医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

政権交代

2009-08-31 06:33:45 | 薬局
政権交代しました。
何が変わるのでしょうか。
どの様に変わるのでしょうか。
日本の社会保障が抱える問題は大きいです。
選挙のたびに美味しいメニューが運ばれてきて、何となくその場は満足感があるのかもしれません。
でも、お金を払う時になってぎょっとすることがあります。
先ずは財布の中身と相談が必要です。
それによってメニューも決まるものです。
私は牛丼が好きです。
カウンターにある紅しょうがをたっぷりまぶして食べると絶品です。
お店の方には申し訳ないと思いつつ、気がつくと入れ物の半分近く頂くこともあります。
それで価格もリーズナブルです。
年金も医療も介護も、どこかで誰かが財源のたな卸しをする時期が来たと思います。
財源がないのなら、それなりのメニューで我慢が必要です。
美味しいものを食べるには、何かを我慢するやり繰りが必要です。
無駄も省かなきゃいけません。
昼食を牛丼にしたので、今夜はホッピーが1杯追加できそうです。

子供たちに大人の付けがまわらないように、今の収支バランスをお願いしたいものです。


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販社か卸か

2009-08-27 07:56:04 | 薬局
スケールメリットの追求になるのか。
大手調剤チェーンがスケールメリットを活かして、ジェネリックの製薬メーカーや卸を展開している。
これも他の流通業を見れば当たり前と言えば当たり前のことである。
仕入れコストは最も大きな課題である。
大量仕入れは当然大きな値引きにつながる。

コンビニは小売業であって卸業だと思う。
単品少量発注を可能にするには、自社がコントロールできる卸が必要となる。
その必然性から窓口卸が誕生した。
それぞれの品目ごとに卸に発注すると、最低発注ロットが決まっていて、少量では配送してくれない。
また、配送してくれても各社各様の配送スタイルで、店の前は大型配送車でごった返しになる。
お客が止める車のスペースが配送車スペースとなる。
それを解消すべく誕生したのが窓口卸である。
各社から運ばれてきた商品を集めて、再度個別に分けて地域ごと、個店ごとに配送する仕組みである。
しかし、これだけではない。
この卸から物流リベートなど全て吸収しているのだ。
かくして窓口卸は労務費だけの利益となっている。
これも会社が異なるので自社の給与水準に合わせる必要がない。
安く賄えるということである。
ある程度のスケールが出来上がったら、次は流通コストの削減となる。
製薬メーカーがいいのか卸業がいいのか…?
後者の体制が出来上がって、次が前者かな?

どちらにしても流通は常に再編の波にさらされている。
来年の薬価改正は医薬品卸の再編に拍車がかかるのではないのかな?
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火の用心!

2009-08-24 07:56:22 | 薬局
新業態がぞくぞく誕生する。
ローソンとマツキヨが業務提携と日経新聞の1面を飾る。
コンビニとドラッグストアのコラボレーショである。
コンビニは今の店舗面積ではアイテム数に限界がある。
現在でも2,000品目程度の絞込みを行なって、機会損失をなくすように努力している。
わずか30坪では2,000品目でも所狭しとなる。
当初は3,000品目あったが、利便性を追求するあまり、ATMやコピー機などのスペースも必要となった。
片やドラッグストアは大型化が進んだが、並べる商品に苦慮していた。
本来のヘルシー&ビューティーだけでは店舗が埋まらない。
また、客寄せパンダではないが集客商品にも限界がある。
以前のドラッグストアの店奥には、チィッシュ、トイレットペーパー、乳幼児のオムツ、ミルクが並んでいた。
これらはパンダ商品である。
より毎日来店してもらうためディリー商品が店を飾りだした。
ディリー商品とは日配品とも呼ばれ納豆、豆腐、漬物などの半加工品である。
これが店舗奥に配置して、お客を引き寄せるマグネット効果を狙っている。
最近では弁当なども売れ筋になりつつある。
気がつくとお互いの業態が歩む寄る形になっていないか。
これはコラボも近いと予想していたところである。
さて、さてローソン&マツキヨ連合軍かヨーカードー&アインの連合軍か、この勝負は見ものである。
それぞれ作戦はあると思うが私は後者のほうに分があると思っている。
どちらも最終的には処方せんの獲得をどの様に仕掛けるかにかかっている。
そうなると、やっぱり後者かな?
私なりの戦略から創造すると…
これも当たるも八卦当たらぬも八卦である。

それにしても、既存の薬局はどうなるのか。
マンツーマンの調剤薬局も対岸の火事ではない。
火は既にくすぶっている。

禁煙家の私にはけむったい。


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彷徨うネクスト

2009-08-21 07:34:21 | 薬局
調剤薬局という業態が本格的に誕生して30数年が経過した。
あっという間の30数年である。
しかし、この間に多くの調剤薬局大手が誕生した。
中には1000億円に手が届く大企業までもが出来上がった。
まさに時代の寵児である。
医薬品卸の売上も、気がつくと薬局で半分以上が占められている。
これも予想外だと思う。
30代、40代で起業した社長も50代、60代となり、一つの時代が変わりつつあることを感じていると思う。
もちろん体力的なことも含めてかもしれない。
確かに風は向きを変えつつある。
従来のやり方が通用するとは思っていない。
時代は常に非連続だ!
過去の成功体験が、これからの成功を妨げることは良くある。
マンツーマン、門前神話も通用しなくなりつつある。
ビジネスモデルが変わる。
それを受け止めるのが次の後継者であるが、ここが育っていない。
というよりも育てていないのかもしれない。
薬剤師不足から自分の子息を薬剤師にし、現場に貼り付けてしまう。
薬剤師としてのスキルは上がったが、管理能力は潜在したままとなっている。
会社とは、経営とは、組織とは…なんだ?
決算書は何をどの様に見たらいいのか?
部下とのコミュニケーションが上手くいかない。
そんな彼らも30代中ごろになっているのではないか。
そろそろ経営者として、管理者としての素質を磨かないと間に合わない。
ここままではネクストの苦悩が始まる。


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よく出る

2009-08-20 08:15:44 | 薬局
ラックス…?
あるグループホームでそう呼ばれているのは、パントシン散と重カマの配合剤である。
これがよく出る。
高齢者の薬剤に欠かせないのが便秘薬である。
その中でも重カマ(重質酸化マグネシウム)は定番品目のようだ。
散剤も錠剤もよく使われている。
安くて使い勝手がいいのかもしれないが、実は副作用も多々報告されている。
中には死亡する例もあるらしい。
定期的に血中のマグネシウムの量を測定する必要がある。
にもかかわらず、測定された形跡はない。
定期処方に確りと組み込まれている。
薬局はその警告をしなければならない立場であるが、なかなか声を出して主張しづらい。
もちろんセンノサイドやアローゼンなどもオーダーが多い。
更にラキソベロンもよく聞く名前だと思う。
これら便秘薬は使用しているうちに効かなくなる様だ。
追加、追加でかなりの量を服用している方もいる。
量だけじゃない種類もである。
それでもダメなら浣腸となる。
先日は150mlのマグナム浣腸が処方された方がいた。
150mlというとコップ7分目くらいであろうか。
これを肛門から飲み込むのであるからたいしたものだ。
大腸検査でもするのかって感じである。
これだけ便秘薬を使うとトイレ掃除も楽じゃない、などと余計な心配をしてしまう。
ところが、高齢者施設に伺うと、この便秘薬がかなり余っている。
ラキソベロン系の薬剤は、使われないまま転がっている。
「もって帰ってください」と言われてもゴミになるのでいらない。
下水に流してくださいと指示するが、近所の川の魚たちも下痢しそうだ。
出るものがなけりゃ入らないというが、生きていくということはたいへんである。

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目覚めよ!

2009-08-17 06:53:17 | 薬局
お盆と年末は亡くなる方が多いように思う。
以前、実家が生花店を営んでいて、この時期のなるとなぜかしら葬式の盛り花が出る。
商売繁盛でいいようであるが、実はこの時期の菊は仕入価格が高いのである。
忙しいわりに儲からない。
それはさて置き、高齢者の増加は独居と認知症対策が大きな問題である。
高齢者の生活保護者も増加している。
アパート暮らしをしている高齢者で、生活保護を受けている方は多い。
行政も保護課あたりで、その実態と生活状況を把握するように努めている。
火事などを起こしても問題であるが、それよりも大きな問題が「孤独死」である。
したがって、身寄りのない生活保護高齢者は、それなりの管理がなされている高齢者施設に入所してもらう事になる。
これが群馬の火災によってクローズアップされた。
東京周辺には、都内から送られてきた多くの高齢者が、施設で生活していると聞いたことがある。
事実関係を調査したわけではないので、あくまでも聞いた話と受け止めて欲しい。
行政としては、孤独死は大きな責任問題である。
現実問題として、ご本人の希望もさることながら、それなりの施設入所の必要性を認めざるを得ない。
もう一つの問題が「認知症」である。
家族が認知症になったら自宅での介護はかなり困難を極める。
グループホームなどを訪問していて、その大変さが感じられる。
中には暴れる、大声を出す、勝手に出かけて行方不明になる。
アリセプトや抑肝散が良く使われる。
もちろん火事などの火の始末も目が離せない。
かくして家族はグループホームや精神科が運営する入所施設へ、認知症の改善と称して入所してもらう。
これも致し方ない。
これが、これからの高齢社会の住の実態である。
昨年の診療報酬に「居住系施設」なる表現が出てきた。
これは将来を見据えた高齢者の住を表したものである。
在宅というと一戸建てを思いがちであるが、これからの在宅は集合による施設の住である。
この対策を薬剤師としてどの様に取り組むかが重要な課題となる。
既に、医師も看護師も介護関係者も動き出している。
眠れる獅子はいつ目覚めるのか。
いや、眠れる猫かもしれない。
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ちょっとお気に入り

2009-08-15 11:32:38 | 薬局
「カズヤさん いますか」と電話がある。
これは居宅療養管理指導を実施している昭○さんからである。
どういう訳か名前でご指名が来る。
何やら体調が悪いようだ。
電話の向こうから倒れそうだと訴えている。
さて、困った!
取り合えず、担当のケアマネ(介護支援専門員)に連絡して、介護タクシーなどの手配をしてもらうように指示する。
私も気になったのでご自宅に向かう。
頭が痛くてぶっ倒れそうだと言っている。
ケアマネとは連絡がつき、指示待ちとのこと。
行きつけの医療機関に連れて行こうかと誘ったが、ケアマネからの連絡を待つという。
夕方、処方せんのFAXが来たので、無事に受診できたようだ。
調剤してお届けにあがるが、症状は改善したようだ。
一人暮らしの高齢者はケアマネの調整能力にかかっている。

居宅療養管理指導を実施する場合、担当ケアマネとの協力は欠かせない。
92歳になる弥○さんは日に日に認知症が進んでいる。
薬も飲んだり飲まなかったりの状態である。
4月から担当ケアマネからの依頼で居宅療養管理指導を実施している。
2週間ごとに薬をボックスにてお届けするが、順調に服用しているのは眠剤だけである。
後は毎食後の薬剤がまばらに残ってしまう。
何とかしなければと思い、1週間のカレンダーで管理してみる。
これはカレンダーに薬を入れるポケットがついたもので、そのポケットに薬をいて飲み忘れを防止するものである。
しかし、これを行なうには毎週ポケットに充填しなければならない。
でもいいか!
この方の居宅療養管理指導料は月2回である。
後は、寛大な私からのサービスとする。
かくしてカレンダー管理は始まった。
担当のケアマネにも連絡した。
すぐにケアマネからカレンダーを確認した旨の連絡がある。
ヘルパーが訪問した際にカレンダーへの充填も指示してくれた様だ。
これはありがたい。
とは言っても、責任感から毎週出来る限り訪問して確認している。
すると、ケアマネから残薬の管理表をヘルパーに作らせて管理してくれているという。
お陰で弥○さんの服薬状況は大きく改善している。
一人暮らしの高齢者へのかかわりはケアマネを中心にマネジメントが行なわれている。
薬剤師はケアマネとの協力体制を大切にしないといけない。

実は、このケアマネにはちょっと魅力を感じている。
介護サービスを始める前のサービス担当者会議で、テキパキと進める姿がかっこ良かった。
思わずケアマネへの報告もまめになる。


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沖縄の黄金言葉(くがにことば)

2009-08-12 05:08:32 | 薬局
「ただ今、ご紹介いただきました駒形です」と沖縄デビューが始まった。
本来の目的である研修の始まりである。
内容は職場内のコミュニケーション作りと仕事の進め方、そしてアクッションラーニングを使った質問力の効用などである。
終盤は薬局、薬剤師を取り巻く環境を話して終了となる。
詳しい内容は、依頼先への配慮でご勘弁願いたい。
知りたい方は個別にご連絡下さい。
などと言っている間に、朝の9時から17時までの長時間が過ぎ去った。
お蔭様で参加者の反響は上々のようだ。
と思っている。
研修が終了すると、ありがたいことに主催の薬局が食事の場を設けてくれた。
昨日に続き感謝、感謝である。
エスコートしてくれたのは誠実そうな(いやいや誠実な)男性職員と明るく笑顔がまぶしい女性職員である。
先ずはビールで乾杯となるが、この女性は大ジョッキーでオーダーだ。
因みに、我々は中ジョッキーである。
もちろん銘柄はオリオンである。
乾杯と共に、女性職員は、その飲みっぷりのいい事、思わず見ほれてしまうほどである。
飲むほどに陽気になり、場は大いに盛り上がる。
その内に、沖縄民謡のライブが始まった。
何とも心地がいいリズムに心も体も沖縄気分となる。
更に、何やら踊りが始まった。
その女性の手の振りが何ともセクシーである。
男は手をグーにして踊るのだと教えられ、不恰好ながら踊りの輪の中に入っていった。
彼女は一人輪の中心で、従業員のように声を上げて盛り上げている。
凄い!
沖縄はいいところだ。

そんな彼女からメッセージをもらった。

いっちゃりばちょーで「一度出逢ったら皆兄弟」
世(ユー)や捨(シ)てぃてぃん 身(ミー)や捨(シ)てぃんな「世間を捨てても 自分自身は捨てるな」
注釈に
どんな世の中でも、自分自身を見失ってはいけない という沖縄のことわざです。社会は繁栄と衰退の繰り返しで、今は苦しく厳しい状況でも、じっと耐えていればいつか状況は好転しチャンスが到来する。そのときの為に今は自暴自棄にならずに自分自身を大切にし目標を持って生きよ!という教えとの事。

なんと素晴らしい言葉であろうか。
でも、覚えるのがちょっと難しい。

素晴らしい言葉に感謝して、ありがとう!
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めんそーれ!

2009-08-11 08:19:01 | 薬局
空気が違う景色が違う。
ここは念願の沖縄だ。
出迎えてくれた女性は愛ちゃん(宮里)に似たエキゾチックな女性である。
もちろん一人ではない。
今回の企画を受け入れてくれた専務が一緒である。
実は、私がまだ足を踏み入れた事がない都道府県は宮崎、鳥取、島根そして沖縄だった。
そこで、海外研修でご一緒した専務に研修はいかがですか、と押し売りしたのである。
ちょっと気が引けたが快く快諾していただき、今ここに、沖縄の地を踏むこととなる。
13時半頃に到着して、遅い昼食をすることになる。
連れて行かれたのは開店して50数年になるステーキ屋さんだ。
その名も「ジャッキーステーキハウス」である。
店にはたくさんの家族連れが、お目当てのステーキをほおばっている。
我々もさっそく「テンダーロインステーキ」をオーダーし、私は地元のオリオンビールも追加する。
音を立ててステーキが運ばれてくる。
ちょっと辛めのソース(残念ながら名前は忘れた)をかけて食べると最高である。
肉は柔らかく、ジューシーで食べやすい。
店の入り口には信号機のようなランプが付いている。
赤は、ただ今満席 進入OK  黄色は、やがて空席 青は、空席ありとある。
赤でも進入OKというところが粋な計らいだ。
お腹を満たして散歩がてら首里城見学となる。
中国文化を感じさせる、その佇まいは、この地が独立国であったことを感じさせる。
戦時下でほとんど焼けてしまったようだが、その普及作業が進んでいる。
一見の値がある。
この夜は沖縄の民家のような料理屋で食事となる。
社長も常務も同席し、にわか幹部会議が始まった。
ここではこれからの薬局について意見交換となる。
途中、三味線を弾いて歌を披露してもらった。
方言とは難しいものである。
その演奏している方の出身地を聞いて驚いた。
なんと函館だそうだ。
なんでも沖縄民謡に弾かれて修行中とか、沖縄には人を魅了する力がありそうだ。
社長は終始にこやかで、薬局名の「すこやか」を地でいっている感じだ。
それにしても泡盛が美味い。

取り合えず。
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ODって何だ?

2009-08-07 07:31:25 | 薬局
不動品の交換を始めている。
これがなかなかスムーズに行かない。
先ずは、不動品のリストアップから始まる。
この見切りが難しい。
不動品として交換した後に、処方せんが舞い込んでくることもしばしばである。
ここは思いっきりが必要となる。
リストが出来上がったら、知人の薬局に連絡して、お互いのリストの交換となる。
今は、メールがあるので情報交換はスムーズである。
かつてはFAXでダラダラとやっていたものだ。
その後、それぞれが引き取れる品目を選んで交換となる。
もちろん総薬価が同じになることはないので、不足分はどちらかが妥協して、相手側の使用品目で調整する。
微調整はマーズレンS顆粒などの汎用品で行なう。
何回か交換を行なっているが、売れ残りはいつも決まっている。
その大半が、とある医療機関からの処方せんに対応した薬剤が多い。
また、最近では剤形変更による不動品も出てきている。
昨日も、あるメーカーが「これからはOD錠を主体で販売していきます」と言ってきた。
従来品(ODなし)は中止の方向です。
またかよ!
先日はジェネリックメーカーが不採算のため中止を言ってきた。
誠に勝手極まりない。
このジェネリックは次回の処方分を確保して、対応できるように小分けしてもらった。
しかし、今度のOD錠はそうは行かない。
なぜなら小分けが出来ない品目だそうだ。
更に、不動品になり期限が切れた場合は、保健所に連絡して廃棄処理が必要となる。
なにやら覚醒剤原料らしい。
どうする、どうする。
などなど詰め寄るが答は出てこない。
おいおい。
こんな質問は想定していないのか。
在庫はどうなるんだ!
会社名が製品名なんだから、確りした対応をして欲しいものだ。

世の中には、どうしようもない無駄がある。
メーカーの勝手で薬局が泣きを見るのは納得がいかない。
薬剤師の代表組織として製薬メーカーに物申すぐらいの事やれよ!
って言いたくなるのは弱小薬局だけなのか。
遠吠えも、遠すぎて聞こえないようだ。
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