みかん畑のわきにフジバカマを植えてアサギマダラを集め仕事の合間にマーキングをしています。そのフジバカマに多い日には100頭くらい集まっていることもありました。10月の初めから終いまでの一月間を平均すると50頭くらいでしょうか。私の所のみかん畑に立ち寄って行くアサギマダラはおそらく1000頭はいると思います。そのアサギマダラを毎日観察したのですがどういうわけか今年は1頭もマーキング蝶を見つけることができませんでした。不思議なことです。今年は、遠い北の方から南下してくるアサギマダラを探すことも大事なのですが大島の中でどのように移動してゆくかを見ようと大島の中で何人かにマーキングをしていただいてその蝶が私のみかん園のフジバカマに立ち寄るかどうかに大きな関心を持ってみていました。私の予想では広島方面から飛んできたアサギマダラは島の東部の東和地区にまずやって来て次に島の中央部の私の町安下庄に来てさらに西の方の沖浦へ飛んでゆきやがて九州の方へ行くと考えていました。それで東和地区でマーキングしたアサギマダラが私の所へ一頭でも来ればと期待していたのですがついに1頭も見つかりませんでした。逆に私のマークしたアサギマダラが東に移動していたものが見つかりました。島の北側の町でマークしたものも山を越えて南側の地区に来ているものがありました。私のマークした蝶が1頭だけ予想通りのコースで西の方の秋と言う地区で見つかりましたが全体的には方向性は見られませんでした。短期的に見ると島の中をあちこちしているようで方向性はよくわかりませんでした。私自身のマーキングも島の中を場所を変えながら あちこちでやって282頭を放ちましたが島外で再捕獲されたものは屋久島での2頭のみでした。もう1頭が誰かに見つけられているようですが連絡はありませんでしたので何処かは分かりません。いつ見つかったかは想像できます、11月の4日に私のブログにKY  A102と言う検索が入っていたからです。このアサギマダラを見つけた人がネット検索をしたものと思われます。

結果的には島の中の移動を調べるにはもっと密なマーキング網を作らないといけないなと感じました。来年は久賀地区と大島地区にもマーキングをしてもらえる人を見つけて大島全体に網を広げようと思います。

東和地区でご協力いただいた方たちには心より感謝します。

まだ整理が終わっていません。ぼちぼち追加します。


 


今日の音楽  (らんらんさんより)

U2  「 Where The Streets Have No Name」




みんなから寄せられたマーキングアサギマダラ

10月10日

 

 

10月11日

再捕獲 10/11-1

「再捕獲情報」

標識:     サクラ   TOR    8/4    464

再捕獲日:    10月11日  9時

再捕獲地:   周防大島 白木山

再捕獲者:   西兼 正子

性別・鮮度:  ♂  M

追記標識:     追記なし

状況:      山頂付近のフジバカマ

 

 

10月12日

再捕獲 10/12-1

「再捕獲情報」

標識:      山口   大島   10.9

再捕獲日:    10月12日   10時

再捕獲地:    地家室

再捕獲者:    福田 隆司

性別・鮮度:    ♂   M

追記標識:        追記なし

状況:

 

再捕獲 10/12-2

「再捕獲情報」

標識:      西山  10/5

再捕獲日:   10月12日    10時

再捕獲地:   地家室

再捕獲者:   福田 隆司

性別・鮮度:   ♂   N

追記標識:       追記なし

状況:       フジバカマにて吸蜜

再捕獲 10/12-3

「再捕獲情報」

標識:      スゲ  ハセ川   8.29

再捕獲日:    10月12日   10時

再捕獲地:    地家室

再捕獲者:    福田 隆司

性別・鮮度:   ♂   M

追記標識:       追記なし

状況:

 

 

 

10月13日

再捕獲 10/13-1

「再捕獲情報」

標識:       スゲ   ハセ川   8.29

再捕獲日:    10月13日   9時

再捕獲地:   地家室

再捕獲者:   福田 隆司

性別・鮮度:   ♂   M

追記標識:       なし

状況:       フジバカマにて吸蜜

 

再捕獲 10/13-2

「再捕獲情報」

標識:       K.Y.    C.056

再捕獲日:        10月13日   9時

再捕獲地:    地家室

再捕獲者:    福田 隆司

性別・鮮度:    ♀  やや破損

追記標識:    追記なし

状況:

 

 

10月14日

 

再捕獲 10/14-1

「再捕獲情報」

標識:       スゲ   ハセ川   8.29

再捕獲日:    10月14日   11時

再捕獲地:   地家室

再捕獲者:   福田 隆司

性別・鮮度:   ♂   M

追記標識:       なし

状況:       フジバカマにて吸蜜

 

 

 

10月15日

再捕獲 10/15-1

「再捕獲情報」

標識:      スゲ   ハセ川   8.19

再捕獲日:      10月15日    13時

再捕獲地:   地家室

再捕獲者:    福田 隆司

性別・鮮度:   ♂   やや破損 

追記標識:     追記なし

状況:      フジバカマにて吸蜜

再捕獲 10/15-2

「再捕獲情報」

標識:     TA  208    13.8.3    

再捕獲日:     10月15日    14時

再捕獲地:   地家室

再捕獲者:   福田 隆司

性別・鮮度:   ♂   M

追記標識:       追記なし

状況:       フジバカマにて吸蜜

 

 

 

10月16日

 

 

10月18日

再捕獲 10/18-1

「再捕獲情報」

標識:      デコ  8/21  G118

再捕獲日:      10月18日   1時50分

再捕獲地:   地家室 

再捕獲者:   福田 隆司

性別・鮮度:   ♀  やや破損

追記標識:    追記なし

状況:

 

再捕獲 10/18-2

「再捕獲情報」

標識:      山口 西   T.N

再捕獲日:      10月18日   13時

再捕獲地:   地家室

再捕獲者:   福田 隆司

性別・鮮度:   ♂

追記標識:   追記なし

状況:

 

 

 

10月21日

再捕獲 10/21-1

「再捕獲情報」

標識:     デコ  SRS    8/29    3332

再捕獲日:    10月21日   9時

再捕獲地:  地家室    (33° 52′ 27″   132° 20′ 43″)

再捕獲者:   福田 隆司

性別・鮮度:  ♂  M

追記標識:      追記なし

状況:

 

再捕獲 10/21-2

「再捕獲情報」

標識:      SO    10/16    M.K

再捕獲日:      10月21日   11時

再捕獲地:   地家室

再捕獲者:   福田 隆司

性別・鮮度:

追記標識:    追記なし

状況:

 

再捕獲 10/21-3

「再捕獲情報」

標識:      KY    A189    山口 大島  10/20

再捕獲日:   10月21日   

再捕獲地:   周防大島町 秋   

再捕獲者:   正久 

性別・鮮度:  ♂   M

追記標識:     追記なし

状況:      フジバカマで吸蜜

 

再捕獲 10/21-4

「再捕獲情報」

標識:       山口 西  T.N     10.14   16

再捕獲日:    10月21日   9時

再捕獲地:    地家室

再捕獲者:    福田 隆司

性別・鮮度:   ♂   少し破損有り

追記標識:    追記なし

状況:

再捕獲 10/21-5

 

 

 

10月22日

再捕獲 10/22-1

「再捕獲情報」

標識:       xxx     9/24   NKR  44

再捕獲日:      10月22日   9時

再捕獲地:   地家室

再捕獲者:   福田 隆司

性別・鮮度:   ♂  M

追記標識:       追記なし

状況:

 

再捕獲 10/22-2

「再捕獲情報」

標識:     アズマ  8/16  MH-2

再捕獲日:  10月22日   9時

再捕獲地:  地家室

再捕獲者:  福田 隆司

性別・鮮度:   ♂   やや破損有り

追記標識:    追記なし

状況:

 

標識 10/22

 

 

 

10月26日

 

再捕獲 10/26-1

 

 

 

10月27日

 

再捕獲 10/27-1

標識:     HAS    454

再捕獲日:    10/27     13:57

再捕獲地:    地家室  (33° 52′ 27″   132° 20′ 43″)

再捕獲者:   福田 隆司

性別・鮮度:  ♂   N

追記標識:     オオシマ フクダ  ジカムロ 

状況:      フジバカマにて吸蜜

 

再捕獲 10/27-2

標識:     デコ  SRS   8/16   750

再捕獲日:   10月27日  10時ごろ

再捕獲地:  周防大島町 西方 自宅

再捕獲者:  野原 知恵子

性別・鮮度:   ♂  N

追記標識:     追記 なし

状況:      自宅のフジバカマにて吸蜜 

 

 

10月28日

標識 10/28

 

 

 

10月30日

再捕獲 10/30-1

「再捕獲情報」

標識:       みち   M

再捕獲日:       10月30日   お昼頃

再捕獲地:    地家室

再捕獲者:    山本 弘三

性別・鮮度:   ♂    M

追記標識:       追記なし

状況:       フジバカマで吸蜜

 

再捕獲 10/30-2

「再捕獲情報」

標識:       K.Y.     A257     山口 大島  10.28

再捕獲日:    10月30日  12時

再捕獲地:    地家室

再捕獲者:    山本 弘三

性別・鮮度:    ♂   N

追記標識:        追記なし

状況:       フジバカマで吸蜜

 

 

 


庭の モミジと椿

2013年11月28日 | 日記

 この頃天気が不安定です。晴れたかと思えばすぐに空は雲に覆われ雨になり、そしてまた晴れ間が出てくる。寒くなり蝶もめっきり少なくなりました。カメラを持って家の周りをうろうろしてもなかなか撮るものがありません。今日も仕方なく花を撮ったり紅葉を狙って見たりの一日でした。

 


庭の モミジ

 

我が家の庭にはモミジがたくさん生えています。植えたものもありますが多くは裏の家の庭から種が飛んできて勝手に生えたものです。モミジは桜の木と違って選定でコンパクトに作ることができるのでカミさんの伐採を免れています。我が家の庭では大木になるとみんな根元から伐採されます。 わたしは大きな木が好きなのですがみんな切られてしまいました。

 


休憩タイム  (らんらんさんより)

 

 


椿が何種類か咲いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

椿の花は寒さに会うとすぐに汚くなります。枝を折って来て家の中で楽しむほかはないのでしょうか。

 

 

 


帯石観音の モミジ

2013年11月26日 | 日記

今日の花

ナント、晩秋に咲く桜の花です。  今日はモミジとサクラです。

 


 昨年も帯石観音の紅葉を載せましたね。今日は仕事の合間に帯石観音まで行ってきましたので今年のモミジをご紹介します。今日は誰もいませんでした。あちこちの紅葉情報を聞くと今年はよくないといった声がありますが、皆さんの紅葉狩りはいかがでしたでしょうか。

残念ながら大島にはモミジの名所と言えるようなところがないのです。近くの島の宮島はモミジで有名ですが大島にモミジが少ないのはなぜでしょうね。山の中を歩けば自然に生えたイロハモミジなどあるにはあるのですがまとまって生えているところはありません。帯石観音のモミジは自生のものと植えたものとがあります。住職さんが新たに苗木を植え足しているようなので将来はモミジの名所になるかもしれません。モミジは成長が遅いので名所になるのはかなり先のことでしょうけどね。

わたしはモミジより桜が好きなので桜を毎年植えています。

 


今日の音楽 (Sagahamaさんより)

 

オカリナの素朴で澄んだ音は秋の日にふさわしいように感じます。上の音楽をスタートさせて下の晩秋の日差しに輝くモミジを楽しんでください。 


帯石観音の紅葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


11月24日の 安下庄海の市

2013年11月25日 | 日記

今日の花

この花も名前は知りません。ただカメラを向けてみたくなったのです。こんな写真はAFで撮ってはだめですね。 

 


 ブログを書き始めるとまた夜更かしになるのでよした方がいいのは分かっていますが、その日撮った写真を吐き出すとすっきりするのです。空っぽになったカメラは次の日また次の画像を吸収する。全然意味のない繰り返しのようですがカメラを持つと世の中や自然をよく見つめることができるのです。世の中の変化、誰も気が付かない自然の営み、初めて出会う珍しいもの、このような出会いをわたしは毎日の生きがいにしています。

昨日の安下庄海の市はなかなかの盛況でした。郵便局に行ったついでに寄ってみたのですが車を置くところがなかなか見つからないほど駐車場も路上も車がびっしりと詰まっていました。こんなことは初めてです。11月最後の日曜日で暖かい小春日和、なおかつ連休と言う好条件があったからかもしれません。秋の行楽シーズンも最後ですものね。


今日の音楽 (らんらんさんより)

「椿姫 (La traviata)」 より 
                   「私達はジプシーの娘」Noi siamo zingarelle

 

 

豪華なパーティーの余興としてジプシーが登場する場面。(パリ) やはり花の都ですね。


安下庄海の市

 

海の市会場のある埋立地より嵩山を望む  秋の気配が感じられますか? 気持ちほど紅葉したところが見えますが暖かい大島ではこんなものです。

 

ようやく車を止めるスペースを見つけて会場へ向かいます。

 

隣のグリーンパークの木々が紅葉を始めていました。

 

最近の海の市は店が増えたような気がします。

 

11時前なのにそこそこの人出です。

 

お魚屋さんはいつも人だかりが多いようです。水槽に生かしてある魚も結構安いですよ。先月は生きた鯛を買って行って鯛飯を作りました。我が家はしょっちゅう鯛飯が出てきます。鱗を取って内臓をきれいにしてそのまま一匹丸ごと入れて炊くのです。

 

今はみかんのシーズンですからたくさん売っていました。

 

お店の向こうに周防大島高校が見えます。

 

お弁当屋さんも沢山の弁当を準備しているようです。カミさんいないし買って帰ろうかな。

 

海鮮レストラン(食堂)です。わたしまだ一度も中で食べたことがありません。

 

豚の焼釜で焼いたピザはちょっと食べて見たかったですね。我が家にも頂いた大きなピザ釜があるのですがまだ一度も焼いたことがありません。

 

知り合いのOさんが「由良早生」と言うみかんを売っていました。由良早生と言うみかんは美味しいのです。

 

店の裏側から人の動きを見るのも面白いです。

 

周防大島高校のお店  顔だけ出しているあなたは看板娘?

 

大島商船学校のブースもあります。

 

海と山の眺められる会場はなかなか素敵でしょう。

 

このオジサンは一日中歌っています。

 

若い蜂蜜屋さんの店

 

みかんにお野菜

 

最後に海鮮巻とアナゴ飯を買って帰りました。

 

月に一回の開催ですがイベントとしての知名度も上がり人の集まりもだんだん多くなってきました。ますますの発展をお祈りします。

 


晩秋の蝶 そして 晩秋のカバマダラ

2013年11月24日 | 日記

今日の花

遠目に見てコスモスかなと思って近づいたのですが何の花でしょう。5弁の花、6弁の花、7弁の花とても不規則な咲き方です。

 


 しばらくこのブログをお休みしていました。今月の10日頃珍しく風邪をひきまして夜更かしを自重していたのです。この時期はみかんの仕事が忙しくてゆっくり休むことができないため風邪と言ってもずっと普通の生活を続けていました。健康を損ねるとやはり気力が低下しますね。それに、カミさんからは「ブログなんかやってる場合じゃないでしょ」とくぎを刺されていたことも事実です。 1週間休むとブログのない生活に慣れてきて正月まで休もうかと考えたりしていたのですが写真の整理をしているとブログ熱がわいてきて作り始めてしまいました。私のブログは蝶のブログなのに長いこと蝶の記事がないのも気になっていました。とりあえず家の周りの蝶たちを撮って来てネタを作ろうと思いカバマダラの現状を中心に写真を集めてきました。

しかし、健康な時には健康のありがたみをあまり感じませんが一旦体調を崩すとそのありがたみがよくわかるものです。初日にはのどが痛くて辛かったのです。次の日には鼻水が止まらなくて仕事をしながらもティシュが離せないのです。3日目には咳が出始めて度々咳き込むのは結構つらいですよね。そんな状態が数日続いてよくなるかと思えば顎の奥の方が痛むのです。歯へ来たのかなと思っていると痛みはもう少し上の方のようなのです。これは中耳炎かも知れないなと気付いたのですが耳鼻科へ行くのも大儀なことです。仕事は詰まっているし病院で何時間もつぶすのは嫌だしとりあえず何とかしようと家にある抗生剤か抗菌剤を飲んで様子を見ることにしました。ある抗菌剤を3日飲んでみたのですが2日目に痛みも消えたのでこれでよしと言うことにしました。今はほとんど健康な時の状態に戻っています。健康な時というのは何も感じないのでどういう状態を健康と言うのか考えにくいですね。五体満足に動いて機能していて痛みはなく気力が十分にあり精神的にも安定しているような状態でしょうか。まあ、よくわかりませんが久しぶりで蝶のブログが書けました。 

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

「椿姫 (La traviata)」 より 
 ジェルモン「プロヴァンスの海と陸」    堀内康雄

 

 

 

皆さんは失恋というものを経験したことがありますか? 一度もないという幸せな方もいるかもしれませんが片手では足りないと言われる方もいることでしょう。その時の辛さはいろいろでしょうが直前の恋への幸福感が大きかった時ほど落ち込みも激しいですよね。わたしもどうやってその傷をいやしたかもう忘れましたが故郷はどんな時でもやさしく包んでくれるところですね。南フランスのプロバンスは良いところだそうです。一度行ってみたいと思っている場所ですが未だ行ったことはありません。

 


晩秋の蝶

11月にもなると蝶の種類も数もとても少なくなってきます。家のまわりでみられる蝶を撮ってみました。

 

ヤマトシジミ  日当たりのよい庭や畑で良く見かけるのはほとんどこの蝶です。

 

ヒメアカタテハ  成虫越冬ですが真冬には見かけません。

 

チャバネセセリ  晩秋になるとイチモンジセセリよりよく見かけます。

 

モンシロチョウ  もう少しで見られなくなります。新しい個体が春に出てくるのは早いです。

 

キタキチョウ  成虫で越冬しますので真冬でも暖かい日には姿を現します。

 

ウラナミシジミ  1月までは見られますが越冬はやはり難しいようです。

 

ヤクシマルリシジミ  ルリシジミは早く姿を消しますがヤクシマルリシジミは遅くまで見ることができます。

 

べニシジミ  12月から春までの間よく探せばどこかで成虫を見つけることができます。

 

その他今日見かけた蝶は、ウラギンシジミ・ムラサキシジミ・ルリタテハなどです。 

 


 

晩秋になってもまだ繁殖を繰り返すカバマダラ

 今年7月にやって来た迷蝶のカバマダラは11月になって数は少なくなったものの家の周りで卵・幼虫・蛹・成虫とすべての発育ステージが見られます。またどの段階でも天敵にやられるケースも多く生存率はかなり低いようです。夏場は見なかったのですが最近の蛹はヤドリバエに感染しているものが多く蛹のまま死んでいるものがよく見られます。夏の間は卵から成虫になるのに25日から30日でしたがここの所気温がかなり低くなったためか幼虫の成長が遅くなっています。蛹化から羽化までの日数も夏は10日前後なのに今は2週間以上かかっています。いま、私の飼育室には初齢から4齢までの幼虫がいますがアサギマダラのようにごく小さい幼虫の姿で冬をこさせることはできないかを実験してみようと思っています。それでできるだけ遅い時期の幼虫を探して集めています。


ヤドリバエに食われた蛹

カバマダラの蛹から出てきたヤドリバエの蛹

健全な蛹

 

カバマダラ幼虫 

2齢幼虫

3齢幼虫

終齢幼虫

 

カバマダラ成虫

新鮮な個体 ♀

きれいな♀

これも新鮮な ♂

 

その他

クロマダラソテツシジミは最近見かけなくなりました。飼育中のクロツバメシジミの蛹はもう羽化しないのかもしれません。アサギマダラの若齢幼虫はどんどん数が減ってきました。ツマグロキチョウは今年は見つかりませんでした。11月の14日に黒いアゲハがまだいるのを見かけました。たぶんモンキアゲハでしょう。

 

 


Nさんのお誕生日

2013年11月14日 | 日記

 今日は少し元気になりました。昨日は咳が出て少しだるい感じ。一昨日は鼻水にティシュが離せない。一昨昨日はのどの痛みに風邪ときがつきました。明日は全快となればよいのですがそう簡単に風邪の菌も離れてはくれないでしょうね。でも半日も休まず仕事はしています。今は休んでいる間はありませんから。カミさんからは「ブログで夜更かしはいけません」としっかりくぎを刺され仕方なく10時に寝床に入る毎日でした。10時に寝ると朝までが長い気がします。夜中に目が覚めたりトイレに行ったり夢を見たり普段はしたこともないことがあって大変でした。普段ですと私は寝付くのが上手でして床に入っておそらく30秒以内に眠ってしまいます。そしてあっという間に朝が来ます。それから1日中アクティブです。こういう生活ができることを健康と言うのでしょうがそれを失わないよう気を付けなければいけませんね。もう歳が歳ですから。

そうなんです。今日は私と同い年のNさんのお誕生日なのです。NさんにHAPPY BIRTHDAYの歌を贈ろうと探していたのですがなかなか決まりませんでした。誕生日の歌を束にして送りますので皆さんも聞いてください。聴きたくない人は聴かなくていいです、はい。


Nさんと、11月14日がお誕生日の皆さんおめでとうございまーす。




誕生日の歌メドレー

 


みかん畑より  帆船海王丸

2013年11月11日 | 日記

今日の果物

早生みかんがいい色になってきました。収穫までもう一息です。

 


 今朝みかん畑から安下庄湾を眺めると帆船が停泊していました。先月の二十日過ぎにもいたのにまたやって来てと思っていたら、よく見ると船が違うようだと気が付きました。先月ここにやって来たのは日本丸でしたが今沖にいるのは海王丸です。天気も良いし久々で船の写真でも撮りましょうと午後は望遠レンズを持って畑に行きました。

午後は時々曇って光が良くないのですがみかんと一緒に撮れました。

実は昨日から風邪気味でのどが痛くて、今日になると鼻水が・・・・・。わたし久しく風邪とは縁がなかったのですが先週我が家に風邪ひきさんのお客があって置き土産だったのかもしれません。「早く誰かにうつさないと」とかよからぬことを考えていますが誰かもらってくれますかー。(私のブログにはウイルスは付いていませんのでご安心ください。) 

風邪には睡眠が一番です。おやすみなさい !


今日の音楽 (らんらんさんより)

椿姫 (La traviata)」 より ヴィオレッタ 「ああ、そは彼の人か」「花から花へ」

 

 


安下庄湾の海王丸


 

 

 

 

 

うみはひろいな  おおきいなー  いってみたいな  よそのくにー  

 


秋はやはりキノコ狩り

2013年11月09日 | 日記

今日の朝焼け

この頃釣りに行くことがなくなったので早朝の海を見ることがなくなりました。今朝は久しぶりで朝焼けの海を見ました。

 


 昨夜友達からキノコ狩りのお誘いがあったので今朝は暗いうちに起きて出かけました。「早起きは三文の徳」と言いますが今朝は久々できれいな朝焼けを見ることができました。

以前遊びの大半が魚釣りだった頃には素晴らしい朝を海の上で迎えることが度々ありました。あのころは朝の4時前に起きて暗いうちに満天の星空を眺めながら港を出てゆくのです。すがすがしい朝の空気を胸いっぱいに吸い込みながら沖での大漁を夢見ての出港です。真っ暗な空はやがてコバルト色に明るくなってゆきます。東の空だけは赤紫からだんだん朱色に染まって行きやがて黄金の光りが射しはじめます。その時までには漁場について釣りの支度をはじめていなければなりません。空を埋め尽くしていた星は気が付かぬ間に姿を消していました。まだ薄暗い海の上を一人船で走りながらこんな時間帯には町の人たちはほとんど眠っているのだろうなと想像するとともに、こんな素晴らしい朝を知っている人は世間にどれほどいるだろうかと考えると満足と幸せでいっぱいのひと時を過ごしたものです。

この何年かは友達と秋に少なくとも一度は山に入ってキノコ狩りをすることにしています。成果は大したことはありませんが秋をかみしめながらの山歩きは気持ちの良いものです。夏は海に潜って海の幸を、春は磯を歩いてわかめ・ひじきなど田舎に住んでいるおかげで自然の恩恵に浴することができます。今日のブログでは今朝の山の様子を紹介しましょう。

 


もう馬酔木の蕾が大きくなっていました

道なき道を登って行きます。

最初に見つかったキノコ   これは食べられるそうです。

紅葉が始まっています

サルトリイバラ

コシアブラの黄葉

枯れた松に生えた変わったキノコです。自然の造形はすごいですね

 

今年は特に松の枯れようがひどいようです。

 

松を枯らすセンチュウを運ぶのはカミキリムシだそうです。

この山にはコシアブラがたくさん生えています。早春にコシアブラの新芽を取って来て天ぷらにすると抜群にうまいです。

 

これは食べられます。何年か前にいっぱい取って瓶詰を作りました。

この色はきっと毒でしょうね。

 

お目当てのキノコは見つかりませんでした。と言うことで本日はおしまいです。

 


瀬戸内の石風呂

2013年11月07日 | 日記

今日の花

椿 初嵐

初嵐(この椿を白玉と呼ぶこともあるそうです。蕾が円い白玉と言う別の品種もあるようです)10月頃から3月頃まで咲く椿でとても古い品種です。この時期に行われるお茶の炉開きにこの椿はよく使われてきたそうです。カミさんの友達のRさんが10月下旬から我が家に遊びに来ていたのですが炉開きがあるとのことで昨日帰られました。手土産に一枝差し上げればよかったのかなとも思いましたが向こうにもきっとあることでしょう。

 

山茶花

秋も深まり椿や山茶花が目につくようになりました。

 


 南下するアサギマダラもこの大島ではほとんど見られなくなってきました。通過し終わったようです。今頃九州にいるのかそれとももっと先の沖縄・台湾まで行ったのか不思議な蝶ですね。私のマーキングした蝶もずっと南の方をとんでいると思いますがどこからも見たとの便りはまだありません。ただ、11月4日の私のブログへ「KY A102」と言う標識を探している検索がかかって来ています。誰かがどこかで私のマーキング蝶を見つけてネット検索をしたものと思います。何処のどなたでしょうね?気になります。

まあそれは良いとして、今日はとても面白い体験をしました。皆さん、石風呂と言うのをご存知ですか。日本流のサウナですが初めて体験してみました。昔は大島には各集落ごとにそれぞれたくさんあったらしいのですが壊れずに残っているのは少ししかありません。ましてや今でも使っているところは 今日私が入ってみた地家室の石風呂だけではないでしょうか。今月の3連休だった3日にも火入れがあってその時もお誘いを受けていたのですが見に行くことができませんでした。今回は大島に来ている修学旅行の生徒たちのに石風呂を体験させるために特別に火入れが行われたそうです。無理を言って私もそれに参加させていただきました。生徒たちに交じって石風呂の中にも入れてもらったのですがとても良い経験になりました。風呂の中で生徒たちと一緒に寝っころがっていろいろ話もできて本当に面白い体験でした。中で寝っころがっていると天井や床や周りからすべて熱が伝わってきます。一番熱いのはやはり天井で体を起こしてみると室内の上の方ほど暑いのがよくわかります。サウナと同じであっという間に体の芯まで温まります。それまで生徒たちが顔を赤くして汗を垂らしながら出てくるのを見ていましたが自分で入ってみるとなるほどとよくわかりました。石風呂というのは前日に火を入れて風呂を作っている石や岩を温めるのですが翌日室内が適温になるように火加減を調節するのはなかなか熟練を要するのではなかろうかと思いました。次に火入れをするときにもぜひ参加したいと思って世話人の方にお願いして帰りました。先日テレビを見ていると広島県での石風呂のことが紹介されていてその時に面白そうだなと思ったのがこんなにすぐ実現するとは思いませんでした。今回この催しに呼んでくださったFさんに感謝します。



今日の音楽 (らんらんさんより)

VERDI 「椿姫」 LA TRAVIATA より

Prelude...Dell'invito trascorsa...Libiamo ne'lieti calice

 

皆さん空のグラスで乾杯ですね。わたしは今お酒を飲まないので完敗です。 


修学旅行生の 石風呂 体験

この石風呂は地家室の集落の上の方にあります。隣は御大師様の札所になっています。

顔を赤くした女生徒たちが石風呂から出てきました。

一度に5人づつが入っています。次に入るグループが前で待っています。

 

世話をしてくださっている役場の職員さん。

男の子たちはもう暑くもないのに川に入って遊んでいました。

次の番はこの女生徒たちです。

汗びっしょりで出てきます。

次々と這い出してきます。

交代で入って行きます。

 

みんな楽しそうですね。(今日は暗いところを撮るので新しく買った外付けフラッシュを使ってみました)

 

 

川の中に座り込んじゃって風邪ひくなよ。

御大師様のお堂

 

 

 

お世話してくださる方々

少し読みにくいかもしれませんが画面を拡大して読んでみてください。

 

 

修学旅行生は神奈川県から来たそうです。最近周防大島では全国から中学・高校の体験型修学旅行を受け入れています。私も生徒たちにみかんの話をしたりしたこともあります。


石風呂の火入れ

最後に昨日の火入れの様子を世話係のFさんが写真に撮ってくださったのでご紹介しましょう。準備をするところから写真に撮りたくて私は昨日も見に行く予定にしていたのですが都合が悪く行けませんでした。

相当な熱量ですね丸太の蒔きがかなり積み上げてあります。

下の川の中の石垣の間から煙が出ています。不思議だったので聴いてみました。石風呂の石組と下の石垣はつながっているそうです。

 

Fさん写真を提供してくださってありがとうございました。 


椿の花が咲き始めました

2013年11月04日 | 日記

今日の花

この花は昨年も紹介したので覚えている方もあるかもしれません。四国の友人が10年余り前に送ってくれた椿の実生苗20本の中の一つですが、花は五島の名花「玉之浦」に少し似ています。玉之浦の子供かも知れません。非常に早咲きの椿でこの花も11月の2日に見たときには既に開いていました。未だに名前が付けられていません。

 

知り合いのうちへ行ったら菊が見頃でした。出来の良い立派な花は展示会の方へ行っているとのことです。私も昔菊作りに凝ったことがあります。腐葉土を集めてきて土つくりから始め、苗を作り、3本仕立てで作りますが一年中手のかかることでした。昔っていつのこと ? そうですねえ、私が小学4年か5年ごろだったと思います。おじいさんみたいな小学生だったのですねー。

 

 

菊のお家で珍しい花を見つけたので名前を聞いてみたのですが分からないとのことでした。

 

 

11月の初めなのに、なぜか桜が葉を散り急いでいます。

 


 今日は蝶のネタもあるのですが花の写真だけにしておきます。