医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

強風注意報!

2017-01-31 06:03:38 | 薬局
大幅な修正をかけて来るのでは。

内閣府は25日の経済財政諮問会議で中長期の財政試算を示した。
基礎的財政収支(プライマリーバランス:PB)を2020年には黒字化する目標を掲げていた。
その目標が、どうやらかなり難しい状況になっている。
PBとは簡単に表現すると税収(収入)と支出がゼロになることである。
これによって国は借金をしなくて済む。
2016年7月の試算では2020年の予測が5.5兆円の赤字だったが、今回は8.3兆円に拡大している。
今後の予想でも、今のまま行くと2020年度は11.3兆円の赤字になる可能性がある。
難しい解説をしても始まらないが、要は身近な社会保障費に大きく影響があるって事である。

PBの赤字を解消するために2015年に打ち出されたのが、2016年から2018年の3年間の社会保障費の増額を1.5兆円にすることが閣議決定した。
その結果が、2016年には1,700億円が削減され、2017年の予算では1,400億円のやりくりとなった。
もちろん2018年も社会保障費の増額は5,000億円以内に抑えられるが、既に5,000億円すら出せない状況に陥っている。
こんな金欠状態にもかかわらず、本来なら今年の4月から消費税が2%アップする予定だったのが流れた。
くだらない選挙のために引き伸ばして2019年の10月からとした。
これも財政を大きく狂わす要因となっている。

さて、何となく大きな話は関係ないと思っていたら大間違いだ。
このツケが調剤報酬と薬価改定に回ってくる。
社会保障費の増額を抑えると言っても、年金は減らすわけにはいかない。
年金を大幅に減らすと高齢者の暴動が起きる。
既に、何となく分からないように減らす仕組みが導入されている。
年金受給者は増える一方である。
介護保険も超高齢化社会で2025年には今の2倍以上に膨れ上がる。
2018年の介護報酬改定ではかなり厳しい要求が予想される。
意外に見えてこないが生活保護費も伸び放題だ。
ほぼ半分を高齢者が占めている。
中でも医療扶助が半分を占める。
何と言っても高齢者と医療は切っても切れない関係にある。

では、社会保障費の中における医療はどうなるのか。
医療技術は日進月歩で高度化している。
いやがおうにも限られたパイに侵略してくる。
薬価は意味不明のまま引き下げが続く。
何を言われても黙って従う調剤報酬は格好の餌食になる。
まして調剤技術料に関する医療貢献へのエビデンスは見えてこない。
さらに薬局の評価は極めて低い。
追い打ちをかけるように“偽薬”のチェックすら怠っていた。

29日の日経新聞に「医薬分業 ぼやける構想」の記事が目に止まる。
さらに「患者に役立ってこそ」と皮肉られて書かれる始末である。

風は強そうだ。








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槍放題

2017-01-30 06:26:33 | 薬局
なし崩しになった。

既にご存知のように、いわゆる「調剤ポイント」に関する事務連絡が、厚生労働省保険局医療課から地方厚生局医療課に出された。
要は、実質的に「調剤ポイント」が認められたように受け取れる。

内容は初めにポイントの是非について書かれている。
「医療保険制度上、ふさわしくない」、「適切な健康保険事業の運営の観点から、ポイントの提供等によるべきではない」としている。
本文の一部なので分かりづらいかもしれない。
要は、ダメだと言いきれていない。

その上で「以下の①から③までのいずれかに該当する保険薬局に対し、口頭により指導を行い、その上で改善が認められない事例については、必要に応じて個別指導を行う」と書かれている。
これは地方厚生局への事務連絡である。
となるとタレこみは(表現がいやらしい)は厚生局にとなる。

その禁止事項は、
①ポイントを用いて調剤の一部負担金を減額することを可能にしているもの
②調剤一部負担金の1%を超えるポイントの付与をしているもの
③調剤一部負担金に対するポイントの付与について大々的に宣伝、広告を行っているもの
(具体的には、当該保険薬局の建物外に設置した看板、テレビコマーシャル等)
となっている。

先ず、ここから1%のポイントは認められたと受け取れる。
何のために今まで日本薬剤師会や日本保険薬局協会が「調剤ポイント」の反対を言い続けてきたのかとなる。
逆に、国が認めたんだから積極的に扱うことを考えた方がいい。
この先も頑なに反対の姿勢を崩さずにいるとドラッグストアに処方せんが流れるだけになる。

これは敷地内薬局についても同じだ。
国が認めているんだから、その対応を考えた方がいい。
何ごとも大事なことは決まる前に何をしたかじゃないのか。
“悪法も法なり”である。

基本的に「調剤ポイント」を使っての調剤の支払いは今のところ聞いていない。
だからあえて禁止事項として出さなくても良かった。

宣伝・広告はどうだろうか。
とあるGMS(イオンの様な大型スーパーマーケット)にある薬局には「調剤のお支払いは○○○カードがお得です」とレジ横に書いてある。
一部のドラッグストアにもそれらしきが見える。
具体例として出された建物外やテレビコマーシャルは実際にあるのだろうか。
もっと現実的な事例を示して欲しい。

で、これに関する指導は5月1日からだそうだ。
4月30日までは“やり放題”を容認したってことなのか。

へぇ~んなの。





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いいかげんにしろ!

2017-01-29 05:36:25 | 薬局
恐ろしい噂があるもんだ。

ある薬局では期限切迫品を大量に買い漁るそうだ。
従って、その薬局では患者に渡す薬が常に切り替わる。
同じ銘柄の期限切迫品などそんなに買い揃えられないからかもしれない。
患者は不安だったんじゃないかと想像できる。
でも、門前の恐ろしさで、それでも患者はその薬局に行ってしまう。

期限切迫品があったらいくらで売るだろうか。
そのまま期限を待つとゴミになる。
ゴミになるのなら多少でもお金に変えたいと思うのが当然だ。
薬価の30%にも成るだろうか。
残りの期限にもよるがせいぜい20%くらいかな。
そんな薬を買って使うと利益率は自ずと高くなる
ある薬局ではどんな経営をしていたのか経常利益率が17%前後だったと聞いた。
驚く数字である。
よほど社長の報酬が低かったのか。

ある薬局では医薬品卸の機能も有していた。
だから期限切迫品も仲介できたのかもしれない。
もちろん自前の薬局も経営している。
期限切迫品などは、外箱がないものや添付文書をなくした薬もあったはずだ。
いわゆる零売(一般的には小分け)では良くあることだ。
薬局同士のやり取りでは当たり前に行われている。
そこには暗黙の了解の信頼関係がある。

実はそこに大きな落とし穴があった。

上記の話はあくまでも根拠のない噂からの想像の世界である。

さて、大きな問題に発展しそうなのが「ハーボニー配合剤」の偽造品事件である。
本来なら薬の番人のはずの薬局で起きてしまった。
全ての信頼が失われたような感じを受けた
それにしても箱も添付文書も無い状態で薬剤師が投薬するだろうか。
ちょっと信じられない。

もっと信じられないのはボトルの中の薬が明らかに偽物だと分かる状態だったってことである。
似ているなら気付かずに終わったかもしれない。
似ていない、異なる2種類が混ざった状態ではすぐばれる。
それは想定していたのだろうか。

これだけ大きな問題の割には行政の動きが鈍く感じる。
関係先の薬局や怪しい医薬品卸への業務停止くらいあっても良さそうな気がする。
薬局の社長は年棒を240万円にするそうだが、これも意味不明で中途半端だ。

それよりも知らずに飲んだ人がいないのだろうか。
その偽物の成分は何なのか。
もっと情報公開を望む。




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私はどこ

2017-01-28 05:54:06 | 薬局
ポジション知っている?

2025年の”地域包括ケア”に向けて、2018年度の医療・介護報酬改定が進められている。
ここでのキーワードは「連携」である。
厚生労働省の出世頭の人が「「地域包括ケアの中で、薬局・薬剤師がその役割を適切に果たし、地域で暮らす方々が医薬品を適切に使用できる環境づくりが非常に大事になってくる」と、これからの薬局・薬剤師のあり方を示唆している。
さて、皆さんの薬局は”地域包括ケア”のどこにポジションしているだろうか。

私がセミナーで使っている資料に”地域包括ケア“を簡略した図がある。
そこのどこに関係して、どこと連携しているかを線でつなげてみることが大切になる。
例えば、医療機関であれば訪問診療を積極的に展開している在宅医療支援診療所などがある。
さらに、在宅患者で緊急性がある場合の入院を受け入れてくれる病院なども必要となる。
訪問看護ステーション、ケアマネジャーがいる居宅介護支援事業所とのつながりはあるのか。
ここは薬の勉強会に効果ありだ。
それぞれのスタッフが事務所に戻るのは18時前後である。
それから書類作成などの業務が待っている。
薬局も18時までの開局で片付けを終えると19時近くになる。
それから近隣の訪問看護ステーションや居宅介護支援事業所などを訪問して30分くらいの勉強会がちょうど良い。
短い時間だけど大事なことは回数を重ねて顔が見える関係作りが大切になる。

その他にも、高齢者施設などは薬に関する不安を抱えていることが多い。
何と言っても働くスタッフは医療とは無関係な人が多い。
「特定施設」には入所者30人に1人の看護師が必要になる。
ところがサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)には看護師の基準などない。
体調が悪い時の対処がもっとも不安なのだ。
ここでも薬の勉強会が喜ばれる。
そして、頑張って継続していると、何と言っても処方せんの獲得につながる。

中学校区に1ヶ所くらいある「地域包括支援センター」は市町村の委託事業である。
きわめて行政に近い存在である。
ここも攻めておきたい。
ここでもやっぱり薬の勉強会が有効である。
ここに認められると”認知症カフェ”などの依頼がくる。
ここは行政との連携の要である。

そんな地域の連携が後々効いてくる。
まずは、自薬局の”地域包括ケア”におけるポジショニングの確認をお勧めしたい。
既に、繋がっている連携はより強く太く、未だ繋がっていない連携は積極的な訪問が欠かせない。

「調剤室の中に経営のヒントはない」
もっと外に目を向けよう!

大阪、広島、福岡と連続して「薬局経営研究会」を行ってきた。
参加している人は小さな挑戦が始まっている。
そして、小さいけど着実に成果が出始めている。

"幸せは歩いてこない、だから歩いて行くんだよ"と歌が頭をよぎる。

今日は姫路県で3時間コースの職員研修が待っている。
多くの人との出会いは嬉しいものだ。





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何個練るだろう

2017-01-27 06:25:05 | 薬局
大事な時期を迎えている。

1月も下旬に入った。
まさに“光陰矢のごとし”である。
私も粛々と満60歳を過ごしている。

さて、この時期は来期に向けた計画を練り、その下準備にかかる大事な時である。
少なくとも2018年の調剤報酬改定や薬価の引き下げを予想した動きが必要になる。
それに連動する介護報酬も考慮する必要がある。
中医協のある委員が調剤報酬と介護報酬における在宅の整合性を図ると主張している。
私の勝手な予想では個人宅は650点(単位)に、高齢者施設等は300点(単位)になるような気がしている。
その他にも保険薬剤師の訪問回数が週40回もどうなるのか怪しい。
40回に根拠性がないにも関わらず何も物申さないこともおかしい。

そんなこんなを予想して今からの準備が大切になる。
先ずは、患者数をどうやって増やすかがある。
これはかなりの努力が必要になるが地道にやるしかない。
近隣に住んでいながら大きな病院の門前で薬をもらっている患者も多い。
その門前の薬局に不満はないのか。
その不満を「当薬局なら解消できます」のメリットを考えて欲しい。
「かかりつけ薬剤師指導料」の算定している患者の抱え込みも重要である。
抱え込みと言うと聞こえが悪いが、薬の一元的で継続的な管理は大切である。
私がセミナーで良く言っている眼科、耳鼻科、皮膚科、整形外科などの処方せんは確実に減る傾向にある。
そして、近隣の薬局から「小分け」の依頼は来ていないだろうか。

在宅の実績もしっかり作りたい。
薬剤師1人が在宅患者1人を最低でも管理させたい。
薬局のためもあるが、その薬剤師の経験のためにも欠かせない。
これからは超高齢者が増えて「通院が困難な患者」が増えてくる。
にもかかわらず、いつまでも薬局で患者を待っている時代ではない。

職員の業務改善も行いたいものだ。
今のやり方でいいのだろうか。
出来るだけ無駄を省く業務の仕組みが必要になる。
そんな時にお役に立つのが「報連相」研修である。
今なら特別に「業務が円滑になるPDCA」研修もセットで行っている。
新年度でもあり社員のやる気を育てたい。

1~2月初旬は、来期の計画を練る大切な時期である。
2月中旬からは社内への計画の浸透させる期間になる。
社員全員が計画内容を理解して、具体的に何をどう行動するのかを考えさせる。
そして、この計画に基づき3月は実施準備にかかる。
準備と言っても実践そのものである。
それによって4月から実績として成果が期待できる。

今が一番大事な時を迎えている。

そんな計画の準備について25日から大阪、広島そして本日は福岡の「薬局経営研究会」の中で話す。
少しでも意識してくれると変わるんだけどなぁ~。






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やべぇ~あべ

2017-01-26 06:28:37 | 薬局
未だかつてないかも。

安倍首相は20日に召集された第193回通常国会の施政方針演説の中で、「薬価制度の抜本改革を断行する」と表明した。
2年に1度の薬価改定を毎年実施する。
これはゆるぎない。

そうなると調剤報酬の7割前後を占める薬局にとって大きな問題となる。
通常、2年ごとの薬価改定では平均6%前後の引き下げがあった。
7割の6%とは4.2%になる。
単純ではないが処方せん単価が4.2%ダウンするってことになる。
これは1日100人の患者が来ているとすると、104.2人の患者に来てもらわないと売上が下がることになる。
外来患者数が増えている薬局は稀有である。
人口の自然減もあり、ドラッグストアの調剤ポイントの引き寄せもあり、「かかりつけ薬剤師指導料」による処方せんまとめもある。
たった4.2%と侮れない。

因みに、2018年は通常改定でいい。
2019年は4月に改定を行い、9月の消費税増税時にまたやるのか。
中途半端な時期の消費税増税が変なところで変なことになってきた。
なぜ9月なのか?
あべこべだ。

毎年薬価改定があるってことは、毎年薬価調査も毎年ある。
その調査の結果、西暦の遇数年は全面改定に、奇数年は乖離幅の大きな品目が引き下がる。
どちらにしても毎年薬価調査の洗礼を受けなければならない。
そうなると製薬メーカーは戦々恐々となる。
特に後発医薬品メーカーの安売りは製品の命取りになる。

製薬メーカーにとって薬価が下がると連動して売上が下がる。
薬価は利益の源泉でもある。
当然のこととして守りに入る。
守るには医薬品卸への仕切り価格を引き上げることになる。
医薬品卸も利益を確保するために薬局への納入価格を引き上げる連鎖が起きる。
価格交渉はかなり難航することが予想される。
しかも期待外れになる可能性が高い。

薬局は薬価差益の圧縮から逃れられない。
さらに後発医薬品の使用促進で相対的な薬価も下がる。
踏んだり蹴ったりとなる。
これだけではない。
やっと政府も少し気にかけてくれ出したが、3月末の在庫差損が大きい。
今まで放置されていたこと自体がおかしな話だった。
医薬品卸にも3月末在庫の問題はあるが、これはそれなりの製薬メーカーの対応で守られている。
守られていないのは薬局を始めとした医療機関である。

薬価が毎年改定になると、医療機関の在庫差損の関係から分業が促進される可能性もある。
ここは狙い目である。

薬価差益が少なくなるからと言って”現金問屋”からの購入は危険度が高い。
未開封でもロット番号が消されていたりする。
もちろん箱なし添付文書なしなどもってのほかだ。

まさか箱なし添付文書がない製品は買わないよね。

肝心なことを忘れていた。
財務省は社会保障費の増額5,000億円に薬価の引き下げを有効な手段と考えている。
薬価調査の内容が厚生労働省に入るとどうにでもなるような気がする。
材料を仕入れたら料理の仕方は調理人の腕次第だ。

どんな料理が出て来るのか楽しみである。






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思いでは重いで

2017-01-25 06:14:00 | 薬局
危ない、あぶない。

何なんでしょうか。
今回の“ハーボニ―偽造品事件”は。
ここはあえて「事件」と言いたい。
怖い話だと思いませんか。
報道によると偽造品は箱や添付文書がなかったとある。
そんな薬を薬剤師が患者に投薬するんでしょうか。
ちょっと信じがたい。

さらに、その販売元をたどるが「実態解明に至らず」ってありだろうか。
何とも体たらくな医薬品流通だと思いませんか。
問題を起こした会社のホームページを閲覧するが、謝罪と事実関係について記されていた。
スズケン以外からの医薬品卸業4社とあるが、取扱い医薬品卸はスズケン以外では東邦薬品と葦の会と呼ばれる医薬品卸しかないはずだ。
関西の葦の会だとケーエスケーくらいじゃないだろうか。
はっきり言って取扱いのない医薬品卸ってことになりそうだ。
さらにさかのぼって調べた結果、医薬品卸の在庫の中から9ボトルが発覚している。
この医薬品卸の会社名を公表すべきじゃないだろうか。
他にもここから買った薬局があるかもしれない。

もう既にご覧になった人も多いかと思うが、「薬局の大疑問」と題して別冊宝島が発行されている。
興味がある人は本屋で表紙くらい立ち見して欲しい。
一般の人が見ると、いかに薬局がグレーなビジネスかをイメージさせる表紙である。

何となく思い出して欲しい。
前回(2016年)の調剤報酬改定の前触れは2015年の2月から始まった。
2月に「薬歴の未記載」が発覚、5月には「無資格調剤」の内部告発があった。
これらを踏まえて薬局バッシングの報道が続いた。
テレビでも新聞でも「こんなにお金を払っている」と批判されていた。
その結果として「調剤基本料」の引き下げがあり、「かかりつけ薬剤師指導料」などの導入につながった。
私は確認していないが、当該薬局(会社)に対する行政処分はあったのだろうか。

これだけではなくやり残しもある。
それが院内と院外の格差である。
この根源は「調剤料」にあることは何度もお伝えしている。
ここはたったの1点程度でお茶を濁している。

さて、話を戻すが2018年度の調剤報酬改定をどう攻めるかとなると、今からの仕掛けが必要になる。
何ごとも不祥事から攻めるのが早い。
さらに国民からの不平や不満、さらに納得しがたい内容から手を付けるのがコンセンサスを得やすい。
私は一連の出来事が2018年の調剤報酬改定に向けた仕掛けじゃないかと危惧している。

今年の秋風は寒そうだ。








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今から…やれ!

2017-01-24 05:59:26 | 薬局
ノウハウが必要なのか。

「基準調剤加算」の必要要件に薬剤師による在宅訪問業務の実績がある。
これが何と直近1年間でたったの1回である。
はっきり言ってバカにされている。
ご存知のように前回までの在宅実績は「基準調剤加算2」で、直近1年間の実績が10回だった。
これも少な過ぎる。
在宅での服薬管理が必要な患者がいたら、少なくとも月に1~2回の訪問が必要になる。
始めは患者の服薬状況を把握し、対応の仕方を検討するために2週間ごとに訪問したい。
順調になれば月に1度で調整できる。
となると在宅患者1人いると1年間で少なくとも10回以上の訪問になる。
1回ってどんな訪問なんだ。
必要なかったて感じじゃないのか。
そんな1回を受け入れた中医協の委員が情けない。

昨年4月の調剤報酬改定時点で、新しくなった「基準調剤加算」(32点)は全体の約15%ほどだった。
これとほぼ肩を並べていたのは「在宅患者調剤加算」(15点)でこちらも約15%だった。
「在宅患者調剤加算」の要件は、直近1年間の在宅業務実績が10回以上だ。
という事は、今回の「基準調剤加算」と「在宅患調剤加算」は、15%でリンクするってことになる。
要は、在宅業務の実績があった薬局が基本的に「基準調剤加算」を獲得できた。

さて、その在宅であるが2018年の調剤報酬改定に大きく関与しそうな気配を感じている。
厚生労働省の武田局長は、これからの薬剤師の在り方で常に”地域包括ケア”における連携を強調している。
これは薬剤師による在宅業務の重要性を匂わせている。
国が期待している部分に調剤報酬はついてくる。
やらずに保険調剤は成り立たない。

最近、在宅の実績がある会社が自社の在宅訪問業務をノウハウにコンサルを始めている。
ある面では私のライバルである。
はっきり言って、在宅は思うほどハードルは高くない。
ネットなどで調べる程度でも十分対応できる。
適用する患者は身近にいる。
80歳を超えた高齢者は何らかの支援が必要になる。
薬局で薬を渡す際に、自宅の服薬状況を確認すると飲み忘れや残薬があることがわかる。
高齢者施設への有効な攻め方もある。
ある会社の施設営業担当者に私の”わざ”を伝授している。
彼は忠実に実施する。
その結果、すでに10数箇所の特養やサ高住を獲得している。

やる気になれば何でもできる。
いくら人から聞いても、納得だけしてやらなきゃ前には進まない。
更に、人がやったのと同じようにはできないものだ。
いつも言っているが”人の作った道は自分の道じゃないんだよなぁ”である。

まずは、やってみなはれ。
困ったときはやっている人に聞けばいい。

昨日は寒かった。
でも、上田であったかぁ~い蕎麦がうまかった。
飲み過ぎて新幹線があっという間に東京についた。




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左右の確認

2017-01-23 06:13:54 | 薬局
楽な業界なのかと思っちゃう。

普段、何気なく支払っているお金は何を根拠に適正だと考えているのか。
例えば、医薬品の購入価格である。
意外に、どことも比較していない様だ。
もちろん企業秘密なのかもしれないが、自社の購入額が安いのか、高いのかさえもわからない。
とある会社の話であるが、医薬品の期限切迫品を大量に安く買いたたくそうだ。
もちろんその薬が薬局で使われる。
期限切迫ゆえに期限までに使いきれるのかどうかは定かではない。
きっとそんな薬局がハーボニ―偽造品みたいなのを引いちゃうんじゃないだろうか
今回の話ではないと思うけど。

その他にも知りたい費用はいくらでもある。
会計事務所の顧問料はどうだろうか。
相場が見えていない。
もちろん労務の量にもよる。
丸投げでは高くても仕方がない。
会計事務所が勧める会計ソフトが割高だったりする。
毎月、会社に訪問してくれるが資格のない担当者ってことも多い。
だから何を聞いてもチンプンカンのトンチンカンだったりする。
また、税理士等は基本的に節税対策など自ら言わない。
良かれと思って節税対策を勧めると、素人は勘違いして思わぬ方向に進んでしまうことがある。
結果として節税ではなく脱税まがいに発展する可能性がある。
そうなると税理士は脱税ほう助として免許のはく奪になることもある。
誰しも危ない橋は渡れない。
税理士の上手な使い方は、自分から勉強してプロの知恵を授けてもらうことだ。
これが面倒なのでなかなかやらない。
同じ様に社会保険労務士の顧問料もバラバラである。
普段はほとんど活用しないにもかかわらず高い報酬を払っていることも多い。

意外なのはセキュリティーの会社もたまに見積もりを取ると下がることがある。
もちろん相場など知らないと思う。
でも、見積もりを取られると、誰しも”ヤバイ“と思うんじゃないだろうか。

見積もりで思い出したが、薬袋や分包紙、コピー用紙なども…が有効だ。
何だかいやらしい奴だと思うかもしれないが、これも大事な仕事の一環だ。
その他にも建築コストも坪単価くらいはベンチマークしておきたい。

私のコンサル料は極めて単純である。
比較の仕様がない。
基本的に薬局のコンサルタントが少ないからかもしれない。
だから言い値だ。
しかも極めて良心的である。
さらに契約期間は6ヶ月ごとの見直しである。
成果が出ないと思ったらすっぱり切ることが出来る。

指導の仕方がかなり厳しいので耐えられない人には向いていない。
若手の経営者には”おやじ”のつもりで叱る。
でも、とことん面倒は見る覚悟で臨んでいる。
何といっても”むすこ”のつもりで接しているからだ。

要は、他との比較が大事だってことである。

以上!







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もっと、ほっと!

2017-01-22 06:24:27 | 薬局
落ちつく時間を過ごす。

先週と言うか金曜・土曜日は毎月行われているHSEセミナーの開催だった。
講義は3部構成になっている。
金曜日の午後から2講義、翌日は、そのまとめのダイジェストを私が担当し、その後に3講義目が入る。
実は、これだけではない。
12時から14時まで、飛行機の時間待ちの人のために薬局の将来を占う「薬局未来塾」も開催している。

今回の1講義目は、「地域に根差した薬局のブランド戦略」についてである。
これがなかなか面白かった。
内容については私のセミナーネタなのでここでは…教えない。

次は「ポリファーマシーとは? その取り組みについて」である。
この話は極めて薬剤師的な内容であるが、これから評価されるであろう病棟薬剤師のあり方が見えてくる。
このポリファーマシーについては、いかに薬局が医療機関と連携できるのかが問われてくる。
今後の大きな課題でもある。

私の土曜の朝は忙しい。
前日の2講義の内容を整理してまとめる作業がある。
通常は3時ころ起床する。
懇親会の疲れも、二日酔いにも負けずに起き上がる。
シャワーを浴びて歩いて5分の事務所に向かう。
ここで静けさの中、黙々とまとめが始まる。
6時には新聞を読んで、7時5分初の地下鉄で五反田に向かう。
9時から45分のまとめに、参加者からの人気がある。
はっきり言って、ここだけでも価値がある。

土曜日の3講義目は「広がり続ける終活」がテーマである。
高齢者に人気があるセミナーと言うと「終活」である。
まったく知らない世界としての葬式に関する情報があった。
あらためて死を迎えてた準備のなさを感じさせられる。
当たり前と言えば当たり前だが、必ずいつかはやって来る。
しかも突然もあリ得る。
何となく身につまされる内容だった。
さて、どうなるのか?
準備を急がなくては。

セミナーに参加している人は、ご存知だと思うが金曜日のセミナーの後は、懇親会が5時15分くらいから始まる。
ここでは20数名の参加があり、全国各地からの情報で盛り上がる。
賢い参加者はここでしっかりベンチマークを行っている。
自薬局の現状が他薬局と比較してどうなのかを検証している。
また、調剤報酬の算定が可能かどうかの情報も重要なテーマでもある。

そして、1次会が終わり2次会はKaeがご招待でネパールカレーを振る舞う。
始めににネパールビールで乾杯する。
その後はインドワインが配られる。
このワインが意外にも美味しい。
さらに、ここのタンドリーチキンは好評である。
もちろん本命のナンとカレーも美味しい。
みんな1次会でそれなりに食べてきたはずにもかかわらず、カレーを良く食べる。

と、私のひと月の大きなイベントが終わった。
今日はゆっくり朝からお酒でも飲もう!








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