医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

毎日ブログを書き続けもうすぐ10年になります。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

ヨレヨレ自慢

2017-07-31 06:11:22 | 薬局
少し火がついてきたような。

ありがたい事であるが社内研修の依頼が増えている。
来年の調剤報酬改定に絡めた管理職研修である。
先日、読んだ時代小説に「国を守るのは城ではなく人である」とあった。
なかなかの名言だと記憶に留めていた。
確かに、厳しい時代を生き抜いていく会社には良い人材がいるような気がする。
そして良い人材は、やはり社長の背中を見ているようにも思う。

経営資源は一般的に「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」などと言う。
この中で「ヒト」の育成が一番難しく、時間もお金もかかるような気がする。
外部からの登用もあるが、期待ほどではない事が多い。

ある会社では日曜日の朝から夕方までの約6時間、経営に関する研修を自主参加で募集した。
すると30名を超える参加者があったそうだ。
急遽、会場を大きなホテルに替えている。
この研修は3回も行われる。
けして大企業ではない。

また、ある会社から来ているオーダーは9月から毎月1回の管理職向け研修で6から10回開催の要望もある。
さらに12月の2週連続での企画も舞い込んでいる。
両方とも関西方面である。
九州の医薬品卸の企画で8月から6回シリーズの管理職研修も日曜日に4時間だが、こちらも30数名が参加予定となっている。
やっと「ヒト」の重要性に気づいてきたようだ。

私は何時間であろうと基本的に立ったままお話をさせていただく。
さすがに6時間は厳しい。
終わった後の歩行はヨレヨレになる。
階段などは転げ落ちそうになる。
でも、その方が魂みたいなものが伝わると自分なりにはこだわっている。

内容は、薬局・薬剤師が置かれている現状認識から始めて、何をなすべきかをグループにて考えてもらう。
グループディスカッションは各自が持っている知識やアイデアがより具体化され、他者からの意見に気づかされる効果がある。
また、経営者や管理者が心得ておく"ヒトを動かすコツ"なども"駒形流人たらし術"なども伝授する。
これが意外に役に立つ。
決算書などの財務諸表の見方などもわかり易く解説する。
経営者には必須である。
さらに、これから重要になる"患者集め"のマーケティングの理論も私の得意とする範疇である。
何と言っても中小企業診断士の得意技だ。

これからの薬局経営には医療の仕組みや診療報酬も関係する。
そして地域連携から介護保険に関する知識も必須である。
この両方に関わってきた経験が生きる。
経験と言うと10年間実際に社長だったのが、他との差別化になっている。

と、何となくネタ切れがばれている。








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辞任できる奴はいい

2017-07-30 06:27:41 | 薬局
小売業は生きている。

所用があり地方都市で時間つぶしの街中散歩を楽しんでみた。
30度を超える猛暑で、尚且つ前日の雨のせいか湿度が高い。

先ず始めにドンキホーテに潜入した。
ここは何でもありある。
ジャングルのような陳列をかき分けて行くとドラッグコーナーを発見した。
そのエリアはまさにドラッグストアそのものだ。
品数も多く必要な商品はほぼ揃いそうだ。
もちろん近くには生活必需品がずらと並んでいる。
値段が高いのか安いかは庶民感覚がないので分からない。
ちょっと買いずらさを感じたのは店員がいない。
レジにも居なくピンポンを鳴らすとどこかからか登録販売者らしき店員が現れるようだ。
田舎者の私にはちょっと不向きだ。

次に、本物のドラッグストアを覗いてみる。
処方せんは扱っていないようだ。
ここも店舗が広い。
所狭しと商品がボリューム展示だ。
ここでは登録販売者が多数いて簡単な相談にも乗っているようだ。
この品揃えに「健康サポート薬局」で対抗出来るのだろうか。
確かに、要指導薬や第1類のOTCはないのかもしれない。
そんな事などお客さんには関係ない。
一般的に「最寄品」と呼ばれる日用雑貨が手軽に手に入る利便性には勝てない。
また、食品も豊富で、生鮮3品以外はほとんど揃う。
買い物客の8割以上が女性と言われるだけあって、主婦が商品を漁っている感がある。

最近、コンビニが変わりつつある。
店内で食事などが出来るイートインコーナーが増えている。
もちろん高齢者向けの惣菜関係も充実している。
セブンイレブンの入口が店舗中央に変わりつつある。
小売業は常に変化しながら生きている。
この新業態が何を模索しているのかを肌で感じて欲しい。
まるでダーウィンの進化論のようにイノベーションしている。

そこで切実に感じるのが調剤薬局と言う業種店がどこまでやっていけるのかである。
だからと言ってどんな業態への転換が良いかなど私にも分からない。
ただドラッグストアは確実に進化していることだけは確かだ。

金曜から南九州に出張で、昨日は呉にて研修だった。
呉には親分肌の気配り満点の若い社長がいる。
これから東京に戻る。

東京では床屋にも行かなきゃならない。
私の髪はあやしいと思っている人がいるようだが、残念ながら本物だ。
しかも染めてはいない。
チョット◯ッ◯なせいか伸びるのが早い。
そして、のんびりもしていられない。
次の準備が待ち構えている。
そして洗濯もしなくちゃ。

月曜は長野に、火曜は四国に、その後はいつもの「薬局経営研究会」で大阪、広島、福岡と移動し、さらに大分で研修があり、日曜日は福岡で研修と続く。
月曜日は福岡空港から千歳空港に向かい、札幌にて経理の打ち合わせと得意先への訪問をする。
チョッと親孝行らしき真似事をして、3坪ほどの畑の草取りと母親の部屋に掃除機をかける。
月曜日の早朝便で東京に戻る。
その日は午後から4時間の中小企業診断士の継続研修が待っている。
地獄だ!

誰か、代わってくれぇ〜。

チョット訂正!
月曜日は福岡から一度東京に戻り火曜日は東京近郊の得意先に訪問する。
水曜日に札幌だった。





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出遅れ4番

2017-07-29 06:27:34 | 薬局
準備万端整いまして候。

先日、ある主催のセミナーの講師をしてきた。
どういう訳か私は4番目の締めだ。
先の3人が何を話すのかが気になり朝からソワソワして、初めからセミナーに参加して聞いていた。

先ず始めに大手調剤チェーンの人の話である。
内容は、ほぼ自社の凄さを思い知らせるような実績が並べられた。
が、その実績が国が求めている方向性そのものである。
特に「かかりつけ薬剤師指導料」については着実に伸ばしている。
どこかでこっそり私のブログを参考にしているようだ。
その結果として「調剤基本料2・3」から「調剤基本料1」への返り咲きが顕著となっている。
もちろん在宅の実績もほぼ全店で取り組んでいる。
したがって、「基準調剤加算」も必然的について来る。
確実に、今期の業績は"快晴"だろう。

その他にも"かかりつけ薬剤師"による減薬効果も国の期待通りの成果を出している。
もう1つの注目はトレーシングレポートもかなり取り組んでいた。
「高度薬学管理機能」の用意も大学病院等の薬剤部と連携している。
気になる「健康サポート薬局」への研修終了者も着実に増やしている。
この動きの早さには敵わない。
まさに日本の調剤の先取りをしている深い話だった。

2講義目と3講義目はドラッグストアからの話である。
ドラッグストアが急成長を遂げている。
コンビニエンスストアが約11兆円の売り上げに対して、ドラッグストアは約6.5兆円である。
その伸び率がコンビニを追い越す勢いだ。
そして成長戦略が調剤であり高齢者市場でもある。
ドラッグストアは薬剤師の定着や常勤体制や形態から「健康サポート薬局」への道は厳しい。
そこで打ち出しているのが"街の健康ハブステーション"である。
このコンセプトがそれぞれの企業から形を変えて調剤市場に襲いかかっている。
何と言ってもドラッグストアと言いながらも、既に調剤の売り上げは1,000億円に迫り、500から700億円規模が目白押しである。
処方せんはドラッグストアに取って"1粒で2度美味しい"である。
粗利益率が35から37%もあり、待ち時間に買い物も期待出来る。
利用者に取っても利便性とポイント獲得がある。

戦略の核になっている"街の健康ハブステーション"が現実化しつつある。
流れが変わる。
先日も地方都市で大手ドラッグストアが進出してきたそうだ。
既にあった大手と地元が迎え討ち値引き合戦が繰り広げられていると聞く。
従来からの薬局の売り上げは大幅にダウンだそうだ。
これも時代のニーズってやつですかね。

4番目の私の話など要らないかもしれない。





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小さいけど全国だ!

2017-07-28 06:25:21 | 薬局
お陰様で100人の参加が見えてきました。

当社の様な零細企業が企画するセミナーとしては凄いと思いませんか。
今年で第6回を迎える「HSE・ネクスト全国大会」が10月22日(日)の10時から16時半まで開催される。
前日は前夜祭として懇親会が行われるが、ここもともかく熱いメンバーが揃う。
しかも語り合いも熱い。
尚且つ、料理も例年は蒸した豚肉と野菜で熱気むんむんだ。
そんな中で旧知の友人のように名刺を交換し、現況を語り合う。
皆さん汗だくである。

その「全国大会」であるが、今年も旬な話題を取りそろえている。
先ずは、何と言っても日本医師会が脅威を感じていると言われる在宅の革命児が、これからの在宅医療のあり方の方向性を示す。
2025年の”地域包括ケア“はまさに在宅医療ありきで、それに介護や行政がいかに関われるのかの「連携」がキーワドとなる。
この「連携」に薬剤師として、薬局として何ができるのかが問われている。
この話を聞かずに”地域包括ケア”への参加はあり得ない。

2つ目は2018年の診療報酬・介護報酬の同時改定を見越してのテーマである。
社会保障審議会介護保険部会のメンバーから介護報酬の方向性を直接聞く。
薬局の在宅訪問は介護報酬の「居宅療養管理指導費」がほとんどである。
その介護を担っているのがケアマネジャーである。
介護保険がどの様に動いているかを知ることはケアマネジャーとの共通認識である。
薬のことだけの管理では「居宅療養管理指導費」の算定で片手落ちになる。
「居宅療養管理指導費」には薬は出てこない。
薬を通じた居宅療養指導がポイントになる。

そして3つ目は、何と言っても勢いがあるドラッグストアからの提言である。
”街の健康ホットステーション“を掲げるだけあって、未病、予防、医療、介護、生活などのすべてからサポートできる体制を構築しつつある。
まさに「健康サポート薬局」そのものである。
ただ残念ながら現状から「健康サポート薬局」への道は厳しい。
処方せん単価が約1万円もあり、粗利益率が35~37%もある。
しかも調剤ができるまでの時間は生活必需品が買える。
極めて時間効率がいい業態である。
さらに徐々に浸透しつつある「調剤ポイント」が牙を剝く。
知らない内に処方せんが流れている。

そして、時間調整が私となる。
短い時間でしっかり要点をビッシッと指摘する。
これが2018年度の改定準備だと言い切る度胸と勇気。
はっきり言って”講釈師、見てきたような嘘をいい”的な鋭さがある。
”ここだけの話”などとぼかさずに、”これだけの話“をご披露したい。

てなわけで、Kaeのお祭りに大騒ぎしよう!






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仕掛け人

2017-07-27 05:27:30 | 薬局
呼び込んじゃダメ!

地方の基幹病院が敷地内への薬局誘致で動いている。
病院経営は厳しい。
薬局以上に診療報酬での締め付けが始まっている。
それを助長するかのように「地域医療構想」も始まっている。
2018年の診療報酬改定では急性期病棟として残せるかどうかが大きな分かれ目となる。

その厳しさからか少しでも収益を出そうと必死だ。
敷地内への薬局誘致もある面では小銭稼ぎなのかもしれない。

さて、その敷地内誘致であるが、地元薬剤師会はなぜだか反対の姿勢で臨んでいる。
お陰様で”トンビに油揚げ”ではないが、大手調剤チェーンがいともたやすく入り込んでくる。
ただ、問題は単なる場所取りだけでは済まない。
大手調剤チェーンの成長戦略はM&Aである。
まして全国の分業率が70%を超えた現状では新規出店の余地がなくなっている。
そのM&Aも地方しか残っていない。

M&Aをする際のポイントとして、薬剤師の補充が大切になる。
薬局を売りたい大きな要因に薬剤師不足がある。
永年ちやほやされてきた薬剤師は、本人たちは気づいていないかもしれないがかなり我が儘である。
一般企業の常識から少し離れている。
この薬剤師との付き合いにうんざりが薬局を手放すきっかけになっているようだ。
また、リクルートもなかなか上手くいかない。
はっきり言ってルクルートのノウハウもない。
何をしていいのか分からない。
結局のところ紹介会社から高い紹介料を支払う羽目になる。
よく働き、性格も良く、患者受けもいい薬剤師ならいいが、そうでもない薬剤師も多い。

話を敷地内薬局に戻すと、大手調剤チェーンにとって、地方の比較的大型薬局が手に入ると、そこに薬剤師の確保が出来る。
そうなると、その地域でのM&A活動も合わせて可能になる。
薬剤師不足で手放したい薬局があったとすると、買っても薬剤師の補充が出来なければ、大手調剤チェーンと言えども苦戦する。
ところが既にちょっと過剰気味に敷地内薬局に待機させておくと、そこからの派遣が可能になる。
要は、敷地内薬局が地域の薬剤師の補填ステーションになるってことである。
それが”アリの一穴”ではないが、大手調剤チェーンがその地域に進出するきっかけにもなる。
気が付くと水面下で、あそこも、ここも…になってしまう。

そんな事も考えずに反対を貫くこと自体がナンセンスじゃないだろうか。
せっかく地元の薬局が敷地内を確保したにもかかわらず、反対の姿勢を貫く薬局があった。
裏を調べてみたら、その薬局は水面下で大手調剤チェーンの資本が入っていたそうだ。

忍びの者が入り込んでいた。





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熱きライン

2017-07-26 06:20:09 | 薬局
敷地がなくなる。

昨年の10月から実質上の敷地内薬局が認められた。
その結果、せきを切ったように基幹病院が敷地内に薬局を誘致しだした。
病院の経営も厳しい。
多少なりとも敷地内に薬局を誘致して家賃収入が欲しいところだ。

これは規制改革推進会議での議論から始まった。
患者からの声があった。
いや、国民からの声である。
道路を跨いで薬局に行くのは危ない。
薬局の入り口がすぐ近くにあるのにフェンスが邪魔をしている。
など、患者からの利便性の悪さがきっかけだった。

規制改革推進会議のメンバーにしてみたら医薬分業の意義など知らない。
薬剤師の立場も関係ない。
医療・介護・保育ワーキング・グループの中に薬剤師は含まれていない。

この敷地内薬局については業界3団体の内、日本薬剤師会だけが反対の姿勢を示している。
日本保険薬局協会も日本チェーンドラッグストア協会もおおむね賛成である。
そして、日本保険薬局協会も日本チェーンドラッグストア協会も虎視眈々と敷地内への進出を狙っている。
既に病院の敷地内公募でしっかり獲得している。

にもかかわらず日本薬剤師会は相変わらず反対の姿勢を崩さず、各地でやられっぱなし状態となっている。
これでいいのだろうか。
聞くところによると地元の薬剤師会の幹部が、公募に競り勝つと他の会員から非難を浴びているとも聞く。
地元の医薬分業に向けた基盤整備は、地元の薬局でやるのが一番じゃないかと思うのは私だけだろうか。
このままでは地方の敷地内薬局は大手調剤チェーンの独占になりかなない。

これからは地域の薬局同士が連携しながらの運営が必要になる。
そのためにも地元の病院との架け橋が必要である。
その架け橋が敷地内薬局になる。
これが地元以外なら上手な連携が出来るのだろうか。

地元薬剤師会が敷地内への進出を反対してくれるお蔭で、大手調剤チェーンが入り易くなっている。

このブログでも何度も書いているが、既に決まってしまったことに反対する時は法的手段に訴えるしかない。
既に決まったしまった事は、真摯に受け止めて賢い対応が大事じゃないだろうか。
反対するなら決まる前にしたい。

その規制改革推進会議であるが、「規制改革ホットライン」を設けている。
そこには「日常生活や仕事において不便を感じている、あるいは改善を図るべきと考える規制・制度について、見直すべきと考えられるものについて、積極的な御提案を幅広くお寄せ下さい」とある。
平成29年9月1日(金)~9月30日(土)の間、集中受付を実施しているそうだ。

私なら取りあえず以下のようなことをホットラインに投げてみたい。

なぜ薬剤師がいない診療所での調剤が可能か?
なぜ登録販売者が必要なのか?
なぜ医療用医薬品の処方せん以外の医薬品が薬局で零売出来ないのか?
なぜ検査室を設けても説明できないのか?
なぜ遠隔服薬指導が求められるのか?
なぜインターネット販売が可能になるのか?
なぜ「敷地内」にも薬局が必要なのか?
なぜ在宅において看護師が薬の処方権を持てるのか?
なぜ薬のことは薬剤師で判断できないのか? (後発医薬品への切り替え、残薬調整など)

なぜこんなに無駄に長かった。。。






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きたい、さけたい

2017-07-25 05:32:29 | 薬局
国が「期待」していることとは。

このブログでも何度のお伝えしているが、新しい制度が出来たら、それをやってもらわないと政策的に失敗となる。
国が肝いりで作った「健康サポート薬局」は未だに全国で350軒を超えた程度だ。
保険薬局は5万8,300軒あると言う。
という事は全体の0.6%にしかならない。
これでいいのだろうか。
この「健康サポート薬局」の何がネックなのか。
それを検証せずに出来ないままでは国から見捨てられそうだ。
大手調剤チェーンがそろそろ動き出すだろう。
見えざる所から暗黙のプレッシャーがかかっているはずだ。
その反面で見捨てられた組織もあるような気がする。
初めから「期待」されていないのかもしれない。

もちろん「薬局機能情報制度」の中には「健康サポート薬局研修修了者」の数を評価している。
「患者のための薬局ビジョン」を踏まえての取組である。
KPIにも「研修サポート薬局研修修了者」で地域ケア会議やサービス担当者会議に出席した実績を評価している。
昨年6月の当時の医薬・生活衛生局長がメディアのインタビューに「今年のキーワードは、チーム医療や地域医療連携、医療介護連携といった連携。医薬分業も質的に変化し、これから必要なのはいかに連携を図るかだ」と述べていた。
ここでも連携できる薬剤師は「健康サポート薬局研修修了者」が当てはまる。

もう1つ期待されているのが「かかりつけ薬剤師指導料」である。
この「期待」については何度も警鐘を鳴らしてきた。
にもかかわらず「普段通りの服薬指導と変わらないのに、患者負担だけ増えるのは納得できない」と理由を並べている。
「かかりつけ薬剤師指導料」は普段通りではない。
これもこのブログで何度も言い続けてきた。

ある調剤大手チェーンが結果を出してきた。
かかりつけ薬剤師1人当たりの“かかりつけ同意書”が平均で205件だそうだ。
私は素晴らしいと思っている。
強引に取っているとかいう人もいるが患者もバカじゃない。
自分の名前を書くという事がいかに重要かぐらい知っているはずだ。
その結果として9ヵ月間の残薬調整で8,440万円もの減薬を果たしている。
これこそが国が薬剤師に期待している成果だ。
やらないのは「期待」はずれだと気付いて欲しい。

あまりにも薬剤師の動きが悪いので、ついに厚生労働省は第7次医療計画の中に「かかりつけ薬剤師の確保」を盛り込む案を出してきた。

因みに、言っておくが自分が勝手に”かかりつけ薬剤師“だと認めても国は評価できない。
「かかりつけ薬剤師指導料」の算定があって初めてカウントされる。
薬剤師の職能としてもっとしっかり取り上げた方がいいんじゃないの。

職能の団体としては。





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多すぎる薬の問題

2017-07-24 05:31:22 | 薬局
なぞが多い一包化のコメント。

医師からの指示で「一包化」が出た場合、薬剤師は薬学的知見から、その必要性を考慮する必要がある。
必要性がなければ医師からの「一包化」指示があっても自費で行わなければならない。
患者の状態から「軽度の認知症あり」「片麻痺があり錠剤がヒートから取り出し困難」「視力が弱く錠剤の紛失の可能性あり」「飲み忘れが多く整理が出来ない」などのコメントが必要だと思う。
これはあくまでも個人での管理の場合である。

さて、これが施設ならどうなるのか。
ここでの薬はヘルパーなどの施設スタッフが服薬時に飲ませている。

例えば、グループホームなら「認知があり管理できない」でコメントは十分かもしれない。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、食事付のアパートみたいなもので、それぞれが原則自己管理である。
施設スタッフなどいない。
サ高住の人員基準は1人だけである。
因みに、サ高住の「サ」は24時間の見守り、医療・介護相談、緊急時の対応である。
従って、上記のようなコメントは適当である。

ところが施設スタッフが薬の管理を行う特定施設や特別養護老人ホームなどはどうだろうか。
薬の管理は服薬時点でスタッフが配薬していると思う。
となると上記の薬学的知見も患者本人とは異なる。
施設スタッフは認知も片麻痺も目も悪くない。
となると「一包化」にするコメントが見当たらない。

そんな相談をある薬剤師に相談すると以下のようなコメントが返ってきた。
施設入居者への「一包化加算」については、明確な規定はないが、実際には算定要件を満たしていないにもかかわらず一律に点数を算定していたケースが目立つことから、認められない場合が多い。
だそうだ。
これは大変だ。
高齢者施設の「一包化加算」が個別指導で全滅になったらどうしよう。
現実に、ある県では施設の算定は原則ダメだそうだ。

他からは、こんなコメントを書いているとの報告もあった。
「個人の能力では飲み忘れ間違いのおそれあり」
なんとなく納得性がある。
他にも「多種類の薬剤で飲み忘れ飲み誤りを防止する目的で医師の指示により一包化」や「心身の特性により被包からの取り出しが困難なため医師の指示により一包化」なども教えてもらった。
確かに、施設職員が管理していると言っても、食事の横に何種類もの薬を裸のままに置かれると紛失の恐れがある。
要は、多過ぎる薬の問題だ。
薬を裸錠のままにテーブルにも置けない。
いわゆるポリファーマシーの問題である。
どちらにしてもちょっと工夫が必要だ。

昨夜は八戸で飲んでいた。
ちょっといい感じだった。
今度はゆっくり訪れてみたい街だ。

近くの恐山を恐れずに。








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ショックのう

2017-07-23 06:27:12 | 薬局
前にも書いたんだけど…。

メディカルシステムネットワーク(MSN)が“ゆうパック”を活用して、在宅患者への処方薬の宅配サービスを昨年7月から実施している。
対象となるのは重量がある輸液や栄養剤などで、薬剤師の業務負担軽減だそうだ。
このサービスの導入に当たり厚生労働省からは、温度管理の徹底を指摘されたとメディアでは書かれていた。
そう言えば保冷品を保冷庫に保管していない事件があった。
今はないと思うけど。

この記事については以前にも書いたが、いいのかどうか迷う仕組みだ。
薬剤師が対面で服薬指導を行った後に、ゆうパックで患者宅に薬が届く。
服薬指導時に薬はどうなっているのだろうか。
在宅だから当然患者宅に薬剤師が赴いて服薬指導を行っている。
この時点では薬はない。
そして、この仕組みを厚生労働省が認めている。
という事は、薬がない状態での服薬指導が可能で、後から薬が付いてくる式もOKと考えられる。

どうですか!
これって面白いと思いませんか。

薬がないとか不足した場合は、後から送ると言うのはあると思う。
私が以前やっていた薬局ではイソバイド500mlがよく処方されていた。
1人の患者に3~5本くらい処方される。
かなり重い。
今みたいに分包などなかった。
何と言ってもイソバイドだけで月間1,000万円以上の売上があった。
この時は、遠方からの患者用に自宅に送るサービスを行っていた。
送料は地方が500円で市内は300円だった思う。
ただこれとは違う。

高齢者住宅や特別養護老人ホームなどは、薬剤師が薬を配置するだけでもかなりの時間を要する。
それをMSNの”ゆうパック方式“をヒントに、薬剤師は施設などを訪問し、患者と対面で服薬状況などを確認する。
薬局に戻ってきて特に問題がなければスタッフが施設に訪問して配置する。
薬剤師の業務効率化には大きく貢献するはずだ。

調剤の範囲が不明確になりつつある。
これだけではない。
錠剤のピッキングも未だにグレーゾーンだ。
4月6日に行われた「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」では、「機械化、オートメーション化できる部分については、効率化を進めるとともに、処方箋40枚につき薬剤師1名の配置等、処方せんの枚数に応じた薬剤師の配置基準は、実態及び今後の効率化の可能性を踏まえて見直すべきである」となっている。
明らかに錠剤の「調剤料」離しのように思える。

薬剤師の職能からどうあるべきかを自らが決める時期なのではないだろうか。

えっ、誰が決めるのかって…。

昨夜は石巻で楽しい夜を過ごした。
目がさめると外は雨が…。
傘がない。
ホテルから駅まではグレーゾーンだ。







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黙って何も決めれず

2017-07-22 06:27:48 | 薬局
自分で調整していた。

お陰様で東京生活も7年半を過ぎた。
かつて住んでいた錦糸町周辺の人たちとは月に1度の飲み会がある。
私と家内以外はどなたも70歳を超えている。
元気だ。
そんな飲み会の時に「私、血圧の薬を飲んでるんだけど、もう飲まなくてもいいんじゃないかと思うの」と相談された。
薬を飲む前は上が170くらいあったそうだ。
今は100~110で落ち着いている。
彼女曰く、「治ったみたいだ」と話している。
それで血圧の薬はもう飲まなくてもいいと考えたそうだ。
素人薬剤師に「聞くなよ」と言いたくなるが、自分も飲んでいるので気持ちはよく分かる。
医師に相談すると「心臓に負担がかからないので大丈夫」と言われたそうだ。
心臓と言うくらいだからβ‐ブロッカーじゃないような気がした。
というより自分はメインテートを飲んでいる。
これって心臓に負担がかかるのかと不安になる。

その彼女が診察を終えて、処方せんを薬局に持参した。
50代の薬剤師が「久しぶりですね」の挨拶から始まる。
「お薬はどうしていました」と問われ「血圧の調子が良いので調整していました」と答えたそうだ。
すると「出来るだけきちんと飲んでください」だと。
それでいいのか?
患者は勘違いをしている。
薬で血圧が下がっているだけで飲むのを止めると血圧が高くなるそうだ。
当たり前といえば当たり前だ。
私でもわかる。
それにもかかわらず「出来るだけきちんと飲んでください」は、無責任な服薬指導で、危険極まりない。
なぜきちんと飲まなければならないのかの説明がない。

仕方がないので、ちょっと怪しいが私が薬を飲まないリスクについて説明した。
すると「そうなんだぁ~」と理解したようだ。
「血圧は治ったと思って自分で調節してはダメ」としっかり服薬指導を行った。
これって私流の”アドヒアランス”か?

今さらながらに思うのは、人は誰でも薬など飲みたくない。

昨日、近所の診療所に処方せんをもらいに受診した。
正直なところ面倒だ。
出来れば「遠隔診療」にしたいと思うのは私だけだろうか。
薬が届くなら宅配料の上乗せは苦にならない。
だって、処方せんは知り合いの薬局にFAX送信だもん。

昨日は、HSEセミナーでもあった。
そこで気づいたのは”薬剤師はもっと主張する”である。
そんな内容を早朝からまとめていた。
9時から45分間は昨日のセミナー内容のまとめがある。

眠い…zzz。。。







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