見破られている。
ある人が「駒形さんのブログでネタがない時はすぐわかりますよね」だと。
大きなお世話だ。
毎日、珍しいネタがあったら世の中おかしくなってしまう。
と、言いながら半分以上は言い訳している。
さて、後発医薬品の使用割合が80%と言う大目標に対する期限が決まった。
2020年9月だ。
かなりギリギリの対応である。
先日もブログに書いたが2017年6月の見込みは65.1%と未達に終わりそうだ。
2017年6月の目標は70%だから大きな開きが生じる。
ただ、これにも見えざる仕掛けを感じている。
あえて未達を引き立たせている。
財務省としては早期に80%の達成を厚生労働省に急かせている。
さすがお金が底を着いて来ている。
そこで80%にするために浮上しているのが、先発医薬品の薬価を下げる案と参照価格制度である。
パット見た目にはどちらかを採用するみたいに見えるが、実は両案ともの導入する可能性もあり得る。
参照価格とは後発医薬品などの実勢価格を参照して、基準の参照薬価を決める。
その参照薬価より低い医薬品は全額保険適用になる。
逆に先発医薬品は参照薬価との差額が患者負担となる。
後発医薬品は初回の薬価が50%または40%となるので参照価格も同程度となる可能性が高い。
となると先発医薬品との差額もかなり大きくなってしまう。
そこで先発医薬品の薬価を下げて調整する必要が出てくる。
先発医薬品を使っても大きな負担にならなくするためだ。
財務省としては参照価格導入と先発医薬品の薬価引き下げはセットとして考えている。
参照価格制が導入されると、後発医薬品に切り替えたくない患者の70%が動き出す。
何と言っても高齢者にとって限られた年金から絞り出す医療費は大きな負担だ。
この制度の導入と共に「後発医薬品調剤体制加算」は廃止になる。
薬局に頑張ってもらう必要がなくなる。
この財源も大きい。
国立がん研究センターでは、高額な「オプジーボ」などのがん免疫薬について、適切な投与期間を探る研究が始まっている。
投薬を止めてもがんを抑える効果が続く可能性がある。
そうなると不要な投薬を止めて医療費の抑制につながる。
既に75歳以上では抗がん剤治療を受けた人と受けなかった人で、延命期間に大きな差がなかったとの報告もある。
ここまで来ると医療費抑制は喫緊の課題だと分かる。
その中に調剤もいるって事をあらためて認識して欲しい。
目指すは薬学ブログ第1位
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先日もブログに書いたが2017年6月の見込みは65.1%と未達に終わりそうだ。
2017年6月の目標は70%だから大きな開きが生じる。
ただ、これにも見えざる仕掛けを感じている。
あえて未達を引き立たせている。
財務省としては早期に80%の達成を厚生労働省に急かせている。
さすがお金が底を着いて来ている。
そこで80%にするために浮上しているのが、先発医薬品の薬価を下げる案と参照価格制度である。
パット見た目にはどちらかを採用するみたいに見えるが、実は両案ともの導入する可能性もあり得る。
参照価格とは後発医薬品などの実勢価格を参照して、基準の参照薬価を決める。
その参照薬価より低い医薬品は全額保険適用になる。
逆に先発医薬品は参照薬価との差額が患者負担となる。
後発医薬品は初回の薬価が50%または40%となるので参照価格も同程度となる可能性が高い。
となると先発医薬品との差額もかなり大きくなってしまう。
そこで先発医薬品の薬価を下げて調整する必要が出てくる。
先発医薬品を使っても大きな負担にならなくするためだ。
財務省としては参照価格導入と先発医薬品の薬価引き下げはセットとして考えている。
参照価格制が導入されると、後発医薬品に切り替えたくない患者の70%が動き出す。
何と言っても高齢者にとって限られた年金から絞り出す医療費は大きな負担だ。
この制度の導入と共に「後発医薬品調剤体制加算」は廃止になる。
薬局に頑張ってもらう必要がなくなる。
この財源も大きい。
国立がん研究センターでは、高額な「オプジーボ」などのがん免疫薬について、適切な投与期間を探る研究が始まっている。
投薬を止めてもがんを抑える効果が続く可能性がある。
そうなると不要な投薬を止めて医療費の抑制につながる。
既に75歳以上では抗がん剤治療を受けた人と受けなかった人で、延命期間に大きな差がなかったとの報告もある。
ここまで来ると医療費抑制は喫緊の課題だと分かる。
その中に調剤もいるって事をあらためて認識して欲しい。
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