医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

行く年

2012-12-31 06:00:55 | 薬局
残すところ…あとわずか。

先を見ると長く感じるが、後ろを振り返るとあっという間に過ぎている。
“光陰矢のごとし”とはよく言ったものだ。
大晦日にふさわしい話題を1つ。

セックスレスが進行しているらしい。
1ヶ月間に性交がないセックスレス夫婦が16~49歳で41.3%となっている。
この調査は2年毎に日本家族計画協会が「男女の生活と意識に関する調査」として公表されている。
先ほどのセックスレス夫婦であるが04年は31.9%だったのが、06年34.6%、08年36.5%、10年40.8%と少しずつ増加傾向にある。
これじゃ日本の人口が増えるはずもない。
ここで思ったのだが、この調査は16歳の夫婦から始まっている。
この16歳から20歳くらいまでの夫婦ならセックスレスは少ないのでは。
そうなるとそれ以上の夫婦のレス状態はかなり重症となる。
因みに、35~39歳が最も高く46.9%だと言うから驚く。

セックスに積極的になれない理由として男性の28.2%が「仕事で疲れている」を上げている。
同じ理由で女性も19.3%と言うから、どんな仕事をしているんだと言いたい。
次は、「出産後何となく」で男性が17.9%、女性が20.5%となる。
さらに末期的なのが「面倒くさい」が男性で12.0%、女性で23.5%となっている。

動物は種を残すことが大切なはず。
それが面倒だとなると、お先真っ暗になるのではないだろうか。

新しい年は、皆がセックスフルで行きたいものだ。
除夜の鐘と共に…。

行く年に感謝して、来る年に期待しよう!



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リーチ

2012-12-30 06:34:49 | 薬局
欲しかった資格があった。

それは“中小企業診断士”である。
お陰様で、何とか平成9年に取得できた。
実は、この資格には3度目の正直がある。

1回目は大学3年のころに、何を思ったのか極めてマイナーな“中小企業診断士”に挑戦しようと通信教育を始めている。
テキストが届き、中身を見るが全く意味不明だが、何となく面白い。
テキストを読みながら通信の添削など受けるが、返ってくる用紙は赤ペンだらけ。
とりあえずひと通りの内容を終えたが、とても試験に挑戦できるレベルではない。
そうこうしていると本番の薬剤師国家試験の準備が始まった。

2回目は社会人になって半年が過ぎた頃だ。
少し会社にも慣れて生活に余裕が出来たので再挑戦をしたくなってきた。
が、これもテキストを読むだけで根性が足りなかった。
そして、3回目がやって来た。
これは以前にも書いたと思うが、友人の勧めで“宅地建物取引主任者”の資格に挑戦して弾みが付いたのだ。
まさか3度目の挑戦が自分でもあるとは思ってもいなかった。
これはさすがに根性が入った。
資格取得までの3年間は3時間以上寝たことが無い。
ただし、これは夜の時間で昼寝はよくしていた。

この“中小企業診断士”が取れた時に、「夢は実現する」が実感できた。
何事もやれば出来る。
ただし、せっかく頑張って資格であるが、人に言わせると「足の裏の米粒」だそうだ。
それはとっても食えない。
業務独占がない資格は自らの営業力が武器になる。
その点で薬剤師は優位だ。

さて、今年も残すところわずかになってきた。
来年に”夢“を大きく膨らませたい。

今日から札幌の母親が東京にやってくる。
今年の年末年始は家族で東京だ。
これも夢のような話である。



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ゴーゴー

2012-12-29 06:33:50 | 薬局
本当に似てたんだってば!

生まれたのは北海道の片田舎で三石町(新ひだか町)の町立病院だったらしい。
片田舎と言うと怒られるが馬の生産地であり日高昆布の地でもある。
それから間もなく隣町の静内町(新ひだか町)に移り住む。
ここで中学時代を過ごす。
ごく普通のどこにでもいる中学生だったが、実は当時は“郷ひろみ”に似ていると良く言われた。
他のクラスからわざわざ見に来る人までいた。

参観日に、母親が参加して帰ってくると決まって叱られる。
良く分からないが、先生から「お宅の息子さんは、私をバカにした態度を取る」と言われるそうだ。
確かに、そんな生意気さがあったと思う。
めったにないが好きな理科などは予習して授業に臨む。
そると、何やら訳の分からない説明をしている。
思わず「それって…」と言い出す。
嫌なガキだ。

中学時代に好きな女性がいた。
高校に入ってからも文通をしていた。
手も触ったこともない。
ここが今では信じられない事実だ。
あれから40年が過ぎ去った。
今でも会ってみたいと思う。
「あの時、好きだったって」迷惑な告白してみたい。

高校は苫小牧で下宿生活をしていたが、3年の9月から11月までの3ヶ月間は猛勉強をした。
毎日、ボールペンで書きながら覚えるのだが、1日にボールペン1本使い果たす猛烈ぶりだ。
で、なぜ11月で終わったかと言うと、その彼女が札幌の専門学校に行くと聞いたからだ。
そこで、決心した「俺は札幌の予備校に行こう」と。
ところがいくつか受験した薬科大学のうち1校に合格してしまった。
それでも親父に「俺は札幌の予備校に行く」と言うと、「バカそこしか受からないのに何言ってる」と一蹴された。
結果として、良かったのかもしれない。
予備校に言っていたら、今頃は何やっていたのか分からない。

これも本当だが、高校3年の大学受験の相談で、担任の先生が「おまえ、どこ受ける」と聞くので「薬科大学です」と答えると、な、な、なんと返って来た答えは「お前に受かる薬科大学などない。お金もかかる」だと。
頭に来たから「お前に相談した俺がバカだった」と返してやった。
それ以来、受験相談はなくなった。

全く関係ないが、高校時代に付き合った女性などいない。
今の時代とはずいぶん違う。
そして、今とは違いずいぶんうぶだった。



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出来たこと

2012-12-28 06:32:04 | 薬局
仕事納めかな。

今年を振り返ってみると、3月には九州の方々を対象とした北海道の薬局見学ツアーがあった。
3月にしてはかなりの雪で、高速道路や定山渓温泉までの山道を、滑るように走るバスの運転に参加者の顔が引きつっていた。
その定山渓温泉では語り尽きない明日への薬局作りの夢が時間を忘れさせてくれた。
12時を過ぎて、お酒も飲み干し自分の部屋に戻ると、また話しが延長となる。
お陰様で2時を回っていた。
眠い目を擦りながら午前の訪問は北海道薬科大学である。
親しい教授に案内され、今どきの学生のレベルの高さを感じさせられる。
北風が吹く大学校舎前の金看板の前で集合写真となる。

さて、本番の薬局見学では本格的なドライブスルー薬局を見せてもらう。
そして、店舗つくりや患者に対する考え方など大いに参考になったと思う。
さらに、かつて私が社長を務めた薬局にも協力をいただき見学する。
ここでは在庫管理システムや人事制度に対する考え方など説明がある。
さすが元の主の考えが浸透していると感心した。

この夜は訪問先の方や地元で東京のセミナーに参加の方も交えた交流会が華々しく開催された。
サッポロビール園でのジンギスカン食べ放題、生ビールの飲み放題である。
ありがたいことに地元組みが接待役をかってでてくれた。
もちろん男組みの夜のススキのコースもだ。

10月にはささやかな夢を叶えさせていただいた。
それは“全国大会”である。
よくよく考えると、この時期はどこもかしこも学会や研究会が目白押しだ。
にも拘らず、北は北海道の留萌から南は鹿児島など九州から、そして何と言っても沖縄からも参加いただけた。
まさに、感無量だ。
前夜祭の飲み会にも多くの方に参加いただいた。
来年はもっと多くの方々が出会える機会を作りたいと意気込む。
“人は感動で動き、出会いで変わる”を実践すべく、多くの感動と多くの出会いを創出したい。

不安の内に始まったのが“ネパール医療視察研修”である。
何と言っても異国の地だ。
何が起きるか分からない。
でも、お陰様で参加者からたくさん笑顔をいただけた。
何かしらの収穫も大きかったと実感している。
水が飲めない、電気も消えるなどあって当たり前から“見失いかけた幸せ感”と、発展途上国で活躍する医療関係者の姿から”医療人としての自覚“を学べた。

“全国大会”と“海外研修”は2006年6月に私の手帳に刻まれた宣言だ。
“夢は実現する“と信じて、小さいけど達成感に浸っている。
来年も挑戦は続く。

さて、医療機関や薬局の方には申し訳ないが、今日が仕事納めとしたい。
ただし、ブログは続く。



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どこが違うんだ?

2012-12-27 03:30:20 | 薬局
ついに立ち上がれるか薬剤師。

本来の姿じゃないかと思うが。
薬剤師が来局者の訴える症状から病名を適切に推測してOTCを販売したり、医療機関への受診勧奨が出来る様に研修が始まるそうだ。
これはかなり踏み込んだ取組みだ。
日本薬剤師会と日本チェーンストア協会が2013年9月から育成研修を開始する。
3年かけて、まずは都道府県薬剤師会と関係団来の代表を集めた「指導者研修」を行い、その指導者が全国に広げると言うものである。
これは医師が行う診断とは微妙に異なり、あくまでも来局者の症状から病名を推測する臨床判断と言うことらしい。
はっきり言って紛らわしい。
それに、いつも主張しているが、なぜにOTCでなければならないのか。
「処方せん以外の医薬品」の零売だっていいじゃない。

この背景には、日本医師会の反対を押し切ってスイッチ化に持ち込んだ「エパデール」の影響あるようだ。
超高齢社会を迎えて生活習慣病は単なる疾病と言うより、日常的な体調変化になりつつある。
それを最寄の薬局で対応できないかと国も考えていると思われる。
きっと厚労省からの圧力もあってのことではないだろうか。
あの団体が自主的に「寅のしっぽ」を踏むようなことはしないと思う。
どちらにしても目指すのは国民の健康維持にある。

今回の研修もさることながら、これも毎度毎度で申し訳ないが、「服薬指導」をあらため「服薬支援」としてはいかがだろうか。
ちょっと思いつきなネーミングなので、あらためて考えたいと思うが、薬の飲み方を説明するのではなく、薬がより効果的に効かせるための指導や説明である。
そこには食事指導や運動療法、生活習慣の改善等が入ってくる。
そして、それに調剤報酬のフィーが付く。
全てとは言わないが生活習慣病の特効薬は食事や運動、そして日常の生活の中にある。

さて、そんな素晴らしいコメントがあったと思うと、少し頭を傾けたくなるような発言も伺える。
医師会や病院団体からの医薬分業に関する問題提起を受けて、会長が「最大のポイントは患者の分業への理解不足」としている。
患者に理解してもらう努力が足りなかったと反省もあるが、患者のせいではない。
明らかに薬剤師が、分業がどの様に医療に貢献してきたかの啓蒙活動の不足によるものではないだろうか。
さらに「分業当初は、医療機関と薬局の両方に行かなければならない2度手間がデメリットだと言われたが、それを上回る良さがあったからこそ医薬分業が進展してきた」ともコメントしている。
本当に国民の心はそこにあったのだろうか。
かつて私も社長をしていた。
ある公的な労災病院が処方せんを出すと決まって、目の前に薬局を開局した。
病院の意向があっての開局である。
初めはそれなりに処方せんが出ていたが、患者からの苦情で院外か院内かを患者の選択に任せるようになった。
すると急速に処方枚数が減少した。
これって薬局の対応が悪かったと判断すべきなのか、それとも患者が薬局へ行くのが2度手間だと感じたからなのだろうか。
もっと他に原因があった様に思う。

何だかいつも他人事の様なことで事が流れてしまう。



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手抜きはヤバイ

2012-12-26 06:12:30 | 薬局
これでも良くなったと言えるのか。

またも覆面調査が行われたようだ。
日経新聞(12/23)にOTCの第1類販売の薬剤師による文書を使った説明不足が掲載されていた。
それでも前回の31.5%から今回は55.2%とかなり向上している。
と、言えますか?
調査は11年11~12月に実施され、調査員が一般客を装い、全国の約6,100の薬局を訪問、販売状況などを調査している。
55.2%は詳細な説明があったとされ数値である。
口頭だけの説明や、文書の配布のみを加えると全体の95.1%(前回90.6%)になり、何らかの対応をしている事になっている。
でも、それじゃダメなんでしょ。

何だか薬も軽く見られている様な気がする。
確かに、薬だか何だかわからない物がたくさん出回っている。
「特定保健用食品」なども効くのか効かないのか、広告やコマーシャルでは効きそうな宣伝に思える。
でも、本当に効くのであれば薬になる。
「効くかもしれない」のは誤解を招くだけだ。
これも何らかの圧力って奴なのか。
逆に、薬の成分が入っているにも拘らず、ドリンク剤などは「医薬部外品」、これまた意味不明となる。
これは売らんかなの意気込みなのか、どこででも売らせろと販路拡大なのか。
この結果として、今ではドリンク剤の売上ナンバーワンはコンビニになったと聞いた。
他にも飲んでも吸収しそうにない健康食品やレモン何個分のビタミンCやレタス何個分の繊維など、本当かと思う宣伝が氾濫している。
大体レモンにビタミンCが豊富なのか、レタスは繊維が多いのか?
こうした宣伝の審議を審査するのも薬剤師の役割だと思うなだが…。

ところで、先日少し触れたが薬のネット販売も上記の覆面調査が応援する形となった。
きちんと説明しなくても特別な問題が生じていない事が証明されたようなものだ。
従って、ネットの販売も問題なしとなる。
さらに、登録販売士の経歴詐称問題から、専門性がなくても売れるじゃんとなる。
実務経験がなくても試験が通れば売れる。
こうなると止まらない。
かつての薬局はますます窮地に立たされる。
世の中は便利になって、猫も杓子もネットで購入する層が増えている。

“店頭で商品を見つつ、実際に買うのはネット”という購入形態を、「ショールーミング」と呼ぶのだそうだ。
普段飲み続けている健康食品なども、ドラッグストアで価格を確認し、自宅のパソコンから再度検索して価格を見比べて買う。
恐ろしい世の中になったものだ。
これに負けじと店頭販売は安さに磨きをかける。
新政府がデフレ解消を謳い文句にしているが、この不景気感から価格訴求力はかなり強い。
時代が変わったってことなのか。

また、牛丼が安売りを始めている。
ライバルの焼き牛丼も好調だ。
でも、中身がちょっと不安になる安さだ。



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忘れていませんか

2012-12-25 06:12:41 | 薬局
いやはや忙しいようだ。

ある職能団体のホームページを覗いてみた。
何気なく診療報酬関係とあるので開いてみる。
あった、あったとさらに進むと何だか変だ!
元に戻してよくよく見ると平成22年の改定じゃないか。
日付を見ると2010年5月6日となっている。
あぁ~前回のかと…納得。
でも、これでいいのか。
高いか安いか相場がないので分からないが、会費を支払っている方がいる。
その会費で賄われている。
まぁいいか。

2014年の診療報酬及び薬価の改定は既に水面下の攻防が始まっている。
医師サイドは医師会や各種病院会も診療報酬アップを画策している。
今回圧勝した自民党への貢献度もアピールしている。
これを受けて自民党も医師会には逆らえない状態だ。
しかし、医療費枠は限られている。
医師会サイドはさすがに頭が良い。
自分たちは限られたパイの中でやりくりしていると主張している。
でも、足りない。
そこで医療への貢献度をアピールしだした。
さらに、給与までも持ち出して、比較して欲しいと訴えている。
これはかなり厳しい。

薬価も何が何でも下げなければ財源がない。
長期収載品の特別引き下げとして4~6%ほど引き下げられることが承認されたようだ。
これは調剤薬局にとって大きい。
さらに、2014年から増税される消費税の議論も見えてこない。
薬局にとって保険収入の6~7割を占める薬剤のコストアップが考えられる。
薬価が引き下げられて薬価差益が減少し、消費税分の価格訴求が出来なければ確実に利益は圧縮される。
未だに聞こえてこないが声を大にして何らかの主張がないと間に合わない。
既に、遅いかもしれない。

ホームページから分かることは時代から取り残されているのでは。

ところで、ついにサンタは来なかった。
枕を並べておいたのに…。



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そんな時もあった

2012-12-24 06:41:29 | 薬局
サンタクロースがやってくる。

子供たちが小さいころ、お父さんはサンタクロースだった。
比較的金銭的に余裕のない我が家では、クリスマスツリーが買えなかった。
そこで、お父さんは模造紙を買ってきて、そこに大きなクリスマスツリーやトナカイに乗ってやってくるサンタクロースの絵を描いて貼ったものだ。
これが意外に上手い。
何か手本があると同じ様に描けるのが不思議だ。
今でも写真が残っている。
その絵の前でおどける3人の姿が可愛らしい。(今はうっとうしい)

子供たちには事前に欲しいものを紙に書いて神棚に置くように話してある。
かつて実家はお店をやっていたので神棚がある。
今でも自宅に供えてある。
この神棚に願いがこもったメモが置いてある。
夜中にこっそりと見て、それぞれの希望にかなうように買い揃える。
予算の関係もあり、若干異なる場合も出る。
それはサンタもない袖は振れない。

さて、待ちに待ったクリスマスイブがやってくる。
何時もより少し贅沢な食卓で、サンタはアルコールが進む。
札幌のクリスマスイブはほぼ雪景色のホワイトになる。
深々と降る積もる雪は外の音を遮断する。
子供たちが早くストーブの火を消すようにせがむ。
サンタが火傷しちゃうそうだ。
サンタは煙突から入って来る。
この細い煙突からどうやって出入りするのかと思いながらも「早めに寝る」と約束をする。
子供たちが寝静まると、こっそり枕元にプレゼントを置きに行く。
どんな夢を見ているのか。
どんな大人になるのか。
きっとかつて同じことが繰り返されていたのだろう。

そんな「きよしこの夜」も明ける。
目覚めた子供たちが、サンタがプレゼントを持ってやって来たと喜んでいる。
そんな姿を見るのがお父さんのささやかな幸せだった。

今夜は早く寝るぞ!
一人で…。



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コメント (2)
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思い切って

2012-12-23 06:36:46 | 薬局
削れるのか。

衆議院選挙で圧勝した自民党は、生活保護の給付水準の原則1割カットを掲げている。
この施策も国民が支持したと考えていいのだろうか。
既に、昨年の12月で生活保護受給者数が200万人を突破している。
そして、未だに留まる事を知らず増えている。
幸いなことに我々の業界にいるとあまり不景気感を感じないが、世の中はかなり厳しいようだ。
産業構造の変化が製造業を海外生産に転化している。
少子高齢化による消費の冷え込みもある。
東日本大震災の傷跡もかなり大きい。
そして、低所得な高齢者も増えている。
生活保護を受けている方の42.5%は高齢者だ。
現役時代に年金保険料が支払えなかった方や、国民年金の保険料を全て支払っても基礎年金額は月額6万5千円程度だ。
これでは生活が成り立たない。
2番目に多いのが障害者とその世帯が32.6%となる。
ここも厳しい。
3番目が母子世帯で7.6%になる。
以前このブログでも書いたが、母子家庭の半分近くがサイレントプアだそうだ。
サイレントプアとは手取り額が年間112万円以下の声なき貧困をさしている。
そして、このサイレントプアの多くが夜の怪しい仕事についている実体もあるらしい。
にも拘らず、ここから給付をさらに1割もカットできるのだろうか。

世の中何ごとも自己責任といえばそれまでだ。
しかし、死ぬまでに使いきれないお金があるなら、世のため人のために使ってみてはどうだろうか。
残念ながら、私にはそこまでの余裕がないのが寂しい限りだ。
でも、少しおかしいのは、この生活保護給付費の使い道だ。
何度も触れているのでお分かりのように47.2%が医療扶助となっている。
34.7%が食費などの生活扶助、15.0%がアパート代などの住居扶助である。
そんなに虚弱なのか。
この医療扶助に1割負担または0.5割負担を課す。
ただし高額医療には負担上限を設けてみてはいかがだろうか。
そうすると必要な医療しか受診しなくなるかもしれない。
薬も後発医薬品を選択するようになる。
これでかなりの生活保護費が削減できるのではないか。

かつて自民党時代に自治体の窓口で申請審査を厳しくした「水際作戦」をしたことがある。
その結果、必要な給付が受けられず餓死した人もいた。
逆に、民主党時代は給付しやすくしてみた。
すると不正受給が急増した。
何とも難しい扱いである。

これからの手腕に期待したい。

そう言えば、医薬品のネット販売が出来る様になりそうだ。
この影響は大きい。
詳しい情報がないので来年の1月11日までお待ちください。




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わかりやすく教えてよ

2012-12-22 06:41:07 | 薬局
どうも分からん!

日本銀行が10兆円の追加金融緩和を実施するそうだ。
これによって景気の悪化を食い止めるらしいが、何がどうなって食い止めるのだろうか。
この10兆円の使い道は長期国債で5兆円、短期国債が5兆円だそうだ。
何でも銀行が保有する国債を日銀が買い取るらしい。
それってお金を発効している側が自分で買い取るってことじゃないのか。
そうなるとお金の価値が下がるってことか。
お金の価値が下がるってことは、逆に考えると物の価値が上がるってことになる。
物の価値が上がるってことは物価が上がるになるのか。
どうも頭の良い方が考えることは難しい。

どちらにしてもこの国の1番の問題は人口が減少していることじゃないのだろうか。
人口が増えれば消費が増える。
消費が増えると産業全体が活性化される。
人口を増やすには子供を増やす施策が必要になる。
子供を増やしたければ後進国を見習うのがいい。
どこも子沢山だ。
その理由は夜が長いからだと思う。
先進国はどこも、いつも明るすぎる。
例えば、夜は10時から計画停電にしてはいかがだろうか。
電気も不足しているらしいから。
そうなるとやることがないので布団に入る。
そこで、ハマちゃん(浜崎伝助)曰く「合体」となる。
それだけじゃない。
夜遅くまで遊び歩いている若者も家に帰る。
飲食店も閉まっている。
腹が減っては遊びもままならない。
世に言う不良は居なくなる。

2055年と言うと43年先になるが、日本の人口が8,993万人になると予想されている。
この内訳として65歳以上が40%になる。
さすがに私は生きていないので無責任に語れるが、どうやって社会保障を賄えるのか。
社会保障には年金、医療、介護があり、今急速に伸びているのが生活保護である。
生活保護は働けるが職がない人も多いが実は高齢者が多い。
人口が減少して栄えた国はあるのだろうか。
今、20代の若者にツケが回る。
年金も医療も介護も給付なしになる。
それだけじゃない。
生活保護制度もなくなっているかもしれない。

因みに、先ほどの65歳以上が40%と書いたが、この40%(3,646万人)のうち2,386万人が75歳以上(65%)となっている。
この75歳以上の高齢者の医療費は全平均の約3.5倍になる。
そして、現時点で65歳以上の約10%に認知症が見られる。
この現実は、先延ばしできない日本の危機ではないだろうか。

医療保険制度がこのまま行けるとは思わない。
どこかの段階で思いっきりはしごが外される。
宙ぶらりんにならない様に、確りぶら下がるか、今は辛くてもよじ登っておくかの違いは大きい。



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