先が見えづらい先を探す必要がある。
医療DXはどこまで進むのだろうか。
先日もマイナ保険証の利用促進に対する支援金について書いた。
4月18日の厚生労働省の動画配信はどれだけの人が見たのだろうか。
はっきり言って肝心な部分が分かりづらい気がした。
6月から11月までの第2段の支援金は出るのか出ないのか。
今回の5月から7月までのは「一時金」となっている。
厚生労働省の資料から抜粋すると「後半期(6月~11月)の支援金を集中取組月間中の一時金制度として見直し」とある。
これを読むと一時金に置き換えるように思う。
私は「一時金」はプラスαじゃないかと思うが、第2段に置き換わるとしたら利用率など改善しない。
まぁ、わかる人にはわかるんだと思う。
私は当事者じゃないのであえて厚生労働省に問い合わせる必要もない。
先日の新聞にマイナ保険証の利用が伸び悩んでいることを受け、デジタル大臣が自民党所属国会議員に対し、マイナ保険証の出来ない医療機関を国のマイナンバー総合窓口に連絡するよう、支援者に呼びかける文章を出していたそうだ。
こうなると脅し、恫喝みたいなことになる。
それだけ切羽詰まっているってことらしい。
そもそもなぜマイナ保険証を利用しないのかを考えた方がよさそうだ。
私の個人的な感想は患者メリットが感じられないである。
今の保険証で困っていない。
医療機関を受診する際に、窓口に診察券と保険証を手渡した方が、自分の順番がはっきりするように思う。
自分だけマイナ保険証で受け付けるとちょっと不安になる。
顔認証の同意も毎回となるとかなり煩わしい。
うわさでは「電子カルテ情報共有サービス」が始まると6情報の全てに同意が必要とか。
完全に拒否したくなる。
そもそも医療DX化への促進は患者のためと言うより国のためじゃないだろうか。
今の政府は”誰かのため”と言いながら国のためが多いように思う。
しかも説明不足でだまし騙しのようだ。
デジタル大臣の利用していない医療機関の通報は無くなったようだが、何だか嫌な仕組みになりつつある感じがする。
そう言えば、同じ日の新聞にコンビニで、マイナンバーカードを使って別人の証明書が誤交付された記事も出ていた。
このシステムを開発した会社の責任も大きい。
修正プログラムで対応しているらしいが、いろいろ修正するとシステムが混乱しそうだ。
危ない、危ない。
24日にクリニックを受診してきた。
やはりマイナ保険証に関しては何も聞かれなかった。
目の前にあるのに・・・。