曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

山本柑橘園の 完熟早生みかん

2023年11月23日 | 日記

今日の夕焼け

太陽の位置が南へ移動しましたね。冬至まであとひと月です。

 


明後日から早生みかんの収穫を始めます。

早生みかんって面白い性質を持っています。緑色のみかんが黄色くなってやがてオレンジ色に熟れてきます。酸味も熟するにつれて下がって来て食べられる状態になりますが、甘さについては木にならせたままで完熟になるまで待つととっても甘くなります。山本柑橘園では早生みかんを完熟になるまで待って収穫します。そして12月に販売します。普通の早生みかんよりおいしいですよ。

 


完熟早生みかん

 

今年の夏はとても暑い夏でしたね。そして雨も例年になく少ない年でした。
その結果、果実は小ぶりで味の濃いみかんができました。

 

 

 


みかん創りの秘かな愉しみ 2023-1

2023年11月19日 | 日記

今日の花

ツワブキ  ツワブキは春の新芽は野菜としていただきます。晩秋には鮮やかな黄色い花を楽しませてくれます。

 


 昨日には遠方からのお客様がありました。みかんの大好きな方らしく、我が家のみかんをわざわざ食べに来られました。またみかんが木になっているところが見たいということでみかん園もご案内しました。みかん好きのお客様が来られるのはみかん創りとして大変うれしいことです。

今の時期11月に食べられる柑橘と言えば早生みかんですよね。でもそのお客様はよほどの柑橘好きらしくみかん園になっているまだ未熟な柑橘をみんな片っ端から試食して行きました。その中の一つに文旦の甘太郎がありましたが結構気に入られた様子でした。私も文旦の仲間は嫌いではありませんが文旦の持つ大きな欠点は剥きにくい・食べにくいですよね。そこで文旦の甘太郎を簡単に食べる方法は無いものかと普段からいろいろ試行錯誤しています。今夜は最近思いついた文旦の食べ方を試してみました。中袋を開いて果肉を取り出す方法としては他のやり方と同じように手間はかかりますがこの方法でも果肉はきれいに取り出せました。でもこんなことをしてまで文旦を食べなくても美味しくて手っ取り早く食べられる果物は沢山ありますよね。皆さんならどちらを選びますか。

 


文旦の新品種 甘太郎(チャンドラポメロ×弓削瓢柑)

さあ食べてみましょう。

包丁かナイフで厚い果皮をカットします。

中の果肉だけになりました。

半分に割りさらに四つにカットします。

中央の白い部分が邪魔ですね。切って取り除きましょう。

ここまで切って不要部分を取り除くとあと残るは種と袋の隔壁だけです。

隔壁は2枚がくっついているので一緒に取り除きましょう。

柑橘のサジョウでは上側(なり口側)が糖度が低く下側(おへその方)が糖度が高いのが普通です。

果肉を三つに分けてそれぞれの甘さを測ってみます。

最初は下側の糖度

 

中ほど

そして上側

果肉の上・中・下それぞれの糖度はそれほど差がありませんでした。だいたい糖度17度くらいでした。かなり甘みが濃いですね。今年は夏が暑く干ばつだったので甘くなったのでしょう。

 

野菜サラダとして食べるのも甘くて美味しいですよ。

 

甘太郎は今の時期にまだ完全に熟しているわけではありませんが糖度は高く酸度も低いのでもう食べられるかなと言った感触でした。

 


椿の開花が遅い

2023年11月10日 | 日記

11月7日の空

朝焼けから一日は始まりました

空の表情   空は見上げるたびに表情を変えますね。そして二度と同じも顔はありません。だからいつも見上げます。

 


 今日は一日雨の予報でしたね。期待したほどの雨ではありませんでした。

今年は梅雨明け以降台風が来なかったためかまとまった雨が夏の間一度も降りませんでした。その上気温の高い夏だったので余計乾燥が進みました。
畑は何処もカラカラ状態でみかんの木も野菜も雨を待ち焦がれています。私もね。でも今日の雨も先日の雨同様大した雨量にはなりませんでした。残念なことです。

乾燥でカラカラ状態であることと秋になっても予想外に気温が高いのが原因なのか今年は椿の開花が遅いです。早咲きの椿なんか例年なら10月の初めごろから咲いていて下旬にはもう何種類もの椿が咲いているものですが、今年は今になってようやく咲き始めたような状態です。我が家の早咲き系の椿の花を紹介しましょう。

 


早咲きの椿

 

 

 

 

 

 

 

今年は夏の干ばつで多くの椿の木を枯らしてしまいました。

 


秋の夜長は 星を見る

2023年11月07日 | 日記

今日の花

椿   実生苗の初めての花です

 


 今日も暗くなって家に帰りました。

今は、のちの月も終わり月のない夜となっています。月の無い夜空では木星がひときわ目立ちます。

今日は朝から何も写真を撮っていません。それだけ忙しいのか、撮りたいものが無いのか、それとも意欲が無いのか。

何も記録が無いまま一日が終わりそうになったのに気づき、慌てて家の外に出てみると星空がきれいでした。

家の中に入りカメラを持ってもう一度外に出て夜空を撮りました。それで今日は一日の終わりです。

 


秋の夜空

今夜の木星が四つの月に囲まれていました。(本当は木星には79個の月がありますけどね。)

これからの季節はやはり 昴ですね

 

東の空

北の空

 


素人のわたしのカメラで撮った星空でも肉眼よりは少し良く見えます。
でも今はロケットで打ち上げられた探査機がはるか遠くまで飛んで行って木星や土星のそばまで行って写真が撮れる時代となりました。
そんな直ぐ近くから撮った写真や動画を観てみませんか。

 

土星に近づく大迫力の動画。CGじゃないカッシーニが見た本物の映像【sorae】


晩秋の コスモス

2023年11月01日 | 日記

今日の花

椿 今年は椿の開花が大幅に遅れています。ようやく白椿がちらほらと咲き始めました。

 


 11月になりましたね。秋もたけなわと言いたいところですが日中は24~25度を越し日差しも強すぎるこの頃です。

10月の末日で外入のアサギマダラ公園が一応閉園となりました。10月の一か月間お世話くださった関係者の皆様方には今年も大変お世話になりありがとうございました。
お礼を言おうと今日の午後公園に行ってみたのですが関係者の方々は誰もおらず、長い間のお世話疲れに今日は休養されていたようでした。

アサギマダラもまだ少しばかり飛んではいましたが観光の方も少なく静かな公園に返っていました。

フジバカマ園のもう一つ上の広場に今年はコスモスの種が播かれています。10月中にはフジバカマに集まるアサギマダラの調査で忙しく上の広場のコスモスまで見に行く暇がありませんでした。
初めて上の広場にあがってみましたが、遅めに植えられたコスモスは今からが見ごろで色とりどりの花を風にそよがせていました。
コスモスの花は桜の樹の紅葉とうまく調和して晩秋の素敵な雰囲気を作っていました。

外入花の里ではフジバカマの花も終わりましたので、11月にはこちらのコスモスを是非楽しんでください。

 


外入のコスモス園

 

アサギマダラたちの宴のあとは静かなフジバカマ園に戻りました。

 

 

公園の下の方にも小さなコスモス園があります。

 


嵩山展望テラス・山頂駐車場のアサギマダラ

2023年11月01日 | 日記

今日の実

これは何でしたっけ、山の中でよく見かける植物ですよね。自然の造形って面白いですね。これで美味しかったらもっといいのにね。

マムシグサでしたね。思い出しました。この奇麗な実はなんだか食べてみたくなりますが毒がありますので試したりしないでください。

 


 アサギマダラの移動も南の方に移ってしまったのでしょうね。私の所周防大島では急に数が減ってきました。嵩山山頂のフジバカマにはたったの4頭しかいませんでした。再捕獲もありませんでした。

仕方なく、いつもの展望テラスから瀬戸内海の景色を撮って帰りました。

 


嵩山山頂の展望テラスより 秋の瀬戸内海

 

中央の二艘の舟はイワシ網でしょうか

我が家の近所です。

海のそばにグランドが見えますがハンググライダーやパラグライダーの着陸地です。

 

ついでに みかん畑より

 

 


山頂の駐車場で数少ないアサギマダラと遊びました。

 

 

 

アサギマダラたちと出会うのはまた来年の春になりますね。