医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

産ませた責任とれよ!

2014-07-31 05:47:50 | 薬局
薬剤師で良かったね。

2012年度の国税庁の調査で女性の平均給与は、男性(502万円)の約半分で268万円となっている。
年間200万円以下の人は、女性だと4割にのぼり男性は1割にとどまる。
20~64歳の単身女性で所得が年間で125万円以下が31.6%(2009年)となる。
因みに、男性は4人に1人らしい。
中でも65歳以上の女性では46.6%と半分近くを占める。
その大きな要因として非正規社員の割合が高いことだ。
雇用形態として男性は4人に1人が非正規社員で610万人となっている。
ところが女性は3人に1人の1,296万人となる。

特に厳しい生活を強いられているのがシングルマザーである。
先日もベビーシッターに子供を預けて殺された事件があったが、子供を預けなければ仕事が出来ないため致し方ないこととなってしまう。
母子家庭は123万8千世帯もある。
厚生労働省の調査によると母親が働いて稼ぐ年間所得は平均で181万円だそうだ。
シングルマザーの8割は働き、1割が生活保護を受けている。
健康で働けるうちは生活保護が出ないそうだ。
貧困率という言葉がある。
貧困率とは所得が国民の「平均値」の半分に満たない人の割合だそうだ。
それが平均所得で125万円になる。
母子家庭の貧困率(年収125万円以下)は48.2%とほぼ半分となる。
これは先進国では最悪となるそうだ。

母子家庭で父親からの養育費がもらえている比率はたった3.3%しかない。
因みに、アメリカでは11.8%となっている。
それにしても男も無責任だ。
母子家庭に対する公的支援として所得に応じてだが約9,000~4万円が支給される児童扶養手当がある。
子供が2人だと5,000円、3人だとさらに3,000円の加算となる。
7割の母子家庭が受けている。
ただ、これも2002年から支給要件が厳しくなっているらしい。
子供を育てるのはかなり難しい問題を抱えている。

朝日新聞に「所在不明の子1,588人」の記事が掲載されていた。
行政が所在や安否が確認できない子供たちである。
これと所得の問題が何となく重なって嫌な感じがする。

最低賃金が平均で16円上げられるそうだ。
現状は全国平均が764円で最低が664円である。
正直なところ16円では焼け石に水の様な気もする。
因みに、664円の最低賃金のところは13円しか上がらない。

何気ないところに自分を振り返る機会があることを知った。
現実は、厳しい!

あぁ~速い。
明日からは8月だ。
8月は速いっていうから仕事が通り過ぎて行っちゃう。





目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ



コメント

誰が認めるの・・・?

2014-07-30 06:00:46 | 薬局
押し付けじゃなく。

資格には国家試験というハードルがある。
このハードルを越えると、それなりの知識を有すると認定される。
そして、一般の人はその知識を享受することが出来る。
しかし、この知識に認定制度なるものが付くと半分押し付けになる様な気がする。
専門性は水戸黄門の印籠の様に見せるものではなく、患者が認めて初めて評価されるのではないだろうか。

知識だけならスキルを磨けば専門性は高まる。
しかし、専門性が高まると陥りやすいのが一般の人への分かりづらさがある。
こんなことぐらい知っているだろう的な発想では相手に伝わらない。
また、ここはもっと詳しく説明しないと誤解が生じると思い詳し過ぎると意味不明に陥る。
本当の専門家とはもっとも平易な表現で説明でき、相手の反応を見ながら徐々に詳細へと進むのではないのか。
糖尿病専門やがんの専門等の認定制度があるが、どこまで患者にやさしい説明が出来るのか。
患者が本当に納得できるスキルを磨いて欲しい。

在宅においても同じである。
先日、管理栄養士が行っている居宅療養管理指導に関するセミナーを行った。
その中で、その管理栄養士が言うには「薬剤師さんは家の中まで入らなきゃダメじゃないかと思います」である。
玄関先で薬を渡している事が多く映るらしい。
多くの薬剤師は家の中まで入って、生活状況の把握まで行った上での服薬管理をしていると思う。
しかし、在宅に係る人には玄関先での対応と受け取られている。
また、ケアマネジャーに薬剤師の役割を聞くと「薬を届けに来てくれる人」だそうだ。
薬の相談はどこにと聞くと「薬剤師に」とはならず、「医師に」相談するとなる。
薬剤師は薬の相談が得意なんだと言うと「そうだんですか」とシャレにもならない。

玄関から家の中にも入ることが出来ない薬剤師が、試験だけで在宅の専門家として認定されたらどうする。
そんな危惧を持ちながら「在宅療養支援認定薬剤師制度」なるものを見てしまった。
ある程度の専門知識を持った薬剤師としての認定も必要かもしれない。
ただ在宅は薬の知識だけでは難しい。
生活者としての患者の視点が大切になる。
患者のバイタルサインを知るよりも療養環境や食事状況、衛生状態など全体から服薬指導が必要になる。
バイタルサインには看護師がいて、食事状況には管理栄養士がいる。
さらに、患者本人やその家族とのコミュニケーションが重要となる。
逆に言うと図々しいコミュニケーションが出来る人がうまくいきそうな気もする。
在宅訪問は薬剤師のキャラクターが評価されるのではないだろうか。
薬と言う「木」を見て、療養環境と言う「森」を忘れてはいけない。

ささやかな私の経験からですが。




目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ



コメント (2)

社長はつらいよ

2014-07-29 06:38:01 | 薬局
経営者はつらいもの。

何か会社で事故や問題が起きた時に、どう対処しているだろうか。
先ずは、原因を追究して、その原因を改善するとなる。
ところが原因は得てして人に関わることが多い。
誰かが間違って起こした事故や問題ではないだろうか。
そうなると原因追及は、いつしか原因を起こした人に向けられる。
責められた人はどうなるかと言うと、素直に非を認めて深く反省する。
と思うかもしれないが、なかなかそうはいかない。
原因を追究された人は、確かに反省もするが自己弁護もする。
「私だけが悪いんじゃない」、「会社の仕組みが出来ていない」、「だから確認したのに…」、「人を雇わず忙しくさせているからだ」などとなる。
自己弁護が始まるとモチベーションは大いに下がる。
モチベーションが下がると、次のミスにつながると言った悪循環に陥ることが多い。

先ず、事故や問題が起きた際に責任者や管理者には問題がなかったのか。
もっというと社長には責任がなかったのかと言うとこである。
問題を起こした人だけが悪いのではないと思う。
問題が起きる環境はどうだったのか。

社長も自己弁護に陥りやすい。
例えば、薬剤師がよく辞める。
これも辞める薬剤師がダメなのか、辞める環境を作っている社長が悪いのか。
調剤過誤を隠す。
これも調剤過誤を起こした際に「ありがとう」と言える職場環境にあるかどうかじゃないだろうか。
なぜ「ありがとう」かって。
早く正直に言ってくれて「ありがとう」となる。
早期に対応が出来るからだ。
事務職が請求漏れをして損害を出した。
これも管理している薬剤師が事務任せだからそうなる。
それを事務職が悪いと責任を取らせたら、管理職は要らない。
さらに、管理職を管理している社長の責任も逃れられない。

社長は「結果」に対して責任がある。
その「原因」はけっして人のせいには出来ない。
自らが自らを振り返り、自らが反省する機会ととらえる必要がある。
弱い立場の社員を怒っても何の解決にもならない。
大事なことは、同じ過ちを起こさないようにすることである。
そのためにはどうあるべきかを皆で共有する必要を感じる。
問題が解決した姿をしっかり認識することが大切になる。

今起きている問題や課題は、実は社長自身が引き起こしている「原因」だと心得て欲しい。
人のせいにはするな!





目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ



コメント

これが現実…?

2014-07-28 06:04:20 | 薬局
知らない世界があるものだ。

「くすりの適正使用協議会」って知っているだろうか。
この協議会には申し訳ないがあまり興味がない。
ただ、ここがニュースリリースした内容が気になる。

今年の6月に全国の一般成人男女900名を対象にした「くすりに対する知識と意識に関する調査」(インターネット調査)を実施している。
それによると「ジェネリック医薬品とOTC医薬品は同じである」との質問に61%の人が「分からない」と答えている。
さらに「同じ」と答えた人が18%もいた。
合わせると79%にもなる。
もしこれが事実だとすると薬局で薬剤師は何を「懇切丁寧」に説明していたのか。
なぜ「懇切丁寧」としたのは、今回の一般名処方に対する薬剤師の役割として、中医協で出てきた言葉である。
それはそれとして、ジェネリックが分からないのかOTCと言う言葉を知らないのか。
きっと投薬時にはジェネリックについて説明しているはずである。
薬剤師が一方的に話をして、患者の理解度など無視しているって事なのか。
これは明らかに薬剤師会としての責任の重さを感じてしまう。

次に「薬局・ドラッグストア等で処方せんなしで購入できる一般用医薬品では第1類医薬品より第3類医薬品の方が、副作用などに注意して使用する必要がある」との問いかけに答えは51%が「分からない」、30%が「正しい」としている。
これも合わせると81%が理解していないことになる。
副作用は第3類医薬品の方が強いと考えている人が3割もいる。
薬剤師より登録販売者の方が責任ある仕事をしているとでも言うのだろうか。
登録販売者の責任が薄いとか濃いとかの問題じゃない。
これも驚きである。
ここにも薬剤師の姿が見えてこない感じがする。

さらに、「健康食品やサプリメントは、医薬品に含まれる」との質問には、「分からない」が22%、「含まれる」とした人が6%となっている。
これも危ない。
明らかに健康食品やサプリメントが医薬品の様な宣伝をしていることを示していると思われる。
いつもブログに書いているが、ご丁寧に血圧や血糖値が改善したかのようなグラフまで掲載した広告もある。
サンプル数を見てちょっと信じられない数に驚かされる。
これも薬の番人として薬剤師が黙っちゃいられない。
となるのではないだろうか。

この他にもあるが何か間違っている。
「自分が病院で処方された薬を、家族が同じ様な症状の時に飲ませてはいけない」に関して、「知っており、その理由も説明できる」(50%)、「知ってはいるが、理由までは説明できない」(37%)、「知らない」が13%となっている。
実際に譲渡したことがあると答えた人は「よくする」、「時々する」、「一度はしたことがある」を合わせると41%になった。
「錠剤やカプセル剤などの内服薬を、お茶やコーヒー、お酒と飲んではいけない」の質問には、「知っており、その理由も説明できる」(39%)、「知っているが、理由までは説明できない」(44%)、「知らない」(17%)である。
ここでもお茶やコーヒー、お酒で飲んだ経験がある人は57%にもなる。

話を聞かない患者がいけないのか。
分かりやすい話が出来ない薬剤師が多いのか。
困ったものだ。




目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ



コメント

男よ、もっと求めよ!

2014-07-27 05:56:12 | 薬局
世の中は男と女。

ある調査によると「交際相手がいる」20代未婚の男性は22.1%、女性は41.9%だそうだ。
このほぼ2倍の数字は低下するが30代でも40代でも変わらない。
さらに「交際経験がない」との設問に男性の20代では40.7%、30代が33.5%、40代では24.0%となる。
女性は各年代とも男性の半分となる。
面白いのは「積極的に行動する」や「出会いの場に足を向ける」と回答したのは男性より女性の方が多いことが分かった。
男はシャイ過ぎる。
まさに「過ぎたるは及ばざるが如し」であるのか。
もっと男は女を求めてガツガツして欲しい。

30代未婚女性の65.5%が結婚相手に年収400万円以上を求めているそうだ。
これを聞いて男性の薬剤師は自信を持って欲しい。
ところが一般的には30代未婚男性で年収400万円以上は26.7%しかいない。
この貴重な26.7%いるのは…あなたです!

30代既婚男性500人に聞いたところ、「30代を過ぎてから今の『妻』と出会った」人は15.6%で、ほとんどが20代で出会った女性と結婚していた。
年齢別未婚率は男性25-29歳が71.8%、30~34歳が47.3%、35~39歳が35.6%である。
女性は25-29歳が60.3%、30~34歳が34.5%、35~39歳が23.1%となっており、若い世代の未婚率が高いことが分かる。
第1子を出産した母親の平均年齢は30.3歳で晩産化の傾向がうかがえる。
結婚が遅いんだから仕方がない。

若い世代の未婚、晩産が増えている理由として「独身の自由さや気楽さを失いたくないから」(51.9%)、「経済的に余裕がないから」(47.4%)、「結婚の必要性を感じていないから」(41.9%)が上位だった。
経済的な余裕は切実である。
結婚の必要性を感じないって言うのは、恋愛はするけどって前提なのか。
20~49歳の既婚者に「今後、子供を持つ場合の条件」を聞くと「働きながら子育てが出来る職場環境がある」(56.4%)、「教育にお金があまりかからないこと」(51.9%)、「健康上の問題がないこと」(47.4%)となっている。
「働きながら」は何となく分かるが、自分の子供の「教育にお金がかからない」ことって言うのは何だろうか。

2001年に「生活に満足している」と答えた当時の20代のパラサイトシングルが、アラフォーになった今(2012年)では33%が今の生活に不満だそうだ。
“寄生独身“が楽しく生きられるのは若い時だけらしい。
首都圏在住の20~40代未婚男女に、今後「結婚しないと思う」または「結婚願望がない」と答えた男性が20代で20.3%、30代が30.4%、40代では38.6%だそうだ。
残念ながら女性は出ていない。

1世帯の老後の資金では半数以上が3,000万円以上と答えている。
このうち2割が5,000万以上と答えている。
最低でも3,000万円の貯金が必要なようだ。
もっと頑張らねば!

いろんな調査があるものだ。
どう思うかな…?





目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ



コメント

先読み杉

2014-07-26 06:43:09 | 薬局
貢献とは…。

薬局がお世話になっている調剤報酬は医療費の一部である。
医療費は社会保障費の一部である。
社会保障費は国の歳出の最も大きな一部である。
こう考えると国の歳入(税金などの収入)で支える事が可能かどうかが、歳出に大きな影響を及ぼすと分かる。
もし、歳入が不足して賄いきれないとなると、社会保障費から順番に削減または抑制となる。

「薬代の削減 年82億円」
こんな記事が掲載された。
薬剤師が「疑義照会」を行った結果、年間で82億円もの薬代が削減できたそうだ。
30兆円を超える医療費からすると微々たるものであるが、まさに薬剤師として医療費抑制に貢献しているって感じがする。
と言うより、もっと出来るのではないかと思う。

中医協の資料に出てくる在宅における潜在的な飲み忘れ等の年間薬剤費の粗推計は約500億円と言われている。
これは平成19年のデータである。
これを薬剤師による在宅訪問によって粗推計では約400億円改善されるとしている。
平成19年から約5年以上が経過している。
どれだけ改善されているのだろうか。
この成果の評価が欲しい。
と言うより、ほとんど何もやってこなかったのではないだろうか。
ちょっと貢献不足を感じる。

この記事では薬剤師の「疑義照会」によって、薬代がかなり削減される事が期待されている。
しかし、どこまで踏み込んだ「疑義照会」が可能なのか疑問が残る。
新聞記事には「ただ、疑義照会の実施件数はわずか3%にとどまっている。背景には、医師への気兼ねから、照会をためらう風潮もあるとみられる」とある。
この「ためらう風潮」に対してどう対処するのか具体的な方策が急がれる。
遠慮しながらでも82億円である。

今回の調剤報酬では取り上げられてはいないが、多剤投与の影響が大きいとの指摘がある。
中医協の資料から6剤以上の多剤投与は全体の37.5%もあるそうだ。
因みに、平均処方薬剤数は4.9剤となっている。
疾患別に多いのが認知症患者で5.5剤、うつ病患者では7剤となっている。
また、6剤以上の多剤投与で有害作用を発現する割合が高まり、抑うつとの関連もあるとのデータがある。
6剤以上と5剤以下ではオッズ比が1.76となっている。
このオッズ比とは、ある事象の起こりやすさを2つの群で比較して示す統計学的な尺度だそうだ。
さらに、緊急入院と待機的入院でもオッズ比が1.65、うつ傾向では Geriatric Depression Scale(GDS)が10/30以上と9/30以下でも2.10だったそうだ。
このGDSとはうつの尺度を測る問診票の様なものである。
詳しくはネットで調べて欲しい。
要は、多剤投与は危険であると言うことだ。

ここへの関与が薬剤師に問われてくる可能性が高いのではないだろうか。
こんな事も次回改定のヒントになる。

昨日から東京のHSEセミナーが始まっている。
懇親会で飲みすぎてかなり不調…うぅ~。

セミナーの内容は良かった!
管理栄養士による居宅療養管理指導の在り方と大手企業の薬剤師採用テクニックだ。
テクニシャンにはかなわない。





目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ



コメント (3)

風鈴花壇

2014-07-25 06:17:26 | 薬局
お宅は扱いがないの…。

4月に消費税が5%から8%になり、1円玉の需要が増えるかと思いきや、意外にも流通量は増えていない。
1円単位の細かいお釣りを嫌って電子マネーやクレジットカードによる決済が増えている。
8%の消費税は確実にお釣りの端数が増える。
ところがレジでの支払いや受け取りを1円単位でやり取りするのを嫌う傾向にある。
そこで、便利なのが電子マネーである。

この電子マネーがシニア層にも広がりを見せている。
と、他人事の様に感心していたら痛い目に合う。
電子マネーは使い慣れるとどこでも使い勝手がいい。
逆に考えると電子マネー以外は扱いにくいとなる。

コンビニエンスストアでの利用は確実に伸びており、セブンイレブンの「ナナコ」は、6月の決済件数が1億2,000万件となり、1年前に比べると約4割も伸びたそうだ。
消費税の増税前と比べても2割近いと言うから凄い普及である。

さらに鉄道各社が増税を機に1円刻みで運賃を値上げした。
それによって電子マネーで支払った方が得するケースが出てきた。
スイカやパスモなどの普及にも弾みがついている。

可愛そうなのは1円玉である。
消費増税で増えると予想したが6月末の段階で388億枚にとどまり、3月末より1億枚少なくなった。
時代が大きく変わりつつある。

そこで薬局にも電子マネーで支払いたい患者が増えると予想される。
何と言っても電子マネーでの支払いにはポイントも付いてくる。
ドラッグストアが応需する処方せんは増える傾向にある。
実は、電子マネーによるポイントの存在が大きいそうだ。
いわゆる「調剤ポイント」と呼ばれている。
原則禁止と言われながらも誰も本気で禁止を叫ばない不思議な存在である。
もちろんクレジットカードにもポイントが付いている。
こちらも増税以来利用率が高まりつつある。

クレジットカードも電子マネーも扱わず、どうやって戦うと言うのか。
これらに変わる特典を何か見出さないと、知らず知らずの内に処方せんは流れてしまう。
前会長からの懸案事項になっているようだが…。
新しい会長はどう動くのか。

「徐(しず)かなること林の如し、動かざること山の如し」
「(疾(と)きこと風の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く」

「如く」の戦略ではなく「如し」の戦略なのか。





目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ




コメント (8)

ふだんが負担

2014-07-24 06:41:31 | 薬局
重い会議の内容も重い。

年金、医療、介護などの社会保障制度を見直す「社会保障制度改革推進会議」が始まった。
何となく関係なさそうに感じるかもしれないが、薬局にとっても対岸の火事ではない。
この会議では団塊の世代が75歳になる10年後を見据えて検討され、経済財政諮問会議などの「骨太の方針」などに盛り込まれる。
その「骨太の方針」に医薬分業のコスト構造的問題や調剤重視から服薬管理・指導重視なども含まれている。

何と言っても75歳のパワーが炸裂する2025年には、75歳以上の人口が15年度の1,646万人から2,179万人と急増し、全人口に占める割合が13%から18%にもなる。
国の社会保障費は119兆円から148兆円と膨れ上がる。
因みに、国の歳入(税金など)は50兆円ほどしかない。
社会保障費だけでパンクしてしまう。

そこで、具体的に出ているのが、年金ではパートの130万円を引き下げて厚生年金に加入させる。
年金の支払時期を65歳に引き上げ、さらに67歳、68歳へと一率引き上げを検討している。
もちろん年金額も毎年減らす方向となっている。
こうなると超高齢者でも老後のために貯蓄が増えそうだ。
高齢者の貯蓄が増えると消費が冷え込み、景気が悪くなる。
景気が悪くなると税収が減って、財源が不足すると言った負のスパイラルが始まる。
もちろん財布の中身が気になるので、薬は後発医薬品へと自然な流れが出来てくる。

医療は懸案だった70歳から74歳の1割負担を2割などは当たり前である。
さらに現役世代と同じ3割負担への検討も始まっている。
大企業健保の保険料は上がって、健保組合が風邪薬などは保険から外して自己負担にする様に要請している。
湿布や漢方なども保険から外されるかもしれない。
これは以前から言われていたことでもある。

介護保険でも40歳からの介護保険料を40歳未満にまで広げる。
さらに、現報酬制度を見直し、成果報酬制度に切り替える案もある。
利用者の介護状態が良くなれば報酬が増える仕組みである。
これは高齢者だけにかなり難しいのではないのか。
鍛えて何とかなる様なものではない。

などなど、社会保障費の抑制は生活そのものに大きく影響を与える。
それだけではない。
それを負担する年金保険料、医療保険料、介護保険料なども全て負担が増える。
法人税を下げる案があるが、上記の負担は労使折半である。
大企業ほどこの負担が大きい。

たった10年で改革を進めなければならない。
そのターゲットの中に調剤報酬もある。





目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ



コメント

戦うプライドはどこに

2014-07-23 07:15:46 | 薬局
次回もかなり厳しい突風が吹く。

ネットでいろいろ探していると医薬分業に対する是非や、薬局に対する批判が多いことに気が付く。
「昨年、兵庫県の山間地にある2つの市民病院が統廃合し、山間地のそのまた郊外に1つの病院として移転開業した。そこで院外薬局向けの土地二筆(各260㎡=78.8T)を市が売りに出したところ、10億円と4億2000万円で大手調剤チェーンに落札されたそうだ。
 坪単価は10億円/78.8T=1269万円である。隣接する病院用地は9万㎡(27,273T)で13億9000万円だったそうで、坪単価は13.9億円/27,273T=5万1000円となる。病院用地が5万1000円/坪で隣地の薬局用地が1,269万円/坪とはナント約250倍である。病院は路線価と実売価格から価格決定しており、調剤薬局の土地は競争入札ではあるが調剤薬局って病院とは比べ物にならないくらいもうかるんですねえ。」(日経ビジネスオンライン 
一部修正)

「調剤薬局で「お薬手帳」に薬剤のシールを貼ってもらうと410円で、貼ってもらわなければ340円で済みます。
なので調剤薬局に「お薬手帳」を持って行ってシールを貼ってもらうと70円余分に支払う事になりますので「お薬手帳」を調剤薬局に持って行かないでシールだけもらう事をお勧めします。」
これはあるクリニックのホームページからである。

どうも薬局に分が悪い。
今回も高額報酬でランクインしており、それが批判されるべき内容かどうかは難しいと思う。
薬局は利潤を追求する事業であり企業だからだ。
もし高額報酬や収益性の高さが非難されるとしたら、仕組みそのものがおかしいのではないだろうか。
ただ、調剤報酬として支払われているのは、国民の税金であり医療保険料であることが問題である。
であるなら薬局の社長だけではなく、製薬企業の社長も同じである。

また、お薬手帳に関してもモラルが低過ぎるのではないだろうか。
1回しか使えそうにない超薄お薬手帳や、シールが貼れるページが2~4ページなども正直なところ本来の意味をなさないと思う。
その超薄お薬手帳には患者の情報(緊急時の連絡先、アレルギー歴、既往歴等)すら書くスペースもない、
これを手渡す薬剤師は何を思って仕事をしているのだろうか。
会社にやらされているから、否応なしなのか。
本来、管理薬剤師は薬局の業務に関して問題があると感じた際には、開設者に必要な意見を述べなければならないはずである。

いくら雇われているとは言え、薬剤師としてのプライドは見失いたくないものだ。




目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ



コメント (2)

おせちがない

2014-07-22 06:05:06 | 薬局
こんなにぃ~ちがう。

今回の調剤報酬改定では処方せん枚数が2,500回以上で、且つ特定の医療機関からの集中率が90%の薬局は調剤基本料の特例適用となる。
通常の調剤基本料は41点であるが、この特例になると25点となる。
その差額は16点もある。
これを回避するためには24時間開局と言う高いハードルが設けられた。
24時間開局とは24時間薬局が開いている状態としている。
この他にも従来からある4,000回の70%以上って言うのもある。
これらの特定適用の薬局は全国に1,349店舗(2.4%)もある。
ただ怖いのは国が見込んでいたのは3%らしい。
0.6%の見込み違いは、次に持ち越すのだろうか。

この2,500回超、90%以上を余儀なくされた一部の薬局が、打ち出したのが「4月1日から調剤基本料が安くなりました。400円から250円」と垂れ幕を薬局の外にアピールする、ちょっといただけない行為である。
さて、そこで、である。
処方せんを受け付けた段階でどれだけ薬局によって差が出るのだろうか。
先ず、「調剤基本料」が41点と25点がある。
これも9月末までに未妥結減算になると25点が19点になる。
次に、「基準調剤加算」がある。
これは「基準1」が12点で、「基準2」が36点となる。
さらに「調剤基本料」には「後発医薬品調剤体制加算」がある。
こちらは「加算1」が18点、「加算2」が22点となる。

これらを踏まえて考えると、最も算定が高い薬局は「調剤基本料」が41点、「基準調剤加算2」で36点、「後発医薬品調剤体制加算2」で22点と合わせて99点となる。
こんな薬局が全国に425店舗もあるそうだ。
逆に最も低い算定は「調剤基本料」が25点のみとなる。
こんな薬局が642店舗もあったそうだ。
この差は74点で740円となる。
患者負担では1割負担が70円、3割負担になると220円となる。

これだけじゃない。
未妥結減算で25点が19点に、おまけにお薬手帳の有無が7点減算となる。
これらを入れると、6点プラス7点で13点が追加になる。
先ほどの74点に13点が加わると87点の差が開く。
1割負担で90円、3割負担で260円となる。


こうなると安さを売りに出す薬局も出てきそうだ。
特に、処方せんを“客寄せパンダ”的に考えているところは、ちょっと怖いのではないだろうか。

世知がない世の中だから気をつけないと他所に行っちゃうぞ!




目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ




コメント (1)