医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

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2009-11-30 08:30:38 | 薬局
やっぱり本物は美味い!
土曜日の朝の秋田空港は濃霧に包まれている。
昨日の千歳は雪であった。
友人のご好意で薬剤師の研修を依頼された。
と言うより、無理やり呼んでもらったと言った方が正解かもしれない。
久しぶりに本場のきりたりたぽが食べたくなったのだ。
何はともあれ、研修は16時半から17時半までの3時間の長丁場である。
時間が長いだけに、飽きさせない様に気を使う。
そう言いながらもマイペースである。
30分ほど調剤報酬の動きなどについて話す。
今の段階では何ともいえないが、中医協資料から概略を説明する。
ありきたりだが、私が話すと現実味を帯びる。
どちらにしても薬価が大幅に引き下げられるのは確実なので、今から在庫の軽減を急ぐように促す。
その後は、得意のマーケティングの話である。
そこではマーケティングの4Pについて、落とし込みを行ってみた。
4Pとは、プロダクト、プライス、プレイス、プロモーションである。
薬局のプロダクトとは…から始まって、処方せんはどこにもって行っても薬は変わらない。
その変わらない薬を生かすも殺すも(ちょっとニュアンスが違うか!)薬剤師次第であることを伝える。
患者の病気に取り組む姿勢が問われていることを強調してきた。
などなど、途中でちょっとしたゲームも取り入れ、あっという間に3時間が過ぎた。
と自負している。
会場は居酒屋の宴会場だったために、6時くらいから隣で宴会が始まった。
その騒音に負けじと大声で話したので、少し美声が損なわれたかもしれない。
お陰様で、勉強会後の宴会で飲んだビールが心地よく喉を刺激する。
1次会を途中退場して若手を中心に小料理屋へと移動する。
経営者から若手を刺激して欲しいとメッセージである。
移動先では郷土自慢の秋田料理が並ぶ。
地元の美味しい日本酒も出てきた。
大振りのハタハタは日本酒との相性も最高である。
稲庭うどんもきりたんぽも美味しくいただけた。
若手への熱弁はどこまで通じたか、大きなお世話だったか分からないが、自己満足だけはてんこ盛りである。

さてさて、本日は誕生日だ。
残念ながらまだ53歳である。
お蔭様でと感謝し、次に呼んでもらえる先を心待ちしている。


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森林はエコだ!

2009-11-28 08:20:51 | 薬局
森林は大切だ!
26日は帯広の温泉で森林組合の研修会に参加していた。
業界に関係のあるなしは関係なくマーケティングの話を頼まれた。
以前、知人の紹介で札幌の幹部研修会で話したのがきっかけである。
私のあることないこと話しが面白いらしい。
お金はないが暇はあるので呼ばれるとどこでも行く。
しかも今回は温泉と宴会付である。
行かないわけにいかない。
マーケティングといっても難しい話は避ける。
なぜなら参加者は全て年配である。
と言うより、高齢者に近い。
最高は84歳の方で、宴会ではみんなにお酌をして回るほど元気だ。
実は、私が一番若手であった。
いくつになっても現役は元気の素らしい。
この組合は民間所有の森林の管理や材木の販売などを行なっているらしい。
北海道はとど松やから松、道南では杉などが主体となっている。
植樹して40~50年ものが出荷となる。
従って、3代・4代続いた林業家たちである。
伐採した後に植樹をするのであるが、なかなか出費が多くて放置されることも多々ある。
植樹しないと山は荒れる。
植樹しても幼木を周りの雑草から守るために、草刈などメンテナンスが大変らしい。
大きくなったらなったで、枝木を切りまっすぐに伸びるように見守りが必要となる。
この費用は将来に向けた投資である。
そんな気長な事業ゆえか、気がつくと後継者がいなくなっていたようだ。
参加された皆様は、私の話に熱心に耳を傾けてくれた。
感謝、感謝である。
研修が終わると大宴会が始まる。
大きな会場には山の男たちがひしめき合って座っている。
気がつくと、どこからかコンパニオンがお酌を待ち構えている。
白い制服を着た帯広美人か。
ありがたいことに宴会場は畳の部屋である。
ゆえに、コンパニオンのお酌は立てひざだ!!
ちょっと太目の太ももが山男の視線を誘う。
私も無意識のうちに目が踊る。
モール温泉に浸かりながらちょっと太目がまぶたにちらつく。

本当は森林とエコについて書こうと思ったのに!
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歩行困難

2009-11-27 07:33:21 | 薬局
ファクシミリによる受付の是非は?
患者が医療機関から直接ファクシミリで処方せんを送付した場合、調剤は患者が薬局に持参した処方せんの確認を持って完結する事になっている。
あくまでも患者は薬局に来ることが前提となっている。
また、患者が寝たきり又は歩行困難な場合、患者が老人で一人暮らし又は看護者が開局時間内に来訪できない場合、CAPD(連続携行式自己腹膜透析療法)の透析液等はお届けが許されている。
この場合、薬剤師が持参して処方せんの確認があって、調剤が終了となるのである。
または、その従業員が薬を持参し処方せんをいただき、薬局に戻って薬剤師が確認して完了となる。
ベンリー薬局は基本的にお届けである。
一人暮らしの高齢者は意外に多い。
ここへはお届けや許されるようだ。
その他に歩行困難な場合もあるが定義が不明確である。
医師による訪問診察にも同じように歩行困難な場合が出ている。
ここで寝たきりはどう考えても外来での診察は難しい。
では、歩行困難はどうであろうか。
歩けないから訪問診察で対応すると言うのか。
厚労省のQ&Aによると、自分で歩くのが困難又は、介助を要するとなっていたように記憶する。
そうなると介護保険で認定された要介護者は、その範疇となるのではないのか。
介護を要する方々である。
こう考えるとお届けできる患者の範囲は広がる。
どちらにしても、今までは歩いて来られた患者が、高齢化により歩けなくなるのは明らかである。
もっと柔軟に考えられないものであろうか。
スーパーなどは高齢者用にお届けが人気ある。
お届けすると薬局のカウンターで説明するより、はるかに懇切丁寧に話をしている。

時代と共に調剤のあり方や服薬のあり方も変わるものだ。



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そうじゃなくて

2009-11-26 07:44:35 | 薬局
そうじゃなくて、「服用する患者の身にもなって欲しい」って言いたかったのを忘れていた。
代替調剤が可能になり、錠剤がカプセルになっても患者はOKか。
今まで1錠で済んでいた錠剤が2錠になりましたで納得いくのか。
さらに、違う薬局に行くとまた錠剤に変更です。
「前回は2錠だったのに、ここの薬局は1錠でいいんですか。」
「えっ、処方せんでは○○錠10mgが朝だけ1錠になっていますよ」
なんて事になりそうだ。
ベンリー薬局でガスター20mgをガスターD錠20mgで渡したことがある。
もちろん間違ったのは私である。
たまたま在庫調査をしていて、その分が合わなくなっていた。
ひょっとしたら…
そうこう考えているうちに、その方から処方せんが届いた。
やっぱりDなしに間違いはない。
とりあえず、調剤して自己責任でお届けにあがる。
「前回のお薬は、口に入れると甘くなかったですか。」
「うん、うん、いつもと違っていたので、家族に確認してもらったの。」
「そしたら、ガスター20ってなってるよって言われた」
「そうでしたか、実は…」と説明して謝罪する。
この方は同級生のお母さんで、いつも薬を届けると缶コーヒーとお茶をくれる。
10月も伺った。
これが最後になると告げて、今度娘(53歳)と一緒に飲みに行こうと約束してきた。
薬局の都合で剤形が代わると、上手にやらないと薬局不信につながりそうだ。

それと飲み易さから言うと半錠も考えものだ。
どう考えても喉に引っかかりそうだ。
中には10数種類の一包に半錠が4錠含まれる処方があった。
錠剤の切り口はギザギザで両端は鋭く尖っている。
規格がないなら仕方ないが、半錠の規格があるのに処方するのは納得がいかない。
とは言っても、確認した結果が半錠指示なら、これも仕方がない。
中医協の議論の中に提供する側の都合ばかりではなく、サービスを受ける側のことも考慮して欲しい。

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OD歓迎!

2009-11-25 14:12:14 | 薬局
代替調剤の枠が広がりそうだ。
錠剤で処方された薬剤をカプセルに、10mg錠の処方を5mg錠の2錠でも構わない。
さらに、OD錠を口中崩壊しないただの錠剤への変更も可とするらしい。
これはありがたい。
薬局の在庫は増えるばかりである。
細かい規格があると、その都度取り揃える必要が出る。
これが在庫を太らせる。
その逆もあった。
ともかく半錠が好きな医師がいた。
半錠のミリ数の規格があっても半錠である。
医療機関に問い合わせると半錠でお願いしますと返ってくる。
これも困ったものだ。
医師の処方は何でもありか。
いっその事、処方せんに5mg錠の記載がある場合は、10mgの半錠って言うのも認めて欲しいものだ。
先日、OD錠の変更について、後発品がない製品があり、変更できず両方そろえなければならないケースが出てくる。
普通錠への変更が可能になると在庫の面からも負担の軽減になる。
その通りである。
がしかし、私から言わせると、どちらかを薬価から削除させた方がと思う。
薬理的には何ら影響はない。
その方がスッキリする。
そんなコメントをお願いしたいものだ。

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懐かしさ

2009-11-24 08:48:51 | 薬局
懐かしい仲間が集まった。
日曜、月曜日は大学のクラブの仲間が旧友を確かめる会が催された。
仲間と言っても我々の年代が下から2番目である。
受付で待ち受けると、何やら知らない女性が近づいてくる。
どうやら先輩らしい。
私が知っているのは1年の時の4年生までである。
お互いにおじさん、おばさんになっている。
やぁ~久しぶりと言いながら、影で「誰だっけ?」とささやく。
私が所属していたのは「薬物部」と言って、薬理作用を研究するグレードの高いクラブである。
ここからは多くの大学教授や企業の研究者を輩出している。
そうは言っても宴会が始まる頃には、学生時分に戻っている。
私はひたすらお酌をして回る。
話は懐かしい思い出話がレープレコーダーで繰り返されるように続く。
部屋から見渡せるオーシャンビューは「まつしぃま~ぁの…」である。
大学を卒業して30年が経過した。
早いものだとノスタルジーに浸る。
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と、くれ~

2009-11-22 07:10:04 | 薬局
薬価維持特例もありか?
中医協薬価専門部会で薬価制度の根幹を変える内容が検討されている。
薬価維持特例とは、新薬の薬価を後発薬が出てくるまで維持すると言うことらしい。
その必要性は、製薬企業の経営状況や新薬の研究開発・供給状況を勘案したとある。
製薬企業は儲かっていないってことらしい。
話は古くなるが、私が前職にいた頃であるから5~6年前になるかもしれない。
とある某ウロコ企業が給与体系を変えることが日経新聞の1面に出ていた。
記憶に間違えがなければ内勤業務の平均年収が1,000万円を超えていたように思う。
平均である。
それも内勤者は倉庫の方も含まれる。
ちょっと想像できないが営業職はどうなっているんだろうか。
それにしても老若男女入り乱れて1,000万円超だ。
それから年月が流れ、きっとかなり厳しい状態なんだろうと同情する。
何でも後発薬が出るまでに開発費などのコストを吸収できるようにするのが目的で、世界競争力を養う目的もあるらしい。
日本は資本主義なのだから企業の自主性に任せられないのか。
安売りしたら薬価が下がるでもいいじゃないか。
それも企業の戦略なんだと思う。
基本的に特例などは好きではない。
この人は好きだから、お世話になっているから…特例!


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ファもスター10・・・?

2009-11-21 08:35:23 | 薬局
ガスターは退場か?
筑波大学付属病院でのシミュレーションによると、外来患者に出されているH2ブロッカーは年間で4,033万円(薬価ベース)あるそうだ。
この全てがスイッチOTCに切り替えが可能らしい。
特にガスターの使用は外来向けが90%を占めている。
このシミュレーション結果を全国に当てはめると、なんと年間最大で445億円の医療費削減が出来る。
この他にも便秘薬ではラキソベロン系の薬剤なども代替可能が高い薬として挙げられている。
分かるような気もする。
高齢者の処方内容にガスターは良く出てくる。
本当に毎日服用する必要があるのか疑問であった。
胃潰瘍ならともかく胃炎程度で安易に使うべきではないのかもしれない。
それも胃カメラなどの検査をした気配もない。
漫然と…の表現が当てはまる。
それに便秘薬である。
高齢者施設の残薬ナンバーワンである。
特に、白い小さなボトルは売るほど残っている。
にも拘らず、受診するとDo処方となり、さらに売るほどが積み重なる。
どうにも止まらない!
リンダも困っちゃう。

その報告書には代替可能ではあるが長期服用した場合の患者負担についても触れている。
確かにOTC薬は高上がりになる。
ここでもジェネリックの登場が負担を引き下げるのではないのか。
医療用医薬品のジェネリック浸透度は高い。
今度はOTC市場でも大いに活躍して欲しい。
その内にテレビで「ファもスター10」なんて宣伝が出てくるかもしれない。
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混沌!

2009-11-20 07:01:21 | 薬局
財務省が診療報酬の引き下げを言い出しましたね。
3%だって。
そうだよね。
始めから分かっていたのに。
何てったってお金がないんだから。
でも、これっていつものやり取りです。
お年どころを探っています。
きっと厚労省の挙げた拳の分としてネットで1%ってところかな。
楽しみです。
薬価も混乱していますね。
診療報酬分として1%ってことは薬価で5%だよね。
それで済むのか?
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国民の8割

2009-11-20 03:24:50 | 薬局
後発品を国民の8割が使ってみたいとさ。
厚生労働省も手の込んだ仕掛けをするものだ。
「後発医薬品の安心使用にかかわる意識調査」を行なっている。
その報告書によると、後発医薬品の認知度は「知っている」が66.2%、「名前は聞いた事がある」28.6%と合計すると94.8%になる。
この調査によるとほとんどの人が後発医薬品を知っていることになる。
きっかけはテレビCMが82.4%となっている。
さすがテレビの影響力は凄い。
さて、ここまではいいのだが、この後に続く内容がヤバイ。
実際に後発医薬品の使用率は19.3%で、認知度との格差が大きいことを指摘している。
さらに、薬局で後発医薬品を勧められた経験がある患者は11.6%となっている。
これって薬剤師の努力が足りないってこと。
いやそうじゃない、後発医薬品が普及しないのは、薬剤師のせいだと言っているようなものだ。
手が込んでいるでしょう。
後発医薬品に切り替えた患者の感想は、「満足」「どちらかと言うと満足」を合わせると70.9%と高く、評価されていることが分かる。
使用した患者が満足しているのに、後発医薬品に疑心暗鬼なのは薬剤師となる。
また後発医薬品に対するイメージは9割近くが「価格が安い」となっており、2~3割安くなるなら使ってみたいが56.9%もある。
ここら辺にもマジックがある。
実際には技術料があるので、処方せん全体が2~3割の割安感はない。
何度も言っているが不景気になると、中国野菜も安全に思えるものだ。
後発医薬品の安全性に問題あるとは言っていないが、背に腹は変えられない。
この調査が来年の調剤報酬に反映されないことを願っている。

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