止められない、止まらない。
どこかで聞いたキャッチコピーである。
同じ様なキャッチコピーが聞こえてきそうなのが「調剤ポイント」だ。
日本薬学会のポスター発表に興味深い内容があった。
「調剤併設型ドラッグストアにおける患者ニーズ」としての発表である。
既に、ドラッグストアにおける「調剤ポイント」はかなり浸透している。
先日も、ある地方で活躍している中堅のドラッグストアの幹部の方から「そろそろ内も『調剤ポイント』を始めようかと考えている」と相談された。
いろいろな団体に所属するために控えていたそうだ。
でも、限界と感じている。
そんな気持ちを裏付けるように、ポスター発表の結果は心を乱す内容となっている。
「『調剤ポイント』の付与を終了したら」との問に「利用をやめる」と答えたかたが59.2%もいたらしい。
こうなると「調剤ポイント」は調剤併設型ドラッグストアにとって「止められない、止まらない」存在になってしまった。
この他にも店舗の選択理由として「買い物が出来る」(24.8%)、「待ち時間が少ない」(20.6%)、「ポイントがつく」(17.7%)、「自宅・病院から近い」(11.9%)、「クレジット払いが可能」(7.5%)と続く。
気になる「薬剤師の薬の説明が良い」(4.0%)、「薬剤師の人柄・対応が良い」(1.8%)と低くなっている。
患者は薬剤師の質よりも利便性を重視している結果となった。
ここでも注目して欲しいのが「調剤ポイント」である。
この調査からドラッグストアにおいては「調剤ポイント」の有無は生命線になりつつあるかもしれない。
OTCのネット販売で影が薄れているが、この行方が気になる。
大手ドラッグが四半期決算の発表の中で、調剤併設型ドラッグストアの開設を加速するとしている。
実は、ここが「調剤ポイント」の火付け親だ。
また、ドラッグストアの決算報告をみていると、相変わらず「調剤が好調で」となっている。
基本的にマンツーマンや門前での開設ならわかるが、ドラッグストアの処方せん獲得は面での対応となっている。
それが増えているということは、近隣の薬局の処方せんが食われていることを意味している。
「何だか最近処方せん枚数が減っているね」などと呑気なことを言っている場合じゃない。
新しい処方せんを増やすには、既存の処方せんの維持の3倍の労力を要する。
確りリピートさせる仕組みを考えて欲しい。
さて、ゴールデンウィークも中休みに入った。
毎夜、毎夜でかなり肝臓も疲れを来たしている。
明日は健康診断なのでアルコールは9時までしか呑めない。
これはかなり生活酒肝病が進んでいそうだ。
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いろいろな団体に所属するために控えていたそうだ。
でも、限界と感じている。
そんな気持ちを裏付けるように、ポスター発表の結果は心を乱す内容となっている。
「『調剤ポイント』の付与を終了したら」との問に「利用をやめる」と答えたかたが59.2%もいたらしい。
こうなると「調剤ポイント」は調剤併設型ドラッグストアにとって「止められない、止まらない」存在になってしまった。
この他にも店舗の選択理由として「買い物が出来る」(24.8%)、「待ち時間が少ない」(20.6%)、「ポイントがつく」(17.7%)、「自宅・病院から近い」(11.9%)、「クレジット払いが可能」(7.5%)と続く。
気になる「薬剤師の薬の説明が良い」(4.0%)、「薬剤師の人柄・対応が良い」(1.8%)と低くなっている。
患者は薬剤師の質よりも利便性を重視している結果となった。
ここでも注目して欲しいのが「調剤ポイント」である。
この調査からドラッグストアにおいては「調剤ポイント」の有無は生命線になりつつあるかもしれない。
OTCのネット販売で影が薄れているが、この行方が気になる。
大手ドラッグが四半期決算の発表の中で、調剤併設型ドラッグストアの開設を加速するとしている。
実は、ここが「調剤ポイント」の火付け親だ。
また、ドラッグストアの決算報告をみていると、相変わらず「調剤が好調で」となっている。
基本的にマンツーマンや門前での開設ならわかるが、ドラッグストアの処方せん獲得は面での対応となっている。
それが増えているということは、近隣の薬局の処方せんが食われていることを意味している。
「何だか最近処方せん枚数が減っているね」などと呑気なことを言っている場合じゃない。
新しい処方せんを増やすには、既存の処方せんの維持の3倍の労力を要する。
確りリピートさせる仕組みを考えて欲しい。
さて、ゴールデンウィークも中休みに入った。
毎夜、毎夜でかなり肝臓も疲れを来たしている。
明日は健康診断なのでアルコールは9時までしか呑めない。
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