曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

私のマーキングアサギマダラが屋久島で

2012年11月07日 | マーキング

 またまたビッグニュースが入りました。

 

 今日夕方山陽小野田市のFさんから私のマーキングしたアサギマダラが2頭屋久島で再捕獲されたことを電話で知らせていただきました。

大変ラッキーなことです。

屋久島在住のKさんが11月2日と3日にそれぞれ1頭ずつ再捕獲されたようです。

 

私のマーキングしたアサギマダラは164頭ですが今回捕獲されたアサギマダラは001番と100番という番号で偶然とはいえこんな切の良い番号のチョウが同じ人に見つかるなんて不思議ですね。

001番は10月10日に今年初めてマーキングを始めた日の最初のアサギマダラでした。

 

放った場所 山口県大島郡周防大島町東安下庄2405の北西300m  緑の矢印の所

100番が再捕獲された場所  鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生589   Aのマークの所

001番が再捕獲された場所  鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間       場所については詳しく聞いていないのでよくわかりません。モッチョム                                             岳の麓の農道とありました。

 

また、100番についてはよく覚えていますが切の良い数字なので特に大型できれいなアサギマダラを選んで捕獲しマーキングをしたものです。10月22日にマーキングをしてはなった蝶は11月2日には屋久島にいたわけですから大島から屋久島の間を11日間で旅したことになります。

001番は11月3日に見つかったのですから大島を出てから24日たっています。100番に比べてだいぶ道草を食ったのかもしれません。

今年はマーキング調査をしてみてアサギマダラの旅についていろいろなことがわかりました。その一つは随分長い間同一場所にとどまる蝶もいるということです。私の気づいた例では11日間同じ場所にいた蝶がいました。また、私が再捕獲したアサギマダラで(FUJI  8/9  YOT  35)の標識の入った蝶は私が追記してはなった次の日にもまだフジバカマの花についていました。3日目には姿を消していました。

わずか164頭のマーキングで2頭見つけてもらえるとは大変ラッキーなことだと思います。(昨年は初めてのマーキングで50頭ほどでしたがその中の1頭が大分で発見されました。これもラッキーなことで大喜びしました。)

とりあえず私の喜びを皆様にも知っていただきたくて写真がありませんがご報告いたします。

 


今日の音楽 (選者 R)

 「魔笛」より パパゲーノのアリア」





アサギマダラのマーキング

2012年10月15日 | マーキング

 10月も半ば、アサギマダラの南下が最盛期を迎えました。10月8日に初めて私の所で見かけましたがもっと早くから来ていたはずです。

昨日14日にはみかん畑のフジバカマに数十頭のアサギマダラが集まっていました。かなりの数がいるのでマーキングをやろうと思い、一旦家に帰って補ちゅう網とマーカーペンをもってきました。昨日は20頭余り捕まえてマーキングをしました。昨年は少しのマーキングでしたが5日目には大分での発見が報告されてとても嬉しく思いました。今年は100頭くらいやってみようかと考えています。

もしもどこかで私のマーキング蝶を見つけられたら是非お知らせください。このブログのコメントかメールへお願いします。


 


今日の音楽 (撰者 R)

 

いつか王子様が SOME DAY MY PRINCE WILL COME / Piano Instrumental

(上の文字を右クリックして 新しいタブで開く を選びクリックして下さい。BGMとして音楽を聴きながら下の写真をご覧になることが出来ます。)


今日の写真に写っているアサギマダラはみんな王子様でお姫様はいません。

 


アサギマダラのマーキング

 

 


マーキングの文字は、 右翅に「山口」と「大島」その下に「10・14」のように日付を書いています。左翅には「K.Y.」私のイニシャルとマーキングの番号(001)が書いてあります。

 

 

マーキングをした後そっと放つと何事もなかったようにまたフジバカマの花に戻って行くアサギマダラもいます。

 

補虫網で捕まえられて驚いたのか放つとそのまま空高く上がって行き何処かへ行ってしまう蝶もいます。


アサギマダラの群れ

 

アサギマダラの乱舞するところは動画で撮ってありますが今PCの調子が良くないので動画の編集はまだやっていません。機会があればYou tubeへアップしますので見て下さい。

 

 

 

 

昨年もこの頃はアサギマダラの記事ばかり載せていました。今年もそうなるかもしれません。


 

 

 

 

 


モンキアゲハ

2011年10月02日 | マーキング

今日の花

今日友達からバラの花を沢山(100万本もはなかったと思います)いただきました。

 

 


 

 

 最近の写真は飼育の蝶ばかりでしたが、今日はフィールドでこの時期にしてはとてもきれいなモンキアゲハの雌に出会いました。ただ出会った時間が4時半ごろでおまけに空は曇っていたのでとても暗くてよい写真にはなりませんでした。モンキアゲハなんて今年は撮り納だろうと思いつい沢山撮ってしまいました。ルコウソウとの取り合わせも珍しいと思います。


飼育のアサギマダラの蛹が黒く色づいてきました。多分明日には羽化すると思います。

 

 


 

モンキアゲハ ♀

さようならー !   モンキさん また来年会いましょう。

 

 


 

昨日連れてきたクロコノマチョウは元気です。

黄緑色がきれいですね。

 

 


 

羽化の近づいたアサギマダラの蛹

 

 

 


モンキアゲハの舞い

2011年09月16日 | マーキング

 朝から天候が悪くてアウトドアーの写真は無理です。飼育の蝶たちの写真を撮っただけで花も蝶も何もありません。

数日前に撮ったモンキアゲハが上空で舞う姿をご紹介します。初めから終いまでの時間は32秒間でした。ちょうど私の真上で2頭がもつれ合い始めたので懸命にシャッターを押し続けました。背景が青空ばかりで少し物足りないのですが注文を出すわけにもいかず仕方がありませんね。

飼育の蝶は最新の状態をそれぞれのページの下に付け加えて行こうと思います。気になる方は戻ってみてください。

 


 

モンキアゲハの舞い

 


あー おもしろかったねー


またねー


またあしたー   さようならー

同じような写真ばかりでつまんなかったでしょうね。ネタのない日は辛いのです。

 

 


飼育中のモンキアゲハ

2011年09月14日 | マーキング

今日の花

秋の七草の一つ

 

 キノコ

 

 


 

 先日新聞に書いてあったのですが、大学生に対する調査では葛の花を知っている人は意外に少なかったのに驚きました。知っている人は15%位しかいませんでした。皆さんは秋の七草って知っていますよね。

今日もまたあお虫の話ですみません。最近紹介したくなるような蝶の良い写真がなかなか撮れません。飼育している幼虫たちは行く夏を追うようにどんどん変わって行きます。その変化を見ているとこちらの方が面白くなって写真はあお虫ばかりになってしまいました。

モンキアゲハは2・3年前に飼育したことがありますのでもう飼う気はなかったのですが見つけてしまったものは仕方がないのでこんなことになりました。 

 


 

モンキアゲハの飼育

9月4日   

みかん畑で薬剤散布中にみかんの木で見つける。薬液がかかると死んでしまうので家に連れて帰りました。それで卵から幼虫の前半は省略で、25mmからスタートです。

 

9月5日

上の幼虫が同じ所で一晩のうちに下のように化けます。

 

9月7日

 

9月8日

 

9月11日

なぜ網の中かと言えば、アゲハの仲間は蛹になる直前には蛹になる場所を探してはるか遠くまででも歩き回ります。 今まで家の中で何度見失ったかしれません。だから網をかぶせておきます。

 

9月12日

網でなく丈夫な針金に体を固定しています。 

 

9月13日

蛹化の直後はまだ緑色をしています。 

 

9月14日

 

 すっかり緑が抜けてきました。羽化は来年の春でしょうか。それとも・・・・・(寄生蜂?)

 

 

 


 

秋の気配にコムラサキが出てきました。

 高い高い柳の木の上を飛んでいました。

 


モンキアゲハとクロアゲハ 2

2011年07月25日 | マーキング

今日の鳥

何を思ったのか私のトラックの前に舞い降りてきました。ウインドウ越しに撮ったのでやや甘いのですが、窓から顔を出したらすぐ逃げるに決まっています。

幼鳥でしょうか羽もきれいです。

 


 

 昨日の続きで12時ごろの撮影です。黒い蝶が増えてきました。同じ蝶を何枚撮っても同じことですがモンキアゲハやクロアゲハは大きくて見栄えが良いのでついつい沢山撮ってしまいます。

これらの蝶で面白い話を一つ、モンキアゲハとクロアゲハとは交雑が可能で雑種が出ることがあるそうです。それで仲がよいのでしょうか???

昨日モンキアゲハは町中でもどこにでもいると書きましたが食草の多くが柑橘系なので柑橘類の栽培されてない所では珍しい蝶かもしれません。

 


 

モンキアゲハとクロアゲハ

 

それぞれをよく見てみましょう

モンキアゲハ

 

 

クロアゲハ

 

 

モンキアゲハの舞い

 


モンキアゲハとクロアゲハ

2011年07月24日 | マーキング

今日の花

白い夾竹桃

 

 


 

 今日もまた黒いアゲハ蝶です。みかん畑の園内道にほんの少し水がにじむくらい流れている場所がありますが、そこに蝶が吸水にやって来ました。10時ごろまず一頭のモンキアゲハがやって来たのでしばらくはその1頭を追い回して撮影しました。モンキアゲハは皆さんよくご存じと思いますが真っ黒に白い大きな紋が入っていて町中でもよく見かけます。普段はなかなか止まらないし飛翔も早くてカメラを向ける間も無い撮影の難しい蝶です、きれいな写真に撮ろうと思えば花にとまって吸蜜している時か暑い日に吸水に来た時くらいです。バックが花の方がよいのですが吸水も比較的取りやすいのでやむをえません。

10時過ぎに1頭を撮ってまた仕事に戻り1時間後にまたその場所を覗いてみると3頭になっていました。モンキアゲハ2頭とクロアゲハが1頭です。蝶が複数になると構図も変化に富んでいろんなパターンが撮れるようになります。

それから12時前に帰ろうとしていると黒い蝶はさらに増えてにぎやかになりました。今日は11時の場面までとしてその後はまた後日紹介します。

午後には黒いアゲハたちに交じりナミアゲハもたくさん吸水に集まりました。狭い場所をみんなで取り合いっこをしているところは面白くてずいぶん沢山の写真を撮ってしまいこれから整理するのが大変です。でもこんな場面が見られるのはたぶん今日でお終いです。明日には水は干からびてなくなるものと思われます。動物写真ではどんな場面もチャンスは一回きりと考えなければなりません。

 

 


 

モンキアゲハ

 

スローシャッターで追ってみました。

これより11時過ぎ

クロアゲハがやって来ました。

 

クロアゲハ


モンキアゲハの方がクロアゲハより黒いですね。

 

この後はどんどん蝶の数が増えて行き、午後4時ごろにはこの場所に吸水に集まった蝶は15以上にもなりました。ここの水はよほど美味しかったのかもしれません。

 

 


モンキアゲハ

2011年07月16日 | マーキング

夏の花

もともと日本の花ではありませんがすっかり定着しています。

 

 


 

 これから出かける所ですが昨日の続きを載せておきます。「夏に黒い蝶」シリーズです。
モンキアゲハは日本で最大の蝶です。白い紋があって(なぜか紋黄)ふわっと目の前に現れるとドキッとすることがあります。

 

 


 

モンキアゲハ

 

翅の裏に朱色の花粉をいっぱいつけています。オニユリに吸蜜に行ったのでしょう。