曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

アサギマダラのための準備

2013年09月30日 | 日記

今日の花

秋桜と言います  コスモスのことではありません。本当の桜ですが秋から咲き始めて春までずっと咲き続けます。真冬には花がやや少なくなります。 

 

朝顔の仲間でしょうが秋になって咲き始めます。

 


 アサギマダラを集めるためのフジバカマの手入れに行ってきました。春に肥料をやってから一度も見に行っていませんでしたので雑草やつるものに絡まれていました。ほとんどの花はまだ蕾ですがアサギマダラの雄が1頭だけ来ていました。昨年マーキングをした場所です。

ついでに周りにいた蝶の写真を撮ってきました。テングチョウが最も多く次がムラサキツバメでクロセセリも何頭か飛び回っていました。その他にはコミスジ・アカタテハ・イシガケチョウ・アゲハ・ナガサキアゲハ・アオスジアゲハ・キチョウ・ヤマトシジミなどです。

 

今日飼育室で生まれた蝶はクロコノマチョウ♂・モンシロチョウ・カバマダラ♂♀の4頭です。2回目のカバマダラ(9月の分)飼育がほとんど終わったので3回目のカバマダラを飼育するため初齢幼虫を4・5匹集めてきました。

 


フジバカマに寄るアサギマダラ


 

夏眠から覚めたテングチョウ

テングチョウは夏の暑い間は林の中の涼しいところで夏眠をします。今日はたくさんいました。

結構飛ぶのがすばやいので飛翔写真はなかなか撮りづらい蝶です。

 

ムラサキツバメ

ムラサキツバメ♂   ♂と♀は羽裏の模様は同じですが羽表は全く違います。

 

ムラサキツバメ♀

 

クロセセリ

飛び立ったところ。

 


今日生まれた蝶

モンシロチョウ

 

カバマダラ

2頭とも雌でした

 

クロコノマチョウ ♂

雌は白い斑点のまわりがオレンジ色ですが雄は全体に灰色です。

クロコノマチョウは飛ぶ時以外はほとんど翅を開きません。ただ生まれて間もない間は開いたり閉じたりします。羽表の写真が撮れるのはこの時だけです。

 

 

 


アサギマダラ

2013年09月29日 | 日記

今日の花

ヒヨドリバナ 白花

ツリガネニンジン

みんな秋らしい花ですね。

 


木の実

毬の中 大事大事に 育つ栗

柴栗とか山栗と呼ばれる野生の栗です。普通にお店で売られている栽培種の栗に比べるととても小さいのですがすごく甘いのです。

椿の実

分かりません。 今度調べておきます。

これも木の名前が分かりません。

 


 今日は29日です。10月はまだまだ先と思っていたらあと1日しかありません。10月になったらアサギマダラが北の方から下ってきます。昨年は10月3日に白木山へアサギマダラを見に行っていますが山頂付近には沢山のアサギマダラがいたようです。今日は午後になって急に白木山へ行ってみようと思い立ち珍しくネットを持って出かけました。3時過ぎていたのも悪かったのかもしれませんがアサギマダラは2頭しか見つかりませんでした。北からの下り蝶はまだかもしれません。

昨年は10月10日からマーキングを始めたのですが、今年は10月1日から始めようかと思っています。マーキングした蝶が遠くまで飛んで行って誰かに見つけてもらうのはとてもうれしいことですが、今年は大島内での移動経路と日数を調べてみたいと思っています。少なくとも2から3か所の観察点を設けてマーキングと捕獲とを続けなければならないので無理かもしれませんがやってみたいと思います。

今日は下見のつもりで白木山の山頂まで行ったのですが春からの計画が崩れていました。と言うのは山頂のまわりでアサギマダラが最も好む場所にフジバカマの苗をかなり植えておいたのですが夏場の乾燥がたたったのか全く草丈が伸びず、花もほんの少ししかついていませんでした。仕方がないので大きな株を持って行って植え足すかまたはプランターに寄せ植えして山に持ってゆくか。どちらにしても開花株を集めなければなりません。

日中は暑かったのですが上の花や木の実の写真のように山頂付近には秋の気配が満ちていました。

 


白木山山頂からの風景

白木山はアサギマダラの多いところです。どちらからやって来てどの方向へ飛んでゆくのでしょう。

ここを飛び立ったアサギマダラは西へ(嵩山の方)向かうと思います。

 

嵩山からは沖浦を通り上関か八島・祝い島・平郡島を経由して大分の国東半島へ向かうのでは

 

 

まだ調査していないけど島の北側は少ないのではなかろうか

広島の島々  こちらから来るのでしょう

 

 

向こうは愛媛県、この海を渡って愛媛県の方へ向かうのでしょうか。

 

松山市が見えます。後ろの高い山々は石鎚山系

 


今日生まれた蝶

 

クロコノマチョウの雌  自然界ではこのように羽を開いたところは写真になかなか撮れません。秋型の模様です。

 

カバマダラ雄

カバマダラ雌

 

モンシロチョウの蛹に変化が現れました。

 

アサギマダラの蛹は無事です。ヤドリバエや寄生蜂にやられていたらもう黒い斑点が現れたり茶色に変色しているはずですが、きれいな緑色です。

 

明日の朝羽化するクロコノマチョウの蛹

 


秋の夕暮れ

2013年09月27日 | 日記

今日の花

今日の花、最新のコスモスです。

 


 初めての土地に立って夕日を眺めました。

刈り終わった後の田んぼに立って日が西の山に沈んで行くのを眺めていると秋をしっかり感じさせられました。天智天皇ならずとも田んぼと秋は一抹の寂しさと郷愁を感じさせます。

町の中に残る田んぼと周辺の真新しい住宅との対比は山村のそのような風景とは違いますがなぜかなじむことはできます。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

George Winston - Longing Love

http://www.youtube.com/watch?v=WAjl-9mKsJ0&feature=related  ここをクリックしてください

 

ジョージ ウィンストン っていいですね。 


刈り終わった田んぼ

 

刈り終えた 田んぼに最後の 光り射す

この頃、写真俳句というものをよく見かけます。私も時々やりますが言葉と画像を一緒に示すので私の場合どちらかが他の説明のためにあるようでどちらもあまり良くありません。写真も句も薄っぺらいからかもしれませんね。

 

 

 

今日は久しぶりで映画を見に行きました。今話題の宮崎アニメです。いろいろ評は書きたいところですがまだ見ていない人がいると思いますので やめましょう。帰り道の夕日です。

 

 


コノマチョウが羽化しました。

2013年09月26日 | 日記

今日の果物

リザマート(赤) ロザリオビアンコ(緑)

シャインマスカット

ロザリオビアンコ

葡萄は好きな果物ですが、リザマートはとくに大好きです。


 今朝、コノマチョウの蛹が2つ羽化しました。そのうち一つはウスイロコノマチョウではないかと期待していたのですが残念でした。普通のクロコノマチョウでした。幼虫は顔が緑でウスイロコノマチョウの幼虫によく似ていたのですが生まれてきたのはクロコノマでした。蛹になった段階ではウスイロコノマと少し違うことに気づいてはいたのですがやはりそうでした。

昨年のウスイロコノマの越冬はやはりなかったようです。

 


コノマチョウの羽化

 

この顔は緑色でウスイロコノマの幼虫に似ています。

 

今朝はこの二つが羽化しました。

 


1頭目の羽化

 

 

夜に撮影 

 

 


2頭目の羽化

 

 

夜になって

 

 


今日はその他カバマダラが3頭羽化しました。

 


帯石観音の彼岸花

2013年09月25日 | 日記

 安下庄には昔は田んぼが沢山あって私が子供の頃には彼岸花もずいぶん沢山ありました。安下庄は昭和30年代の経済成長期に田んぼをみんなつぶしてみかんを植えて本格的なミカン産地になりました。そして田んぼが消えたことで彼岸花もあまり見られなくなりました。最近では彼岸花がたくさん残っているのは安下庄では帯石観音だけです。

彼岸花にはアゲハチョウがよく吸蜜に来ますがナミアゲハやキアゲハより黒いアゲハの方が赤い花に似合うような気がします。帯石観音で彼岸花を撮っていると運よく黒いモンキアゲハがやって来ました。

8月の初めから家のまわりにはいつもカバマダラが飛んでいるので最近では珍しい蝶ではなくなってしまいあまり写真に撮らなくなりました。今日は久しぶりでカバちゃんを撮ってみようと少し追いかけてみました。

夕方になって釣り友達と話し込んでいるうちに「風は無いし絶好の釣り日和だね」と言うことで意気投合、またアジ釣りに行きました。べた凪なのはいいのですが魚はお留守なのかピクリともアタリはありません。海面には夜光虫が光りきれいでした。ホタルが写真に撮れるのだから夜光虫も何とかなるのではとやってみましたがホタルよりもはるかに光が弱いようでうまく撮れませんでした。何か工夫が必要ですね。

アサギマダラが蛹になりました。クロマダラソテツシジミも蛹になりました。

 


帯石観音の彼岸花

 

モンキアゲハと彼岸花

 


家のまわりのカバマダラ

 

 


大泊にてアジ釣り

 

海面で光る夜光虫

 


アサギマダラの蛹化

アサギマダラの蛹はいつみてもきれいです。

クロマダラソテツシジミが蛹化

 

 


秋桜 コスモス

2013年09月23日 | 日記

 今日は早朝より出かけまして、家に帰ったのは夜になっていました。もちろん蝶の写真はありません。お休みだなと思ってパソコンを開くと「今日の音楽」が届いていました。聴いているうちにコスモスの写真でも並べようかなと思いつき、古い写真ですが少し拾い出してみました。

コスモスの花は大好きで何度も植えてみましたが一度もうまくゆきません。意外に難しい花ですね。

 

 


今日の音楽 (saganhamaさん)

                      ここをクリックするとサガンハマさんのブログへアクセスできます。

秋桜 山口百恵

http://www.youtube.com/watch?v=L0dMR9BVTx0   ここをクリックしてください

すっかり秋になりましたね。コスモスも各所で咲いていましたが黄金色の田んぼの畔を真っ赤な彼岸花が縁取っていました。


コスモス (秋桜)

 

 

コスモスの花に蝶が止まっている写真はすごくたくさんあります。コスモスの花の周りを蝶が飛んでいる写真も好きでよく撮ります。 

 

この日記(ブログ)はアップするときミスをしまして24日になっていますが23日に作成したものです。

(ふじさんより日付の直し方を教えていただきましたので早速23日に直しておきました。ふじさんありがとうございました。ブログを作るのはいつも11時過ぎてから始めるので出来上がった時には日付が変わっていることもあります。出来上がったものを送るころには睡魔ちゃんが背中に張り付いていてもう何も考えることができません。)

 


今 飼育室にいる蝶と幼虫

2013年09月22日 | 日記

 最近飼育室の中が賑やかになっています。いろいろな幼虫を連れて帰るもので部屋が一杯になりお世話が大変です。カバマダラの幼虫は2度目の羽化が始まりました。昨日雌が1頭、今日は雄が2頭羽化しました。コノマチョウには変化がありません。昨日と今日で増えたのがアサギマダラとモンシロチョウとクロマダラソテツシジミの幼虫です。

 


飼育中の蝶たち


カバマダラの終齢幼虫  野外では相変わらずほとんど育ちません。10匹くらいを確保のため家の中で育てています。

 

自家用野菜の芽キャベツの苗にモンシロチョウの幼虫が育っていました。終齢なのでつまんで捨てるのもかわいそうと観察用に持ち帰りました。

 

この幼虫の顔はクロコノマに見えるのですが???

 

ウスイロコノマのようだけど??

 

みんな似ているのでわかりませんね

 

カバマダラが前蛹になろうとしています。お尻がもう固定されています。

 

もうすぐ羽化するカバマダラの蛹

 

上の蛹が羽化しました。雌でした。

 

9月の初めに産み付けられたレモン畑のアサギマダラは卵や初齢の時は20以上いたのに終齢まで育ってのはこの1匹だけでした。

 

今回の羽化の2頭目は雄でした。

 

さあ外へ出てメスを探しに行きな。

 

羽化するところを見届けようと連れて帰りました。ここまで無事に育ってもヤドリバエに感染しているかもしれません。

 

安下庄でも繁殖しているクロマダラソテツシジミのことは以前に報告しましたが、今幼虫がいっぱい育っています。

 

蟻が幼虫の出す甘い汁に群がっています。

 

アサギマダラが食べるのはこの葉が最後だと思います。

 

コノマチョウも終齢になりました。これから餌を荒食いします。

 

モンシロチョウは前蛹になりました。

 

コノマチョウの蛹

 

今日羽化した3頭目のカバマダラ。また♂です。

 

以下はカバマダラです。

 

 

飼育室の中は幼虫や蛹がいっぱいいて次々と蝶になってゆきます。今日知り合いの人が見に来られて昆虫館か蝶の館でも作って子供たちや一般にも公開したらどうですかと言われました。

 


オーストラリアのみかん アフォーラ(AFOURER)

2013年09月20日 | 日記

今日の果物

スーパーの果物売り場を歩いていたら見慣れないみかんが売られていました。アフォーラと書いてあります。私は食べたことがありません。一袋買って帰りました。日本には7月から9月頃まで輸入されているそうです。オーストラリアは日本と季節が反対なので日本の柑橘が少ない真夏にみかんを販売ができる利点があります。

アフォーラはみかんと同じ仲間でマンダリンです。剥きやすく食べやすいのはみかんと同じです。ただ種が少し入っていました。中袋は早生みかんよりはやや硬いのですがそのまま食べられます。甘さはそれほど強くはないのですが酸味が少ないので甘く感じられます。香りはマーコットのような香りです。

 


ウラナミシジミ

 

毎年、秋口になるとこの小さな蝶がたくさん見られるようになります。豆類の蕾や花を食べます。

ウラナミシジミが好むササゲの花です。

 

ついでに今日の花

 


中秋の名月 と 夜釣り

2013年09月19日 | 日記

今日の花

今年は彼岸花が早いですね。

 


初栗

今年初めて栗縁に行ってみました。イノシシさんがみんな食べていました。

 


 今夜は中秋の名月だそうです。ということは海の潮は大潮です。カミさんに「釣りに行こう」と言うと「うん 行こう」とのよい返事です。このところ不漁続きで今夜こそはと二人とも意気込んでいます。まあ張り切って行ったときに良かったことはあまりないのですが、今夜は風はないし満月で明るいしこの好条件では行かない手はありません。一昨日も釣りに行ったのですが今夜こそはと思って出かけました。

釣果は芳しくなかったようです。     月はきれいでしたね。背中で見てましたけど

 


今日の音楽 (らんらんさん)

バロック音楽特集28

Händel - オペラRinaldo:より  Lascia Ch'io Pianga        Maki Mori

http://www.youtube.com/watch?v=dDnChUrpNoE  ← ここをクリックしてください


歌詞

Lascia ch'io pianga

mia cruda sorte,

e che sospiri la libertà.

Il duolo infranga queste ritorte

de' miei martiri sol per pietà.

みんなで歌いましょう。イタリヤ語ですからローマ字読みで簡単です。 


月の出


 

せかすカミさんを車に残して数枚パチリ

 


本日の釣り場(吉浦)


「秋の日は釣る瓶落とし」といいますがもたもたしているとすぐに暮れてしまいます。三日月の金星(私の目で見えたわけではありません)が西の空にかかっていました。

釣りをしたことのない人にはわからないかもしれませんが、「電気浮き」と言う明かりのつく浮きがありまして魚が食いつくとその明かりが海に沈むような仕掛けになっています。

 

 


名月のお出ましです


魚があまり釣れないので私は写真を撮っています。

三脚もないし、手持ちで夜景を撮るのはちょっと辛いですね。

 

 

月明りで正面の平郡島がよく見えます。カミさんの腰の所で光る赤いものは何でしょう ? カミさんてどこにいるの、よーく見てください。

 

今夜の一句     名月を 背中に二人 鯵を釣る         

                                                                        なんちゃって!  照れまん宗匠久々で駄句を載せました。

 

 


 

本日の釣果

 


クロコノマチョウの産卵

2013年09月16日 | 日記

今日の花

今コノマチョウの飼育に使っているジュズダマの花です。

 


 この所毎日夕方6時ごろからレモン畑にコノマチョウを見に行っています。なかなか出会えませんでしたが今日初めて林の中から1頭の蝶が出てきました。ウスイロかと目を凝らして見ましたがやや大きいようです。とりあえず写真に撮って様子を見ました。すぐにジュズダマの葉にとまって産卵を始めました。4個ほど並べて産みました。帰って写真を大きく引き伸ばしてみると残念ながらクロコノマチョウでした。

飼育中のコノマチョウは今夜前蛹になりました。

 


クロコノマチョウの産卵

 

 


前蛹になる

 

 

 

 

 

明日には蛹になります。そして1週間くらいで蝶になると思います。