粛々と準備は出来つつある。
シニア向け女性誌のハルメクからへそくりに関する調査が公表されている。
対象は60~79歳の結婚している男女737人で、インターネットを通じて1月に調査している。
それによるとへそくりの有無は「ある」が54%と半数を上回った。
金額的に最も多いのは「50~200万円未満」が29%、「50万円未満」が23%、「200~500万円未満」が17%、「1,000万円以上」が16%となっている。
へそくりで1,000万円を超えるとはちょっと凄すぎる。
結果として平均は436万円で、男性の平均は330万円、女性の平均が514万円となった。
面白いのは夫婦仲が悪いほどへそくり額が多い傾向にあり、仲がいいと妻のへそくりは479万円、不仲だと898万円だそうだ。
何時でも出ていく準備が出来ていそうだ。
我が家は小遣い制である。
必要な時に「〇〇万円用意しておいて」となる。
但し、これは現金の場合で、ほとんどの支払いはカード決済である。
実は、自分の銀行カードは持っていない。
この年になるとあまりお金も使わない。
最もお金がなかった時期は、子供たちが大学に行っている時だった。
ちょうど40代後半から50代初めかな。
子どもは3人いて、3人ともが勉強熱心なのか浪人して大学に入っている。
私の勧めもあり札幌の大学ではなく東京に行かせた。
大学の授業料の他に生活費が必要になる。
今さらながらに自分の親はよくやったと感心させられる。
我が家は田舎で小さな花屋だった。
年金生活が近づくと老後の生活に気になりだした。
何年か前に”おひとりさま3,000万円、おふたりさま5,000万円“を思い出す。
私が前職を辞めた時に末の娘が大学に入学した。
ちょっと深刻に考えた時期である。
今は少しずつ”おふたりさま”の目標に向かってコツコツ生活している。
家内のへそくりが気になる。
使いっぷりが良いので貯めてはいないと思うが、ざるも困る。