曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

周防大島で シーカヤック 2.

2020年10月31日 | 日記

今日の花

新しい椿   みかん畑の片隅に勝手に生えたツバキですが初めて花を咲かせました。優しい色でいい花ですね。名前を考えなくっちゃ。

 


 初めてのシーカヤックはとても楽しかったので三日連続でご紹介させていただきます。写真としては昨日の続きとなりますが締めくくりをしなければなりませんしね。そして、シーカヤックの楽しさを教えてくださったインストラクターの村田さんに大いに感謝しています。村田さんは自然を愛するとても気さくな方なのでパドリングや海の遊びに興味のある方は一度ご相談されてみたらいかがでしょうか。後でご紹介しますがSetouchi Paddling で検索されたらすぐに彼のホームページにアクセスできます。シーカヤックに乗って自然豊かな瀬戸内海の島々をめぐるのはきっと素敵な体験になると思います

 


さて、沖に漕ぎ出してしばらく島々の景色を楽しんだあと、砂浜に上がって休憩にしました。疲れるほど漕いではいませんでしたがゆったり過ごすのがカヌーの楽しみ方なのでしょう。陸に上がるとインストラクターの村田さんがコーヒーを入れてくれました。コーヒーは私の大好物です。まさかこんなところで淹れたてのコーヒーが飲めるとは思ってもいませんでしたが、周囲の雰囲気も素晴らしく抜群においしく感じました。

至福のひと時

 

鳶が私たちの様子を見にやって来ました。

 

本当にここでは時間がゆっくりと流れているようでした。

 

もっとゆっくりしたいところですがお昼までには帰らねばなりません。また漕ぎ出しました。

はるか沖を走る船は蜃気楼現象でばらばらになって見えます。

 

出発地点近くまで帰ってきました。

 

無事に初シーカヤック体験は終わりました。

 

最後に、シーカヤックインストラクター 村田さんのホームページです。

上の写真をクリックしてみてください。

 

 


周防大島でシーカヤック

2020年10月30日 | 日記

今日の花

シュウメイギク   我が家には白とピンクの2種類ありますが白のほうが強いのか庭では白ばかりになりました。

 


 先にシーカヤックの体験動画をアップしたので写真はもういらないかとも思いましたが、海の風景の好きな方もおられるのではと思い直して今日は海上から撮った写真をもう一度載せてみます。インストラクターの先生に撮っていただいた写真もあります。

 


出発の準備

砂浜でまず乗り方の講習です。

ぴったり体がおさまってカヌーと一体になれる感じです。

乗り方がわかるといよいよ海に浮かべます。

最初は離岸堤の中でパドルの使い方を習いました。

 

パドルの操作と船のバランスになれるといよいよ沖を目指します。外に出ると少し向かい風でした。

 

四つ小島の方へ向かっています。

 

遠くに小さく見える島は由利島です。ダッシュ島といった方がわかりやすいですかね。

 

秀島です。このこの島の辺りは釣りに来たり潜りに来たりしてよく知っているところです。でも沖から眺めるのは初めてです。

 

四つ小島ですね。ここへは泳いで渡ったことがあります。

 

向こうは笹島です。上陸したことはありませんが一度上陸して探検したいところですね。

並んだ島の向こう側に出ました。

どこへ行っても好きなカメラは離せません。

砂浜へ上陸して休憩することになりました。

こじんまりしたいい砂浜です。

 

今日はここまでにします。帰りの写真はまた明日。

 


初めてのシーカヤック

2020年10月29日 | 日記

今日の花

 マンデビラ   同じ花です。順光と逆光でこんなに変わります。

 


海で遊ぶことの大好きな私にまた一つ楽しみが増えました。

先日シーカヤックの初体験をしました。カヌーって見た目にはとても不安定そうに見えますよね。そしてパドルでこがないと進まないので結構きついかもしれないと思っていました。昔小学校か中学生の時にやったカッター訓練はオールは重くこぐのは結構きつかったのを覚えています。でもシーカヤックはとても軽くてこげば前に進みますしゆっくりしたピッチでこげば疲れることもなく進みます。まさにこれは海の自転車だなと感じました。周りの景色をゆっくり眺めながら進みます。自然の中にどっぷりとつかることができるような気がしました。皆さんもぜひやってみてはいかがですか。お勧めします。

 


初めてのシーカヤック


周防大島 フジバカマ園の蝶

2020年10月20日 | 日記

今日のツバキ

白椿2種

 


 贅沢な話ですが、わたしなど毎日フジバカマ園でアサギマダラばかり見ているともう少し飽きてきました。わざわざ遠くから外入のフジバカマ園にやって来て初めてアサギマダラというものを見た人たちは感激の声を上げています。そんな人たちに申し訳ないけれど毎日淡々と文字の書いてあるアサギマダラを探すため、捕虫網を片手にフジバカマの花壇の間をぐるぐると何度も何度も回るのです。写真撮影の人たちには私など大変邪魔な存在だと思います。申し訳ないとわかってはいるのですがマーキング蝶探しは毎日の日課ですから仕方がありません。お詫びにアサギマダラの生態について丁寧に解説したり写真の撮り方をアドバイスしたり、時には吸密中のアサギマダラを脅かして飛び立たせ観光の人たちにサービスをしています。

そんなことの毎日ですから今日はフジバカマ園にいるアサギマダラ以外の蝶を撮ってみました。たくさんのアサギマダラに混ざって地元の蝶がいますが普段見慣れぬ蝶を見つけると「あれはなんていう蝶ですか。」と問われます。地元の蝶にも関心を持っていただく良い機会ですから詳しく説明をします。そんな蝶を撮ってきましたのでご覧ください。地元の蝶についてはもうシーズンが終わりに近づいています。蝶の多くは寒い冬を蛹か卵で過ごしますので親の姿はもうほとんど見られなくなります。成虫のまま越冬する蝶も少しはいますけどね。

 


フジバカマの花にいるその他の蝶

アカタテハ

このチョウは成虫越冬です。

 

ナミアゲハ

アゲハの仲間は成虫で越冬できません。今どきまだ成虫がいるのは珍しいことです。

 

アオスジアゲハ

このチョウも翅が破れていてもうすぐ終わりですね。アオスジアゲハはとてもすばしっこい蝶で撮影が難しい蝶です。アサギマダラは撮影が楽な蝶ですがね。

 

今日見つけたマーキング蝶

クレシ 呉市と読めます。広島県からの飛来は近いのにめったに見つかりません。とても珍しいのでうれしかったです。

 

 

今日はアサギマダラの写真はやめようと思っていたのですが、雲一つない青空にアサギマダラが飛んでいるとついシャッターを切ってしまいました。

アサギマダラが少し少なかったです。

 

穏やかな秋日和でした。

今日の夕日の丘 全景

光輝く海は夏の間は撮れません。

 


周防大島 夕日の丘のアサギマダラ

2020年10月19日 | 日記

今日の蝶

イシガケチョウ   ある観光客の方から「世界地図のような蝶がいる !」と声が上がりました。

 


 今日は昨日のような青空にはなりませんでしたが、それでもアサギマダラはたくさんいました。写真日和ではありませんでしたが逆光で撮ってみました。

 


夕日の丘で舞うアサギマダラ

 

 

 

 

 


周防大島のアサギマダラの飛来がピークを迎えました

2020年10月18日 | 日記

今日の花と蝶

椿大島乙女とヤクシマルリシジミ

 


 北の方から南下してくるアサギマダラの群れが周防大島にやって来てちょうど1週間になります。例年来初めから1週間目あたりが数のピークとなるので今日はたくさんのアサギマダラに会えると期待していました。そして今日はお客さんをご案内することになっているのでいつもより早めに出かけました。ついたのは9時ごろだったのでまだ観光客は少なくて駐車場も余裕でしたがやがて時間が進むにつれて駐車場はいっぱいになり、日曜日なので子供連れの家族やお年寄りを車いすでお連れになった人たちなど様々な客でにぎわいました。

たくさんの観光客に応えるようにアサギマダラの数もずいぶん増えました。私も数が増えたので今日はマーク蝶の再捕獲がたくさんできるかもしれないと期待したのですが、たくさんの観光客の前で捕虫網を振り回すのも憚られたので調査はやめにしてみんなと同じように写真を撮って楽しむことにしました。
一眼レフに大きなレンズをつけた本格的な人から小さなデジカメ・スマホの人までいろいろですが、やはり人はアサギマダラの乱舞するところを写真に撮りたいものです。アサギマダラにとってフジバカマの花で空腹を満たし旅の疲れを癒したいところでしょうがいつまでも花にとまったままでは人間は面白くありません。誰かが花のそばを手を広げて走り回りアサギマダラを脅かして飛び立たせる役目をするとみんながその飛び立った蝶を一斉に写真に撮るといったことを繰り返します。アサギマダラにとってはいい迷惑ですがたくさんの花の蜜があるので簡単に逃げ出したりはしません。またすぐに元の花に戻って蜜を吸い始めます。私も今日はアサギマダラにすまないと思いながらも飛び立たせ役をずいぶんしました。そして自分でも飛び立ったアサギマダラをたくさん写真に撮りました。今日のブログはいつもにも増して写真の数が多いですがサササーとご覧になってください。

 


休日でにぎわうフジバカマ園

 

 

ハイこっち向いて !  蝶と一緒に撮りましょうね。

ポーズをとる女の子には蝶も負けそ

 

 


海の良く見える夕日の丘で

これくらい舞ってくれると嬉しいですね。今年初めてこんな写真が撮れました。画面の中に何頭のアサギマダラが写っているでしょうか ?

 

 

 

 

 

 

 

どれだけたくさん撮っても飽きないですね。

 

今日の一日は素晴らしい秋日和と満開のフジバカマにやって来たアサギマダラたちに大いなる感謝でした。

 

一言付け加えさせていただきます。ここ夕日の丘ではこの数年フジバカマがうまく育たず蝶の乱舞が見られませんでした。今年は関係者の皆様の努力が実り以前のようなフジバカマ園が戻ってきました。皆さんの普段のお世話にも大いに感謝です。

 


秋の花と今の柑橘

2020年10月16日 | 日記

今日の花

 

マンデビラ   知らぬ間に咲いていました。

 

ピンクノウゼンカズラ   本来夏の花ですが今頃になってたくさん咲き始めました。

 

ヒマラヤの彼岸花    何年か前に一つ球根をもらって植えたものですがこんなに増えました。

 

セイタカアワダチソウ    すっかり日本に定着して今風秋の七草の一つではないでしょうか。

 

覆輪ツバキ    我が家で生まれたツバキですが寒くなると白が少なくなり赤が多くなります。

 

白椿    早咲きのツバキは白花が多いですね。9月の20日ごろから咲き始めた白椿はもう盛りを過ぎて終わりそうです。

 


 すっかり秋になりましたね。アサギマダラ・つばき・柑橘、それぞれは何の関連もなさそうですが今の季節の私の3大趣味でして一日の時間の大半をこれに使っています。アサギマダラについては今の時期でないとできない実験や生態研究があります。つばきはいろんな品種の種を集めてきてそれを鉢に蒔きますが、今の時期でないとできないことです。どんな花をつける椿が生まれるか楽しみです。柑橘は5月に花が咲いて熟するのが早い品種から収穫が始まりますが、晩熟のものも姿形がそれなりに見えてくるものです。特に初めて結実した新しい品種は特性が見えてくるので楽しみです。今日は新しい柑橘の一部を紹介しましょう。

 


新しい・珍しい柑橘

今年の春、名前を付けました。「甘太郎」カンタロウと言います。酸は低く甘さは糖度15度くらいまで甘くなります。

 

手ごろな大きさで剥きやすい柑橘ですが結実2回目ですから性質はまだよくわかりません。楽しみですね。

 

デコポンの子供ですが年内に食べられる早生型の柑橘です。緑が抜け始めました。

 

この柑橘は熟すのがとても遅い柑橘です。その頃には大きさも倍くらいになります。今は緑が濃いですね。

 

緑の時はアボカドのようですが熟れると黄色になる弓削瓢柑です。昨年の弓削瓢柑はすごくおいしかったです。

 

新種のレモン   上が普通のレモンで下のレモンが新種です。味の違いはまだよくわかりません。

 

 


イノシシ2頭

2020年10月15日 | 日記

 今日夕方4時ごろみかん畑の仕事に行く途中2頭のイノシシに出会いました。私はいつも助手席にカメラを積んでいるので咄嗟の写真が撮れます。すかさずカメラを構えてイノシシたちを撮りました。私がトラックの中にいたので、イノシシはまったく警戒もせずしばらくの間道端の草を食べていました。かなり近い距離でこんなにゆっくり撮れたのは初めてのことです。 

今年はイノシシが多い年のようですね。夏の間小さなウリボウにしょっちゅう出会いました。みかん園に設置されたイノシシ除けの柵の中にまでウリボウが入りみかん園の中で走り回っているところへ出くわしたこともあります。
最近、みかんが熟してきて食べられるようになってからはかなり食害が目立ようになってきました。困ったものです。

 


イノシシ2頭

 

 

昨年の10月22日にすぐ近くで撮った動画です。同じイノシシでしょうか ? もしかしたら兄弟なのか、それとも夫婦でしょうか。

イノシシ

 


マーキング蝶の再捕獲

2020年10月13日 | 日記

今日の花

椿  椿の花のシーズンになりました。来春の4月まで半年以上咲き続けます。

シュウメイギク  ピンクもありますが白がいいですね。

黄色彼岸花  この彼岸花はヒマラヤ原産で普通の彼岸花より2週間くらい遅く咲きます。

 


 先週の土曜日からアサギマダラの飛来が始まり私はとても忙しくなりました。北の方でマーキングされた蝶が周防大島を通過するのを見つけ出して確認しなければなりません。今大島のフジバカマ園には300頭以上集まっていてその中から文字の書いてあるアサギマダラを探すのは結構大変なことです。今日と昨日で2頭ほど見つけました。一つは福島県から飛んできた蝶でした。8月30日のマーキングだったので45日後に周防大島にやって来たことになります。そしてもう一つは日光からやってきた蝶で、8月2日のマーキングから72日目に私に見つけられたことになります。

明日はどこから来たアサギマダラに会えるかと思うと楽しみです。

 


遠くからやって来たアサギマダラ

福島県のグランデコ スキー場からやって来ました。

日光からやって来たアサギマダラ、マーキングしたのは8月の初めでした。

 

 

その他ここのフジバカマ園でマーキングされた蝶

先ほどの福島からやって来たアサギマダラが吸蜜しています。

 

外入のフジバカマ園で舞うアサギマダラ

 

夕日の丘で

 


アサギマダラのマーキング会

2020年10月11日 | 日記

今日のアサギマダラ

夕日の丘にアサギマダラが戻ってきました。何年ぶりでしょう。

 


 暑い夏を北日本で過ごしたアサギマダラが秋の訪れとともに徐々に南下してきて昨日ようやく周防大島に群れがやって来ました。私が観察し始めてから10数年になりますが最も遅い飛来です。今年の秋の訪れが遅かったのでしょうか。彼岸花の花がつい最近まで咲いていたしアサギマダラを呼び寄せるフジバカマの花も開花が遅れていてまだ一部咲きくらいです。

今日は山口むしの会の恒例のマーキング会が行われました。山口県東部の周防大島と西部の下関地区の華山との2か所で同時にマーキングを会員で行いました。大島地区で10名、下関地区で14名の参加がありましたが下関地区の華山ではアサギマダラが非常に少なくてマーキングはわずか2頭のみとなりました。周防大島では昨日より群れがやって来ていて外入のフジバカマ園だけでも200頭以上の群れがいて10人で約200頭のマーキングができました。

今までの経験からみて初飛来のあった日から1週間後くらいが数のピークになりますので今後2週間くらいはアサギマダラの乱舞する光景が楽しめるものと思われます。近隣の方はぜひその間にアサギマダラとフジバカマの花を楽しみにお出で下さい。

 


マーキング会の様子

朝が早かったので一般の観光客は少なかったようです。気楽にマーキングができました。

なんだか全身にタトゥーをもらっちゃいましたね。これならだれが見てもマーキング蝶と分かります。どこかで誰かに見つけてもらうといいのですが。

かなりボロボロに翅が破れていてマーキングをするに忍びませんでした。

このアサギマダラは両方の翅の先が同じ形に敗れています。きっと鳥に襲われて翅の先をくちばしで挟まれたのでしょうが翅先を破って運よく逃れたのでしょう。

 

アサギマダラが大きなジョロウグモの巣に掴まりました。大変です。

ジョロウグモは大きな獲物にとびかかりましたが獲物のアサギマダラを前足で触って調べています。数分の間触りまわっていましたがこれは食べられないと考えアサギマダラをそのまま巣から切り離しました。アサギマダラは無事助かったのです。

アサギマダラやカバマダラなどのマダラチョウの仲間は毒蝶として知られています。そのような毒に敏感な蜘蛛は決して食べません。

 

フジバカマの花はいろんな秋の蝶にとっておご馳走うです。

 

海とアサギマダラの光景はなんだか素敵ですね。勇気を持って海を越えてゆく小さな蝶。

西側の海の向こうは九州です。ここからまた九州を目指して飛び立つのでしょうか。