曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

1月31日は皆既月食

2018年01月31日 | 日記

今日の月

 

 

今夜のスーパーブルーブラッドムーンの皆既月食の観測は難しいかも。先ほど庭に出てみたら薄い雲のベールに見え隠れする月がありました。でもだんだん雲が厚くなっています。

 

 


人懐っこい ジョウビタキ

2018年01月30日 | 日記

今日の月(14夜)

 

日が長くなり6時過ぎまでみかん畑にいることができるようになりました。ふと見上げるといい月です。一瞬、満月かなと思いましたが満月は明日です。

 


今みかん畑に防鳥ネットを設置する仕事をしています。その私のそばに、毎日ジョウビタキがやって来て「何してんの?」と首をかしげながら見ています。時には2mの距離にまで近づいて来ることもありとてもかわいいのです。「お前たちを締め出すためだよ」とは言えませんが、やむを得ないのです。

 


ジョウビタキ ♂

 

ジョウビタキ君 こんにちは。

 

 

イノシシ除けの柵はちょうどよい止まり木です。

 

 

この小さな翼でよくあんな風に素早く飛ぶことができるものですね。 私はよく鳶の写真を撮りますが、鳶は体の大きさの割に大きな長い翼をもっています。だからいつも羽ばたくことなく長時間上空にとどまることができるのです。この次は是非ジョウビタキの飛翔の姿を撮りたいと思います。

 

 

 


この数日寒い日が続きました

2018年01月28日 | 日記

今日の花

ロウバイ  もっとも寒い時期に咲く黄色の明るい花は心を温かくしてくれます。

 


 22日よりやって来た寒波は大島にしては結構厳しい寒さでした。-2℃だ-3℃だと言って大騒ぎするのは北国の人たちに笑われそうですが、こちらでは普段寒さに慣れていないものですから氷が張ったり、ツララができたり、1㎝でも雪が積もると、私など内心大喜びをしています。今回の寒波では寒い日が4日も続いたので山の中にある滝を見に行ってきました。滝と言っても小川が少し急な岩の斜面を滑り落ちるといった程度で大したことはありません。山の中ですからきっと-5℃以下にはなっているはずですからきっときれいなツララや氷ができているに違いないと思って出かけたのです。でも少しがっかりでした、思ったほどの氷は出来ていなかったのです。それでもせっかくここまで登って来たのですから小さなツララと氷を撮って来ました。

昔私が子供のころには岩一面に氷が張り付き1mを越すようなツララができていたように思います。今よりあのころの方が寒かったのでしょうね。

 

 


延命の滝

 

 

 

こちらではめったに見られない天然の氷です。


九州の山に沈む 夕日

2018年01月27日 | 日記

今日のいきもの

アサギマダラの越冬幼虫です。 夏の間本州で過ごしたアサギマダラは秋になると気温の低下とともに冬の間も比較的暖かい南の島々を目指して移動して行きます。南へ下って行く途中でメスは食草を見つけて卵を産んで行きますが、晩秋に孵化した幼虫は寒い冬の間に食草のキジョランの葉を少しづつ食べて春までに成長してゆきます。桜の咲くころには蛹となり気候のよいゴールデンウイークのころに蝶となって再び北を目指します。アサギマダラはこのような珍しい不思議な生態の蝶です。

 


 新しい年を迎えたと思ったらもう1月も残り僅かになりました。わたくし寒さに負けずいたって元気に過ごしていましたが、正月以来ブログではしばらくのご無沙汰でした。そろそろ皆様から忘れらりているかもしれないなあと思いながら蓋を開けています。

 

 正月初めから比較的暖かい日が続き、寒に入っても寒らしくない日が続いていました。暖かい日が続くことはそれはそれで嬉しいことです。みかんの木達も私以上に喜んでいたと思います。暖かいと言っても1月2月は真冬です、いつまでも暖かい日が続くわけはなく11日にはこの冬一番の寒気がやって来ました。比較的温暖な安下庄の町でも氷点下になる日が4日間続きました。その反動か次の週には昼間の気温が15℃になるような暖かい日が4・5日ありました。畑仕事では汗をかいて家に帰ると下着まで着かえることがありました。そんな日も長くは続かず22日からは今月二度目の寒波がやって来ました。この寒さはかなり厳しかったようです。樹上に実を付けて冬を越す柑橘を我が家ではいろいろ作っています。最低気温が-3℃を下回る日がありましたので果実に凍害が出ている所もありそうです。柑橘類はもともと南方系の植物ですから寒さには弱いものです。みかんたちは寒さが嫌い、でも私は子供のころから寒さが好きでした。氷が張り、雪が降り、ツララが下がるとその日の朝はなぜかウキウキしたものです。暖かい地方に暮らしているからこそ寒さにあこがれていたのかもしれません。北国で暮らす人たちにたいして、そんな気持ちは申し訳ないと思います。 
  

 そして冬至からひと月余りが過ぎました。朝日の出るのはさほど速くなったとは感じませんが、夕方の日暮れはかなり遅くなりました。6時まで畑で仕事ができるようになりました。太陽が北に戻って来つつあるのを感じるこの頃です。昨年の暮れには遅い時間に顔を出す朝日を写真に撮っていました。朝日や夕陽の写真を撮っていると太陽はどこから昇って来るか、夕日はどこに沈むのかということがとても気になります。東から昇り西に沈むのは当たり前のことですが太陽が顔を出す場所や沈む場所はそれを見る人に大きな感動や影響を与えます。水平線から昇る朝日とか砂漠の地平線に沈む夕日などは実際見たことはありませんがいいだろうなと思います。そんな所にいたら地球と自分が一体になれるのではなかろうかと想像します。水平線から昇る太陽は見たことがありませんが、昔釣りをしていたころは夜明け前の暗いうちに港を出て海の上で夜が明けることはよくありました。残念なことに瀬戸内海では水平線を見ることはできません。そして感動的な夜明けの中にいてもその頃は写真の趣味はありませんでしたので思い出としてかすかに残っているだけです。当時そんな素晴らしい夜明けを多くの人に見せてあげたいと思いましたが、そんな時間帯はほとんどの人はきっとまだお布団の中にいて夢の中ですから体験することはあり得ないことです。当時私が写真をやっていたら感動の何分の一かはお伝えできたかもしれません。そんなこともありましたが、今はカメラで自然やいきものの一瞬を画像ら収めることを唯一の楽しみとしています。今日はアサギマダラの越冬幼虫の観察と調査に行きましたが、帰りに夕日がきれいだったので30分ばかり眺めていました。雲はありましたが地平線に近い空がよく晴れていたので西の九州がよく見えました。九州の山々に日が沈むのはめったに見ることができません。ラッキーでした。

 


アサギマダラの調査が終わったころには日が西に傾いていました。でも夕日にはまだ少し早い時間です。

 

若いころの私はよくこんな風に船を走らせていました。夜明け前の薄明かりの中だったり、満天の星の下の暗闇の中を波の音だけを聴きながら走ったことも度々ありました。

 

 

 

 

瀬戸内海の島々の間から九州が見えます。そしてここは西へ東へと往来する貨物船の航路です。国道を大型トラックが走っているようなものです。

 

 

雲の向こうにいた太陽が雲の下に出てきました。

 

 

大分県の国東半島の山々がくっきりと見えてきました。

 

沈む直前の太陽は大きく見えます。そしてよく見ると今日の夕日は九州の山に沈みますが最も低い所に沈むように見えました。

山の端に隠れる太陽の動きは何と早いことか

 

 

私たちはこれから夜を迎えますが、地球の反対側の人たちはいま朝を迎えようとしているのですね。

 

 

 

 

 


空を舞う 鳶

2018年01月02日 | 日記

今日の空

雲ひとつない大空を鳶が舞っていました。

 


 正月も2日目、朝からテレビの前でごろごろしていましたが、飽きたので午後には退屈しのぎにカメラを持って出かけました。何を撮るというあてもないまま海岸沿いの道路を走っていると、空高く鳶の舞うのが見えました。車から出てカメラを構えていると、鳶の方から私に近寄って来ました。普段でもよくあることなのですが、鳶がカメラを持つ私に何か興味を感じるのか私の頭上を何度も旋回して様子を覗うのです。今日も3羽の鳶が私の真上にやって来ました。鳶が旋回するとき夕陽に映えてきれいでした。

 


スライドショウでご覧下さい。

 

空を舞う 鳶

右下のフルスクリーンモードのしるしをクリックしてご覧ください。そのままでは画像が小さくて見にくいと思います。


日の出と正月風景

2018年01月01日 | 日記

今日の花

ビオラ  ちょっぴり春を感じていただけませんか。

 


みなさま あけましておめでとうございます。

 

 今年もブログを通して私の趣味の写真にお付き合いいただけたら、とても嬉しいです。

 

2018年が始まりました。今年はどんな年になるのでしょうか。世界中で何が起こるか分からない時代ですが、平和で一人ひとりが幸せを感じられる世界であってほしいものです。

今朝はゆっくりするつもりでしたが、この頃早起きの癖が付いているもので7時前に目が覚めました。これもこの頃の習慣ですが、起きるとすぐに窓から空を眺めます。空はよく晴れていて、日の出までにまだ30分あります。年賀状がまだできていないので材料を撮りに行こうと思い、カメラを持ってまたまた出かけました。

やはり元日ですね、自然の風景だけでなく人が加わり面白いスナップを撮ることができました。お正月ならではの写真をご覧ください。



 先日このブログで朝日の美しいところだと紹介した片添えヶ浜に差しかかった時、驚きました。道路わきにずっと車の列ができているのです。一瞬何事か分かりませんでしたが、砂浜が見えるところまで来て分かりました。大勢の人が砂浜で海の向こうから出る初日の出を待っているのでした。私の目的地はここではなかったのでそのまま通過してもよかったのですが、どんな人たちが海岸にいるのか興味があったので車を道の脇に寄せてわざわざ海岸まで出てみました。ほとんどの人たちが若い人たちでした。こどもづれの夫婦や、若いカップルや、バイクのグループの人たちなど、若い人たちはやはり活動的なんですね。年配の人は三脚を立ててカメラを構え日の出を待っている人もいました。今朝の目的地は厳島神社です。安芸の宮島ではありません。小積みと言う所に分社の小さな厳島神社があります。そこには、宮島にある大きな鳥居には比べ物にはなりませんが、同じように海の中に鳥居がたてられています。そこで初日の出を拝もうと思っていました。日の出にはまだ早かったので社殿の方に先にお参りを済ませました。海に降りて後は日の出を待つばかりです。

 

片添えヶ浜の人出

すごい車の列です

 

 


 

 

 

人間の世界も撮りますが、自然が好きなものでヒト以外の生き物かいるとそちらの方へとカメラが向きます。

蝶が一番好きですが、鳥も飛んでいる姿は好きですね。

 

すっかり夜が明けました。 明けまして おめでとうございます。

 

 

 

良いお正月になりますように。