医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

問われた結果は

2011-11-30 07:20:24 | 薬局
本当に国思う気持ちがあるのか。

財源がないのに財源を補填する仕組みがない。
このままでは後がない。
後がないと言うより、後の人が大幅な負担を強いられるのではないのか。

70~74歳の高齢者に対する医療費の2割負担が影を潜めた。
これでいいのだろうか。
この年代の高齢者には物価が下がり続けているにもかかわらず、調整せずに約7兆円もの年金の過支給があるという。
1割負担を2割にして、過支給分を少し戻してもらってもいいじゃないか。
医療制度は待ったなしの危機的状態だと思う。

受診時定額負担も民主党の医療・介護作業チームが出した結論は反対となった。
医療費が高額になった場合に、中低所得所の負担軽減の財源確保として打ち出されたが、「患者が患者を支えるのはおかしい」と異論が出た。
患者と言っても高所得の患者からの配分じゃないか。
お金は生きている内じゃないと使い切れない。
余すとその子孫がカジノで使ったりする。
その他にも高額療養費負担への財源としても活用する予定だった。
この高額療養費分は消費税の一部で賄うなど無責任な発言もある。
消費税は既に行き先が決まっている。
本来は福祉目的税的なニュアンスであったが、今では一部を震災の復興に当てることになりそうだ。
確かに、被災地は未だに悲惨な生活を余儀なくされている。
震災に見舞われなかった地域は、少しの我慢をしてもいいじゃないか。

診療報酬も介護報酬も引き上げの主張が多いが、無駄があるのではと言う議論が少ない。
水面下では行われているだろうが、この際に洗いざらい全てをぶちまけた議論が必要だ。
今日は中医協で調剤報酬についての議論があるらしいが、吉田薬剤管理官が言っていた「医薬分の真に意義が問われている」は何を問うのであろうか。
また武田政策統括官参事官が言った「1.5兆円の調剤技術料は薬剤師の社会貢献に対する費用あり、儲けのためではない」として、在宅における残薬が約500億円もあることを批判した。
これは遠まわしに5億7,000万円の高額報酬への当て付けだろう。

さて、この結果は…?


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たまに餅でも食べるか

2011-11-29 06:52:04 | 薬局
ちょっと気になるお腹周り。

09年度の特定健診の確定値が公表された。
その中で「メタボ」と診断された人は約310万人、「予備軍」は約266万人となっている。
これは特定健診を受診した方の26.7%に当たる。
昨年より少し0.1%低下したようだが、0.1%は誤差の範囲だ。
この特定健診であるが受信率は41.3%と極めて低調となっている。

因みに、「メタボ」とは腹囲の基準(男性85cm、女性90cm)以上で血圧や血糖値及びコレステロール値の2つ以上が基準を上回ると診断された方となっている。
また「予備軍」は腹囲に加えて1つ以上の基準オーバーが対象である。
どちらにしても腹囲が基本になる。
この腹囲もいろいろ異論はなるが、内臓脂肪がたまっていることに変わりはない。
内臓脂肪を貯めない努力はお金が貯まる努力にもつながりそうだ。

この制度は08年から死亡原因の上位を占める、心疾患と脳血管疾患の原因につながる生活習慣病を予防することにより、少しでも医療費の削減に貢献できるのではと、取り組みが始まったと記憶している。
特に糖尿病の存在が大きい。
各保険者の40~74歳までを対象に実施が義務付けられているが、現状はあまり普及していない。
09年度の41.3%は目標の70%以上から程遠い。

せっかくの制度も「絵に描いた餅」では食えない。
この制度の普及を邪魔しているのが受診アクセスではないのか。
たかがと言っちゃ失礼だが、腹囲と血圧測定、血糖値及びコレステロール値の測定じゃないか。
それを仰々しく医療機関まで行かなきゃならないことに無理がある。
無理と言うより面倒がある。
他でもっとアクセスがいい所で出来ればいい。
と、薬剤師の団体さんが主張して欲しい。
何てったって5万3,000軒も薬局はある。
特に、来年からは6年制の薬剤師も出てくる。
問題は血糖値とコレステロール値の測定にある様だが、血液採取は受信者自身でやればいい。
さらに結果については、診断ではなく検査に止めればいいじゃないか。

そうは言っても、こんな事でもなくなると医師の収入が減るってことで反対されるのかもしれないが。
もっと簡単に検査が出来るようにならないとセルフメディケーションも「絵に描いた餅」になりそうだ。

最近、少し気になるんだよなぁ。


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脳は使い放題

2011-11-28 06:56:06 | 薬局
違う脳も使おう。

薬剤師が調剤スキルを磨くのは当たり前である。
しかし、そのスキルは磨けば磨くほどプロに近づく。
何がプロかは別として、説明が学者じみてくる。

税金の話を税理士にしてもらうと、意外に難しくて分かりづらい。
それはプロとして細かい部分も説明しないと誤解が生じそうだからだ。
薬剤師も同じことが言えそうだ。
あまりにも知識が豊富で、ついついあれもこれもなりがちではないだろうか。
説明する相手は素人である。
細かい内容も大事だがその人に合ったポイントを付く内容が欲しいはず。
で、何がいいたいかと言うと、患者が欲しがる調剤スキルにはある程度の上限があるような気がする。
そこから先は自己満足になるのかもしれない。
プロの方には失礼な言い方ですね。

以上のことから、これから求められる薬剤師には調剤スキルも大切であるが、違うスキルも大切になるのではないかということが言いたかった。
もって行き方が強引でした。
違うスキルとは何かと言うと、私はリーダーシップスキル、マネジメントスキルそして経営スキルではないかと思っている。

調剤市場は成長市場から成熟市場に移りつつある。
10年前の分業率は44%程度だった。
それが今は63%以上になっている。
成長市場では店舗展開も積極的であり、薬剤師需要も多い。
しかし、成熟市場になると薬剤師需要も少なくなり、薬剤師に対する質が求められて来る。
で、薬剤師の質とは何かということになる。
この質は調剤スキルであろうか。
私はちょっと異なるような気がしている。
それが先ほどのリーダーシップスキル、マネジメントスキルそして経営スキルになるのではないだろうか。
そこには人事考課制度なども必要になる。
人事考課制度は人を評価するだけでなく、育成する仕組みでもある。
薬局内のリーダーシップは管理薬剤師の資質にもなる。
マネジメントスキルはエリアマネジャーとして欠かせない。
さらに、経営者に必要な「助さん、格さん」としての経営スキルも大切になる。
へんな話になるが、これらのスキルがないと給料は上がらない。

たまには違う頭も使いましょう。


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いい空気

2011-11-27 06:23:00 | 薬局
美人が多い。

今朝は博多から広島に新幹線で移動して、広島から高速フェリーで松山に入る。
松山では旧知の社長が私の生活支援で社内研修を企画してくれた。
テーマは「薬剤師が在宅に取り組むために」である。
私は薬剤師としてのスキルは未熟である。
未熟と言うより無に等しい。
が、在宅への取り組みは調剤スキルや服薬指導スキルだけではない。
在宅を取り巻く「医療・介護・住居(地域)」との連携も必要である。
実は、この部分が得意である。
何と言っても東京で行われるHSEセミナーでは「医療・介護・住居(地域)」の視点がテーマとなっているからだ。
毎月お招きする3人の講師は実践的で且つ実務的である。
それを毎月企画し、毎回聴講している。
こんな一石二鳥はない。
そのノウハウをお伝えする。

もちろん難しい話は出来ない。
私なりに理解してことを、今までの経験をふりかけてお話しさせていただく。
約1時間半程度であるがトークショーにでも参加する気楽さで聞いて欲しい。
せっかくの日曜日に来ていただくのだから。
そして、私は勉強会が終了した後の懇親会が楽しい。
いろいろな方との語り合いは思わぬヒントをもらえる。
それが次に話すネタとなる。

そして、松山は何と言っても美人が多い。
単純な私は美人と同じ空気を吸っていると思うだけで嬉しくなる。

松山には砥部焼きという白地に青い唐草模様の陶磁器がある。
これが素晴らしい。
普通に使える庶民性がある。
がしかし、お値段はかなり高い。
この他にも宿泊するホテルの近くにある「坂の上の雲ミュージアム」は、秋山好古・真之兄弟、正岡子規の3人の生き様に興味をそそられる。
もちろん道後温泉は大衆浴場として最高である。
坊ちゃん電車に乗り、坊ちゃん団子とタルトをお土産に東京に帰るとしよう。

山の上にそびえる松山城は私を待っている。



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概ね良好

2011-11-26 07:01:47 | 薬局
本日が最終日!

九州での「ネクスト経営塾」(ご当地ではSPセミナーとなっている)が、今日で最終回を迎える。
6ヶ月間に渡る6回シリーズである。
お陰様で、今日を迎えることが出来て嬉しい。
と言っても、まだこれからだ。
ここだけの話であるが、この企画には事前課題がつきものである。
第一回の「座右の銘」から始まり、「一番欲しいもの」「自分の強み5つ」「独立したいと思います」(新規開局のシミュレーション)「気合が入る一言」、そして最後が「本物の薬局、本物の薬剤師とは」である。
これらを事前に考えてきてもらい、グループの中で発表しながら自己紹介を行う。
「独立したいと思います」だけはちょっと異なるが。
時間は原則1分である。
これらの事前課題を通じて自分探しが出来ることを願っている。

さて、九州の第6回目であるがテーマは「10年先を見据えて、今動くこと」である。
来年は診療報酬・介護報酬の同時改定でバタバタしているが、目先の事象に囚われて本来の目指す目標が見えなくなっていないか。
まさに「本物の薬局、本物の薬剤師」を再発見する機会になればと考えている。
そう言う自分も未だに何が本物か手探りである。

私に課された時間は約4時間である。
参加者の忍耐力もさることながら、私の体力も自分で驚く。
どんな会場でも自声で話す。
さらに、セミナー終了後には約2時間の懇親会がある。
ここでも周りの雑踏に負けじと大声で話す。
合わせて6時間話し続けている。
この懇親会が面白い。
皆さんからの本音や質問が飛び交う。
大声で、ここだけの話がここだけで行われる。

この「ネクスト」企画は広島、松山、大阪、東京でも行われている。
それぞれの地域は、これからだったり、まだ2~3回程度であるが、お陰様で参加者の反応は概ね良好だ。
と、思っている幸せ者である。

多くの方と多くの話がしたい。
そして、お互いが啓発され、人生を豊に過ごせることを願っている。


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雄弁無実

2011-11-25 07:04:40 | 薬局
いろんな考えがある。

またも行政刷新会議の「提言型政策仕分け」であるが、後発品使用促進策の一つとして長期収載品の薬価を、「後発品を目指して大幅に引き下げること」を提案している。
長期収載品の薬価を大幅に引き下げたら後発品に切り替える意味を成さなくなる。
それを言うなら長期収載品のある後発品の薬価を、大幅に引き下げる方がもっともらしいような気がする。
後発品がデビューする時の始めの薬価が7掛けで決まるのは高過ぎだ。
半分以下にしないと患者の価格優位性はない。
後発品の普及が進まないのは切り替えてもあまり差がないからだ。
特に、高齢者の自己負担は1割である。
これでは魅力がない。
このことを薬剤師会は主張して欲しい。

さらに「先発品と後発品の差額の一部を自己負担にする」案も出ている。
これは考えようによっては参照価格制に似ている。
後発品の薬価を参照価格とし、それを越える部分を自己負担にする。
この議論は散々し尽くされているはずである。
後はやるだけだ。
なぜ出来ないかの議論が必要である。
いや、なぜやる勇気がないのかもしれない。

こんな答弁もあったらしい。
医療機関が後発品を扱わない理由として「薬価差益が先発品に比べて少ない」。
つまり儲けが少ないからだと言う。
本当にそうであろうか。
医薬分業率は既に63%を超えている。
医薬品卸の売上の半分以上は薬局の売上となっている。
これらから医薬品市場の半分以上は薬局が賄っている。
薬価差益を欲しがっているのは医療機関よりも薬局となるのではないのか。
ちょっと矛先が違う。

また、なぜ後発品使用の強制が出来ないのかの問いに「不安感を持つ医療関係者がいる」と返答している。
確かに、その様な報告もある。
がしかし、DPCを採用している医療機関は後発品を積極的に使用しているではないか。
因みに、DPC採用の医療機関とは、大学の付属病院や地域の基幹病院であったりと有名どころである。
そこが後発品を積極的に使用しているってことは、不安じゃないってことにならないのか。
それとも背に腹は代えられずってことなのか。

どんな議論をしても構わないが、雄弁無実では困る。


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良心的なサービス

2011-11-24 07:12:57 | 薬局
初めから分かっていたことじゃないのか。

行政刷新会議の「提言型政策仕分け」で診療報酬の引き下げが提案された。
どうも民主党政権になってから党内政策のバラバラさに辟易してしまう。
初めから出来ないことじゃないか。
にもかかわらず、首相は当の代表戦で「基本的にマイナスはない」といい、大臣は「少しでもプラスにしたい」と公言していた。
リップサービスもほどほどにしないと後が厳しい。
正直者の鳩ぽっぽさんに「うそつきはいけない」と指摘されそうだ。

詳しい内容は分からないが新聞等によると、デフレや民間の賃金が減っているのに引き上げは国民の理解が得られないそうだ。
確かに、良くわかる理屈だ。
因みに、デフレや民間の賃金が減っているので年金額も減らそうとしている。

診療報酬を上げないとやっていけないのかと言うと、そうでもないようだ。
一般企業に比べると医療機関の倒産は極めて少ない。
2001年から2010年にかけて医療機関の倒産件数は349件となっている。
その内訳は「病院」(85件)、「診療所」(161件)、「歯科診療所」(103件)となっている。
診療所の倒産が多いのは数が多いからだ。
確か、診療所は8万9,000軒あり、歯科診療所も7万2,000軒ほどある。
因みに、コンビニエンスストアは4万3,000軒ほどである。
85件ある病院の倒産の原因は、「放漫経営、過剰な設備投資、経営計画の失敗」などが半分以上を占めている。
診療報酬とは別の世界だ。
何のことはない経営が下手だったってことになる。

話は変わるが、事務所の近くに商売が下手な床屋さんがいる。
何回か通っているが、いつも「少し長めにお願いします」「短いと床屋に来るのが減っちゃいますから」と言っている。
それに対して「それじゃ、先のほうだけチョチョッと」と返ってくる。
カットの最中はメガネを外しているので、鏡に映っているのが自分であるかも判別が難しい。
「こんな感じでいかがですか」と聞かれても、良く見えないし、既にカットした後で聞かれても短い髪が伸びるわけではない。
「いいです」といつも返している。
事務所に戻って、よくよく見ると、今回もかなり短い。
これで2ヶ月は持ちそうだ。
だから「長めで」って言ったのに。
商売が下手なんじゃなくて良心的なのかもしれない。

何だか今朝は妙に頭が冷える。


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参酌がしゃくにさわる

2011-11-23 05:10:00 | 薬局
続きまして。

提案型政策仕分けには介護についてもある。
今日辺り話し合われているのかもしれないが。
介護は対岸の火事ではない。
医療と介護は一体として取り組まなければならない。
もちろん薬局もである。

政策仕分けのポイントは「介護サービスの機能強化と効率化・重点化」
おいおい、芸がなさ過ぎだよ。
先日の医療サービスと介護サービスを置き換えただけじゃない。
まぁいいっか!
◆介護保険の費用はなぜ急増しているか。
 ・介護保険制度を長続きさせるための方策は何か。
◆介護職員の処遇はどうなっているのか。
 ・介護職員の処遇を改善するための方策は何か。
◆介護保険の費用は、誰が、どう支え合っていくのがいいのか。
 ・サラリーマンの介護保険料の分担の方法はどうあるべきか。

介護保険の費用が急増するのは見込みが甘かったためだろう。
団塊の世代が第1号被保険者(65歳以上)に入ってきた。
これからまだまだうなぎのぼりだ。
また、遡ること12年前であるが認定が甘かった。
ちょっとした高齢者でもすぐ認定されていた。
最近は認定が厳しくなっているが、要支援レベルはもちろん要介護1・2も必要がないかもしれない。
ドイツにも介護保険があるらしいが、かなり重度にならないと適応にはならないと聞いている。
さらに、制度導入当初の参酌標準が確か38%だったように記憶している。
参酌標準とは、各市町村が介護保険事業計画を策定する際に、各種サービス見込み量を定めるに当たり、参酌すべきものとして厚生労働大臣が示すものだ。
この読みが完全に失敗した。
要介護認定者が利用するサービスが38%くらいしかないと見込んでいたのだ。
と言うよりも制度を作ることが目的で、あえて甘めの予測の中で導入した背景もあるように思う。
で、長続きさせる方法は難しいとなる。

介護職員の処遇であるが、介護職員の確保については、お蔭様で不景気が幸いしている。
景気が良ければ職員の確保は難しい。
施設系は比較的定期雇用となっているが、訪問系はパート採用が多い。
ホームヘルパーの移動時間に対する時給は出ているような、出ていないような。
実態を調べて欲しい。
労働基準法に抵触するような気もする。
これに年金制度が変わるとかなりヤバイ。

最後の介護保険料であるが既に限界に来ている。
まだ取るんですか。

出来てまだ12年ですが壊れた制度は元に戻りません。
第2の医療保険制度にならないことを願って「提言型政策仕分け」を行なってください。


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あなた方の時間給は高いんですから

2011-11-22 06:25:53 | 薬局
どこまでの影響力があるのか。

20日から23日まで行なわれる政府の行政刷新会議「提案型政策仕分け」であるが、この中に社会保障についても話し合われることを知っているだろうか。
メインテーマは「持続可能は社会保障制度のあり方」となっている。
医療については大きな2つのポイントが示されている。
1つは「医療サービスの機能強化と効率化・重点化」である。
その中に、以下の3つがある。
◆治療や薬にかかわるお金(医療費)は誰が払っているのか。
◆なぜ医療費は増えるのか。高齢者が増えることが原因か。
 ・医療サービスの価格はどうあるべきか。
◆「医師不足」なのか。「医師不足」なら、その対策は。
 ・どの様な医療サービスに重点を置くべきか。
 ・病院勤務医の待遇改善をどの様に実現していくか。
2つ目は「後発医薬品の使用促進などの薬の有効な使用策」
◆薬局でもらう薬の値段はどう決まっているのか。
◆後発医薬品とは。
 ・後発医薬品の使用がなぜ進まないのか。進めるための方策は何か。
◆医師から処方される薬とそれ以外は何が違うのか。
 ・病院でも薬局でも買うことが出来る薬の負担はどうあるべきか。

これを見てどう思いますか。
正直なところ分かりきったことばかりだと思う。
それをメディアの前で議論するのだから、何かしらのプロパガンダではないのか。

医療費は社会保険料と税金と1割5分ほどの自己負担で賄われている。
だから何だって!
医療費が増えるのは高齢者が増えることによる自然増もあるが、医療技術の進歩も大きな要因である。
但し、増える要因とは言わないがかなりの無駄も多いと思う。
医療を通じて国民の健康にどれだけ貢献しているかが重要となる。
医師は不足しているわけではない。
地域偏在が問題だと思う。
これは薬剤師も同じこと。
静かで人情味溢れる地方も良いが、人情味は薄いが利便性が優先する傾向が強い。

次の後発医薬品については何を言わんとしているのか。
薬局でもらう薬の値段とは調剤報酬のことか。
これを詳しく仕分けされるとかなりヤバイ!
「薬剤服用歴管理指導料」が事業仕分けに俎上した時の再現が始まる。
個別指導のヤリ玉だ。
さらに「調剤基本料」も受け取っただけで400円は説明がつかない。
調剤料も危ない。
アダラートCRが30日分処方され、10枚のシートを3枚輪ゴムでとめて810円とは、これ如何に!
後発医薬品とは何かって、十分ご存知のはず。
その使用促進が思うように進まないのは誰のせいかも知っているはず。
進めるための方策については濃い議論して欲しい。
これも何が言いたいのか。
病院でも薬局でも買うことが出来る薬の負担とあるが、これは処方薬と一般薬(OTC)のことを言っているのだろうか。
正直なところスイッチされた薬は保険から外したいと聞こえる。
外せるものなら外してみろ!
言うのは勝手だが、選挙の票の行方に左右されるお気遣いばかりで、これから本当にやらなければならない「政策型政策仕分け」とやらをしっかり行なって欲しいものだ。

長すぎ・・・!


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本当は誰のため

2011-11-21 06:42:53 | 薬局
やってみなければ分からない。

やって失敗したらどつぼにはまる。
TPPとはそんな感じじゃないだろうか。
医療で問題になっている大きな争点は、混合診療の全面解禁、株式会社の病院経営参加、医薬品などの承認の迅速化と外国製品の規制緩和などがある。
これの何が問題かは、あくまでも憶測ではあるが、私には前2つは実力のない医療機関にとっての経営危機の様に思える。

既に、先進医療として一部の混合診療は認められている。
一般的な保険診療を受ける中で、患者が先進医療を希望し、医師がその必要性と合理性を認めた場合に行なわれる。
そして先進医療は保険診療との併用が認められているため、先進医療にかかる技術料以外の診察・検査・投薬・入院料などは健康保険の給付対象となり、その分患者の自己負担が軽減される。
ただし、先進医療の技術料は健康保険の給付対象外となるため、全額自己負担となる。
従って、お金持ちにとっては朗報となり、そうでない方は高嶺の花となる。
そうは言っても、全てのお金持ちが長寿とも限らない。
どんな治療を受けてもダメな時はダメなことも多い。
この混合診療の全面解禁により、病院が儲けの多い「保険外診療」に力を注ぎ、公的な「保険診療」が軽視されるのではないかと危惧されている。
でも、どうだろうか。
「保険外診療」にだって原価がある。
高額な設備投資や治療に必要な原材料がある。
儲けを多くすると高額になるが、価格がある者には必ず価格破壊は起きてくる。
そうなると高度先進医療が安きなり身近になることも考えられる。
因みに、先進医療には「重量子線治療」(300万円)、「陽子線治療」(280万円)などがある。

株式会社が病院経営に参画することに反対しているが、そうであれば調剤薬局の株式会社も問題がある。
同じ健康保険報酬である。
まして個人報酬が5億円も超える社長が存在している。
医療法人の理事長にはそんな高額な報酬は認められていない。
だからと言って、その会社のサービスの質が低いのかと言うと、悔しいけれど全てではないが高い方になる様な気がする。
株式会社になると医療サービスの質も上がるのかもしれない。

そんな事を考えると古い体質の業界特有の既得権の死守の様に見える。

最後の医薬品などはドラッグラグが解消されていいのかもしれない。
先日、血液のがんになった医師が海外から薬を取り寄せ治った話を聞いた。
この薬は日本では認められておらず、全額保険外診療だったそうだ。
こんな薬も保険診療になる可能性も高い。

やってみなければ分からない。
やって失敗したらどつぼにはまる。
やって上手くいくと景気が良くなるのかな?


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