曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

一輪の白い薔薇

2015年10月31日 | 日記

 10月もいつの間にか行ってしまいました。5月と並んで最も気候の良い時期です。一年中こんな気候だったらどんなにか快適でしょうね。

明日から11月です。わたしは更に忙しくなります。冷たい朝に気を引き締めて頑張りましょう。

 


この4日間部屋で花瓶の薔薇が咲いてわたしを楽しませてくれました。

 

一輪の白い薔薇

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手入れの行き届いたO氏のフジバカマ園

2015年10月15日 | 日記

今日の花

お茶の花   

多くの農家では昔はお茶は自分の家で作っていました。我が家でも畑の畔などには茶の木が植えてあって初夏になると新芽の拡がったところで刈り取り大鍋で蒸して筵の上でよくもんで天日干しで乾かしてお茶を作っていたものです。そんなことで、今でもみかん畑にはお茶の木がたくさんあります。茶の花は地味ですがかわいい花です。

 


 時節柄何かと忙しく写真のアップが滞っています。今日(10月27日)は本当に久しぶりの雨で少しゆっくりできました。

10月15日フジバカマの盛りです。Oさんのみかん畑のフジバカマを見に行きました。アサギマダラはそれほど多くありませんでしたがいろんな蝶が集まっています。今日の主役はヒメアカタテハです。

本当はアサギマダラを見に行ったのですが、マーキング蝶を見つけることはできませんでした。

 


フジバカマの花にヒメアカタテハ

 

 


手入れの行き届いたO氏のフジバカマ園

 もう何度も登場しますが、ほとんど人が見に来られることの無いような山奥の方にあるみかん畑なので何度でも紹介したいと思います。

この日はほぼ満開でした。

アサギマダラたちは静かな環境でたっぷり蜜を吸ってから旅立ちます。

 


キチョウの卍飛翔

2015年10月14日 | 日記

秋の果物

我が家のみかん畑より   極早生みかん

 


 この所毎日フジバカマ園に行ってアサギマダラと遊んでいます。マーキング蝶を探して歩くのと適当にアサギマダラを捕まえてマーキングをします。フジバカマの花は多くの蝶が好むのでアサギマダラだけでなくいろんな蝶が集まっています。でもそんな蝶には目もくれずアサギマダラだけを見つめてマーキングの文字を探します。みんなじっとしていてくれませんので結構目が疲れます。

今日はアサギマダラ以外のチョウで珍しい蝶を見つけたのでご紹介します。ツマグロキチョウです。大島では多分発生していないと考えられる蝶でおそらくどこかからの飛来蝶だということで1年に一度か二度くらいしか見ることができません。ついでにフジバカマに集まる他のチョウも紹介しましょう。

 


今日の音楽  (らんらんさんより)

 Edith Piaf - Non, Je ne regrette rien


エディット・ピアフの歌声久しぶりで聴きました。秋の夜長をしっかり楽しみます。


ツマグロキチョウ

 

キチョウの卍飛翔

 

キタキチョウ  秋型

 

アゲハチョウ   この時期になるとアゲハチョウも少なくなります

 

キタテハ

 

アカタテハ

 

イシガケチョウ

 

 

最後はやはり アサギマダラ

 

本日見つけた マーキング蝶

 

字が裏返っているので読みづらいと思いますが、白山  9.16  Yui    319  となっています。この蝶は白山(石川県)の方から飛んできた蝶で9月16日にYuiさんが書いた蝶で319番目のチョウです。

 


日増しにアサギマダラの数か増えてきます

2015年10月10日 | 日記

 最近は毎日アサギマダラを見て回ります。ずいぶんたくさんやって来ました。

 


フジバカマ園に集まるアサギマダラ

 

 

今日は天気も良いしアサギマダラの数も多いのに北からやって来るマーキング蝶を1頭も見つけることができませんでした。  3か所見て回りおそらく700~800頭はいたと思います。

 

(このブログの貼り付け動画では全画面表示ができませんがアンダーバーのYOU TUBEの所をクリックしてYou Tubeのサイトで開くと全画面表示にしてみることができます。)


クロマダラソテツシジミが羽化し始めました

2015年10月05日 | 日記

 先日見つけたクロマダラソテツシジミの蛹が羽化し始めました。これから大島で2次発生が始まることでしょう。

 

 


今日の音楽 (らんらんさんより)


A. Corelli - Sonate per Violino Op.5 - No.9 in A Major


アルカンジェロ・コレッリ のヴァイオリンソナタは秋の夜長に聴くのにいいですね。


クロマダラソテツシジミの羽化

 

このソテツがクロマダラソテツシジミの発生の木です。

 


ツマベニチョウの終齢幼虫

最も大きい時には65mmもありました。

糸をいっぱい張り巡らして蛹になる準備です。

だんだん体が短くなってゆきます。まもなく前蛹になります。

 

 


南下するアサギマダラの群れが大島にやって来ました

2015年10月04日 | 日記

変わった蝶

キマダラセセリ

一見蛾のように見えますがセセリチョウといって蝶の仲間です。

 


 待ちに待った南下するアサギマダラの群れが周防大島に飛来して来ました。昨年より数日遅れています。昨年は9月の末に東和地区に来ていて、私の住む町安下庄に群れが来たのは10月の1日でした。今年は10月になって1日と2日は天気が悪かったので今日初めて見て回ったのですがたくさん来ていました、でもたぶん天気が良かった昨日には先発隊が来ていたのだと思います。

Oさんから朝「来てるよ」との電話をいただいたので、午前中久賀地区のOさんのみかん畑に植えられたフジバカマを見に行きました。そこは何年も前に植えられた大きくて立派な株が100本以上あります。そして畑の周りに林があってアサギマダラの好みそうないいところです。最盛期に比べるとちらほらとしか見えませんがおそらく100頭以上いたと思います。お昼までに40頭ほどマーキングしました。マーキング蝶の再捕獲も1頭だけありました。長野県の川上村で8月4日にマーキングされたアサギマダラでちょうど2か月後に大島で再捕獲されたことになります。

午後には東和地区の外入のKさんのフジバカマ園に行ってみました。ここも100頭以上のアサギマダラが吸蜜していました。ここではマーキング蝶を見つけることはできませんでした。そして60頭ほどマーキングをしてお終いにしました。

これからまだまた数が増えてくることと思われます。飛来のピークは10月の中旬になると思いますので、大島へアサギマダラを見に来ようという方はその頃おいでください。

 


大島で今年初めての南下アサギマダラ

 

大きくてきれいなメスですね

書くのがもったいないようですが書いちゃいました。死んだふりをしています。

こんな標識を付けたアサギマダラを見つけたら連絡してください。お願いします。

 

今年初めての再捕獲

標識は   KKV 8/4   TMS 591  と書いてありました。KKVは長野県川上村で標識されたものです。8/4は8月4日にマーキングしたという標です。TMSは標識を書いた人の記号です。 591はTMSさんの標識蝶の通し番号です。

空いたスペースに私の記号KYYと10.4と山口大島を追記してこの蝶を放ちました。海を渡って台湾や中国までも飛んで行ってほしいです。

 

今日はマーキング初日なのできり良く100頭ほどマーキングしてお終いにしました。


飼育中のツマベニチョウとクロマダラソテツシジミ

2015年10月03日 | 日記

今日の果物

福島の知り合いから柿が届きました。平無核ですがこちらの方にはありません。

 


 ツマベニチョウは餌をよく食べます。与えたギョボクの葉がどんどんなくなって行きます。幼虫と一緒に頂いた葉が残り2枚になりました。なんとかなるでしょう。もしも足りなくなったらキャベツを買ってくるかそれともそのまま蛹になるのを待つかです。

クロマダラソテツシジミの方は1匹黒くなったので今日羽化するかと期待したのですがだめでした。羽の青色がはっきり見え始めたので明日の朝には羽化するでしょう。

 


ツマベニチョウの終齢幼虫

 

 

 

夜になりました

どう見ても蛇に見えませんか。

 


羽化寸前のクロマダラソテツシジミ

 

 

 

 


ナガサキアゲハ ♀

わりにきれいだったのでもう少し取りたかったのですが、車が来たら逃げてしまいました。


久しぶり テレビの取材

2015年10月02日 | 日記

今日の花

コスモスが盛りですね。

 


 先月テレビ局から取材の依頼がありました。その後日取りが10月2日と決まりましたがみかん畑での撮影なので天気が良ければよいがと心配していましたが快晴の秋日和に恵まれ撮影は無事に終わりました。わたしの所では仕事の関係上ロケーション撮影が多いのですが今まで天気に困ったことはありません。いつも幸運です。ずっと前のことですが早朝の生放送を行った時にはハラハラしました。曇っていて今にも雨が降りだしそうだったのですがリハーサルから本番までひやひやしていましたがうまいこと放送を終えることができました。そして終了と同時に雨が降り出したこともありました。今はテレビの時代ですから一般の人が突然インタビューを受けることがよくありますが皆さん上手に受け答えをしますよね。普段ニュースとか取材番組など見る側にいるのが普通ですがたまに映される側にいると撮影現場の仕組みとか裏方さんの苦労など知ることができて面白いことがあります。ある時ニュースの後の2分くらいの地方紹介の番組を我が家で作ったことがあります。たった2分の番組でも生放送ですからミスは許されません。たった2分のために6時間もかけて準備をして衛星を使っての中継車も来て、何度もリハーサルをやって本番の7時のニュースが始まりました。ディレクターは東京のキーステイションと細かく連絡を取りながら時間調整をしています。準備の間側で見ていた私にぽつりと「何も大きな事件が無ければいいが」といいました。ニュースの時間延長が起こると小さな番組はつぶされるのです。そうなると6時間もかけて準備した番組はいらなくなって東京のチーフディレクターから「ご苦労様、撤収してください」と言ってくるのです。テレビを見ている側にはそんなことは全く分かりませんけどね。今日の番組は撮影したものを持ち帰って局で編集して作る番組ですから気楽です。そして私の役は刺身のつまですから一層気楽です。それと、最近は私がカメラをやっていますのでカメラまんさんのことがとても気になります。そしてもう一つ取材場所の選定や内容の一部を私自身が決めることができるので番組の制作にもわずかに関われるのも楽しいです。ということで今日の取材もしっかり楽しみました。

 


スタッフがやって来ました。

この景色はよくこのブログに登場します。雲一つないいい天気でした。

まだ青いみかんがなっていますが、これが今日の取材のキーポイントなのです。

岬があって島があり程よく海が広がり・・・・・この景色は日本の原風景10選に入ったことがあるのです。

無事撮影は終りました。

 

 


今日はもう一つうれしいことがありました。

蝶仲間の方から鹿児島のお土産にツマベニチョウの幼虫をいただきました。食草のギョボクの葉も付けてありました。クロマダラソテツシジミの幼虫もいますが南のお客様が増えてとても楽しみです。

ツマベニチョウの幼虫

餌のギョボクの葉