医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

お腹がマグロに

2019-09-30 03:54:18 | 薬局

3連チャンが終わって思うこと。

 

お陰様で、今回も盛会にて終了できたような気がする。

感謝、感謝である。

 

今日は、早朝便で札幌に戻る。

バタバタと忙しい。

マグロだから仕方がない。

 

この3連チャンを通じて思うことがある。

2020年の改定に気を取られていると本丸の2022年を見失う。

昨日の「HSE・ネクスト全国大会」の〆は私の話だった。

そこで大事なことはブログでお伝えするとお約束した。

それは2020年を超えて2022年対策を今から始める必要がある。

健保連から出てきた「2022年危機」や「全世代型社会保障検討会議」などがささやきかけている。

 

ポイントを羅列すると以下のようになる.

・社内の組織構築

・社員への現状理解と協力体制

・企業体質の強化(キャッシュフローの改善)

・設備投資による効率化追求

・変化に対応できる情報管理

・アメニティー追及の空間創造

・地域に向けたアイデンティティーの確立

・マーケティング発想による創造性の発揮

・後継者の育成

 

実は、土曜日の朝、私がHSEセミナー参加者に伝えた内容の一部である。

詳しい説明をすると長くなる。

それぞれの項目について自分なりに考えて欲しい。

 

分からない時は「団体顧問契約」でもお願いしたい。

いっそのこと会社を3年ほどまかせて頂いてもいい。

雇われ社長売出し中である。

 

何はともあれ3連チャンのセミナーが終了した。

昨日は気が抜けたような時間を過ごしていた。

ただ、右足の人差し指に大きな腫物が出来て、それが意地悪にもうずく。

痛風じゃないかと…勘弁してほしい。

歩きづらいが、前を向いて歩こう。

 

マグロは止まるわけにいかない。

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親子だから

2019-09-29 05:27:38 | 薬局

お陰様で、感謝です。

 

今年も全国から熱気あふれる懇親会に多数の参加があった。

感無量である。

 

金曜日から始まった、いつものHSEセミナーもデンジャラスで刺激的な内容だった。

先ずは、薬局を取り巻く厳しい経営環境が語られた。

参加者の肝にどこまで刺さったのだろうか。

医薬品医療機器等法(薬機法)の改正から何が変わるのか。

制度が変わるにつれて自分自身が変われるのか。

 

”水のごとくあれ“

「水は優しくて力強い。固体にも気体にもなり、決まったカタチはなく、どんな容れものにも適応できる」

 

2講義目は、これからの時代の中心になるABS(アクティブ・バブル・シニア)の生き方についてである。

昨日のタイトルに突然出てきたABSがこれである。

昭和30年(1955年)64歳~43年(1968年)51歳がABS世代になる。

ここでの説明は難しいが、その真っ只中の自分にはよく理解できる話であった。

気が付くと62歳と10ヶ月をむかえようとしている。

そんな自覚がないのがABS世代である。

周りから年寄扱いをするな。

でも着実に年寄りを感じているのがABS世代かもしれない。

シニアの3大不安は「健康・お金・孤独」だそうだ。

ここから「不」を取り除く提案が薬局には必要かもしれない。

 

明けて土曜日は専務が吠えた。

はっきり言って話の内容はいいと思うが、何せ早口で聞き取れない。

無理に背伸びをしようとしてボリュームが多過ぎる。

まさに”過ぎたるは猶及ばざるが如し”である。

修行が足りない。

 

昨夜は「HSE・ネクスト全国大会」の前夜祭である。

懇親会会場は異様な熱気が漂う。

申し訳ないが食べ物が余り過ぎる。

名刺をもっての移動が半端ない。

あっという間に馴染み合い。

あっという間に時が過ぎる。

 

ふと自分を振り返る。

今朝も生かされている周りに感謝する。

 

いよいよ今日は自分の出番が控えている。

専務の早口は私に似ていることを反省しながらゆっくり話すように意識したい。

変なところが似るものだ。

 

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ABSは今日も頑張っている!

2019-09-28 06:25:49 | 薬局

今年も始まった。

 

昨日から3連セミナーが始まっている。

金曜日はいつものHSEセミナーからとなる。

お招きする講師は毎回3人である。

それは他社のセミナーには真似のできない講師陣を揃えている。

テレビでもおなじみの講師も多数登壇いただいている。

 

中医協も第2ラウンドに入りかなり煮詰まった内容になりつつある。

当社も傍聴に出向いて、少しでも刺激的な内容がお伝えできればと、日々の努力を惜しまない。

その成果もお伝えできると思う。

 

そして何よりも即実践として使えるのが、土曜日9時からの45分間である。

今、その資料のまとめが終わった。

前日の2講義4時間分を濃縮した内容に、駒形流の分析が深みを増す。

手前味噌と思うなら、是非参加して聞いて欲しい。

出汁が違う。

かなり疲れた。

 

そして、明けて日曜日は「HSE・ネクスト全国大会」が開催される。

お陰様で100人を超える参加者が集う会となった。

今回で8回目を迎える。

参加者の姿を見ていると感無量な極みに至る。

自分が生きてきた証のような気になる。

毎日のブログも無駄ではなかったと自己満足に浸る。

 

今考えているこれからの企画として「地域中小薬局の活性化」を手掛けてみたいとひそかに思う。

地方の薬局経営者が集まって、これからの薬局経営について語り合う場を設けたい。

極めて中小企業診断士的な挑戦である。

毎月の訪問に合わせて、数社からなるグループによる企業診断と経営革新的な提案を、個々にPDCAサイクルで詰めていく。

費用は各社からの寄せ集めで成り立つ程度で良し。

いわゆる団体顧問契約である。

 

前回こっそりと社長職の募集をしてみたが”なしのつぶて”であった。

今度こそは“ひと小山”当ててみたいと目論んでいる。

でも、社長職の募集はあきらめてはいない。

 

さて、今年もKaeマネジメントの年に1度のお祭りが始まっている。

 

いつも東京にいる時は6時くらいに事務所に入る。

今朝は4時から始まった。

ビルの1階の自転車置き場で虫の鳴き声が聞こえている。

彼女でも探しているのだろうか。

秋の深まりを感じさせる。

 

季節は移った。

 

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仏の顔も三剤まで

2019-09-27 06:22:15 | 薬局

こんな議論が進んでいることを知ってか知らずか。

 

以前にも書いたが”知らぬが仏”が当てはまると怖い。

情報に敏感な組織団体は、常にアンテナを張り巡らして、次の対応の準備に余念がない。

しかし、ほとんどの薬局は何が起きているのかを知らない。

知る術がない。

情報は金で買うモノである。

ただなのは、かなり私見が混じるこのブログぐらいのものだ。

 

先日の中医協で「調剤料」に関する議論が始まったと書いた。

その「調剤料」の影響は中小薬局を直撃する。

なぜなら内服薬の処方箋の約45%が14日以下だそうだ。

大型門前や敷地内薬局などは比較的長期の処方箋が多い。

中小薬局は14日以下の処方箋が多いように思う。

この14日以下の「調剤料」の見直しが始まっている。

 

14日までは、ご存知のように7日分以下は1日につき5点、8~14日分は4点となっている。

どの様に見直すのかは、これからの議論になるが日数に応じた算定の整合性がない。

なぜ14日までが日数制で、15日以降は3段階の定額制なのか。

また、例の0402通知から薬剤師以外の者による調剤行為の一部解禁や、機械化による効率化などから見直しが必要としている。

今さらではあるが医療機関内の調剤料の一律9点も引き合いに出ている。

 

問題はこれだけではない。

「一包化加算」にも及んでいる。

これこそ薬包紙に分包するわけではないので、7日ごとに32点の加算になり、43日を超えると220点の定額となる。

ここも7日分と42日分の分包に32点と192点の差があるのかと言われると、分包紙代と電気代くらいしかない。

まさか薬剤師が出来終るまで見届ける訳もない。

院内には一包化に報酬は付かない。

 

薬剤師側の主張も頑張ってはいるが、根拠がない、説得力がない、主張に無理があるなどで誰も認めてはくれていない。

参加している委員のほぼ全員が「調剤料」の見直しに賛成である。

いわゆる”四面楚歌“である。

むなしく拝むように「薬局経営への影響が出ないように段階的かつ慎重に」とお願いするしかない。

 

25日の薬剤師会の定例会見で、「調剤料」の比重が50%以上は大き過ぎるとして、対物業務へのシフトを見直すことに同意のコメントがあったようだ。

これに関しては薬剤師会が関係団体との評価のあり方を議論するとしている。

はっきり言って、今からの議論では遅すぎる。

間に合わない。

見直し議論は始まっている。

中医協は何度も議論するわけでもない。

 

実は触れられていないが、デンジャラスはまだ控えている。

それは「剤」である。

ここには今のところ触れてはいない。

3剤までの根拠がない。

 

書きながら思わず“ためいき”が漏れる。

 

 今日から3連ちゃん!

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必殺、調剤崩し

2019-09-26 04:42:27 | 薬局

対物50%と対人20%の戦いが始まる。

 

昨日の中医協では案の定「調剤料」が狙われてきた。

いよいよ「調剤料」にメスが入りそうだ。

対物業務から対人業務へのシフトは医薬分業における大きな課題である。

2015年に発表された「患者のための薬局ビジョン」から5年の歳月を要して、そろそろ本格的な議論が始まる。

その布石となったのが、ご存知の「0402通知」である。

調剤行為については薬剤師以外の者でもいいのではないかとの問い合わせに、厚生労働省として正式な見解を公表した。

今までは原則として調剤業務は全て薬剤師による行為とした前提で、報酬が付いていたと思われる。

それが薬剤師以外の者でも、一部ではあるかもしれないが「良し」となると、おのずから報酬の見直しも始まる。

 

今回の中医協資料によると、明らかに「調剤料」の存在が大きいことを示した資料が提出されている。

先ず前半の資料では薬局数が未だに増え続けているとしている。

しかもその規模は薬剤師が1.1~2人、処方箋の受付回数が501~1,000回以下の比較的小規模が多いことが示されている。

これは小規模薬局でもやっていけることを表しているようだ。

その根源になっているのが技術料の半分以上を占めている「調剤料」にあるかのようだ。

 

後半には「調剤料」について、まさに特集を組んでいるようだ。

技術料の52.5%が「調剤料」で「薬学管理料」は21.3%しかない。

残りの26.5%は「調剤基本料」としている。

このまとめとして「地域におけるかかりつけ機能に応じた適切な評価や、対物業務への構造的な転換の推進を進めるため、どの様な対応が必要と考えるか」としている。

要は、50%以上を占める対物業務を適正化して、対人業務の比率を上げる報酬改定が必要と主張している。

 

さらに「内服薬の調剤料は投与日数により、5点(1日分の調剤)から86点(31日以上の調剤)まで変動する」として、この格差を見直すとしている。

確かに、業務的には説明のしようがない。

ただ「調剤技術料に占める調剤料の割合は大きく、調剤料の見直しによる薬局への影響は大きい」と助け舟も出されている。

これに安心してはいけないが、確実に「調剤料」の低減は避けられない。

 

因みに、何が根拠か分かりづらい「調剤基本料」に関して定義らしき内容の記載がある。

「調剤基本料」に関し「医薬品の備蓄(廃棄、損耗を含む)、建物、調剤用機器等の体制整備に関する経費」とある。

であるなら中小薬局よりも大手調剤チェーンの大型店舗の方に分がある。

いわゆる門前や敷地内薬局の方が備蓄品目や建物、調剤用機器等の体制整備はしっかりしているような気がする。

ここを主張しだすと「調剤基本料」の区分けに疑義が生じる。

 

あえてここに「調剤基本料」の定義を示したのは、ひょっとして「調剤基本料」が一律になる布石ではないのか。

 

と、ギクッと危惧する。

 

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後がない

2019-09-25 05:49:42 | 薬局

油断させられている。

 

9月に入って中医協における診療報酬改定の議論は第2ラウンドを迎えている。

気になるのは調剤報酬における、処方箋を受け取るだけで算定可能な報酬である。

例えば「調剤基本料」「調剤料」「薬剤服用歴管理指導料」などがある。

不気味なのは9月11日、18日に行われた中医協では話題にすら上ってこない。

後半に、この話が出ると打つ手はない。

まるで、薬価改定時の価格交渉における医薬品卸の対応のように、押さえ込み一本負けになりそうだ。

 

その始まった第2ラウンドであるが共通していたテーマとして、高齢者に対する多剤投与(プリファーマシー)と、それに伴う薬剤費用が取り上げられている。

以前のブログにも書いたが11日の話し合いでは「後発医薬品調剤体制加算」「外来服薬支援料」「重複投薬・相互作用等防止加算」「服用薬剤調整支援料」「服薬情報等提供料」などが課題として上がっている。

 

「後発医薬品調剤体制加算」については、それなりの成果が出ている。

全国健康保険協会(協会けんぽ)は20日の「全国健康保険協会業績評価に関する検討会」で、2018年度の取り組みに対する自己評価結果を示している。

それによると後発医薬品の使用促進については、18年度事業計画で定めた後発品使用割合(75.4%以上)を上回る78.9%を達成したそうだ。

こうなると、いよいよ「骨太の方針2017」に掲げられた2020年9月までに80%の目標は達成可能となる。

気になるのは、80%を達成したにもかかわらずインセンティブとしての「後発医薬品調剤体制加算」の意味があるのかということになる。

 

18日の中医協では「重複投薬」が取り上げられ、ここでも7種類以上の投薬が65歳以上で約4割、80歳以上では約6割になるとしている。

さらに、高齢者になればなるほど医療機関への受診回数が増え、薬局への訪問も増えている。

ここで問題になるのが”かかりつけ”である。

どうも医療にも調剤にも”かかりつけ”への誘導を感じさせる。

そこで「かかりつけ薬剤師指導料」が有効との話に展開するが、その算定状況は何とたったの全処方箋の内の1.5%に満たないとなる。

その他にも前回同様に「重複投薬・相互作用等防止加算」「外来服薬支援料」の算定が少ないとの資料につながる。

 

何となく少しずつではあるが対人業務としてやって欲しいことが見えてきた。

処方箋を受け付けただけで算定できる報酬改定は数字合わせである。

予算を考える時に最もシミュレーションが簡単だ。

だが、ここが薬局の生命線でもある。

 

厳しい話は始めにして欲しい。

心と気持ちの準備が必要だ。

 

などと思っていたら、今日の中医協で生命線に触れるようだ。

ヤバイ!

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冬の陣は悩ましい

2019-09-24 05:01:13 | 薬局

着々と進んでいる。

 

19日に社会保障審議会の医療部会が開催された。

診療報酬改定の流れの中で、内閣は各省庁から8月に出された概算要求を、6月に出した「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に基づき予算を決める。

予算が正式に決まるのは12月になる。

その予算から2020年の診療報酬改定率が決まる。

実質的には、12月の予算決定からでは遅すぎるので、ある程度の目安は既に決まっていると思われる。

 

さらに医療政策を踏まえて診療報酬改定の「基本方針」は社会保障審議会が決めている。

従って、中央社会保険医療協議会(中医協)よりも上位の決定になる。

それらを受けて中医協では医療費の配分が行われる。

従って、今回行われた社会保障審議会の内容は調剤報酬改定にも大きく関わってくる。

 

その社会保障審議会であるが、医薬分業そのものや調剤報酬にかなり批判的な議論が流れている。

昨年行われた医薬品医療機器等法(薬機法)の改定に関する議論が再燃している。

医薬分業の是非論である。

今さら何をいわんやの感があるが、ここでの議論を曖昧にしてきたせいなのか薬局に対する評価は低い。

逆に医療機関の薬剤師の評価は高く、そこへの報酬を評価してはとの議論に発展している。

これは明らかに医師会側の戦略である。

医療制度をめぐる議論はいろいろあるが、医師会側の主張は誰もが統一されている。

要は、薬局批判から診療報酬の横取りにある。

それに面と向かって戦わない薬剤師側があるような気もする。

もちろん財源的には限界なので医療機関の薬剤師に回す報酬はない。

薬局からのシフトなら可能である。

 

ちょっと面白いのは患者の代表として参加している委員から「かかりつけ薬剤師指導料」に対して「患者の同意を書かされる上、選択ができない」との苦言があった。

なぜ同意が必要なのかに理由が不明である。

そもそも民法上は口約束でも契約は成立する。

書類まで必要なのか。

自分でかかりつけ薬剤師が選べない。

3年以上の経験や同店舗での1年以上の勤務実績の縛りがある。

信頼できる薬剤師かどうかは患者が選べなきゃおかしいと思う。

そんな事を言ってくれている委員がいる。

まさにその通りだと思う。

薬局の場合の”かかりつけ”は薬剤師個人ではなく薬局そのものだの一石を投じているように思う。

 

ここに薬剤師の代表は食いついて欲しい。

が、しかし…セクシーであって欲しい。

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おとななじみ

2019-09-23 03:59:50 | 薬局

なじみはありがたい。

 

私は東京に住んでいることになっているが、浅草橋の棲家に寝泊まりするのは、月に10日もあるかないかである。

それでも家賃は払わなければならない。

札幌の自宅には毎月二泊三日で帰っている。

これ以上いると、なぜかしら家内と言い争いになる。

後は、ほとんどホテルに宿泊している。

ホテルの部屋は掃除をしなくてもいいので楽だ。

ただ、洗濯ものが溜まる。

カバンに入れて持って歩くのは3日分が限度である。

着替えの他に化粧道具が意外に重い。

従って、長期の出張になると行く先々のホテルに着替えなどを送る。

洗濯ものは事務所に送り返す。

東京に戻ると大量の洗濯が待っている。

 

そのホテルであるが、行く先々でほぼ同じホテルを利用している。

行くと私の顔を覚えていてくれるので受付がスムーズである。

他にも安くていいホテルがあるが、顔なじみが何となく落ちく感じがする。

 

いつも利用するところには顔なじみになると安心感が出来る。

浅草橋で通う居酒屋がある。

メニューは豊富で美味しいが、人間は贅沢なものでだんだん飽きてくる。

それでもちょっとした時に行きたくなる。

ありがたいのは帰りがけのお金を支払う時に、黙っていても領収書が出てくる。

仕事の関係先も良く連れていくが、帰りの清算が何気なく済ませられるのがありがたい。

 

2ヶ月に1度くらいしか行かない床屋がある。

椅子に座ると「いつもの長さで」と聞かれる。

ちょっと短めだけど「はい」と答える。

1回4,000円であるがなじみだから浮気は出来ない。

最近ちょっと気になることがある。

ここのおかみさんの顔が見えない。

どうも亡くなったようだ。

 

月に1度は欠かせない居酒屋が錦糸町にある。

おかみの“しのぶちゃん”は78歳になる…はずだ。

でもまだ現役バリバリである。

集まるのは同世代の近所の人で、私などは”小あんちゃん”である。

毎月私が行くのを楽しみに待っていてくれる。

私と言うより家内の方が格段の人気である。

70歳を過ぎたお仲間だが私よりお酒が強い。 

ちょっと行くのが怖くなる。

 

薬局も”なじみ”を作りたいものだ。

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見分け

2019-09-22 04:23:06 | 薬局

意外に見つからないことに気が付いた。

 

先週は出張中に、何だか“鬼の霍乱(かく乱)”ではないが、みぞおちの部分に不快感が生じた。

逆流性食道炎のような胃酸過多状態を感じる。

これがなかなか良くならない。

いつもの持ち合わせ薬は、タイミングが悪く事務所に忘れていた。

我慢し続けたが、どうも調子が悪い。

そこで、意を決して、素人考えでガスターとスクラートを求めてドラッグストアを探す。

スクラートは第2類医薬品なので何処のドラッグストアでも扱っているが、肝心のガスターがない。

ちょっと大きめのドラッグストアに行ってみると、ガラスケースに第1類医薬品と書かれて在庫はあるが、そこに書かれた張り紙に、その日は薬剤師がいないことが分かる。

薬剤師は週の内の昼からの数時間となっており、その日は丸々いない日だった。

思わず「何なんだ」と小さな声でつぶやく。

そして、薬剤師はここにいる。

 

処方箋を扱う薬局にならガスターはあると思うが、処方箋もないのに入りづらい。

ガスターはあってもスクラートはないかもしれない。

別に、スクラートにこだわる理由はないが、それしか知らなかった。

調剤専門の薬局は何と言っても敷居が高い。

 

もう1つ気になったのが価格である。

中途半端に薬価を知っているだけにOTC医薬品を買うのは勇気がいる。

はっきり言ってバカらしい気持になる。

いっそのことなら薬価で零売して欲しいなどと考えている内に、買うのを止めてしまった。

我慢していたら何とかなると根性論が無意識に働く。

 

何かしっくりこない一般用医薬品の販売がある。

一般用医薬品の8割以上がドラッグストアなどでの販売となっている。

ところがドラッグストアには薬剤師がいない店舗があり、要指導医薬品や第1類医薬品は販売できない。

その見分けがつかない。

どのドラッグストアも”ドラッグストア“としか看板には表示されていない。

後で気づいたのだが「処方箋受付ます」の看板があれば、間違いなくドラッグストアでも販売していると思われる。

それがなかなか見当たらない。

 

かと言って調剤専門の薬局には在庫が中途半端で、うかつに相談すると希望する薬とは異なるものを勧められるような気がする。

気が弱い私などは断れずに買うしかない。

昔からの老舗のような薬局はしっかりとしたドアがあり、そこを開けてはいるのも気が引ける。

入ったら最後、必要ないものまで買わなきゃ出て来られないような気がする。

 

結果として、胃のしくしくを我慢しながら耐えていた。

 今は、少し回復してきたのでご安心欲しい。

 

昨日は朝からの2便だけが欠航だったようだ。

先方の会社にはご迷惑をかけたと思うと胃がしくしく痛む。

 

 

 

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風がひゅーが

2019-09-21 05:00:45 | 薬局

3時間を楽しもう!

 

今日は地方都市での3時間の研修である。

内容は、1時間弱が薬局を取り巻く状況を解説する。

薬機法改正に伴う変化や中医協の動きなどが主体となる。

難しい話を理解するよりも何かを感じてくれるだけでいい。

それが次への行動につながる。

 

次に、私が研修で一番伝えたいことで、自分の人生の目標を意識して欲しいと言うことだ。

自分は何のために、どこに向かって、何をすべきかを考えるきっかけになれば幸いである。

ここでは「夢は実現する」「目標があればたどり着き方は自由」「わしの話」「マズローの欲求5段階説」など、私の話を聞いた人も多いと思う。

今の自分も53歳の時に自分の目標を見出し、今があるので、いつからでも人生を切り開くのに早い遅いはない。

 

前ふりが長いが、これからが依頼があった「報連相」となる。

この話もブログで何度も書いているので、報告・連絡・相談とは何かを具体的に解説し、日ごろの業務への活用を促す。

最後は、全員で振り返りとして、グループ内での個人の感想などを発表してもらう。

 

と、ざっと3時間である。

途中の休憩は10分程で、出来るだけ全員がワイワイ、ガヤガヤと話し合いながら感じてもらう。

私の研修に対する基本的なスタンツは”楽しくなければ身に入らない”である。

 

研修の修了後は懇親会となる。

何と言ってもちょっと地方である。

飲み会は比較的人気がある。

但し参加者のほとんどは自家用車での参加であり、飲み物はノンアルコールとなる。

 

2020年の調剤報酬改定はどうなるのか見えていない。

ただ、2025年に向けた布石であることは確かである。

本番は2022年とも言われるが、3年間で生き残りの準備が出来るかどうかにかかっている。

そんな時に大事になるのが、職員の時代の変化に対する認識と、会社からの指示が何のためなのかを理解できる普段の体制にある。

 

この会社では6月から薬機法改正に伴う服薬期間中のフォローの実証実験が始まっている。

今は第2段階で、実証実験の検証が行われ、次に向けた工夫と改善の段階に入っている。

前々回の調剤報酬改定では「かかりつけ薬剤師指導料」への取組も積極的だった。

1人の薬剤師が4月の実施前に200人もの同意をもらっていた。

前回の改定では「服用薬剤調整支援料」「服薬情報等提供料」などの算定にも数多く挑戦している。

 

普段の社内啓蒙の成果かもしれない。

 

今日から台風が気になる。

ここは台風の通り道だ。

 

追伸!

早朝から勇んで空港に向かったが、着陸に2度ほど挑戦して、東京発の東京着となった。(帰りの京急にて12:13)

 

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