医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

かいりは怖い

2017-02-28 06:22:02 | 薬局
強敵現る。

国が掲げる後発医薬品使用促進の後押しもあって、後発医薬品メーカーは急速な成長を遂げている。
しかし、何事にも明るい未来が永劫とは限らない。

先ずは、薬価改定が毎年行われることになった。
遇数年は従来通りの全面改定となる。
差し迫って2018年がその年になる。
奇数年は薬価と実勢価格との乖離が大きい品目が引き下げとなる。
ここにはまだいくつかの課題があるが、やる事は既に決まっている。
遡るとこ2014年の「骨太の方針」に明示されている。
この「骨太の方針」は再度分析する必要がある。
何と言っても現内閣の閣議決定事項だからだ。

その奇数年の引き下げを避けるには、実勢価格が薬価から乖離することを避ける必要がある。
乖離とは「はなれること」を表し、薬価改定に使用される専門用語である。
後発医薬品には俗にいうブランドジェネリックとそうではないジェネリックがある。
ブランドジェネリックは薬価維持のために安売り防止策として、販社などに対する仕切価の引き上げとなる。
そうなると実勢価格は高止まりになる。

基本的にジェネリックはある面では価格の勝負だった。
価格が出ないとなると魅力は半減する。
苦戦を強いられるのは販社の価格戦略である。
広域卸との差がなくなる。
しかも広域卸は立場上で至急配達も受けている。
販社にそこまでの体力はない。

さらに、ここに来て製薬メーカーも新しい動きが感じられる。
従来なら先発医薬品の特許が切れて後発医薬品が薬価新規収載になると、MRを駆使して市場を確保しようと必死だった。
ところが武田薬品などは後発医薬品が出る製品を守るのを止めて手放してしまった。
まさに”テバなし”ではなく”テバあり”である。

その他にも大きな一手があった。
それがオーソライズドジェネリックの販売である。
未だにジェネリックが嫌いと言う医師に、「まったく同じです」のキャッチコピーは尊大である。
薬剤師にもジェネリックアレルギーがいる。
ここもオーソライズドジェネリックならいいかとなる。
しかも「後発医薬品調剤体制加算」への貢献も大きい。

そうなると後発医薬品メーカーのジェネリックの売上はどうなるのか。
それを専門に販売する販社はどうなるのか。

流通の姿が変わる。

昨日は、兄貴のような人と飲んでいた。(昨日も…かも)
今朝は、そのせいか頭が回らない。(今朝も…かも)

要は、先発メーカーがオーソライズドジェネリック販売に切り替わったってことが言いたかった。






目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ


コメント

販社復活せん

2017-02-27 06:07:31 | 薬局
販社ってナニ?

今回の「ハーボニー事件」で、にわかに存在が浮上したのが「販社」であり、「現金問屋」である。
一般的に薬は医薬品卸から仕入れている。
その医薬品卸の中に後発医薬品を主体に扱った卸がある。
これを「販社」と呼んでいる。
きっと“医薬品販売会社”を略して「販社」になったのではないだろうか。
ここまでは正規のルートの流通である。

ところが何やら得体の知れないところから現金で仕入れる卸もある。
これが「現金問屋」である。
この実態は詳しくは知られていない。
東京の神田に、その巣窟があるらしい。

あってはいけないが医薬品卸のMSが、会社からのノルマに耐え切れず"空売り"に手を出す事がある。
得意先には売れたことにして密かに自宅に積んでいたって感じだ。
その処理に困ってか、はたまたお金欲しさで現金化する。
その売り先が「現金問屋」だったりする。
医療機関の職員の横流しもある。
その他にも薬局の経営が厳しくなり、通常の仕入れを多めに確保して「現金問屋」に売りさばき、倒産するってこともある。
今回の「ハーボニー事件」でも仕入先は個人だったような気がする。

元々医薬品卸は製薬メーカーの販売代理店である。
従って、今でも医薬品卸にはある程度の得意な系列メーカーが決まっている。
例えば、武田薬品などは基本的に地域で2つの医薬品卸を使って製品を供給している。
スズケンや東邦薬品などは武田系列ではない。
アルフレッサとメディセオが武田の製品を担っている。
そんな系列が地域ごとに明確になっていたが、時代の流れで合併を繰り返し、その系列も徐々に薄れつつある。

同じように後発医薬品メーカーにも販売代理店がある。
それが「販社」として区分されている。
会社名に後発医薬品メーカーの名称を取り込んでいる「販社」も多い。
「◯◯沢井薬品」や「日医工◯◯」などである。
今は無くなったが「◯◯大洋薬品」などもあった。
ここはテバに吸収されて消失した。
もちろんメーカー名が付かない会社もある。

「販社」では社名に掲げたメーカーを主体に販売するが、その他の後発医薬品も扱っている。
ただ扱えないのが先発メーカーの製品である。
ここはいわゆる広域卸や地方卸の領域となる。

流通業において卸業は時代と共に再編され、全国区になりつつある。
医薬品の流通も急速に変化することが予想されている。







目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ



コメント (2)

独り暮らし

2017-02-26 06:15:39 | 薬局
少しは考えてやらないと…。

帝国データバンクが企業の人手不足に関する調査を発表している。
それによると「正社員が不足している」と答えた企業は43.9%だったそうだ。
これは前回調査(2016.07)より6.0ポイント増えており、過去10年間で最も多い数字となった。
正社員が不足と答えた業種では「放送」が73.3%、「情報サービス」が65.6%、「メンテナンス・警備・検査」が65.9%、「人材派遣・紹介」が60.8%、「建設」が60.1%だそうだ。
何となく華々しい感じがする放送業界であるが、裏方はかなりハードらしい。
情報サービスにコンサルタント業が入るかどうかは分からないが、この業界も”貧乏暇なし“で意外に厳しい。
難しい仕事は“正社員だから”と何でもやらされそうだ。

非正社員も不足気味で29.5%が「不足している」と答えている。
業種では「飲食店」が80.5%、「娯楽サービス」が64.8%、「飲食料品小売」が59.4%、「繊維・繊維製品・服飾品小売」が55.6%、「医薬品・日用雑貨小売」が55.6%となっている。
「医薬品・日用雑貨小売」ってドラッグストアの事だと思うが、意外にも人手不足のようだ。
上記は1月18~31日にインターネット上で1万195社からの回答となっている。

さて、我々の業界はどうなっているだろうか。
徐々にではあるが事務職員の採用が難しくなっているようだ。
募集しても集まらない。
以前なら選ぶのに困るくらい集まっていたが、今は急場しのぎで派遣社員を頼む始末だ。

私の持ち得る情報では基本給が13万~14万円の会社が多いような気がする。
賞与は夏冬合わせて2~3ヶ月の支給である。
例えば基本給が14万円とすると年収は210万円弱になる。
さて、これで独り暮らしが出来るだろうか。
家賃が5万円として、電気・ガス・水道代が1万円かな。
これだけで年間72万円がなくなる。
地方に行くと家賃は安いが移動の関係で自家用車が必要になる。
これも重くのしかかる。
恐ろしいのがスマホ代である。
もちろん食費も大きい。
“職員は母屋でおかゆをすすり、社長は離れですき焼きを食べている“の例えになる。

時代は常に変化している。
事務職員がいなければ仕事もまわらない。
少しは生活状況も気にしてやってほしいもだ。

でも、その内に事務職員が要らない時代が来るかもしれないけどね。

さて、薬剤師国家試験が終わったようだ。
今年は難しかったのかな。
それとも・・・(^_^)

夢と希望と目標を持った薬剤師の誕生を願う。






目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ


コメント (2)

出そうで出ない

2017-02-25 06:21:21 | 薬局
なぜ薬剤師じゃなきゃいけないのか。

問題ありませんか「かかりつけ薬剤師指導料」に。
薬剤師の経験年数及び当該薬局での勤務実績などは多少仕方ないとしても、統一性のない「地域活動」の実績は納得性がない。
この「地域活動」の有効期間はどうなっているのか。
毎年更新ならかなり面倒になる。
認定薬剤師は1度取得したら3年間は猶予がある。
その間に地道にシールを集める必要がある。

そんな事はどうでもいいが、実際問題として薬局で「かかりつけ薬剤師指導料」に値する薬剤師活動ができるのだろうか。
小さな薬局で薬剤師が1人なら可能だと思うが、複数で運営している薬局では”かかりつけ薬剤師“が、担当患者に向き合うのはかなり難しい。
本来の調剤の流れは保険薬剤師が薬を取りそろえる前に、処方せん内容を患者等に確認する必要がある。
となると、同意をいただいた患者が来局したら担当薬剤師が受付けて「効果の発現や副作用の確認」「お薬手帳を見ながら重複・相互作用の有無を確認」「残薬の確認」「後発医薬品への意向の確認」の最低でも4つの確認が必要になる。
これらにパスできたら“調剤開始”となる。
この段階で体調の変化や重複投与、残薬などがあった場合は医師に疑義照会が必要になる。
さらに服薬指導も担当薬剤師が行うことになる。
受付けた段階で終わったわけではない。
こうなると”かかりつけ薬剤師“は受付と服薬指導に張り付いていないといけなくなる。
はっきり言って以前にも書いたが「かかりつけ薬剤師指導料」には根本的課題がある。

”かかりつけ医”ではどうかと言うと、医師は基本的に診察室から動かない。
また“かかりつけ医”は診療所で医師が1人を想定している。
何と言っても診療所は全国に10万軒を超えている。
全てが”かかりつけ医“になれるかどうかの問題はあるが、仕組みとして成立しやすさがある。

大手調剤チェーンが「かかりつけ薬剤師指導料」をより多く算定しているが、どの様な運営をしているのだろうか。
処方せんが多いとフロントとバックで業務分担が行われる。
フロントとは処方せんの受付と投薬である。
バックとは調剤そのものである。
このローテーションが出来なくなる。

やっぱり薬局の場合は”かかりつけ薬剤師”ではなく“かかりつけ薬局”じゃないと成り立ちづらい。
と、誰か中医協で意見して欲しい。
何でもあてがいぶちで辛抱するのはやめたい。

そう言えば日本薬剤師会が昨年末に中医協に何やら物申す準備を始めたとか。
いつ出てくるのかな…?






目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ

コメント

かっかしちゃう

2017-02-24 06:26:23 | 薬局
動きが速い。

昨年の終わりごろから浮上してきたのが”かかりつけ医”制度である。
これは昨年10月の財政制度等審議会の資料の中に盛り込まれている。
さらに前の2015年の「骨太の方針」にも「かかりつけ医の普及の観点からの診療報酬上の対応や外来時の定額負担について検討する」とある。
要は、内閣府で”かかりつけ医”構想は出来上がっている。
後はいつ実行するかの問題である。
ただ、議論の中で2016年度診療報酬改定からは医師会の反対でかき消された。
しかし、医師会がどんなに力を持っていても内閣府で決まったことは覆らない。

そんな与えられた環境の中で避けられないなら積極的に受け入れて行こうとするのが戦略である。
何気なく2月18日の朝日新聞を見ていたら「かかりつけ医の一言が いつも安心を与えてくれる」の記事広告が目に入った。
初めは見逃して通り過ぎたが、何かあったような気がして紙面を戻ってみた。
そこに同じ年の小堺一機さんの体験談が掲載されていた。
やっぱり還暦は命の曲がり角だ。

新聞記事の内容はどうでもいい。
次の2018年度診療報酬改定では確実に”かかりつけ医”について議論になる。
日本医師会にしてみると制度よりも報酬がどうなるかが大事なところだ。
高くても国民が納得してくれるためには”かかりつけ医”を持つ事の意義や重要性を理解してもらうことになる。
その意味では、今回の広告は始めの一歩としての価値は大きい。

さて、同じ様に”かかりつけ薬剤師”についてはどうなっているのか。
国民に対するアピールもコンセンサスもどこからも動きがない。
患者は薬局に行くと何だかうるさく「かかりつけの同意をお願いします」としつこく迫られる。
何だか嫌な感じだ。

大事なことは「かかりつけ薬剤師指導料」を算定した患者の評価を検証しているのだろうか。
「あなたがかかりつけ薬剤師で良かった」と言ってもらっているのだろうか。
そして、何が良かったのかを確認しているのだろうか。
逆にダメ出しをされた薬剤師はどんな反省があったのか。
国民が知らない制度だから知らせずにこっそりでいいのか。
か、か、か、か、かと謎が続く。

さてもさてと「健康サポート薬局」も内輪の話題で済ませていないだろうか。
国民が知っているのか。
国民の認知度調査は要らないのか。
まだ数が少ないから出来ないのか。
なぜ数が少ないのか検証しているのだろうか。

ここでも、か、か、か、かと謎が続く。

これでは薬剤師はいつまでたっても浮かばれない。






目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ

コメント (4)

波紋の破門

2017-02-23 06:23:52 | 薬局
波紋は大きい。

C型肝炎治療薬の偽造品問題は終わったわけではない。
この問題に敏感に反応しているのがNPO法人東京肝臓友の会である。
まさか薬局が箱なし、添付文書もない医薬品を平気で投薬していたなんてと驚きを隠しえない。
我々でさえも驚きと言うより、あきれているくらいだから仕方がない。
ほとんどの患者は効果が有ったようだが、中には効かない患者もいた。
その患者からすると自分のもらった薬が疑わしくなるのも当然だ。
今回の事件は完全に薬局に対する信頼感を損なう結果となった。

この法人いわく、C型肝炎の患者の多くは高齢者で、偽造品が出されても気づかずに服用しているのではないかといぶかっている。
多少色が変わったくらいでは分からないかもしれない。
言われてみると恐ろしい話である。

何度も言うが、この薬局で何が行われているのか暴露があってもいいのではないだろうか。
今回の事件がたまたまだったのか。
常態的に起こるべくして起きたのか。
このままでは全ての薬局が不信の目で見られかねない。

今は忘却の彼方になりつつある「薬歴の未記載」、そして「無資格調剤」の話もどうなったのか誰も知らない。
うわさではそれ相応の自主返還はあったようだが、それで終わっていいのだろうか。
本来の薬歴は患者に投薬した後に作成・記載して、それから患者負担分をもらうのがルールである。
問題があったドラッグストアでは投薬後にメモを残していたそうだ。
メモは薬歴ではない。
そうなるとそもそもがおかしな流れになっている。
厳密に言うと自主返還は、今まで応需した薬歴管理料のすべてになるはずだ。
それもさることながら“詐欺”とまでは言わないが微妙にグレーである。

グレーと言うと未だにはっきりしないのが錠剤のピッキングである。
これを“調剤”と言うのか“取り揃え”と言うのか、こちらも極めて微妙である。
この内部告発が新聞に掲載されて保健所が動いた。
「何月何日の何時に監査に伺います」と予告訪問である。
もちろん現場では事務職が調剤室にいるはずもない。
その結果は、薬剤師以外に調剤室には居なかったで、事実は認められないで終わった。

その後、まったく異なる地域のある薬局に保健所が監査に来たそうだ。
「保険所が来る時は調剤室に事務員を入れないようにしてください」とご忠告してくれたと言う。
結局、この「無資格調剤」は事実無根で通り過ぎたようだ。
この後「少なくともこうした軟膏剤、水剤、散剤等の医薬品を薬剤師以外の者が直接計量、混合する行為は、たとえ薬剤師による途中の確認行為があったとしても同条への違反に該当する」と課長い通知が出された。(平成27年6月25日)
で、錠剤は…?

あまい!

3月1日からボトルからPTP包装に変更になるようだ。
もっと早く薬剤師から要望が出てもよかったのに…。





目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ



コメント (2)

くるりと輪を描いた

2017-02-22 06:21:32 | 薬局
どうするの…?

政府の規制改革推進会議の医療・介護・保育ワーキンググループは、14日に以前から懸案になっていた国立病院機構災害医療センターの敷地内薬局の公募について、厚生労働省が「公募にふさわしくない」とした理由について回答文書をもとに議論が行われた。

この件について2014年3月25日にホームページ上に公募を行った。
ところが締め切りの4月10になって、何らかの圧力があってか「諸事情により」中止になった。
これで終わったかに見えたが2016年8月に再度公募が始まった。
もちろん薬剤師会は猛反対で医薬分業の本来の趣旨に沿わないと主張していた。
その声が厚生労働省に届いたのかどうかは定かではないが、10月20日に再度中止となった。
国立病院機構に厚生労働省が「公募にふさわしくない」と暗黙の圧力をかけたからだ。
これに対して、今回の敷地内薬局を認めさせた規制改革推進会議が噛みついた。

11月15日に開かれた規制改革推進会議では厚生労働省が「ふさわしくない」とした理由を求めた。
その答えは「かかりつけ薬剤師・薬局として機能することが難しい」と曖昧である。
これに対して規制改革推進会議は「答えになっていない」として、年明けに正式な回答をもらうことになっていた。
それが今月14日である。

ここでも議論は堂々巡りで結局結論も納得も得られず、あらためて説明を求める方針が示された。
厚生労働省も苦しい対応となった。

さて、これだけもめている敷地内薬局であるが、全国各地で公募が始まる可能性が高い。
なぜなら病院の老朽化で建て替えの時期に入るからである。
これら全てに日本薬剤師会はあくまでも反対の姿勢を崩さないのだろうか。
それは極めて危険だと思う。
地域の薬薬連携は地元ならではの”馴染み”があるから成り立つのではないのか。
地域に馴染みがない大手調剤チェーンが敷地内を占有したらどうなるのだろうか。

何度も繰り返すが決まったことは、決まったこととして受け止めないといけない。
今回の規制改革推進会議に対して厚生労働省も明確に敷地内薬局に対するダメな理由が示せなかった。
この議論の行方の影響は大きい。

はっきり言って地域の薬剤師会の会長の薬局は小ぶりが多い。
自分たちが参入できるかどうか微妙である。
そうなると”トンビが油揚げをさらっていく“みたいなのは面白くないって感じじゃないだろうか。
何となく薬剤師会の組織構造に問題がありそうな気もする。

地元の多少力がある会社が油揚げをさらってもいいじゃないか。
仲間なんだから。
そうすると多少なりとも油揚げのご相伴にあずかることぐらいは可能だ。

油揚げを受ける器は大きい方がいい。






目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ



コメント

間に合させろ

2017-02-21 06:06:22 | 薬局
何を寝ぼけている。

新年度に向けて薬局は何かと届出が多い。
今、自分なりに整理中であるが、とりあえず「調剤基本料」の届出は必須である。

先日、ある社長から今年1月に新規で開局した薬局の「調剤基本料」が「特別基本料」(15点)にさせられたと相談があった。
何でも厚生局から新規の届出の際に「調剤基本料1」の届出がなかったのが理由だそうだ。
「そんなの聞いてないよ」と言っても「ルールはルールです」とそっけない対応だったそうだ。
そこでいろいろ調べてみると確かに新規の場合は「調剤基本料1」の届出が必要らしい。
ただ、新規の届出の際に、ほとんどの厚生局が「こちらの届出も必要ですから」と教えてくれていることも分かった。
これがなかった。
「怒っていいですか」と聞かれたので、もちろん「怒れ」である。
結果として、高飛車に「仕方ないけど遡及する」となったそうだ。
あったりまえだ!
なめんなよって言いたくなる。

さて、今問題になっているのが「かかりつけ薬剤師指導料」の「研修認定薬剤師」の認定証である。
先ずもって急に出てきた資格認定だったせいもあり、シールを張る手帳も不足していた。
やっと間に合った頃には認定申請が殺到している。
その殺到は十分予測できたはずにもかかわらず混乱が生じている。
この認定書は3月までの経過処置となっており、取得することを前提に「かかりつけ薬剤師指導料」の算定が始まっている。
それだけではない。
これに関連して「基準調剤加算」も連動している。
認定証がもらえないと全てが水泡となる可能性が出てきた。

その認定証を発行するのが公益財団法人「日本薬剤師研修センター」である。
現状では1月までの申請については3月末くらいには発送できるらしい。
これがギリだ。
と言っても既に1月は過ぎた。
これからの申請については4~5月になると言うから恐ろしい。
現段階では厚生労働省保険局医療課として、間に合わない場合の手立ては考えていないそうだ。
となると、「かかりつけ薬剤師指導料」および「基準調剤加算」はどうなるのか。
まったく“お役所仕事”とはよく言ったものだ。

ただ安心しして欲しい。
確かかどうかは各自確認して欲しいが、認定が確認できる、例えば「はがき」などでも認めてもらえそうだ。
あくまでも地方厚生局に確認して欲しい。

2016年の調剤報酬改定では何かとトラブルが多い。
何となく忘れかけているが「地域活動」は未だに地域ごとに異なる。
しかも薬剤師会を通じた活動が多くなるために、否応なしに薬剤師会への入会が必要になる。
それを会員が増えたと喜んでいるのもどうかと思う。

50店舗以上ある知り合いの薬局では薬剤師会から脱会していたが、昨年の4月から再入会したそうだ。
「地域活動」のために。

おかしい!







目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ



コメント

あばれるじじぃ君

2017-02-20 05:08:28 | 薬局
どうする!

薬局の受付で何やら高齢者が大きな声を出して怒っている。
薬剤師の服薬指導に腹を立てているようだ。
何があったのかもう訳が分からないが怒っている。
大声は止まらない。

そんな事ってないだろうか。
実は、先日見たヤッホーニュースに「キレるお年寄りにどう向き合う 増える暴言・暴力トラブル」(2/14)が掲載されていた。
65歳以上の高齢者のいわゆる「暴行」が49倍にも激増だそうだ。
2016年版「犯罪白書」によると、少年犯罪や外国人犯罪はピーク時の3分の1までに減少している。
ところが65歳以上の犯罪は急増しており、「暴行」による検挙人数が20年前の1955年では77人だったが、2015年には3,808人になっている。
その他にも「殺人」が約2.5倍、「強盗」が約8倍、「傷害」は約9倍だそうだ。
中でも驚くのが「暴行」の49倍である。
特に急激に増えだしたのは2005年からである。
私鉄やJRなどの計33社局が2016年に発表した、鉄道係員に対する暴力行為では60代以上が最も多く23.8%だそうだ。
この増加傾向はさらに続くと思われる。

そこで心配になるのが初めに書いたように薬局内でのトラブルである。
2013年に私立大学病院医療安全推進連絡協議会が発表した資料では、医師や看護師等が患者やその家族、見舞客の約2万9,000人から「暴言」「暴力」「セクハラ」を受けた経験があるかと尋ねたところ、「暴言」については41.5%、「暴力」が14.8%、「セクハラ」が14.1%だったそうだ。
いずれも50代、60代、70代が多く、「暴力」については70代が24.2%と最も多かった。
気を付けなければならない。

高齢者が暴力行為に及ぶ原因は定かではないが、脳の機能低下と身辺環境変化が大きく影響していると考えられている。
脳の機能低下は脳の神経細胞が減少し、徐々に萎縮し、脳の感情や理性、意欲、思考などをつかさどる前頭葉の機能低下が原因のようだ。
これにより感情を制御出来なくなる。

環境変化は人との関わりが薄れ不満や不安が溜まり易くなり、ちょっとしたことで怒りに転化する。
“寂しさ余って憎さ百倍”って感じかな。(ちょっと違うかな?)
さらに、70代は「会社人間」の始まりでもあり、現役時代を抑圧された環境で過ごしてきた。
その反動ではないかとも言われているそうだ。

そんな原因はどうでもいいので薬局で暴れて欲しくない。
対応方法は極めて受動的ではあるが「受容」となる。
理不尽でも無条件に受け入れることだそうだ。
真摯に耳を傾けて「傾聴」し、相手の気持ちに寄り添う「共感」に尽きる。

とは言っても…。

女性の薬剤師が服薬指導をしていたら、突然おじいちゃんがオッパイを揉んだそうだ。

こんな時こそ社長の出番だ。
可愛い社員に任せるのではなく寛容に受け止めてお帰りいただく技を磨いて欲しいものだ。
って、寛容になれるかよ!

社長は社員の盾になれ!






目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ



コメント

真実の声

2017-02-19 05:53:31 | 薬局
患者に聞いてみよう。

薬局は立地が勝負と言うが、それだけで患者が来るのだろうか。
今、敷地内薬局の是非が問題になっているが、その病院の患者は根こそぎその敷地内薬局に行ってしまうのか。
そうだとしたら処方せんは面には広がらない。
意外に思うかもしれないがマンツーマンの薬局でも、門前薬局でも、それなりに地域の処方せんを応需していることが多い。
それはなぜなのか。

患者は立地だけで薬局を選んでるわけではなさそうだ。
そんな患者の心理をあれこれ探っても埒が明かない。
なぜなら自分はその患者じゃないからだ。
患者の事は患者に聞くのが一番じゃないだろうか。
そのためには門前の医療機関以外の処方せんを持参してくれた患者に直接聞いてみる。
「なぜうちの薬局に来ていただいたのですか」と。
実はこの答えこそが自薬局の強みじゃないだろうか。
この強みをもっと強くすると、もっと多くの患者が処方せんを持参してくれる可能性を秘めている。

例えば、“近所に住んでいる”からと単純な理由かもしれない。
それも大事なポイントである。
近所だから来てくれたなら、もっと近所にアピールする必要がある。
それが自薬局をアピールするチラシを作成するきっかけになり、少なくとも半径500mの範囲にポスティングを行う。
それも出来れば金曜日や土曜日は避けた方がいい。
新聞のチラシが少ないタイミングが良い。

“スタッフの対応が良い”からもある。
そんな時は、もっと素晴らしい対応とは何かを皆で考えてみてはどうだろうか。
もちろんスタッフへの感謝も大事だ。
これもいつもセミナーでお話ししているが、処方せんを受け取る時に患者の名前を囁いて受け取ってはどうか。
あなたからの処方せんに感謝の気持ちが伝わりそうな気がする。

「なぜうちの薬局に来ていただいたのですか」は魔法の言葉だ。

「かかりつけ薬剤師指導料」がなかなか進まない薬局がある。
既に何人かの同意を得て算定している患者もいる。
そんな時は患者に直接「〇〇様のかかりつけを担当して〇ヶ月が過ぎました。このかかりつけ制度はいかがでしょうか」と聞いてみる。
そこで「無いも変わらない」と言われた時は大いに反省が必要だ。
しかし、「あなたで良かった」となったら、こんな素晴らしいことはないじゃないだろうか。
この素晴らしさを薬局内で共有して欲しい。
今まで「かかりつけ薬剤師指導料」を算定していて怒った患者の報告はない。
逆に「何でも相談できるので安心できる」の声は聞こえている。

薬剤師よ!
プロは素人と異なり付加価値の分だけ対価が得られる。
多少の費用負担よりも喜んでもらえる対応こそがプロたるゆえんじゃないだろうか。
もっと勇気をもってプロ意識を発揮して欲しい。

“あなたに会いたくて”と言われるセミナーをしたいと日々努力している私だった。


今日は”はとバスツアー”に出かける。
「伊勢海老・あわび・サザエ・フグ!豪快海鮮炉端焼と黄色の絨毯菜の花咲き誇る風景」である。

自分へのご褒美!




目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ



コメント