医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

気がつけば発泡酒

2009-01-25 13:32:44 | 薬局
お買い物!
無趣味な私の休日は、まさに家庭の粗大ゴミである。
朝からTVにかじりついて何もしない。
そんな私でもちょっと外に出たくなる。
家内を誘って朝一の買い物である。
買い物といっても食品スーパーに出かけるささやかな外出である。
誘われた家内も迷惑そうに付き合ってくれる。
でもそれには訳がある。
卵が安いかからだ。
それに一人1パックの限定だから二人で行くことになる。
9時にオープンするスーパーには人が並んで待っている。
オープンと同時に卵を確保する。
これで私の役目はおしまいとなる。
後は、家内の後ろからついて回る「金魚のフン」状態となる。
「今夜何にする」
「何でも…」
「何か食べたいものは」
「特に…」
これで25年以上も付き合ってくれた家内に感謝する。
さてさて、今日は2件のスーパーを回った。
1件目は安いと評判の店である。
店の作りはみすぼらしく、しかも寒い。
にもかかわらず、お客さんも多く賑わいを見せていた。
しばらく見て回っていると手も足もすっかり冷え込んでしまった。
次に、行ったスーパーは大型有名店(地元では)である。
ここはお客さんの姿もまばらである。
ここにも景気後退の影響か?
明るくてきれいな店内ではあるが、ちょっと割高感がある。
目玉商品だけを仕入れてレジに向かう途中、家内がビールを選び出した。
おやおやどうやらビールではないようだ。
いわゆる発泡酒である。
景気後退になるとビールと発泡酒の価格差が気になる様だ。
確かに価格差は大きい。
私も「それでいいんじゃない」と妥協する。
節約はこんなところに現れる。

薬も「ジェネリックでいいんじゃない」になるのが分かる様な気がした。
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差額通知

2009-01-23 06:55:49 | 薬局
通知の義務化が始まります。
厚生労働省は09年度から一部の保険者が行なう先発品と後発品の自己負担「差額通知サービス」を、全国の市町村国保の努力義務にする通知を示しました。
特に医療費が全国平均を上回る「指定市町村」には半ば強制するようです。
また、患者がジェネリックを希望する旨を記載した「お願いカード」も全被保険者へ配布します。
既に差額通知サービスを実施している広島県呉市では、ジェネリックへの切り替えのきっかけになったそうです。
いよいよ本格的に国保でも具体的な動きが始ました。
さてさて、患者さんは「勇気を持って言ってみよう」となるのでしょうか。

字足らず!

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自分が変わる

2009-01-19 06:47:31 | 薬局
管理者が忙しいのは自分のせいであることが多い。
多忙を極める管理者は仕事が出来る。
仕事が出来るから、仕事が増えて忙しいのかもしれない。
どうして自分ばかり、こんな目に合わなければならないのか…ブツブツ。
ひょっとして、それは人に任せる勇気が足りないのかもしれない。
スタッフに指示した業務が出来ていない、又は不備があることは往々にしてある。
そこで出てくるのが「何で…」で始まるフレーズである。
「何で…」を3回続けると、言われた本人は開き直る「そんなに気に入らないなら自分でやれよ」
「どうせ私は能力がないんだから…」となる。
私は自慢じゃないが自分でやる実務には自信がない。
自信がないので他の人に任せる。
但し、満足できない内容については、本人に満足できていない部分を、質問することにしている。
「○○の件、ありがとう」
「ところで、こんな時はどうなるんだろう?」
「こんな問題が発生しないだろうか?」などである。
期待したものが出来上がってこないのは、自分の説明の仕方がまずかったと反省するようにしている。
指示した内容がきちんと共有されていない結果だと思う。
世の中には本物のバカはいない。
それぞれが個性という能力を持っている。
その引き出し方が悪かっただけだと思う。
私が出した指示の共有、共感が足りなかった。
部下育成は介護の見守りと同じである。
食事の介助が必要な人には、食べさせてやることが大切ではなく、自分で食べられるように見守る忍耐が大切な気がする。
人を頼らず自分でやる限り、部下は出来る人に依存して能力が温存されてしまう。
多少の不出来は我慢しよう。
やらせるうちに精度が上がるものである。
今出来ていることを評価してみよう。
その出来ていることをもっと良くすることを話し合ってみよう。
人を変えることは出来ない。
なぜなら人は自分じゃないからだ。
でも、自分を変えることは出来る。
自分が変われば人が変わる。
人が変われば周りが変わる。
そう信じてやってきた。
私の元部下も成長したようだ。
成長できないのは変われない自分かもしれない。

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当たり前に気づく

2009-01-18 07:51:49 | 薬局
視覚障害者用服薬シールが必要になった。
薬剤師会に相談すると扱っているところを紹介される。
早速、資料を取り寄せてみる。
これがなかなかいい値段である。
日常的に使われるわけではないので、値段が高いのは理解できるが、一通り揃うセット価格だと1万円近く必要となる。
ビンボー薬局、いやいやベンリー薬局では厳しい。
どこかから分けてもらおうと卸の担当者に探してもらったが要を得ず。
先ずは、現状から服薬間違いを防ぐ方法を考えることにする。
薬はスーパーでもらうレジ袋(大)くらいの大きさのビニール袋に、朝、昼、夕、寝る前が無造作に入れられていた。
ここから手探りで薬袋に貼られた視覚障害者用服薬シールを頼りに取り出している。
ベンリー薬局では施設への対応としてボックスを使用している。
本来であれば一つのボックスに服用時点、個人別にお届けしている。
このご夫婦には服用時点ごとのボックスで提供してはどうかと思いつく。
朝食後、昼食後、夕食後そして寝る前の4つ用意する。
それぞれのボックスに、ご夫婦が使い勝手のいい内容を点字で作ってもらい貼るのである。
これをそれぞれ2つずつ作ると入れ替えが出来る。
そこで、直接ご本人に相談してみた。
自分たちで印をつけるので問題なない、ボックスがあると整理がしやすいと喜ばれる。
ボックスは100均から仕入れてあるので、4服用分の2個セットで8個分である。
これだけでも800円はかかるがシールよりは安上がりとなる。
また、ここで一つ教えられたことがある。
後で考えると当たり前であるが、分包は連続がいいという事である。
今回持っていった薬は薬袋に分包をばらして入れていった。
この方が出しやすいと勝手に思っていた。
ところが、これだと手に引っかかって落ちてしまうと見失う可能性がある。
連続だと落としても気づくし見つけやすいのだそうだ。
こんなことも気づかされる貴重な体験である。


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出会い

2009-01-14 07:53:58 | 薬局
全盲のご夫婦と出会う。
デイサービスに通っているご主人を担当しているケアマネージャーから連絡が入る。
「薬の管理をお願いしたいのですが」
ご主人はデイサービスに通いながら通院介助を受けている。
病院での受診はある程度予約しているので、それなりの時間で済むが、その後の薬局では待ち時間が長い。
通院介助している側にとっては、生産性のない時間を過ごすことになる。
待ち時間は1時間半から2時間近くかかるそうだ。
そこで、病院での診察を終え処方箋をもらって、デイサービスから処方箋をFAXすると言うものである。
実際に処方箋のFAXをいただき、ご自宅に薬を届けに行く。
超方向音痴の私はナビに身を任せ「次の交差点を右に曲がってください」
周辺は既に真っ暗である。
閑静な住宅街で「目的地周辺です。音声案内を終了します」
あらら・・・と思っていると、○○針灸院の看板が見える。
確かに目的地周辺だ。
私が来るために電気をつけて待っていたようだ。
玄関を開けて中に入ると奥さんが出てきた。
今回の薬は毎食後と寝る前の眠剤が28日分である。
それぞれ服用ごとに分包してある。
こちらは初めてなのでどうしたものやら・・・
服用ごとに薬袋に入れて、朝食後にはビニールテープで左端に印、昼食後は真ん中、夕食後は右端に、そして寝る前は印なしで持参した。
今までの薬局ではと言って見せてもらったのは、視覚障害者用の服薬シールである。
今回は用意がなかったことを伝えて、薬の内容など説明する。
また、ケアマネージャーから居宅療養管理指導も依頼されていたので、その内容も説明する。
後日、ケアマネージャーと一緒に伺い、再度内容の説明と契約の話しをして帰ってくる。
これからお付き合いが始まる。



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傍観者

2009-01-10 08:34:01 | 薬局
やはり無理でしたか。
メディセオ・パルタックHDとアルフレッサHDの合併は破談になりました。
両者合わせると4兆243億円の売上になり、営業利益が533億円になる予定でした。
これでは他者が追随できません。
公正取引委員会から待ったがかかったのです。
この破談によって売上3位、4位のスズケンと東邦薬品の動きが注目されます。
先ず、メディセオ・パルタックHDもアルフレッサHDもM&Aを積極的に行なうことになると思います。
本来なら規模のメリットで収益性を高めれたと思います。
その収益を販売促進に向けることにより、市場占有率は確実にアップしたでしょう。
今度はお互いにライバルとなると事情は異なります。
お互いが同じような規模です。
油断すると飲み込まれることになります。
また、スズケンも東邦薬品も息を吹き返します。
射程距離が近づいた感があります。
スズケンは表面的には見えていませんが、きっと地下で虎視眈々と活動をしているように思います。
片や東邦薬品は動きが見えてきました。
全国各地になる共創未来グループという緩やかな提携先を持っています。
ここの統一が始まりました。
中国地区を中心としたオムエルと東北のアスカムの統合です。
これにより約9,400億円の卸が誕生します。
さらに東邦薬品には共創未来グループの持ち駒があります。
また、調剤事業への参入も積極的で、従来から運営していたエトスをファーマクラスターとし、調剤事業会社として本格的な活動が始まります。
まさに垂直的多角化です。
もともと卸は小売業から発しています。
小売業には近い存在であり、多角化としては参入しやすい分野です。
調剤薬局も転換の時を迎えています。
タイミングがいいかもしれません。
地域の中小卸も今のうちに業態転換をして、調剤事業を積極的に手がける必要があるように思います。
どうしても地域の薬局や薬剤師会に気を使い、出店できるチャンスを見逃してきました。
見えざる危険を回避して来たのかもしれませんが、大きなビジネスチャンスを逃したのも事実です。
今年は卸の再編が急速に進みそうな気がします。
全国、2兆円規模を確保できるかどうかが鍵のような気がします。

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立ち読みの薦め!

2009-01-06 08:07:35 | 薬局
流通再編が進んでいる。
1月5日の日経新聞15面に「主な小売業の提携などの関係」が掲載されている。
それを見ると複雑に資本関係や業務提携が絡み合っているのが分かる。
そして、その元になっているのが商社である。
今更ながらに日本の商社の力を思い知らされる。
その中で注目したいのがドラッグストアに関する内容である。
タイトルは「販売規制緩和で荒波」「売上高2000億円めざしてM&Aも―市場には成長期待」とある。
「売上高が兆円単位の大規模小売業が調達力を活用して価格競争を仕掛ければ、ドラッグストアの再編淘汰は加速する」
マツキヨHDでさえ4000億円弱にすぎないとある。
凄い時代がやってきた。
ドラッグストアが狙われている。
いつも書いているが、そんな状態でドラッグストアは何をしなければならないのか。
答えは時間の経過を待つしかないのかもしれないが、少なくても大規模小売業の真似では生き残れないような気がする。
価格競争では勝てない。
やっぱり医療ではないのか。
調剤になるのではないだろうか。
ドラッグストアが調剤事業を見直した時に、処方箋ビジネスも大きく変わる。
何が問題か、何が生かせるのか、まだよく分析されていないのではないか。
第三者だからわかることもある。
私の元上司は悩んだ時は、その場から離れて考えろと言った。
現場から距離を置いて現状を見直す。
それでもダメなら本州へ行け(北海道の話です)
まだダメなら海外に飛べ!
これが意外に効果ありです。
お金に余裕のある方にお勧めします。

さて、小売業と同じような事が卸業にも当てはまります。
4兆円規模の卸が誕生します。
それに続くは2兆円です。
大規模以外は何をしたらいいのでしょうか。
ドラッグストアも卸業も事業領域を見直し、戦略の再構築が必要なようです。

KAEのK(知恵)が見直されます。
追加!
今朝の日経新聞の8面の雑誌広告欄にちょっと気になる内容を見つけた。
薬剤師『失業時代』とある。
ZAITENという雑誌である。
早速、本屋で立ち読みでもしようかと思っている。

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あけおめ!

2009-01-02 07:32:46 | 薬局
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
今年は年末の大雪とは打って変わり、穏やかな幕開けとなりました。
お蔭様で春先のように道路がザクザク、グチャグチャです。

元旦の日経新聞を見ていると2つの記事に目が止まりました。
一つは1面の左端に出ていた「住商、ネット専業スーパー」です。
昨年の後半からイトーヨーカドーやイオンなどのスーパーが、ネットを使った注文に宅配で対応すると言うものです。
これが意外に評判がいいようです。
そこで住友商事が本格的に専用の配送センターを設けて、無店舗販売を開始するというのです。
共働き家庭や高齢者の需要を見込んでいます。
もう一つは7面の下の方に小さな記事ですが、「大衆薬取扱店 1割以上拡大 ユニーやコジマ」とあります。
ここには6月からの大衆薬市場に参入すると言う内容です。
ドラッグストアの競争相手はどんどん広がります。
俗に差別化戦略と言いますが、これは意外に難しい戦略です。
でも、今こそ何が差別化かを確り見据えて取り組む必要を感じます。

さて、以上2つの内容は調剤薬局には対岸の火事のように思うかもしれません。
私はそうは思っていません。
すぐに変化は起きないかもしれませんが、着実に忍び寄っていると思います。

今年は何かと変化が多い年になる様な気がします。
体力勝負から知恵の勝負が始まります。

今日、明日は箱根駅伝で学生から感動を勇気をもらいたいと思います。

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