医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

髭剃り300円也

2014-06-30 06:41:21 | 薬局
職業がらなのか…。

街を歩いていて気になるのが店の売上や利益である。
例えば、床屋の売上はいくらだろうか。
東京の床屋は協会の様なことろがあり、ある程度統一していてセット料金が4,000円である。
私は床屋で髭を剃るのが嫌なので、髭剃りなしで3,700円となる。
それでも1時間ほどかかる。
と考えると時給4,000円となる。
1日に8時間働くと4,000円×8人となり32,000円になる。
但し、これは休みなしで客が来て、尚且つ手の疲労もないとしてである。
近所の床屋は月曜日が定休日となっているので1ヶ月に25日ほど稼働する。
32,000円×25日で80万円となる。
これがマックスである。
年収にすると960万円となるが、ここには原価がある。
少なくてもシャンプー、リンス、髭剃り後のクリーム、トニックなどの消耗がある。
その他にも電気、ガス、水道などもかかる。
既に終わっていると思われるが初期投資の減価償却費なども大きいはずである。
何と言っても専用のいすと洗面台などはかなり高そうだ。
そして、賃料などもかかる。
そうなると960万円は夢の中となる。
実際には常に客が来るわけでもないので、年収としては500~600万円程度じゃないだろうか。

近所のラーメン屋が無くなった。
ラーメンは1杯700~800円だろうか。
この原価はせいぜい30%くらいかな…?
そうなると1杯から出る利益は500円前後となる。
昼のピーク時にどれだけの人が回転するかで売り上げも利益も変わる。
カウンターだけの店で10席とすると11時半から14時までの2時間半で、一人を30分でこなすと5回転で50人分となる。
利益が500円とすると50人分で25,000円となる。
原価に何を入れるかによるが、30日働いたとしても75万円である。
ここから家賃や諸経費が引かれる。
忙しい様でもあまり儲からないことが分かる。
因みに、ピーク時は1人では対応できない。

処方せんが1日に50枚来る薬局では、技術料が2,000円として薬価差益が500円とすると利益は2,500円となる。
1日の粗利益は125,000となる。
ここから薬剤師が時給で2,500円として事務職が800円とすると、合わせて3,300円となる。
8時間の業務とすると26,400円が人件費となる。
その他に電気、ガス、水道代や家賃を差し引いても、床屋やラーメン屋よりははるかにいいことが分かる。
単純ではないが儲かっている様な気がする。

恵まれている。
何となく分かったかな…?

その恵まれている事に対する感謝を患者に向けよう。

追加!
「市販薬 『薬局で購入=安心 ネットで購入=危険』は本当か」なるYahooニュースが、なぜ今さらなのか。
この件については意味不明な議論の末に面倒な販売方法が決まった。
後は、実際に五感を使って患者からのメッセージが汲み取れるかどうかじゃないのか。
このスキルを薬剤師会として研修でもしたらいいかも。
OTC市場を売りづらくする制度にはちょっと閉口する。
そして、申し訳ないが登録販売者制度には反対である。

ふと思い書いちゃった。






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お砂糖たっぷりコーヒー

2014-06-29 06:45:53 | 薬局
図々しい奴が向いている。

在宅訪問業務で大事なことは自宅内まで入り込むことである。
玄関先で薬を渡したり説明をしてはいけない。
これでは650円も「ください」とは言えない。

「こんにちは、薬局の〇〇です」と家の中に入る図々しさが必要である。
家の中に入ると患者や家族からの生の情報が聞き取れる。
また、生活スタイルなども良く分かる。
そこからのアドバイスは的を射る事が多い。

意外に薬に関する疑問が多い。
もちろん薬だけじゃない。
普段飲んでいるサプリメントの効果なども聞きたがる。
あっさり「それって吸収しませんよ」では困る。
鰯の頭も信心からと言うじゃないか。(鰯は頭じゃなくって油だったかな)
これに対応できるだけの雑学も必要になる。

先ず、家の中に入りソファーに座る。
いつの間にか奥さんの姿が見えない。
その内に奥の台所の方から「ピ~」と音がする。
どうやらお湯を沸かしてくれたようだ。
ややしばらくするとコーヒーカップから湯気が立ち上るコーヒーを御盆にのって持ってくる。
「いやいや、お気を使わないでください」
テーブルの上にカップが置かれる。
取りあえず薬の説明や服薬状況の確認、何か体調の変化がないか聞き取りを行う。
さて、ひと通り終えてせっかくのコーヒーを飲もうとするが、これがまた飛び切り熱い。
しかも超甘口である。
世間話をしながら汗をかきながら、口の中が火傷しながら飲み込んでいく。
この飲むのに時間がかかって、その間に何やら質問が次から次と出てくる。
ゆっくりしたいのではなく熱くて飲み込めないのだ。
何と言っても相手には時間がたっぷりある。
何処で終わらせようかとタイミングを計るが、そのタイミングも掴めない。
「では、そろそろ」が3回ほど続いている。
ここはいっそのこと立ち上がるしかない。
おもむろに腰を上げて、何か話しかけられるが曖昧な返事をしながら玄関に向かう。
靴を履いて振り返る時は最高の笑顔を提供して玄関を出る。
車に乗るが家族が外で見送ってくれている。
急いでシートベルトを締めて、窓を開けて手を振りながら「では、また」とスタートする。

では、また~。

ネパールもインドネシアも一般の人の月収は2~3万円だそうだ。
ほんの少しでいいから使い切れないくらいの報酬の方が、現地で働ける場を作ってくれると、どんなにか素晴らしいだろうか。
病院でも診療所でもありがたい。
と、ふと思ってしまった。
死ぬまでに使い切れないのは不幸な気がする。




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ホームもいろいろ

2014-06-28 06:47:52 | 薬局
何が違うのでしょうか。  

「おじいちゃんが一人暮らしで生活状態や火の始末が心配で」と高齢者施設に関する問い合わせがあったら…どうする。
だいたいこんな相談が来るころにはかなり認知症も出始めているのではないだろうか。
そんな憶測はさて置き、この相談に知らん顔も出来ない。

先ず、分類上で介護保険施設と言うと3つある。
先ず、「療養病棟」(介護療養型医療施設)があり「老人保健施設」(介護老人保健施設)、「特別養護老人ホーム」(介護老人福祉施設)がある。
療養病棟は医療施設と介護施設があり少し紛らわしい。
処方せんは特別養護老人ホームから出る。
他の2施設は施設内での定額の中に薬が含まれている。
因みに、特別養護老人ホームは施設が住居となっているが、他は住居扱いではなく通過型の位置づけである。

最近よく耳にするのが「サービス付き高齢者住宅」(サ高住)である。
これは食事が出るアパートだと考えると分かりやすい。
部屋が住居扱いとなるので、介護認定があるとサービスが受けられる。
ホームヘルプサービスやデイサービスなどは、ケアマネジャーが利用者と相談して決めていく。
基本的には外部を利用することになるが、施設経営者がデイサービスやホームヘルプサービススを自前で抱えているパターンが多く、半強制的にサービスメニューが決められるケースも見られる。
施設側がケアマネジャーを巻き込んで支給限度額の上限までサービスを組んでしまう。
そんな様子を「お手盛りケアマネ」などとある新聞が記事として取り上げていた。
ここでの「サービス付き」とは、24時間の見守り、緊急時の対応、医療・介護相談となっている。
利用者は身の回りのお世話も施設がやってくれると勘違いがある。
ここも利用者が間違えやすい部分となっている。

施設内でホームヘルプもデイサービスも一体的に行っているのが「特定施設」となる。
これは元々が「介護付き有料老人ホーム」だったが、介護保険導入時に介護認定を受けて「特定施設」として誕生した。

この他に高級感のある「有料老人ホーム」もあり、低所得者が優先される「ケアハウス」もある。
入所条件に認知症があるのは「グループホーム」である。
1ユニットが9人となっており、通常は2ユニットの18人定員が多い。

これらの高齢者施設へ医療機関が訪問診療を行っていた。
今回の診療報酬で大幅に引き下げがあり、施設診療から撤退する医療機関も出てきた。
この診療報酬にはかなりの問題と無理があり、早急に改善されるものと見込まれる。

今から15年後の2030年ころは、今より40万人も多く亡くなると見込まれている。
その40万人強が高齢者施設とされている。
高齢者施設での死亡は、高齢者施設での医療度が高いことを示している。

ますます薬剤師の高齢者施設での出番に期待される。

先ずは、高齢者施設を見学してみよう!



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20万円もでるけど18万円分

2014-06-27 06:38:02 | 薬局
自宅も使いやすく。  

介護保険には自宅で療養出来る様に住宅改修や介護用品のレンタル、購入などの給付もある。
この辺も知っておきたいサービスである。

住宅改修には手すりの取付け、段差の解消、滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更、引き戸等への扉の取替え、洋式便器等への便器の取替えなどがある。
高齢者の家庭内事故死が最も多いのがお風呂での溺死である。
和式のお風呂は跨ぐのが大変で台などが必要になるが、洋式のお風呂は浅く平べったい。
高齢者はどうしても肩までお湯につかりたいと思い寝そべって、そのまま足が上がった状態でお湯に潜り込んでしまう。
2番目が階段からの転倒である。
手すりがあると助かったのに。
段差も危険である。
高齢者になると3mmの段差でも転倒する可能性がある。
特に女性の転倒は骨が弱くなっているので大腿骨頸部骨折になると寝たきりになってしまう。
床面なども転んでも痛くない様にクッションフロアーなどにする事も出来る。
転倒の原因として夜間の眠剤などがある。
寝ぼけ状態でふらつくのだ。
その他には下剤や利尿剤も待ったなしなので、急がされる。

車いすでの移動では扉の利用は難しい。
そこで扉から引き戸に替える事も効果的である。
今どき和式のトイレは珍しいが洋式への切り替えもある。
但し、ウォシュレットは対象外だったと思った。

これらの住宅改修が20万円まで介護保険の適用になる。
但し自己負担は1割となっている。
住宅が不便な時は遠慮なくケアマネジャーに相談する。
必要かどうかはケアマネジャーとの相談によるが、事前申請が必要となるので勝手には出来ない。

この他に介護用品のレンタルがある。
車いすや特殊寝台などがある。
特殊寝台とは足の部分や背中の部分などが上下する電動ベッドである。
レンタルにむかないポータブルトイレなどは購入品となり、こちらも10万円までが保険の対象となっている。

これらは概略であるが、これから自宅で療養生活を過ごす高齢者が増えてくる。
薬剤師も自宅に訪問する機会が増えてくる。
ケアマネジャーやサービス提供業者とも連携が大切になる中で、どこまで会話についていけるだろうか。
知らずに恥をかくだけならいいが、知らずに相手にされなくなるのは恐ろしい。

因みに、興味がある方は東京商工会議所の「福祉住環境コーディネーター」に挑戦してみてはいかがだろうか。
年に2回試験がある。
もちろん私は持っている。




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漢字表現の介護

2014-06-26 06:41:08 | 薬局
どんなサービスが受けられるのか。  

介護認定を受けると介護サービスが利用できる。
認定の度合いによって受けられるサービスの限度額(支給限度額)が決まっている。
要支援1の5,003単位から要介護5の36,065単位まである。
利用者は、受けたサービスの1割の負担となっている。
因みに、この介護保険では患者とは言わない。
サービスを利用するので「利用者」となる。
報酬も調剤報酬は「点」であるが、介護報酬は「単位」となる。
この単位であるが地域によって1単位の単価が異なる。
基本は1単位が10円であるが人件費や物価などを勘案して、例えば東京都などは11.26円だったりする。
但し、どういうわけか「居宅療養管理指導費」は全国一律で10円となっている.
さらに利用者が受ける支給限度額に居宅療養管理指導料は含まれない。
ケアマネジャーのプランの外にある。

ここでは在宅サービスの概要について紹介したい。
よくあるサービスに「訪問介護」(ホームヘルプサービス)がある。
食事や排せつ、入浴、衣類の着脱、通院介助などを「身体介護」と言う。
掃除や洗濯、買い物などは「生活援助」と呼ばれている。
この「生活援助」については家族との同居の場合支給されない場合が多い。
家族の分までやらせていた経緯があり、今では給付要件が厳しくなっている。
介護サービスは漢字表現が多いが、これは小泉首相がカタカナ表示を嫌って漢字にした。

次に耳にするのが「通所介護」(デイサービス)である。
日帰りで入浴や食事、健康維持のためのレクレーションなどが行われている。
これに似たのが「通所リハビリテーション」(デイケア)がある。
こちらは医療機関などが理学療法士(PT)や作業療法士(OT)が行うリハビリを中心とした施設である。
朝の8時くらいから10時くらいまで街中を「〇〇デイサービス」と書かれた車が多いことに気が付くと思う。
最近では、デイサービスが終了する18時くらいから、高齢者がそのまま居残り寝泊りをする「お泊りデイ」なども始まっている。
帰る家がないのか、帰してもらえないのか翌日まで低料金で宿泊して、そのままデイサービスを受けるお年寄りも増えている。
うぅ~ん、何とも言えない。

この他にも短期間の宿泊が出来る「短期入所生活介護」(ショートステイ)などもある。
家族での旅行や冠婚葬祭などでのお出かけ、介護疲れを癒すレスパイト(休息、息抜き)などで高齢者を預ける仕組みもある。
連続30日まで利用可能だそうだ。
30日も居たら戻る部屋がなくなりそうだ。

これくらいは知っておいて欲しい。

最近、我が家の老婆もデイサービスに通う様になった。
お風呂はここで入れてもらっている。
始めは嫌がっていたがお友達も出来た様で、出かける時は楽しそうにしている。
介護保険を払っているのだから有効に利用しなくっちゃ。

気になる木になる。
メーカーの不適切な治験への関与は如何なものか。
彼らが儲けていないならいざ知らず、役員の報酬は億円単位で、社員の平均給与も1,000万円を超える。
しっかり白黒つけて欲しいものだ。


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薬剤師に聞いてみよう!

2014-06-25 06:46:05 | 薬局
どうしたらいいのでしょうか。  

薬局の近所の方がいらして「家のおばあちゃんなんですが、介護認定を受けたいと思っています。どうしたらいいでしょうか」。
こんな問い合わせに何と答えるだろうか。

高齢者は何らかの疾患を抱えている方が多い。
理想的には“無病息災”が望ましいが、“多病息災”でもいいではないか。
要は病気を持ちながらもADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)が維持できる療養環境が大切になる。
ADLとは、食事や排泄、整容、移動、入浴等の基本的な行動をさす。
さらにIADLは「手段的日常生活動作」と訳され、日常生活を送る上で必要な動作のうち、ADLより複雑で高次な動作をさす。
例えば、買い物や洗濯、掃除等の家事全般や、金銭管理や服薬管理、外出して乗り物に乗ること等で、最近は、趣味のための活動も含むと考えられるようになってきている。
またQOLとは人間らしく、満足して生活しているかを 評価する考え方である。

疾患を抱えている高齢者には、それ相応の処方せんが付きものである。
そして高齢者には処方せんとその背中合わせに介護も必要になると考えられる。
その介護の相談にのれなくていいのだろうか。

さて、先ほどの問い合わせにどれだけの薬剤師が対応できるだろうか。
セミナーで聞く限りほぼ全滅に近い状態である。

そこで先ほどの問い合わせは…。
先ず、介護認定の申請が必要になる。
申請は近くの「居宅介護支援事業所」または「地域包括支援センター」でも代理申請を行ってくれる。
ところが、このどちらも、どこにあるのか知らないことが多い。
これらはWAMネットで検索すると最寄が分かる。
どちらにしても窓口は市町村の介護保険課となる。
ここに申請すると1週間以内に訪問調査が行われる。
調査員が家庭に訪問して30分から1時間ほど聞き取り調査が行われる。
「昨夜は、何を食べましたか」、「今日は何年の何月、何日ですか」、「自分で服を着れますか」、「トイレやお風呂は大丈夫ですか」などと聞かれる。
この内容はコンピュータで仮判定が出てくる。
これと並行して主治医からの意見書が取り寄せられる。
これらの資料を基に「介護認定審査会」で介護認定が決まる。
もちろん認定結果に不服がある場合は、通知から60日以内に申し立てが可能となっている。
認定が決まると次は利用サービスの選択となる。
ここはケアマネジャーとの相談が必要になる。
ここまでの流れを説明したいものである。
もちろんどこにケアマネジャーがいるかも紹介できるようにしたい。

因みに、要支援1~2は地域包括支援センター、要介護1~5になると居宅介護支援事業所のケアマネジャーが担当となる。

次回はサービス内容について考えてみたい。





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宅に在り

2014-06-24 06:41:23 | 薬局
陰に隠れているが…。   

「地域医療・介護推進法」の医療バージョンが気になる。
先日もブログで紹介したが、都道府県ごとに医療費の目標が設定される。
特にペナルティーはないが、それなりのお達しはあると思われる。
地域医療とは都道府県の医療供給体制を意味している。

今回の制度改正は高齢化、人口減、財政難の三重苦をどの様に乗り越えるかの手始めである。
特に都市部で高齢者があふれる異常事態が始まりつつある。
都市部近郊で、一戸建てで生活していたのが、家が古くなり便利な都市部への移動が始まっている。
このままでは都市部に高齢者が医療や介護サービスを求めて漂流することになる。
そこで、地方の医療・介護の充実が必須となっている。

新制度は病院中心の高齢者サービスから、人材や財源を地域に移し、在宅で医療・介護のサービスを受けながら、看取りまでカバーする「地域完結型」の仕組みを作ろうとしている。
結果として、高齢者の増加に合わせたサービスを増やすのではなく、在宅を重視して自前で頑張ってもらい、足りない部分を追加するサービスに転換する。

具体的には今の病床区分を大きく「高度急性期病棟」、「急性期病棟」、「回復期病棟」、「慢性期病棟」の4つに分ける。
高度急性期は救急医療などを積極的に受け入れて、状態の早期安定を図る医療の提供になる。
急性期とは、その安定した状態から自宅に帰す医療となる。
回復期とは、在宅復帰に向けた医療やリハビリテーションが主体となり、急性期を経過した脳血管疾患や大腿骨頸部骨折など具体的に疾患が示されている。
慢性期とは、長期にわたる患者はもちろんであるが、重度の障害者や筋ジストロフィー、難病患者などが対象であり、単に高齢者の療養とは異なる。
それぞれが限られた医療資源である。

上記の内容から明らかな様に医療度の高い患者が自宅復帰せざるを得ない。
今回の診療報酬でも既に看護レベルの最も高い7対1看護には自宅復帰率等の算定要件が75%とあり、かなりの病院がハードルを越えようと在宅に取り組んでいる。
また、療養病棟にも在宅復帰率50%が病棟加算に組み込まれている。
さらに、リハビリ病棟でも自宅に帰る際の住宅改修提案が点数化されている。

要は、国を挙げての在宅医療への取り組みが始まっているってことである。
だから「調剤基準加算」に24時間調剤及び在宅業務の体制整備が重要となる。

ここんとこしっかりと頭に入れよ!




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マイなんだぁ

2014-06-23 06:32:40 | 薬局
上手くいのだろうか。  

医療費の抑制はひっ迫した状態のようだ。
本来であれば大胆な改革を推し進めていきたいところだが、どうも政治家がらみで面倒である。
であるなら、制度を見直すより無駄を元からチェックするしかなくなる。

年金などの社会保障料や税務などの情報を管理する「マイナンバー」が2016年1月から運用が始まる。
このマイナンバーを政府は医療分野にも活用する方針だそうだ。

具体的には本人の同意があれば医療機関や介護施設が、個人の医療情報等を共有し、無駄な検査や投薬を避けられるようになるとのこと。
避けられるとは聞こえがいいが、要はチェックして是正させるとなる。
誰が無駄と判断するのか難しい問題だ。

マイナンバーは健康保険証などに載せて医療機関のカルテやレセプトなどと連結させる。
カルテとレセプトが連結すると困る人も出てくるだろう。
カルテとレセプトは本音と建前の様なところがある。
この情報は個人が自分の番号をネットなどで検索すると、過去の診療や投薬の履歴を見る事も出来る。
見られると困る人もいるかもしれない。
この情報は転職などで医療保険が変わってもマイナンバーが覚えてくれている。

これってマイナンバーが無くても出来そうなものじゃないのか。
既に、レセプトデータは電子化されている。
このビッグデータを活用したら何でもできる。

それよりもマイナンバーに健康保険証機能が掲載され、医療機関の受診記録や受診内容、カルテ、レセプト内容などはもちろん。
それ以外にも紙の処方せんから電子処方せんに、電子版お薬手帳も、これだけあれば投薬記録が見られる。
医療機関で処方内容を「ピッ」と入力し、薬局で「ピッ」とタッチするだけでOKである。
しかも医療機関で処方する段階で、重複や相互作用がある場合はアラームが鳴る。

このマイナンバーであるが、先日ブログ(6/13)に書いた様な内容が出来るとある。
国は縦割り行政である。
マイナンバーは総務省でレセプトは厚生労働省の所管だ。
頭が良い人の集まりなんだから無駄な作業をせずに、まとめてやってはいかがだろうか。
お金もないのだから。
天下りも海女なら海面から下るとアワビになる。

ただ、このマイナンバーを医療分野で使うことを日本医師会は反発しているそうだ。
何かやましいことでも…。

今日からちょっとお出かけをする。
ブログはまとめて書きためてある。
面白みがないかもしれないが、お付き合い願いたい。
ただし、息子がアップし忘れなければ。




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キャスターが来やすた

2014-06-22 05:39:49 | 薬局
ますますデカくなっている。

飛行機で移動が多い私は機内持ち込み荷物にも気を配る。
なぜなら人の姿を見ていて「嫌だなぁ」と感じるからだ。
なぜかしら持ち込み荷物が大型化する傾向にある様な気がする。

取りあえず金属探知機に入れる際には枠があり、それを超える場合は係りの人が簡単にその枠を持ち上げて通過させる。
なら、枠は要らないだろう。
機内に持ち込んで上の棚に上げられない女性がいた。
自分でできないことをCA(キャビンアテンダント)にさせるなよ。
中には上の棚に入らない明らかに大きなバッグもある。
CAは怒りもせず、どこかに保管してくれる。

このバッグの大型化はキャスター付がついてからの様な気がする。
このキャスター付が曲者である。
自分では便利かもしれないが、後ろを歩く私にとっては迷惑極まりない。
突然止まられたり、急に歩くのが遅くなるとぶつかってしまう。
正直なところ蹴飛ばしたくなる。
確かに海外旅行などでかなりの荷物がある場合は致し方ない。
それでも引きずるのではなく、横に並んで運んで欲しい。
何をそんなに持ち歩くのだろうか。

因みに、100席以上の便の場合、縦(55cm)、横(40cm)、幅(25cm)の合計が115cm以内だそうだ。
このサイズにはキャスターやハンドルも含まれる。
重さは10Kg以内となっている。
上記を超える場合は預けるように協力をお願いしているそうだ。
協力をお願いであれば強制できない。
但し、機内持ち込みサイズを超える手荷物を持ち込む場合は、特別旅客料金を支払うか、別途座席を購入する必要があるそうだ。
ここんところは少し厳密に運用して欲しい。

私も移動では意外に荷物が多い。
もちろんサイズには気を配っている。
で、その中身であるが実は理美容関係が重い。
その詳細については恥ずかしいので言えないが、頭は固形石鹸で洗っている。
ひげもそらなきゃならない。
シャワーの後は全身クリームとローションを混ぜて塗っている。
整髪料はいまだに“タクティス”を使っている。
息子は下着を取り換えないようだが、私は違う。

重い荷物を肩からひっかけて雨にも負けず、風にも負けず、今日も大阪に行く。





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時間差攻撃

2014-06-21 06:10:31 | 薬局
売れっ子が出ると計算し直し。

昨日(20日)に売れっ子後発医薬品が薬価収載された。
その中には今を時めかす「ディオバン」の後発医薬品も登場する。
新聞報道では何やら怪しい製品として記事に掲載されているが、医療の現場では良く使われている。
医師が使って感触がいいので継続していると思うが、イメージとしては最悪な感じがする。
と言うより、あの会社の体質そのものがどうなのか。
今後の成り行きが気になる。

効果があったかなかったかって言うなら、天下の〇〇だって40年も使わせていながら、あっさり効果の判定があいまいで引き上げた製品もある。
これこそかつての臨床データは何だったのかって言いたい。
ここにこだわるのは、私が医薬品卸のセールス(今ではMS)だったころ、尻を叩かれながら売らされた苦い経験があるからだ。
そのころは効くと思って売っていたのに…。

追補収載は「ディオバン」だけじゃない。
「ブロプレス」や「プレミネント」、「ゾメタ」の4種類がある。

さて、ここで問題になるのは後発医薬品が収載されると「後発医薬品がある先発医薬品」が増えることになる。
これが増えると後発医薬品調剤体制加算の分母が変わる。
分母が変わると言うより分母が大きくなる。
分母が大きくなると、この新しい後発医薬品を採用しないと、せっかく55%または65%を維持していたのが無くなってしまう可能性が出てくる。
ここで6月には収載と聞いて、6月4日のブログでは、この問題について軽く触れていた。
なぜ軽くかと言うとどこに聞いても答えが出てこなかったからだ。
それにしてもお騒がせな話だ。
20日に追補収載して、その日にどの様な対応にするのか発表された。

取りあえず「ブロプレス」以外は7月1日からとし、後発医薬品の発売が遅れる「ブロプレス」は10月1日からとなった。
厚生労働省は薬価収載された後発医薬品が、実際に薬局などに行き渡る期間を考慮して判断したとあるが、当たり前の事である。
この問題について当事者の薬局・薬剤師は意外に冷静で、気づいていたのか気づいていなかったのか。
あまり騒がしくなかった。
これも余裕なのか。

昨日から東京にてHSEセミナーが始まっている。
ありがたいことに若手の新人参加が増えている。
彼らにとっていい刺激になってくれることを願っている。




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